日本・世界最高精度の測位システム開発、GPS誤差1センチ⇒三菱電・NEC・JAXAが共同開発した、2018年にも実用化!車・鉄道の無人運転化が可能になる日も近い…

<JAXA「準天頂衛星」システム> 日本で、わずか1センチメートルの誤差で地域の衛星測位システムの稼働を今後10年の間に可能にする技術が開発された、スゴイ! 現在の全地球測位システム(GPS)と比べ位置の測定誤差を1000分の1の1センチ程度にできる、スゴイ! その基本となるのは、新しいタイプの地上ステーションと衛星のネットワーク。 5月31日、三菱電機が発表した。 システム作りにそれぞれ取り組んだのは、三菱電機のほか、NECとJAXA(宇宙航空研究開発機構)。 ジャジャジャジャ~ン、カギを握るのはJAXAの「準天頂衛星」システムだ! 以下、日経の記事――

GPS誤差1センチ、精度世界最高 三菱電やNEC
18年にも実用化、車や鉄道の無人運転に道
(日経 2013/5/31 2:00)

日本版GPS三菱電機とNEC、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は次世代衛星を使う世界最高精度の位置測定技術を共同開発した。現在の全地球測位システム(GPS)と比べ位置の測定誤差を1000分の1の1センチ程度にできる。自動車や鉄道の無人運転など次世代交通システムの基盤技術となる。2018年にも企業が国内でサービスを始める。日本のインフラ輸出の切り札にもなりそうだ。

政府は1月策定の宇宙基本計画で日本版GPSと呼ばれる「準天頂衛星」プロジェクトを成長戦略の柱に据えた。高度な位置情報技術は国内で多様なサービスの開発につながるうえ、海外でも需要が見込める。アジア・太平洋地域では同サービス市場が年4兆円規模になるとの予測もある。

日本では米国の衛星から位置データを取得しており、測定の誤差は10メートル程度。政府は日本の上空を旋回する準天頂衛星を3個以上配備する計画で、同じ米国のGPSデータを使っても位置の誤差を1メートル以下にできるとされていた。三菱電機などは1~2センチ程度にする技術にメドをつけた。

宇宙空間に近い上空には電波を反射する層などがある。位置測定に使うデータはこれらの影響を受けて乱れが生じる。三菱電機は高度な解析技術でデータを補正する装置を開発。補正データをJAXAの通信基地から準天頂衛星に送り、位置の測定精度を飛躍的に高める。NECは衛星と地上のデータをやりとりする次世代通信技術の開発を担う。

政府は18年に衛星や基地局設備などを整え、民間企業が高度な位置情報サービスを24時間提供できるようにする。7月には東芝やホンダなど約200社が参加するGPS関連の協議会が発足。各社は用途開発で世界に先行し成長事業に育てる。

自動車や鉄道車両に位置情報を受信するチップを組み込めば、道路の渋滞を避ける信号の制御や交通案内のほか、鉄道車両の自動運転も可能になる。車道のレーン識別もできるため、将来の自動車の無人運転の基盤技術になる。建機や農機の操作の無人化にも役立つ。穀物の育成状況を把握、農薬の散布や収穫をより効率的に行える。

スマートフォン(スマホ)などに専用チップを搭載しておけば、より正確に自分の位置を確認し目的地にたどりつける。災害時には人の流れを正確に把握し、避難ルートを的確に指示できる。

政府は準天頂衛星の設備をアジアの新興国を中心に売り込む。一部アジアでは日本の準天頂衛星を活用できるため、1000億円規模の地上設備を建設すれば高度な位置情報サービスができる。

位置情報サービスの利用料金などはまだ決まっていない。サービスを国内外で普及させるためには、民間企業が準天頂衛星に対応する車載用の受信端末などを低価格で開発する必要がある。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300K8_Q3A530C1MM8000/

チョットまった! 「準天頂衛星」プロジェクトってなんだ~? そう、この世界最高精度の測位システムのカギは「準天頂衛星」にある。 JAXAのサイトでQ&Aのかたちで詳しく説明している。 以下にリンクをはるので、詳しく知りたい人は読んで見ては…..

● 「準天頂衛星」システムとは? http://qzss.jaxa.jp/01.html
● 「準天頂衛星」システム計画とは? http://qzss.jaxa.jp/02.html
● 「高精度測位実験システム」とは? http://qzss.jaxa.jp/03.html
 準天頂衛星システムがもたらす未来 http://qzss.jaxa.jp/04.html
● 準天頂衛星+GPS = ? http://qzss.jaxa.jp/05.html
● 生活にかかせないGPS  http://qzss.jaxa.jp/06.html
● 今いる場所、時間がわかる測位って? http://qzss.jaxa.jp/07.html


イイゾ~
ガンバレ、ニッポン!
桜吹雪だ
桜吹雪

詐欺集団の実体<数撃ちゃ、だませる>ルポルタージュ現在(朝日5/30)|電話ノルマ500件、「成果」に歩合給…と朝日のルポ記事は伝えている…

今日の朝日新聞朝刊35面「社会」一面一杯に掲載されていたのは詐欺集団をルポした記事―「ルポルタージュ現在」―それによると、「数撃ちゃ、だませる」、「成果に歩合給」―基本給は月25万円、だまし取った額に応じて歩合が付き、月100万円を超える者もいたという。 「勤務時間」は午前8時半~午後9時。缶詰め状態で働き、「売り上げ」が悪いと日付が変わるまで帰れない。休みは日曜だけ。 この記事をクリップして掲載――

詐欺集団の実態 <ルポルタージュ現在>1数撃ちゃ、だませる
電話ノルマ500件、成果に歩合給
詐欺集団の実態 <ルポルタージュ現在>
(朝日朝刊35面社会 2013年05月30日07時06分)

家の電話が鳴った。

詐欺集団の実態 <ルポルタージュ現在>2「インプレッサという会社からパンフレットが届いていませんか」

聞き覚えのある証券会社の社員を名乗る男が、受話器の向こうから男性(84)に聞いてきた。心当たりはなく、あしらった。だが、それから1週間、同じような電話がひっきりなし詐欺集団の実態 <ルポルタージュ現在>3にかかってきた。どれも、聞いたことがある証券会社を名乗った。

インプレッサという優良企業が近く上場する。あなたの地域限定で社債を売り出すので、代わりに買ってほしい。高値で買い取る――そう持ちかけてきた。

数日後、パンフレットが実際に家に届き、男性はすっかり信じ込んだ。

最初は300万円。電話口の男は次々に提案してくる。切りのいい金額にしないか。もう少し出せば特典がつく……。その都度買い増し、気付いたら2千万円になっていた。70代半ばまで働いてためた金や退職金を引き出した。家に金を受け取りに来たのは、毎回違う若い男。そろって地味なスーツ姿だった。

だが、予定の時期になっても上場しない。最初の電話から1カ月余り。おかしいと思い始めた昨年5月、架空の社債を買い取る名目で金をだまし取っていたグループ28人が警視庁に逮捕された。「地域限定」などとあり得ない設定で購入意欲をあおる手口だった。

被害者は全国で約370人、被害総額は30億円以上と報じられた。北関東に住むこの男性も被害者の一人だった。

目標は月3億円

電話をかけていた拠点は東京・飯田橋にあった。JRの駅から歩いて8分。築20年近い5階建ての雑居ビルだ。ゼネコンの関連部門や小さなIT会社が入居していた。その4階の約180平方メートルをフロアごと借りていた。

スーツ姿の人たちが出社する、きちんとした会社。最上階に住む大家の目にはそう映った。震災復興に関するビジネスを手がけている、と聞いていた。

複数のメンバーが匿名を条件に取材に応じた。

20代の男は拘置所で語った。

「電話をかけても、『結構です、ガチャ』で終わりが普通。でも、『数撃ちゃ当たる』でね」

被害者に最初の電話をかける担当者のノルマは1日500件。名簿業者から買ったリストを頼りに、プッシュホンを押す。5~10コールで出ないと次へ。会話ができるのは1日に10人いるかどうかだ。「ひたすら同じことを繰り返す地味な仕事。でも、運がよければひっかかる」

「勤務時間」は午前8時半~午後9時。缶詰め状態で働き、「売り上げ」が悪いと日付が変わるまで帰れない。休みは日曜だけだった。「高熱が出ても、38度くらいでは帰れなかった」

警視庁が公開した押収品の中には、「月間目標3億円」と掲げたホワイトボードがあった。互いに競わせるためか、担当者ごとの成績が記されていた。電話での感触に応じ、受付用紙に「ランクC」などと格付け。脈がある相手を、話術がたくみな上位のメンバーに引き継いでいた。

基本給は月25万円。だまし取った額に応じて歩合が付いた。100万円を超える者もいたという。

一般企業で営業を経験した30代の男は「前の会社よりはるかにきつかった」と言う。「数字に追われ、成績が悪いと『俺だけ客がついてない、やばい』と焦った」。目の下にくまを作り、栄養ドリンクを飲んで電話をかけ続けた。

入るまで詐欺集団とは知らなかった。多くのメンバーが法廷でそう証言した。拘置所で20代の男に確認すると、地元の友人から「グレーだけど、法律的には捕まらない。やる気次第でいくらでも稼げる」と誘われたという。自分も後輩を引き入れた。「友人や知人を、木の枝が広がるように集めていった」

電話で偽名を名乗り、数十の社名を使い分ける。事務所を頻繁に引っ越す。おかしいと思ったときには、自らも犯罪に手を染めていた。「辞めたいと言ってもとりあってもらえない。飛ぶ(遠くへ逃げる)しかない」

勤め先が倒産した者、給料カットが続く会社に嫌気がさして辞めた者、転職を考えて介護職を離れた者、元トラック運転手、キャバクラの客引き……。メンバーはそんな若者だったという。

憤る被害者家族

500万円の被害にあった70代の男性宅を今月訪ねた。埼玉県の畑に囲まれた一軒家。出てきた妻は「昨年亡くなりました」と顔を伏せた。

警察からの連絡で詐欺と知って気落ちし、それから1カ月で逝った。肝臓がんを患い、治療費は300万円を超えていた。話にのったのは今後の治療費が頭にあったからだ、と妻は思っている。「酒も飲まない、賭け事もしないまじめな人でした。詐欺にあわなければもっと生きていたはず」と悔しがった。

親族からも金を借り、5千万円をだまし取られた南関東の男性(72)のもとには、約20人の被告から謝罪文が届いた。「最初は詐欺と知らなかった」「職が無かった」。そんな理由がつづられていた。

物事を軽く考えている、としか男性には思えない。借金を返すため、生命保険を解約した。今後は年金とわずかな貯金でやりくりしていくという。

だまし取った金の使い道を、取材したメンバーの一人に聞いた。「飲みや遊びに費やしたのではないでしょうか……」

29日、東京地裁。リーダー格の中村圭助被告(29)に判決が言い渡された。懲役13年。黒いスーツ姿の被告は、身じろぎもせず聞いていた。

中村被告が住んでいたマンションを訪ねた。都庁に近い総ガラス張りの44階建て。入り口には白い胡蝶蘭(こちょうらん)、カウンターには4人の受付の女性がいた。家賃は、月41万7千円だった。

取材=【井上恵一朗】

====================================================================
【メモ】 多様化する振り込め詐欺 不特定多数に電話をかけ、高齢者らをだまして金を振り込ませる手口を「振り込め詐欺」と警察庁が名付けたのは2004年。新たな手口が次々に登場し、実態とあわなくなりつつある。身内をかたる手口では昨年、6割が振り込み以外の手段となり、警視庁は今月、「母さん助けて詐欺」などの新名称を発表した。近年急増しているのは、架空の金融商品取引を持ちかける手口だ。警察庁によると、昨年の被害総額は全国で約186億円。従来の振り込め詐欺の約160億円を上回った。
====================================================================


朝日のルポ記事は、被害額30億円とも言われる「振り込め詐欺グループの男28人」による以下に掲載の昨年5月の事件のことである――

振り込め詐欺グループ28人逮捕 被害総額30億(日経)振り込め詐欺グループ28人逮捕 被害総額30億か
(日経 2012/5/24 11:39)

架空の社債の代金名目で、千葉県松戸市の男性(78)から2千万円をだまし取ったとして、警視庁と兵庫県警などは24日までに、東京都新宿区西新宿6、無職、中村圭助容疑者(28)と同区若松町6、無職、岩崎真吾容疑者(28)ら振り込め詐欺グループの男28人を詐欺容疑で逮捕した。同庁によると、振り込め詐欺事件で一度に逮捕した人数としては過去最多。

同庁によると、グループは都内のビルなど4カ所を拠点としており、銀行口座の入金記録から全国約370人から少なくとも約30億円をだまし取った可能性が高いという。現金を手渡しで受け取った例も多く、被害額はさらに膨らむ可能性がある。警察庁の統計によると、昨年1年間の振り込め詐欺被害総額は約127億円。

中村容疑者はグループのリーダーで「黙秘します」と供述。また岩崎容疑者は出納係で「金をだまし取った覚えがない」と、全員が黙秘または容疑を否認している。

同庁によると、中村容疑者らは証券会社の社員を装って男性宅に電話し、「松戸市限定でゆかりのある人に『インプレッサ』というIT関連企業の社債が販売される。もし社債を買ったら1.5倍の値段で転売してほしい」と連絡。

その後、男性宅にはインプレッサの社員を名乗る男から「社債の数には限りがある。今だったら少し枠を開けられる。インサイダー取引になるのでこれ以上詳しいことは話せない」などと連絡し、社債の発行を信じさせたという。

男性は自宅での手渡しと振り込み入金で3回にわたり、現金合計2000万円を支払った。

インプレッサは登記されているものの営業実体はなく、本社所在地には杉並区内のスナックがあるという。グループは計27の架空の会社を名乗り、偽造したパンフレットなどを送るなどして社債を買わせていた。

警視庁は中村容疑者らが役割を分担しながら、もうけ話を持ちかける手口で、組織的な犯行を繰り返していたとみて被害の全容解明を進める。同庁などは24日までに約190人態勢で都内の拠点など関係先10カ所を家宅捜索した。

逮捕容疑は今年4月、実在しない会社の社債の代金として、男性から現金2000万円をだまし取った疑い。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG24015_U2A520C1CC0000/

レスリング、野球・ソフト、スカッシュが五輪最終候補に決定。IOCは9月の総会で候補に残った3競技の中から、1つを実施競技として採用する…

「レスリング」「野球とソフトボール」「スカッシュ」の3競技が2020年のオリンピックで実施する残り1つの競技の最終候補とすることを、IOC(国際オリンピック委員会)はロシアのサンクトペテルブルクで29日開いた理事会で決定した。 レスリングや野球・ソフトが候補に残ったのにはそれなりの事情がある―レスリングという伝統競技の除外には、反響、反発はあまりに大きく、絶対的権威を振るって商業路線を突っ走ってきたIOCも、躊躇(ちゅうちょ)せざるをえなくなった。また、野球・ソフトボールが3大会ぶりの復帰に望みをつないだのには、そのなりふり構わぬ改革姿勢がIOCの一定の評価を得たようだ。――

レスリング、野球・ソフト、スカッシュが五輪最終候補に1      レスリング、野球・ソフト、スカッシュが五輪最終候補に4

レスリングは五輪実施競技の最終候補に 野球・ソフトボールも
(産経 2013.5.30 00:34)

レスリング、野球・ソフト、スカッシュが五輪最終候補に2国際オリンピック委員会(IOC)は29日、サンクトペテルブルクで理事会を開き、2020年五輪で実施する残り1競技の候補にレスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3競技を選んだ。

残り1枠を巡っては、統合団体を作って実施競技入りを目指す野球・ソフトボールなど7競技と復活を目指すレスリングが争った。8競技は29日午後から、ロゲ会長ら15人で構成する理事会で、各30分間のプレゼンテーションを行った。

レスリングは2月に25の中核競技から除外された後、ルール改正や組織改革などに取り組み、存続をアピールしてきた。

20年五輪では、25の中核競技に16年大会から加わるゴルフ、7人制ラグビーを実施。残る1競技は9月にブエノスアイレスで開かれる総会に諮り、約100人のIOC委員による投票で最終決定する。

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130530/oth13053000340000-n1.htm

最終候補残り吉田ら喜び レスリングなど3競技、空手は落胆
(スポニチ 2013年5月30日 01:34)

2020年夏季五輪の実施競技で残り1枠を争う3競技が29日、ロシアのサンクトペテルブルクで決まった。国際オリンピック委員会(IOC)の発表を聞き、レスリング五輪3連覇中の吉田沙保里選手(ALSOK)は笑顔で関係者と抱き合った。

約3カ月という短い期間で組織改革を進めた国際レスリング連盟のラロビッチ会長は9月の最終絞り込みがあるだけに「まだ五輪でのわれわれの立場が保証されたわけではない」と慎重な姿勢を崩さなかった。吉田選手は精力的なロビー活動も実った形で「ロシアに来て本当に良かった」とほっとした表情を浮かべ「9月が決勝戦。絶対に残らないといけない」と表情を引き締めた。

野球とソフトボールも、復帰への道がつながった。国際野球連盟のフラッカリ会長は「IOCの意向に従って、統合した成果が出た。まだ難しい戦いが残っているが、一つの枠に入れるように努力する」とひと安心した。国際ソフトボール連盟のポーター会長も「最初の壁を越えた」と話し、野球と統合した成果が出たという認識を示した。

世界空手連盟のエスピノス会長は「大きな失望だ。それ以外の言葉が見当たらない」と落胆の色を隠せなかった。(共同)

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/05/29/kiji/K20130529005907930.html

20年五輪:レスリング、野球・ソフトが「通過」の事情
(毎日 2013年05月30日01時13分)

レスリング、野球・ソフト、スカッシュが五輪最終候補に3当地で29日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、五輪競技として存続が危ぶまれていたレスリングが最終候補の一つとして残った。一方、3大会ぶりの復帰を目指して統合した野球・ソフトボールも「通過」。各競技団体を存続させながら、五輪競技復帰のために「1競技」としてまとまって進めてきた活動が、ひとまず結果を出した。

■ 伝統競技除外に反響あまりに大きく レスリング

IOC理事会は、20年五輪競技からレスリングを外すか否かの判断を避け、9月の総会に決断を先送りした。伝統競技の除外には、反響、反発はあまりに大きく、絶対的権威を振るって商業路線を突っ走ってきたIOCも、ちゅうちょせざるをえなくなった。

ジャック・ロゲ会長の肝煎り施策として12年五輪から始まった競技の入れ替え。五輪の肥大化抑制が狙いだが、財政強化への期待もある。新たな競技を取り込むことによる新スポンサーの獲得やテレビ放映権料のアップだ。伝統競技にも「退場」のカードをちらつかせることで、よりダイナミックなルールへの変更も強要できる。

2月の理事会で、ロンドン五輪で実施した26競技からレスリングを外して中核競技を25としたのは、空いた1席を新参入を狙う競技に割り当てるためだ。しかし、反発の大きさは想定外だった。

レスリングに限らず、国際競技連盟(IF)にはIOCへの不信感が広がった。当初、除外の動きを察知できなかったのは、国際レスリング連盟(FILA)自身もロビー活動が不足していたとの認識でいたが、関係者によると、最終段階まで有力な除外対象とされたホッケーの国際連盟も情報がつかめていなかったという。ロゲ会長を除く14人の理事の投票で決めた「密室」の判断が波紋を広げたのだ。

FILAは、ロシア、米国、イランが政治的対立を度外視し、今月14日には、3カ国の選手や競技関係者が米ニューヨークの国連本部で記者会見を開き、存続を訴えるなど、じわりと圧力をかけた。日本レスリング協会幹部によると、1896年の第1回アテネ五輪から実施されてきた伝統競技の危機に、五輪発祥のギリシャでも反発する声が大きくなりつつあるという。

今回の理事会でレスリングを除外すれば、伝統の五輪競技を理事の判断だけで外すことになる。最終判断はやはり難しく、約100人のIOC委員が投票する総会に決定を委ねるほかなかった。

■ 改革姿勢が一定の評価 野球・ソフト

野球・ソフトボールが3大会ぶりの復帰に望みをつないだ。なりふり構わぬ改革姿勢がIOCの一定の評価を得たようだ。

今回、IOCの求める男女平等に沿うため「男の野球」と「女のソフトボール」で手を組み、組織上も「世界野球ソフトボール連盟(WBSC)」に統合した。ソフトボールに合わせ、野球を7回制にして試合展開を早めるルール改正を断行した。競技の根本を崩しかねないところまで改革の手を入れて、IOCへの忠誠を誓った。

だが最終候補に残ったとはいえ、厳しい現状は変わらない。野球を見れば、IOCが商業価値の側面から最も関心を持つ米大リーガーの出場が確約できていない。夏季五輪の開催時期は、米大リーグ(MLB)も公式戦が佳境を迎える時期。MLBは既に絶大な人気を博しており、必ずしも五輪の力を必要としない。MLBは表立っての復帰活動を展開はしておらず、野球界が一枚岩とは言えない。  【サンクトペテルブルク(ロシア)藤野智成】

http://mainichi.jp/sports/news/20130530k0000m050121000c.html

20年五輪:最終候補のスカッシュ、3度目の挑戦
(毎日 2013年05月30日01時01時15分)

国際オリンピック委員会(IOC)理事会は29日、2020年夏季五輪で実施する残り1競技の最終候補に、レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3競技を選んだ。スカッシュは過去の五輪で実施されたことはなく、2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪でも最終候補に残ったが、採用には至らなかった。今回が3回目の挑戦となる。【藤野智成】

英国生まれの競技で、19世紀初頭、監獄で囚人たちが退屈しのぎに遊んだのが始まりともいわれる。四方を壁に囲まれたコート内で、直径約4センチのボールをラケットで打ち合う。IOC理事15人のうち6割(9人)を占める欧州での人気の高さを追い風に、プレゼンテーションでは全方位から観戦できるアクリル製の透明コートの導入によるテレビ映えの良さなどを強調したようだ。

日本スカッシュ協会の笠原一也会長は「日本ではまだマイナースポーツだが、これを機に、挑戦してくれる子どもが増えてほしい。アジア勢は強く、五輪競技になればメダルの可能性も高い」と実施競技採用に期待をかけた。

http://mainichi.jp/sports/news/20130530k0000m040124000c.html

関連ブログ投稿記事】 レスリングに関するこれまでの経緯(いきさつ)は以下の投稿記事をみて下さい。 タイトルクリックで記事へジャンプします――

■ <レスリング新ルール決定、五輪存続目指す>果たして、レスリングは存続枠に残れるか? (投稿日:2013/05/19)

■ なぜ、レスリングはオリンピック「除外」候補になったのか? (投稿日:2013/02/12)

81歳ネパール人、エベレスト登頂あきらめる⇒三浦雄一郎氏の80歳・史上最高齢の登頂記録は守られた。

81歳ネパール人、ミン・バハドゥール・シェルチャン氏(81)は5月28日、体調不良のためエベレスト登頂を断念した。 これによって、三浦雄一郎氏の80歳・史上最高齢の登頂記録は守られた――

81歳ネパール人、エベレスト登頂あきらめる
(朝日デジタル 2013年5月29日1時4分)

冒険家の三浦雄一郎さん(80)が打ち立てた世界最高齢エベレスト登頂記録の更新を目指していたネパール人のミン・バハドゥール・シェルチャンさん(81)が28日、登頂を諦め、ヘリコプターで下山した。シェルチャンさんは2008年に76歳で登頂を果たし、三浦さんが今回成功するまでの記録保持者。タイトル奪還に挑んだが、取り戻すことはできなかった。

シェルチャンさんに同行していたダミ・シェルパさんは同日、時事通信の取材に「(シェルチャンさんは)胸の痛みを訴えていた」と明かし、同日午後にヘリコプターで下山してカトマンズに向かったと語った。

ヘリを派遣した地元旅行会社の社長によると、シェルチャンさんはカトマンズ到着後、家族に付き添われて病院に行き、検査を受けた。

シェルチャンさんは三浦さんの偉業達成の際、「心から祝福する。ただ、記録はまた私が塗り替える」と登頂に意欲を見せていた。(時事)

http://www.asahi.com/sports/update/0529/TKY201305280562.html

81歳ネパール人男性はエベレスト登頂断念
(日スポ 2013年5月28日23時47分)

世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂を目指していた81歳のネパール人男性ミン・バハドゥール・シェルチャンさんが28日、共同通信の取材に対し、登頂を断念したことを明らかにした。

これにより、冒険家三浦雄一郎さんが23日に打ち立てた80歳の史上最高齢の登頂記録は守られた。

シェルチャンさんは既にネパールの首都カトマンズに移動したという。

断念した理由について近く記者会見で説明するとしているが、親族はシェルチャンさんの登山に対するネパール政府の資金援助の決定が遅れ、登頂のタイミングを逸したと話している。

シェルチャンさんは2008年5月に76歳で登頂に成功し、今回の三浦さんの記録樹立まで最高齢記録を保持していた。

来月で82歳になるシェルチャンさんは、三浦さんが3度目のエベレスト登頂に挑戦すると聞いて自らも決意。ニュージーランドの故エドモンド・ヒラリーさんとシェルパ民族のガイド、故テンジン・ノルゲイさんのエベレスト初登頂から60年に当たる今月29日の登頂を目指していた。(共同)

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20130528-1134487.html

81歳ネパール人、ミン・バハドゥール・シェルチャン氏のエベレスト登頂断念という上記の報道だが、もともと各登山隊からは登頂が可能なのか疑問視する声も上がっていたのだ。 *産経電子版の5月18日はこう伝えていた―「今回はヘリコプターでベースキャンプ入り。高所登山に必要な高度順化もしていないといい、『準備が急で登山費用が集められず、訓練もしていない』と話す。各登山隊からは登頂が可能なのか疑問視する声も上がる。

前回といい、今回といい、意図的嫌がらせパフォーマンスに思えてならない….

最高齢登頂目指すネパール人_ミン・バハドゥール・シェルチャン*参照
最高齢登頂目指すネパール人男性 三浦隊「記録の正確性を」(産経 2013.5.18 19:10)
最高齢登頂目指すネパール人男性 三浦隊「記録の正確性を」【80歳の挑戦 エベレストへ Vol.22】(産経 2013.5.18)

被災の動物たちの命、映像で追う<映画:犬と猫と人間と2 動物たちの大震災>|ダメだ、話を読んだだけで泣けてくる~。どうしよう…でも、やっぱり見にいかないと…

<被災の動物たちの命  映像で追う>というNHKウェブニュースが配信されていた。 どれどれ、と読んで見ると、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」という映画が6月から全国各地で上映されるという。 記事に書いてある話を読んだだけで泣けてきた~。 東日本大震災の一年前に、我が家のメスの柴犬「葉菜(はな)」が18才で亡くなった、最後の一年は皮膚がんとの闘いだったが。 この映画、犬や猫を長く飼っていて家族の一員のようになっている人達には痛い程分かる話だと思う。 下に掲載した犬の後ろ姿の画像(柴犬のようだ)、我が家の葉菜(はな)を思い出してしまう、胸にぐぐっときてしまった。 この映画、ティッシュ・ペーパーを二箱用意しないと見れそうもない。 辛くなるからやめようか…どうしよう…でも、やっぱり見にいかないと…――

動物たちの大震災1被災の動物たちの命 映像で追う
(NHKニュース 5月27日12時45分)

東日本大震災や福島第一原発事故では、犬や猫、それに家畜など多くの動物たちの命も奪われ、危険にさらされました。

被災地の動物たちと人間との関わりを1年半以上にわたって追い続けた映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が完成し、6月から東京をはじめ全国各地で上映されます。 多くの動物たちの命が失われた現場を見続けた映画監督は「映画を通して共に生きている命について考えてほしい」と話しています。

監督を務めた宍戸大裕さんは、宮城県名取市の出身。 映画は、宍戸さんが、震災直後に帰ったふるさとで、1匹の犬を追うシーンから始まります。

津波で変わり果てた街でカメラを回しながら立ち尽くしていたとき、1匹だけでとぼとぼと走り去っていく犬の姿に、宍戸さんは「動物も被災したという事実を突きつけられた」と振り返ります。

その後、動物たちの保護に30年以上取り組んでいる宮城県石巻市の動物愛護団体を訪れたのをきっかけに、本格的な撮影が始まりました。 取材・撮影期間は、約600日間に及びました。

映画では、まず人と動物たちの絆が断ち切られた震災後の現実に迫ります。 津波のあと姿を消してしまったペットの行方を捜し続ける夫婦。 避難所に入れることを断られて外の柱につないだため愛犬を津波で死なせてしまったことを悔やみ続ける夫婦。 家族同様の存在を失った被災者の思いが伝わってきます。

一方で、人間の都合で翻弄される動物たちも登場します。 原発事故では、多くのペットや家畜たちが警戒区域に置き去りにされました。 多くの牛が餓死した牛舎では、生き残った牛がカメラを見つめて涙を流しました。 その後、牛の世話のボランティアを体験した宍戸さんは「牛は涙を流す動物。置かれていた状況に涙を流したのだと思いました」と振り返ります。

さらにこうした動物たちを救おうと、被ばくを覚悟して警戒区域に入る人たちの姿も捉えました。 「どうしても見捨てることができない」と、残されたペットの保護活動を続けるボランティアや、警戒区域で被ばくしたため出荷できなくなった牛の飼育を続ける農家たち。

1時間40分にわたる映画を、宍戸監督は「動物たちのいのちをめぐる旅」と呼んでいます。

■ 把握しきれない震災による動物たちの犠牲

動物たちの大震災2震災ではどれくらいの動物が犠牲になったのか。 宍戸さんたちスタッフは、撮影と併行して各自治体に尋ねて調べました。判明しただけで津波で犠牲になった犬が3490匹。 しかし半数の自治体では把握していないと答えたため、全体像は分かりません。 福島県の警戒区域では、犬と猫を合わせて2万匹以上はいたとみられますが、行政と民間を合わせて保護したのは、約6700匹程度だったといいます。

一方、鶏や豚、牛などの家畜は、ほとんどが餓死したり殺処分されました。 いずれ処分される経済動物とはいえ、宍戸さんは、むだに失われていく命に疑問を感じながらカメラを回し続けたといいます。 宍戸さんは「動物たちとわれわれは共に生きている。 そうした命への想像力をもっと持ってほしいと思いました。この映画を通して考えるきっかけにしてほしいです」と話しています。

映画は、6月1日から、東京・渋谷の「ユーロスペース」で上映されるのに続いて、全国各地で上映されます。

問い合わせは「東風」(03-5919-1542)です。
また、映画の公式ホームページは、(http://inunekoningen2.com/)です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130527/t10014863641000.html

さっそく映画の公式HPに行ってみた。 そこからちょっと拝借して、登場する話を少々紹介したい――

犬と猫と人間と2_1 犬と猫と人間と2_2 犬と猫と人間と2_4 犬と猫と人間と2_3 犬と猫と人間と2_5http://inunekoningen2.com/cast/

映画の公式HPのコメント欄には各界の著名人のコメントと小学生や父母のコメントが掲載されている。 多分、試写会の後のものだろう。 その中から私が勝手に選んだものを4つ掲載したい――

 落合恵子(作家/クレヨンハウス主宰): ……目をそらさないでください。 これが、わたしたちが作ってしまった「社会」の現実です。 わたしたちにはしっかり見つめ、受け止める責任があります。 すべては、そこから……

 平松恵美子(映画監督/『ひまわりと子犬の7日間』): 犬も猫もそして産業動物と言われる牛も、彼らが望んだのではなく、人間が望んで、必要として人間社会に招き入れた動物たち。 大震災を経て、人間の罪深さを思い知らされる一方で、「出会ってしまった命だから」その命に責任をとる活動をひたむきにする人もいる。 そのことに大きな勇気と希望をもらいました。

● 小学5年生男子: 牛を助けるために少人数でがんばっている人がいるのがすごいと思った。犬や猫だけかと思っていた。 原発から近い所であるにもかかわらず犬と猫を助け続けていることにおどろいた。 1年8ヶ月も野良犬をやっていた犬が保護された時はどうやってこんなに長く生きのびたのかと思った。

● 保護者のYさん: 悲惨な死体の映像などは、入れない方がいいという意見をよく聞きますが、うちの娘は「これが本当にあった姿なんだ」としっかり見ていたし、「気持ち悪い」とかいうのではなく、「こんなかわいそうなことがおきちゃったんだ」と感じたようです。

● 保護者のMさん: 映像の中には、かなり強烈なシーンがたくさんありました。子供達にこのような映像を見せた事に正直多少のためらいがありましたが、子供達は思いの外冷静に受け止めていました。真実を見ることの辛さや大切さを感じてくれたのかもしれません。

http://inunekoningen2.com/comments/

予告動画がYoutubeにあった。 その予告の中に「希望牧場」代表の吉沢正巳が出てくる。 彼は被ばくしたため出荷できなくなった牛の飼育を続ける農家らの代表だ。 彼の言葉が痛い。 この予告を見て、やはりこの映画を見に行くことにした。 もし、このブログ投稿を読んだ人に子供がいるなら、出来るだけ子供にこの映画を見させていただけないだろうか….

【動画】『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』劇場用予告篇

<万引き客の顔写真、張り出し>大阪の鮮魚店が強硬自衛策(朝日5/27)|ホントかよ~、行き過ぎた行為では…

更新6/2】 大阪の鮮魚店が「万引き客の顔写真、張り出し..」という記事をみてビックリした。 もう一つ驚いたのは鮮魚店だという事だ――魚を万引きするのだろうか? とにかく、この大阪の鮮魚店の自衛策は行き過ぎではないかと私は思う、朝日の記事でも「プライバシー侵害の恐れ」を指摘しているが… さて、この件、あなたはどう思う?――

万引き客の顔写真、張り出し(朝日5-27)万引き客の顔写真、張り出し 大阪の鮮魚店が強硬自衛策
(朝日電子版 2013年5月27日11時41分)

万引き客の顔写真を、店内に張り出す鮮魚店が大阪市内にある。1品1万円の「罰金」を払えば撮影は原則免除される。ちょっとやり過ぎではと忠告されるが、一向に減らない被害に、経営者は「やめるつもりはない」と強硬だ。

 「警告!」と題した店内の張り紙に、こうある。

 当店で万引き等の行為を発見・確認した場合、警察には通報せず、犯人の顔写真を撮影し、店頭に貼らせていただきます(無期限)

 「お小遣いかせげます!」という別の張り紙も。

 万引き行為を発見・お知らせいただくだけで1万円!!

 添え書きに「万引き犯の罰金(1品につき現金1万円)をそのままお渡しいたします」とも。

 5月下旬、30~70代の男女4人の写真8枚が、壁に貼られていた。魚やすし数点を万引きしたという。女性2人は「私は万引きしました」と書いたカードを持たされている。みなこわばった表情だが、撮影には抵抗しなかったという。

 店によると、商売を始めてしばらくは、万引き客を警察に突き出していた。しかし2005年に今の場所で開店してからは、口頭で注意するだけのソフト路線に。だが被害は減らず、年数十件ペースで続いた。一度注意した人が他店で万引きしたと聞いたのを機に、強硬策に踏み切った。

 それから約1年。効果はてきめんで、被害は数件に減った。この間、商品1点につき1万円を払って撮影を免れた人も数人いたという。

 自治会や客から「訴えられるよ」と注意されたというが、経営者の男性は「商品をこっそり袋に入れる姿を一度見たら、疑心暗鬼になり客の手元ばかり見てしまう。こちらは被害者。やめるつもりはない」ときっぱり。

 プライバシー侵害の恐れ

 万引き客の写真を店に掲示したケースは、関東地方のコンビニやディスカウント店で1990年代にあり、いずれも法務局が「人権上の配慮を欠く」と中止要請したり、店側から事情を聴いたりした。

 司法に頼らない、市民による「私刑」ともいえる行為。問題は2点ある。人権問題に詳しい大阪弁護士会の大川一夫弁護士によると、写真は「予防のため威嚇するだけならよいが、実際にやるのは前科を流しているのと同じで、プライバシー権の侵害に当たる」。1万円の「罰金」は「損害賠償」と解釈できるが、その場合でも「相手の承諾なく額を決め、一方的に押しつけるのはおかしい」と指摘する。

 万引き倒産があるといわれる書店業界も、「不愉快はわかるが、顔写真や1万円徴収は行き過ぎ。『定価の3倍を請求する』との警告など、とられない対策が重要だ」(金田喜徳郎・大阪府書店商業組合事務局長)と同情的ではない。

 とはいえ、万引きの被害は深刻だ。12年の調査(NPO法人全国万引犯罪防止機構・東京都)で、スーパーや百貨店など小売り296社の被害は推計350億円超。1社あたり年平均247件にのぼる。

 万引き防止策として、「客への声かけ」(85・3%)、「防犯カメラの設置」(78%)、「警備員の配置」(44%)などを進めているが、それで万引きが減る傾向にあると回答したのは全体の25・4%どまり。

 従業員が警察対応に要した時間を時給換算するなど、損害賠償を請求する企業は30社あったが、それでも大半が「減少につながらない」と答えている。 【沢木香織、吉浜織恵】

     ◇

 〈万引き〉 窃盗罪で、10年以下の懲役か50万円以下の罰金が科される。2011年の認知件数は全国で14万1564件。大阪では8377件と過去10年で最悪だった(警察庁)。過去に同様の犯罪歴がない、被害が少額などの場合、厳重注意で済ませる「微罪処分」も多く、大阪府警では万引きした人の約4分の1を占める。

http://www.asahi.com/national/update/0525/OSK201305250023.html

追加記事2013-6-2】  朝日新聞の記事は「大阪市内の鮮魚店」としか書いていなかったが、J-Castニュース(5月28日)の記事にによると「大阪市北区にある鮮魚店」と具体的だ。 また、フジTVのワイドショー「とくダネ!」で5月31日にこの鮮魚店の万引き自衛策を取り上げたようだ。 その放送をJ-Castニュースが記事にしている―「万引き犯はとんでもないものも盗んでいく。大きさ30センチぐらいのカンパチの刺身のさく、大きなホヤの塊もやられたという。」―これを読んで、こういう万引きもいるんだと呆れてしまった。 この二つのJ-Castニュースを以下にクリップ――

万引きした客の顔写真を店内に張り出す 今度は大阪の鮮魚店、人権問題は?
(J-Castニュース 2013/5/28 18:22)

店で万引きした客の顔写真を店内に掲示している店が大阪市北区にある、などとネットで大騒ぎになっている。万引きを発見しても警察には届けないかわりに、「私は万引きしました」というプラカードを持たせて撮影し、無期限で掲載するという。ただし、罰金の1万円を払えば撮影は免れる。

ネットでは「これくらいの罰は必要」「人権問題にならないか?」などと議論になっている。過去にも万引きした客の写真を張ったり、ビデオ撮影して売ったりした店があり、警察や法務局から止めるように注意されても従わなかった例がある。この店でも「辞めるつもりはありません」とJ-CASTニュースの取材に答えている。

■ 万引きを見つけた人には謝礼を1万円出します

この店は鮮魚店で、刺身やすし、ウニなどのパック物を主に販売している。ネットで調べると、商品は新鮮でボリュームがありしかも安く、売り切れもあるなど人気の店らしい。この場所にオープンしたのは2005年だそうだが万引きが確認できただけで年間数十件あり、同じ人がまた万引きしたことに危機感を持って写真を出すことにしたのだそうだ。現在は30代から70代の8人ほどの写真を出している。また、「お小遣いかせげます!」の張り紙もしていて、万引き行為を発見し店に知らせると謝礼に1万円を支払うという万引き対策を行っている。

こうしたことが朝日新聞の電子版で13年05月27日に報道されるとネットで、
「もっとやれやれ。これが正しい方法。それと万引きなんて言葉は廃止。『窃盗』で」
「これはあきらかに人権侵害だし貧困者への挑戦だ。絶対に許さない」
「窃盗犯人の人権を考えて擁護するなんて間違っている」
などと大騒ぎになった。

実は、万引きした人の顔写真を店内に掲示するという「万引き防止策」は過去にも様々な店で行われ、問題になってきた。99年7月には兵庫県加古川市のコンビニチェーン店が、商品を万引した疑いがある少年たちの写真を防犯ビデオの映像からプリントし店の入り口に「サンドイッチを万引」「見かけたらお知らせください」などと書いて掲示した。被害が店の死活問題にまで拡大したとの理由からで、本部から注意されても掲示をやめなかった、と当時の新聞は報じている。
こうした万引き対策で最も有名だったのが92年から始まった福島県いわき市の書店での騒動だ。

■ 客の様子を撮影し「月刊ザ・万引」ビデオを販売した書店も

この書店では、少年たちが店内で万引きしている様子を5台の防犯カメラで撮影しビデオに収録、「ザ・万引き」として280円で販売していた。ビデオは全部で100巻作り完売、万引きは無くなったという。そして、ビデオに写っていた中学生が謝罪に来ても追い払い、親が抗議の電話をすると「万引きの償いはしなければならない」と返した。福島地方法務局や警察署が「少年の人権を侵害する」と販売中止を求めたが応じなかった。93年8月8日には新たに「月刊ザ・万引」を創刊し、330円で売り出して完売。96年にも大人2人、高校生ら若者6人が万引きするビデオを390円で販売している。

チェーン店全店で取り組んだ例もある。群馬県高崎市に本部のある当時10数店舗あったディスカウント店が入り口に万引きをした人の写真を掲載するという告知を出し、レジの後ろに男女2枚のカラー写真を掲示した。万引きした人を捕まえて撮影したものだ。レジ近くには「入店お断り名簿」があり、百枚近い顔写真がとじられていた。前橋地方法務局は「人権への配慮を欠く、として94年末から中止を申し入れたが、96年4月にはレジ後ろの写真をこれまでの2枚から5枚に増やした。写真の下には写真の下には入店を断っている人たちだとし「見つけ次第知らせて下さい」と書かれていたと報じられた。

法務局や警察などから注意を受けても止めずにますますエスカレートして行った過去の例があり、それだけ万引きに対する憎悪があるのだろう。今回の鮮魚店も取材に対し、「万引きをなくすためにやっていることなので、これからも写真の掲載などをやめるつもりはありません」
と話している。

http://www.j-cast.com/2013/05/28176048.html?p=all

テレビ>ウォッチワイドショー通信>簿とくダネ!
鮮魚まで万引き!? 手を焼いた店長「発見したら顔写真張り出しか、1品につき罰金1万円」
(J-Castニュース 2013/5/31 14:06)

「万引き、ドン引き、発見したら1点につき1万円」「警告!当店の商品を無断で当店外に持ち出した方は万引きとみなし『体罰』でつぐなってもらいます」なんて書かれたポスターが店内に張られ、レジに後ろの壁には「私は万引きをしました」と中年女性と高齢者男性2人の顔写真が公開されている。大阪市北区にある鮮魚店スーパーの万引き対策だ。プライバシーの侵害にならないのかと物議を呼んでいる。

■ 30センチもある刺身のサク持ち去り

岸本哲也リポーターが店内から伝える。「このお店では、万引き犯を発見しても警察には通報しません。通報しても万引き被害は減らないからと話しています。そこで、考えられたのが店内や店頭に万引き犯の写真を貼るというやり方です」
万引き犯はとんでもないものも盗んでいく。大きさ30センチぐらいのカンパチの刺身のさく、大きなホヤの塊もやられたという。

メインキャスターの小倉智昭「そんなに大きなものが盗めるのかね。どんな人が万引きするの」
岸本「万引き犯はお金に困っている人というイメージがありますが、最近はお金はあるが万引きをするという人が増えているそうです。捕まえると、これから金を払いに行くところだったとか、持ち合わせが足りなかったと言い訳をして、中には逆ギレをするケースもあるようです」

■ 全国で1日1億円以上の万引き被害

小倉「この店では、万引きが見付かったら、顔写真を貼られるか、1万円を払うかのどちらかを選らべということなのだね」
警察庁によれば、昨年(2012年)1年間で認知された万引き件数は約13万5000件、被害総額は350億円を超える。1日1億円以上だ。
藪義之弁護士は「万引きをした人の同意を得て店内に写真を貼るのは問題ないが、同意なしで貼るとプライバシー侵害になり訴えられる可能性もあります。一律罰金1万円というのも問題があると思いますね」と話す。
小倉「以前は万引きといえば、本屋やCDショップでお店もその被害は織り込んでいたが、鮮魚店までとは…。考えられない時代になった」
さすがに鰹1本とか、大きなカニ1杯なんていうのはないんだろうな。エッ、あるかもしれない?

http://www.j-cast.com/tv/2013/05/31176264.html?p=all

NHKスペシャル<病の起源2>脳卒中~早すぎた進化の代償~5/26、夜9時、必見デス

2014-5-2更新・動画情報追加】 日本では2分に1人の割合で“脳卒中”を発症し続けている。 脳に必要な酸素やエネルギーを運ぶ血管が破れたり詰まることで起きる “脳卒中”―なぜ人類は、脳卒中から逃れられないのか?進化の過程で脳を3倍以上にも巨大化させてきた人類….脳の血管は驚くほど長くなり、大量の血液が流れるようになった。  しかし、脳血管の壁は進化しなかった、その脆弱さが脳卒中を引き起こす原因となっているという。 人類の「早すぎた進化の代償」、それが“脳卒中”なのか――

(シリーズの再放送情報を後段に掲載)
関連ブログ投稿記事リンク】 <若年性脳梗塞>気を付けよう、若くても脳こうそくを発症するという|脳梗塞は年間約100万人が発症し約7万人が死亡。年1万人程度が若年性脳梗塞を発症するようだ。」 (投稿日:2013/03/16)
NHKスペシャル_脳卒中・早すぎた進化の代償NHKスペシャル 病の起源 第2集 「脳卒中 ~早すぎた進化の代償~」
初回放送 2013年5月26日(日) 午後9時00分~9時49分
再放送 2013年5月30日(木) 午前0時40分~1時29分(29日深夜)

高度な文明を築き、科学技術を進歩させ続ける人類。その全てを生み出してきたのは、生物の中でも類を見ないほど進化した私たちの脳だ。 しかし、いま人類は、脳に必要な酸素やエネルギーを運ぶ血管が破れたり詰まることで起きる “脳卒中”に苦しめられている。 日本では2分に1人の割合で発症し続けている。 なぜ人類は、脳卒中から逃れられないのか。 様々な動物の脳や体の血管の研究から、人類は脳の血管に大きな弱点をかかえていることが明らかになってきた。 700万年前、チンパンジーとの共通の祖先から別れ、脳を3倍以上にも巨大化させてきた人類。 その過程で、脳の血管は驚くほど長くなり、大量の血液が流れるようになった。 しかし、脳血管の壁は進化しなかったため、その脆弱さが脳卒中を引き起こす原因となっているのである。 そして人類は、6万年前以降、新たな脳卒中のリスクに直面することになった。 長年暮らしていたアフリカを離れ、食生活を変えたことで、血管に大きなダメージを与える事態に陥っていたのだ。私たちは、なぜ脳卒中になるのか、どうすれば発症を防げるのか、進化からその答えに迫っていく。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0526/index.html

NHKスペシャル_脳卒中・早すぎた進化の代償1NHKスペシャル シリーズ病の起源、再放送情報

■ NHKスペシャル 病の起源 プロローグ 「人類進化700万年の宿命
再放送 総合2013年5月20日(月) 午前0時10分~0時59分(19日深夜)

■ NHKスペシャル 病の起源 第1集 「がん~人類進化が生んだ病~
再放送 2013年5月23日(木) 午前0時40分~1時29分(22日深夜)

■ NHKスペシャル 病の起源 第2集 「脳卒中~早すぎた進化の代償~
再放送 総合2013年5月30日(木) 午前0時40分~1時29分(29日深夜)

2014-5-2追加・動画情報 NHKスペシャル<病の起源2>「脳卒中~早すぎた進化の代償」 Pideoにアップされているようだ。以下の画像クリックでジャンプ――
NHKスペシャル<病の起源2>脳卒中~早すぎた進化の代償_動画情報画像全編49分25秒。 http://www.pideo.net/video/youku/aae5f772af95d20c/