北朝鮮は「アメリカ本土攻撃計画」とか書いてある地図をバックに報道公開していたが、北朝鮮のミサイルがアメリカ本土に届く性能はない。 グアム、ハワイを正確に攻撃できる性能もない。 そこで、ミサイル攻撃した場合なんとか当たりそうな在日米軍基地の名前を出してきたようだ―神奈川県横須賀基地、青森県三沢基地、沖縄。 仮に、横須賀・三沢・沖縄の何れかに発射してもどこに落ちるか分かったもんじゃない、まだその程度のミサイルなのだが…。 しかし、ここまでトーンを上げてきた北朝鮮は引っ込みが付かないので、一二発、威嚇目的でミサイルを海洋に向けて発射する可能性はかなりある。
「ミサイル、核攻撃」、その上に具体的地名を北朝鮮が挙げると、無知な日本のマスコミは過剰反応して報道する。 軍事の知識の無い日本国民の多くはその無知な日本のマスコミの過剰反応報道に踊らされがちだ。 それこそ北朝鮮の思うツボというものだ。
在日米軍も自衛隊も、一応、警戒態勢に入っているようだが… それではHashigozakuraも「北朝鮮」の追っかけ投稿を開始しましょう――
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【追加情報、2013-4-1】 ⇒ 「<北朝鮮>米軍、米韓合同軍事演習にF22投入|最先端兵器を相次いで投入する計画(WSJ、聯合ニュース)」 (投稿日: 2013/04/01)
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北朝鮮 横須賀・三沢・沖縄も攻撃圏内
(NHKニュース 3月31日16時38分)
挑発的な言動を続ける北朝鮮に対し、日本がアメリカと連携して強い態度で臨むなか、朝鮮労働党の機関紙は、31日、横須賀、三沢、沖縄とアメリカ軍基地のある日本の地名を具体的に挙げて、ミサイル攻撃も辞さないと威嚇しました。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、31日に論評を掲載し、「朝鮮人民軍は攻撃対象を確定しており、実戦で使用する戦略ロケットは小型戦術核爆弾に劣らない特殊な威力を発揮する」と強調しました。 そのうえで「アメリカ軍基地のある横須賀、三沢、沖縄も、グアムやアメリカ本土と共にわれわれの攻撃圏内にある」として、日本の地名を具体的に挙げてミサイル攻撃も辞さないと威嚇しました。 さらに論評は「日本などから飛来する、いかなる現代的な航空機や巡航ミサイルも、数十キロから数百キロの圏外ですべて迎撃できる」とけん制しています。
日本政府は北朝鮮のミサイルを追尾できるアメリカ軍の高性能レーダーを日本国内に追加配備することにしているほか、アメリカと連携して北朝鮮に対する制裁を一段と強化しています。 こうした動きに北朝鮮は強く反発しており、アメリカだけでなく、同盟国の日本に対しても挑発的な言動をエスカレートさせています。
防衛相「孤立化深めるだけ」
小野寺防衛大臣はNHKの取材に対し、「朝鮮人民軍が、攻撃対象として具体的に日本の地名を挙げるのは例がないことではないか。このような、いわれのない威嚇は、国際社会で北朝鮮の孤立化を一層深めるだけだ。防衛省・自衛隊としては、引き続き警戒・監視を強めていく」と述べました。
また、外務省の幹部は、「北朝鮮は威嚇を繰り返しており、一つ一つに過剰に反応しない方がいい。注視していくが、冷静に対応したい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130331/t10013571981000.html
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北朝鮮 「米攻撃できる状態で待機指示」
(NHKニュース 3月29日12時53分)
アメリカ軍が、韓国との合同軍事演習にレーダーに捉えられにくいB2ステルス爆撃機を投入したことを受けて、北朝鮮の国営通信は、キム・ジョンウン第1書記が29日未明に軍の幹部と作戦会議を開き、「アメリカをミサイルで攻撃できる状態で待機するよう指示した」と伝えました。
アメリカ軍は、北朝鮮が挑発的な言動を繰り返していることから、韓国軍と合同で行っている軍事演習に、レーダーに捉えられにくいB2ステルス爆撃機を投入するという異例の措置を取りました。 これに対し、北朝鮮の国営通信は、キム・ジョンウン第1書記が、29日午前0時半に、軍の最高司令部で総参謀長や戦略ロケット軍司令官ら幹部4人を集めて緊急の作戦会議を開き、「重大な決心をした」と伝えました。
この中でキム第1書記は、アメリカ本土と、ハワイ、グアムなどの太平洋地域や韓国にあるアメリカ軍基地を、「いつでもミサイルで攻撃できる状態で待機するよう指示した」として、攻撃に関する準備計画に署名したということです。国営通信が公開した写真の1枚には、弾道ミサイルが飛行するルートを示したとみられる地図が写っており、そこには「アメリカ本土攻撃計画」と書かれています。
北朝鮮が、軍の最高司令部で開いた作戦会議の様子を明らかにしたのはこれが初めてとみられ、アメリカを重ねて威嚇するねらいがありそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130329/k10013533941000.html
● 上の記事の画像の「アメリカ本土攻撃計画」マップ部分を拡大するとこのようになる――
● 北朝鮮ミサイルの射程距離は下図に示されているように米本土には届かない
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なぜ北朝鮮の行動はエスカレートしているのか? それは北朝鮮の攻撃を想定して大規模に行われた米韓合同訓練にあるが、最大の要因は米軍がステレス爆撃機B2を合同訓練に投入しさらにその事実を公表したことだ。 もともと、米韓合同訓練に神経をとがらせていた北朝鮮はプッツンしてしまったようだ。 「なにするニダ!」とキム・ジョンウン第1書記が叫んだかどうかは定かではないが、北朝鮮は怒り狂ってしまったようだ。 もともと狂っているところに「怒り狂って」しまったので、言う事やる事はシッチャカメッチャカになった次第である。 以下、ステレス爆撃機B2の投入に関するニュース――
B2爆撃機参加で北朝鮮けん制か
(NHKニュース 3月29日19時21分)
アメリカ軍は韓国軍との合同軍事演習にB2ステルス爆撃機を投入したことを明らかにしましたが、韓国軍との演習でレーダーに捉えられにくいステルス性能を備えた爆撃機の投入を公表したのは初めてで、北朝鮮を強くけん制したものと受け止められています。
韓国駐留のアメリカ軍は28日、韓国軍と合同で行っている軍事演習に、2機のB2ステルス爆撃機を投入したことを明らかにしました。 アメリカ軍によりますと、2機はアメリカ中西部ミズーリ州のホワイトマン空軍基地から1万キロ以上を10数時間かけてノンストップで飛行し、28日の昼、韓国の西側の演習海域に到着して、そのまま韓国の島にある演習場に訓練用の爆弾を投下して帰還しました。
アメリカ軍は、韓国との合同演習にB2爆撃機が参加したことは過去にもあるものの、公表したのは今回が初めてだとしています。 B2爆撃機についてアメリカ軍は、「アジア太平洋地域における強力な抑止力として重要な位置を占めている」としており、レーダーに捉えられにくいステルス爆撃機をアメリカ本土から直接朝鮮半島に派遣できる能力を示すことで、北朝鮮を強くけん制したものと受け止められています。
B2爆撃機の演習への投入は韓国で大きな関心を集めており、29日の朝刊各紙は一面でB2爆撃機の写真を掲載し、中には、首都ソウル近郊の上空を飛ぶB2爆撃機の写真を掲載した新聞もありました。
ステルス性能備えた爆撃機
B2爆撃機は、1997年から実戦配備が始まり、現在、アメリカ軍は20機保有しています。 その最大の特徴はレーダーに捉えられにくいステルス性能を備えていることです。 機体の表面がレーダー波を吸収する素材で覆われているうえ、機体そのものが垂直尾翼や水平尾翼のない独特の形をしていて、通常の航空機と比べてレーダー波を反射する面積が少なくなっていますが、詳しいステルス性能は軍事機密とされています。 また1回の空中給油でおよそ1万8000キロメートル飛行することができます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130329/k10013548171000.html
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このB2爆撃機の米韓合同演習参加に関する記事は当事国・韓国の朝鮮日報が詳しいいのでクリップし以下に掲載する――
米国がB2爆撃機の訓練を公開、北朝鮮をけん制か
(朝鮮日報 2013/03/29 08:49)
ミズーリ州から15時間かけて飛来
爆撃訓練後に空中給油を受けて帰還
レーダーにほとんど捉えられず、北朝鮮が最も脅威に感じている米国のB2ステルス戦略爆撃機が28日、群山の稷島射撃場で爆撃訓練を行った、と韓米連合司令部が発表した。
航空機としては世界で最も高価で、1機約20億ドル(約1900億円)するB2爆撃機は、これまで秘密裏に韓半島(朝鮮半島)に出動し何度も爆撃訓練を行ってきたが、その事実が公表されるのは今回が初めてだ。これまで極秘にしてきた韓半島でのB2爆撃機の訓練を米軍当局が公にしたのは、北朝鮮の挑発の脅しに対して警告を送り、同時に韓国で持ち上がっている独自の核武装論などもけん制するため、米国の拡大抑止(核の傘)の意志を目に見える形で示したものと解釈されている。
米国ミズーリ州のホワイトマン空軍基地を前日夜に飛び立ったB2爆撃機2機は、空中給油を受けながら15時間かけて1万500キロを飛び、28日正午前後に群山の稷島射撃場上空に到着。訓練弾を投下した後、再び空中給油を受けて米国本土の基地に戻った。
韓米連合司令部は「韓国で進んでいるフォールイーグル演習の一環。長距離、往復訓練任務遂行のためミズーリ州のホワイトマン基地からB2爆撃機2機を韓国に送ることにより、アジア・太平洋地域の同盟国に拡大抑止力を提供した」と発表した。
最近韓半島で相次いで爆撃訓練を実施したB52は、運用開始から60年近くたった旧型の爆撃機だが、B2は1993年から米空軍に配備され始めた戦略爆撃機だ。全長20メートル、翼幅52メートルで、F22ステルス戦闘機に比べはるかに大きいが、レーダーに現れる大きさはF22と同じくらいで、ステルス性に優れている。B2は、北朝鮮の主席宮や核・ミサイル基地など、強力な防空網を備えていたり地下深くに隠されていたりする戦略目標を攻撃する際に力を発揮する。重さが14トンに達する超大型爆弾「バンカーバスター」GBU57MOPも搭載できる。MOPは、地表から60メートルの深さまで貫くことができ、コンクリートなら8メートル貫通する。重さ225キロの統合直接攻撃弾(JDAM)なら80発搭載することができ、一度の出撃で80カ所の目標を破壊できる。核報復をすべきときは、B61などの核爆弾16発を搭載する。生産機数がかなり減ったため値段が上がり「黄金で作った飛行機」という別名もある。配備された21機のうち1機は、2008年6月にグアムのアンダーセン基地で墜落した。
B2爆撃機は、99年に行われたNATO(北大西洋条約機構)のユーゴスラビア空爆(アライドフォース作戦)に投入されたのを手始めに、数度の実戦に投入され性能を立証した。01年のアフガニスタン戦争では、10月7日に最初の空爆を行い、3日間で6回の空爆任務を遂行した。アフガニスタン戦争に投入されたB2は、途中でどこにも降りることなく44時間18分かけて飛行し、実戦の爆撃としては最長の記録を作った。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/29//2013032900445.html
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(書きかけ中…)