石原慎太郎・東京都知事が4月27日の定例会見で尖閣諸島(3島)購入に関し発表した。
■ 現地調査のため国に上陸の承諾を求めるなど、購入の手続きを進めるため、実動部隊・事務局組織を5月1日立ち上げる。 部長級1人、課長級2人を含む計7人によって構成される。
■ 都議会への説明時期について「購入の仮契約ができる段階で議会に諮ろうと思う」と述べ、12月にも開かれる定例議会をめどに仮契約などを済ませたい考え。
■ 尖閣諸島の購入・活用に充てる寄付金の専用口座――「尖閣諸島寄附金口座」を4月27日付で開設した。 (末尾に詳細情報掲載。)
■ 測量などの現地調査を行うための島への上陸を国が認めなかった場合について、石原知事は「許可が下りるまで求める。みんなの寄付で尖閣諸島を守ろうと思ってるときに国が上陸を許さないのは理が通らない」と述べた。
■ 国が買い取りを申し出た場合について、石原知事は「国が本当に買い取るならいくらでもお譲りします。本来は国が買い取るべきだ」と述べ、動かない国に代わって都が購入するのだという今回の動機を強調した。
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(追加情報: <東京都・尖閣寄付7千6百万円、5428件の寄付>実質2日で達成! これだけ国民は心配している、国は何も動かない。 アホ民主党、口だけ前原君、前に進む気はあるのか…進めないだろう、君たちでは! (投稿日 2012-5-2)
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石原慎太郎・東京都知事が訪米中に尖閣3島購入構想発表した後、東京都には3500件を超える意見が寄せられその9割が賛成意見だという。 寄附金口座を開設する以前の4月24日段階で現金書留にによる寄付も届いているそうだ。 購入予定の尖閣3島は魚釣島、北小島、南小島。 位置関係はこうです。
さて、一連の報道を掲載しましょう――
【都の尖閣購入計画】 9割支持 都に4日で3500件、すでに寄付も
(産経 2012.4.25 01:2)
東京都の石原慎太郎知事が尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入構想を明らかにして以降、4日間で約3500件の意見が寄せられ、その約9割が賛成だったことが24日、都への取材で分かった。現金書留などによる寄付も届いており、賛同の声はさらに広がる勢いだ。
石原知事が訪米し、ワシントン市内のシンクタンク「ヘリテージ財団」での講演で尖閣諸島の購入を表明したのは、日本時間17日未明。それ以降、20日までに都に寄せられた電話やメールを集計した。
都民らの意見を受ける担当者によれば、特定の施策に寄せられる意見は批判や苦情がほとんどといい、「賛成の声がこれだけ多いのは珍しい」という。
賛成の意見には「政府はあてにできない」や「石原知事にしかできない」「実現を祈っています」といった声が多く、反対は「国がやることを都がやらなくてもいい」「なぜ都民の税金で買わなければならないのか」などだった。
知事発言を受けて、猪瀬直樹副知事は「都の予算で購入することになるが、都民や国民から寄付が集まれば、予算を抑えられる」と発言。これに呼応するように、短文投稿サイト「ツイッター」にも、「微々たるものだが協力したい」「年金生活だが尖閣購入のためなら寄付する」といった書き込みが相次いだ。
すでに都庁には、現金書留などで寄付が約30件、数十万円寄せられており、こうした反響に猪瀬副知事もツイッターで「寄付の仕組みを詰めます。お気持ち(志)はそれまで“貯金”しておいてください」と呼びかけた。猪瀬副知事は「国民的盛り上がりが大きいのは東日本大震災以降、日本列島や国土への認識が強くなった結果」と分析。石原知事も「心強い。国を心配し愛してくれているんだと思う」と話している。
国会内で23日開かれた地方議員の集会で、吉田康一郎都議(民主)が「日本国とその一員である都民に購入費の何十倍もの利益を生むと確信している」と表明するなど一部の都議にも賛同の声が広がり始めているが、自民、民主、公明の都議会主要会派は公式には「知事側から正式提案があるまでコメントできない」としている。
知事側は早ければ、6月議会で購入目的について説明する方針。賛意を示している高木啓都議(自民)は「都議会は直接の当事者だが、政治、経済、マスコミ、国民全体が、この問題によって試されている」と話している。
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石原知事の尖閣諸島購入構想については、産経新聞東京本社と大阪本社にも24日現在、50件程度の意見が寄せられ、そのうち約9割が賛成意見だった。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120425/tky12042510500000-n2.htm
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尖閣購入で専従組織 東京都、寄付口座開設
(産経 2012.4.27 19:16)
東京都の石原慎太郎知事は27日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島の購入に向け、5月1日に専従組織を立ち上げると発表した。尖閣諸島の購入・活用に充てる寄付金の専用口座も開設した。
都によると、専従組織は担当部長以下7人態勢で、現地調査のための上陸許可申請などの手続きを進める。
石原知事は「上陸は仮契約の後になる」との見通しを示し「(国が)許可を下ろさなかったら、下りるまでやる」と述べた。都議会への提案は、12月開会の定例会ごろになるとした。
その上で「国が本当にやる気だったらいくらでもお譲りする。本来は国が買い取るべきことだ」と話し、国有化には柔軟に対応する可能性をあらためて示した。
都には26日までに現金書留で37件の寄付申し込みが寄せられているという。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120427/tky12042722330011-n1.htm
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【石原知事会見詳報】
尖閣購入「間違ってると思う日本人がいたら、お目にかかりたい」
(産経 2012.4.27 22:01)
東京都の石原慎太郎知事は27日の定例会見で、沖縄県・尖閣諸島購入問題について、「国が頼りにならないから、東京がイニシアチブを取って領有しようと思っている。間違ってると思う日本人がいたらお目にかかりたい」。と述べ、改めて購入に向けた意慾を示した。会見は、東京電力への株主提案、小沢一郎元民主党代表の無罪判決にも及んだ。詳報は以下の通り。
石原知事 「冒頭、たくさん申し上げる。まず、尖閣諸島について、本日幹部を集めて購入に向けた具体的なロードマップについて議論した。今後東京として現地調査のための上陸に向け、国の承諾を求めるなど、購入のための手続きを進めていく。そのための実動部隊と事務局組織を5月1日から立ち上げる。また、東京都に対して、寄付や寄付をしたいという声が多数寄せられている。なかには10万円とかもある。インターネットのページをみると、どこに振り込んだらいいのかという問い合わせや、協賛の声があってありがたい。こうした志を受け止めるための口座を開設する」
石原知事 「次いで、東電への株主提案。東京電力の構造改革については、これまで猪瀬直樹副知事が精力的に取り組んできてくれた。これをさらに進めるため、本日、東京電力の株主総会に向けた東京都としての株主提案を行う」
--野田佳彦首相と会談したが、尖閣の話は
石原知事 「ほとんどしてない。横田基地についてもそうで、尖閣についても、一番のバリア(障害)は外務省であることを事例を挙げて言った。尖閣については、せっかく作った灯台を数年間、シナを気にして海図に載せないというばかなことを行ってきた。あそこを航行するのに、灯台がちゃんと載ってないと危ない」
石原知事 「(中国漁船衝突事件で)体当たりしてきた特殊船も、装甲が厚く、ぶつけられた海上保安庁の船に穴が開いた。その船長を一地方の検事や権限で釈放できますか? そんなものは外務省が命令して、しかもその晩、2晩目かな? 石垣の空港を無理やり夜中2時半に開けさせ、特別機でかなり偉い人物が船長を迎えに来て連れ帰った。こんなものは保安庁の差し金、検事の差し金ではできない。結局、外務省の外圧じゃないですか。いや、内圧だ。(野田首相には)そういうことを言ったんで、横田の問題も、こないだも(訪米で)地ならししてきたから、今度オバマとの会談で、小泉純一郎元首相とブッシュ大統領の時みたいに、もう1回国事マターとして登録してくれ、と。その根回しはしてあるからという話をした。ついでに尖閣のことも、外務省がいかに駄目かと話した」
--野田首相からは何か返事は
石原知事 「外務省は気をつけた方がいいよ、あなたのイニシアチブでやりなさい、と言ったんだけど、『分かりました』と。向こうも聞き取っただけでしょう。彼は外務省にひどい目にあった経験がないんだから」
--尖閣について、最終的には議会の理解を得ないといけないことになるが
石原知事 「しかるべきときに、購入のプロセスが進んで、たとえば仮契約ができるとか、そういう段階で議会に諮ろうと思っている。4定(12月の第4回定例会)くらいになるんじゃないか」
--横田について、ボールは日本にあるという発言があったが、知事の感触は
石原知事 「まさにそう言った。現役のキャンベル米国務次官補もそう言ったし、今は政権に入ってないが、(講演した米保守系シンクタンクの)ヘリテージ財団の幹部は、閣僚クラスとか軍の参謀総長とかいたので、その人たちも、『これまでアメリカが管理している空軍基地の共同使用で失敗したことはない、すべて成功しているので問題ないと思う』という意見もあった。小泉内閣の時に、小泉君がブッシュにこの問題を登録して、国事マターになった。そうしないと外務省は動かない。彼らはおごっていて、地方が国家的な大事なことやって『生意気なこと言うな、俺たちを差し置いて僭越(せんえつ)だ』という意識を持っている。東京で成功した大気汚染対策や複式簿記・発生主義の新しい会計制度もやらない。それと同じだ、外務省の姿勢は」
--首相はワシントンのバイ会談で取り上げると言ったか
石原知事 「取り上げてくれっていった。あまり人気のない内閣だから、せめてそれぐらい国益に通じることやったらどうだと言ったら、『分かりました』と言ってたけど、また、横で外務省がどんな圧力をかけるか分からない。錚々(そうそう)たるヘリテージ財団の幹部も、同じ思いを言ってくれたので、力を得て帰ってきた」
--都が購入した後、尖閣を国が買い取りたいと申し出てきたらどうするか
石原知事 「おそらく国はそんなこと言ってこないね。言ってこないこと分かってて買ったんだ、こっちは」
--知事は2倍で売るという報道もあるが
石原知事 「それは冗談だ。国が本当にやる気あったら、いくらでもお譲りしますよ。本来なら国が買い取るべきことなんだ。安倍(晋三)内閣のときもオファーしたが、オファーの仕方が間違っていて、向こうは向こうの事情がある。財政事情もあるし、そんなことも斟酌せずに高飛車に持ち主にもちかけたって、持ち主はちっともありがたくないわな。それがやっぱり国の役員は杜撰(ずさん)でね、現場行かずに、現実の事情も知らずに、持ち主の事情も知らずにそんなこと言うから、はねつけられた」
--現地調査のためには上陸はいつごろを考えているか
石原知事 「仮契約できてからだと思いますね。できるだけ急いでますが」
--仮に上陸許可が下りなかった場合、下りなくても上陸することを考えているか
石原知事 「許可がおりないって、下ろさなきゃ、下りるまでやりますよ。あなた方も許さないんじゃないの? 尖閣を東京都がみんなの拠金でせっかく守ろうと思っているときに、その調査のために、国が上陸させないというのは理が通らないでしょ。理が通らないことをただすのが、メディアの責任なんじゃないですか」
--尖閣購入に関して、中国の軍部などの暴走を危惧するが
石原知事 「あなたとは信条が違うかもしれないが。さっき●(=猪の日の右上に「、」)瀬直樹副知事も非常にいい指摘したが、これは社会心理的な問題だけど、尖閣の問題で、私がオファーしたことで、これだけ多くの国民が共感してくださるというのは、東日本大震災で国土がああやって荒廃した。私たちが住んでいる国の国土がいかに大切かということを、潜在意識が呼び起こされて、国民がこの問題に強い関心持ってきたんじゃないか。たとえば、自分の家族を犯そうと思って強盗が入ってきたら、素手でもそこの主人は戦わないといけないんじゃないですか。甘んじて、奥さんや娘が強姦されて、ものを盗られて、暴力沙汰に及ぶからと、あえてすべてを譲ったところで済むんですかね」
石原知事 「中国もそんなにばかじゃないと思う。彼らは暗示的なことを言った。『日本の実効支配を壊すために思い切った行動をする』と。これを見ようじゃないですか、何をやってくるか。もし軍隊を派遣して、軍事行動でこちらもそれを守ったら軍事紛争になって、これは即時に安保が発動します。そのときに原子力爆弾の問題は出てこない。核兵器戦争にはなりっこない。そんなことしたら世界中がひっくり返って大変なことになるが、通常兵器の戦闘で、中国は数は多いかもしれないが、そんなに戦闘能力持っているとは思えない」
石原知事 「中国が持っている航空母艦、あんなちゃちなものは世界中の笑いものだ。あんな航空母艦が1隻あっても、1、2発のミサイルで沈みますよ。タスクフォースは2、3台の航空母艦そろわないと用はなさない。そんな能力はない。あいつらがあれを持っている目的は、東南アジアに行って、フィリピンやタイやインドネシアとか、比較的軍事力の弱いところで威嚇になるかもしれないけど、そんなもの通用しませんな。日本はアメリカとも協力して、しっかりと守りを、場合によっては安保発動を踏まえて、ものを言ったらいい。私は、彼らが日本の実効支配をぶっ壊すためにどういう行動取るか分からないが、それに備えるために、国が頼りにならないから東京がイニシアチブとってあそこを領有しようと思っている。これ間違ってると思っている日本人が居たらお目にかかりたいね」
--知事が対中国の決意と覚悟で尖閣を購入するという考えを現政権が理解してと思うか
石原知事 「僕は何も現政権だけに対峙(たいじ)しているわけではなく、自民党の政権とも長く対峙してきた。青嵐会のころ、あそこが物騒になってきた。もともと、佐藤栄作首相のときに沖縄返還が行われた。佐藤さんが一番気にしてたのは台湾の漁船がいっぱい尖閣諸島の周辺にいたことだった。これは沖縄返還という大きなポリティカルイシューの中では、指に刺さった小さな棘かもしれないが、とても気になっていた。そこで、蒋介石を説得し、蒋介石の大側近を説得して、とにかく理解した。実際どうなるかなと思って、沖縄返還のとき、沖縄担当の大臣に現地行って調べさせたら、1隻もいなくなっていた。それから落ち着いてきたが、大陸の中共政権が力をつけていくとだんだん怪しくなってきて、向こうも言い出した。台湾も代替わりして言い出した。それで今日、あそこが一体どこの所属か、非常に混乱している」
石原知事 「日本は非常に迷惑して、アメリカにハーグの国際裁判所に尖閣の領土権について訴えるから、一緒に証言してくれと言ったら、アメリカはつれなくて、どういうタクティカルな思惑か知らないが、『われわれはあの地域の政治的な支配権を日本に返還したが、領土として返還したことにはならない』と。とってもおかしな判断で、アメリカはそれで逃げた。いまだにその問題はくすぶっているが、現にあそこで戦争中、日本人が住んで、工場も作って、あの島を活用してきたのは間違いない。ただ、経済が進み、世界の技術が進んで海底資源の発掘が可能になってきたら、急に中共政府があそこに強い関心を持ち出した。今は国際法にのっとって、領海の線が引かれているが、その線のすぐ向こう側で試掘されると地下でつながっている日本の資源をみんな吸い上げられる。こういうことは協定で慎まないといけないが、向こうは聞かない。日本の領海の線引きの中にある尖閣諸島まで、俺たちの領土だと言い出した。これ典型的な悪辣(あくらつ)な覇権主義じゃないですか。同じように、内モンゴルも吸収された。チベットも民族浄化ということで、無理矢理に混血を強いられて、肝心のチベット人はインドに逃げた。ダライ・ラマは私に会いに来ても、外務省が妨害して会わせない。こんな外交ってありますか」
--首相との会談で外務省に気をつけろと言ったということだが、尖閣は都に一任してくれということまで言ったか
石原知事 「主に横田の話をした。ただ、いかに横田の問題もバリアが外務省かという話をしたのと、問題になっている尖閣で、いかに外務省が日本にとってひどいことをしたかを言いましたな」
--見守ってくれというような要請みたいなものはしてないのか
石原知事 「要請? 誰に? いま、国に頼むことないもん。こっちは上陸して測量しようと思ったら、黙ってやらせたら、新しい地主になるんだから。それだったら、私たち買いますと言うんだったら、結構ですよ。国が買ったらよろしいよ。そうはいかないでしょ」
--エネルギー政策について。再生可能エネルギーの買い取り価格が高い。知事はこれまで、再生可能エネルギーは原発の代替にはならないと発言していた。とくに太陽光についての考えは
石原知事 「採算があうなら結構だと思う。あとは発電量の問題。自然エネルギーで日本の経済発展を担保できるなら。私は原発そのものは危険じゃないと思う。ただ、日本のような地政学的な条件があるときに、過去にも1000年も昔かもしれないが津波の記録が残っているのに、海のそばに原発作ってきた。アメリカでは原発の近くにセントヘレンという活火山があるが、海から離れている。川の水を利用しているんだろうが、立地をきちんと考えれば、事故もなかったのではないか。(福島第1原発)は、地震でなく津波でやられた。日本の発電所はほとんど海のそば、これを考えなければいけない。どういう代替エネルギーを担保することで、日本の経済発展が何%確保されるか、そういうシミュレーションやって、個々の問題の説得をしてもらいたい。そういう作業しないね政府は。もっとわかりやすく説明してもらいたい」
--東電への株主提案、大阪市の橋下徹市長は脱原発を提案するようだが
石原知事 「私は脱原発反対。東京も大阪も、名古屋も、同盟を組んで、中央集権ぶっ壊そうと思っている。だけど、個々の政策で部分的に違うことがあってもいいじゃないですか。その後、すりあわせていけばいい。しかし、大阪はそれでもつのかどうか。彼(橋下市長)は大阪の復興を願っているわけでしょ。かつて大阪の工業地帯は京浜をしのぐ工業地帯だったが、全く衰微してしまって、ろくな会社が動いていない。そういうときに、これを元の大阪にもどして、日本の第二の大都市にしていく。そのためにエネルギーの担保をどうするかを具体的に伺いたいね」
--そのすりあわせが完全にできなくても連携は可能か
石原知事 「それは十分ある。中央集権で国がすべて決める、この明治以来の体制をもうそろそろ壊さないと。かつては日本の官僚は優秀だった。立派な政治家はいっぱいいた。彼らがなぜ立派だったかというと、戦争前、戦争中、軍の横暴に対抗して、軍のしっかりしたアンチテーゼだったからだ。ところが、今は日本の官僚がテーゼになった。かれらが絶対者になっちゃった。これに反抗するのは地方しかない。それを彼らは許さない。地方でやって成功したことを、絶対に国はまねしてやろうとしない。こんなことでこの国をまかなえますか」
--小沢一郎民主党元代表への無罪判決が出た。知事は新党について「白紙だ」と言ったが、亀井静香国民新党元代表が小沢氏と近いことも影響しているのか
石原知事 「小沢と亀井が非常に与力してるのは私も知ってるが、私は新党も必要だろう、日本の再編成に役に立つなら私もこの身を捨てるが、ちょっとでも小沢の影が差してくるような話は乗らないよ、と言っている。晩節を汚すし。今度の判決は、無罪といったって灰色、それも限りなく黒に近い判決でしょう。国民だってそっぽむくでしょう。結果として無罪となった、濃い灰色なのに。国民はますますうんざりするね。彼に関する金銭の問題はもっと大きいのあるんじゃないですか? 贈収賄なんてのは両方が同じこと言わないと絶対立証できない」
石原知事 「彼に関する金の疑惑はもっとべらぼうな単位のものあるんだろうけども、埒外の問題にされていて、4億円は大金だが、彼にしてみればちゃちな問題だったんじゃないのかな。しかもそれが、共謀か… まあいいや、判決のことは興味もないが、いずれにしろ、彼の弁護団は勝った勝ったと言っているが、検事役の弁護士(指定弁護士)たちが、なかば勝ったみたいなものだというのは私も同感ですね。限りなく黒に近い灰色だからね。これを白と言えるかね」
--小沢氏の影が新党白紙につながったか
石原知事 「私まったく小沢に関心ない。それから、彼の影がちょっとでもさしてたらごめんだと言ってありますから」
--実際にそういう動きは感じたか
石原知事 「亀井はしきりに僕にいろんなこと言ったよ。うん。その話は亀井に聞いてくれよ」
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120427/tky12042722330011-n1.htm
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「尖閣寄付金」の口座・振り込み先
寄付金の振り込みは、みずほ銀行東京都庁出張所・普通口座1053860「東京都尖閣諸島寄附金」。10万円を超えるなど、現金自動預払機(ATM)で取り扱いができない場合は、都から専用の振込用紙を送付する。連絡先は都知事本局尖閣諸島寄附担当(電)03・5388・2206(平日午前9時~午後6時)。
また、東京都はそのホームページに「東京都尖閣諸島寄附金」特設ページを既に掲載している。 東京都HP <http://www.metro.tokyo.jp/>へ行くとそのど真ん中に分かり易く「東京都尖閣諸島寄附金」表示されている。
それをクリックすると「東京都尖閣諸島寄附金について」の特設ページにジャンプする。 直リンクは <http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/senkaku.htm>
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■ <エライ!石原都知事、尖閣諸島購入> 後出しジャンケン民主党、「必要なら国が購入も」。 アホ、後から言うな!!! (投稿日 2012-4-17)
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それにしても、何も決めれず、何も進めれぬ民主党政権は、自らの余りの遅さと石原都知事の速さ前に「お得意の後出しジャンケン」も出せぬありさまだ。 「尖閣後出しジャンケン」の前原政調会長、あれから何かしたかね?????
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