「女子生徒は人を殺しかねない」と精神科医が電話相談、6月に⇒相談を受けた「佐世保こども・女性・障害者支援センター」は相談を放置したのか? 何という事だ、高1女子殺害事件は防ぎ得た可能性が浮上してきた…

佐世保高1女子殺害事件>容疑者女子生徒を、事件前の6月10日に診察した精神科医が女子生徒の精神状態の不安定さを懸念し、相談窓口がある佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)に電話で連絡し相談していた――「小学生の時に薬物混入事件を起こし、中学生になって父を殴打した。小動物の解剖をしている。このまま行けば人を殺しかねない」と相談、対策を求めた。 医師は名前を名乗ったが、少女の氏名や住所、高校名などの情報は伝えなかった。結局、県は生徒名が伏せられていたとして具体的な対策を取らなかった。

「女子生徒は人を殺しかねない」と精神科医が電話相談_FNNニュース画像1 「女子生徒は人を殺しかねない」と精神科医が電話相談_FNNニュース画像2

殺害事件が発覚した7月27日、この6月の相談と関連がないか、児童相談所が相談者の精神科医に確認したところ、容疑者の少女のことだったことがわかったという。 県は31日、こうした経緯を県議会文教厚生委員会で報告。 委員からは「相談が見逃された結果こうなったのでは」との意見が出た。 県は「できる対応はとった」と説明するが、当時の対応に問題がなかったか検証する方針だという。

今回の事件は防ぎ得た可能性が浮上してきた。 後から何とでも弁解するだろうが、当時の対応が適切がだったとはとても思えない。 その経緯は調査、検証し公にすべきものだ、第三の事件を起こさないためにも。 上述の件を伝える産経新聞と朝日新聞の記事を以下にクリップ――

「殺しかねない」と精神科医 長崎県、相談電話放置か 実家を家宅捜索
(産経 2014.7.31 20:28)

佐世保こども・女性・障害者支援センター_画像長崎県佐世保市で高校1年の同級生を殺害したとして女子生徒(16)が逮捕された事件で、発生前の6月、県の児童相談窓口に寄せられた情報に「女子生徒は人を殺しかねない」との内容が含まれていたことが31日、県関係者への取材で分かった。県は生徒名が伏せられていたとして具体的な対策を取らなかったが、医師は名乗っていた。県と、報告を受けた県議会は、相談を放置した可能性もあるとみて対応が適切だったかどうか、経緯を調べている。

県関係者によると、女子生徒を診察した精神科医が6月10日、相談窓口がある佐世保こども・女性・障害者支援センターに電話で連絡。精神状態の不安定さを懸念し「小学生の時に薬物混入事「殺しかねない」と精神科医 長崎県、相談電話放置か 実家を家宅捜索 (産経7月31日)件を起こし、中学生になって父を殴打した。小動物の解剖をしている。このまま行けば人を殺しかねない」と相談。対策を求めたが、女子生徒の氏名は明かさなかった。

県警は31日夜、殺人容疑で女子生徒の実家の家宅捜索を始めた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140731/crm14073117410019-n1.htm

殺人容疑の少女巡り、6月に電話相談 佐世保高1殺害
(朝日 2014年7月31日23時37分)

殺人容疑の少女巡り、6月に電話相談 佐世保高1殺害(朝日7月31日)長崎県佐世保市の県立高校1年の女子生徒(15)殺害事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)について、精神科医が6月に県の児童相談所に相談を寄せていたことがわかった。県によると、少女の名前などは伝えられなかった。県は「できる対応はとった」と説明するが、当時の対応に問題がなかったか検証する方針だ。

県などによると、6月10日、佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)に「高校1年の少女について相談したい」と電話で相談があった。相談者の精神科医は、名前を名乗ったが、少女の氏名や住所、高校名などの情報は伝えなかった。県は相談者に「助言をした」とするが、その中身は明らかにしていない。

殺害事件が発覚した7月27日、この相談と関連がないか、児童相談所が相談者に確認したところ、容疑者の少女のことだったことがわかったという。県は31日、こうした経緯を県議会文教厚生委員会で報告。委員からは「相談が見逃された結果こうなったのでは」との意見が出た。

捜査関係者によると、少女は今年3月、父親を金属バットで殴ってけがをさせるなどの問題を起こし、過去にはネコなどの動物を解剖したとも話しているという。県はこれまで、こうした問題行動を把握していたかどうかについて、明らかにしていない。

県こども政策局の平尾真一局長は委員会終了後、「結果としてこういう事件が起こったことは真摯(しんし)に受け止める。しっかりと検証したい」と語った。別の県幹部は「相談への対応が良かったのか、ほかの可能性がなかったのかを点検することになる」と述べた。

県警によると、少女は7月26日午後8時ごろ、佐世保市内の自宅マンションの室内で、被害生徒の頭を殴り、首をしめて殺害した疑いがもたれている。室内からは、ハンマーやのこぎりなどが押収された。また、少女が犯行時に着ていたとみられる血のついた衣類も見つかったことがわかった。また、県警は31日夜、同市内の少女の実家を捜索した。

http://digital.asahi.com/articles/ASG703W0WG70TIPE00Z.html

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