全米オープン、錦織勝利でベスト4!次の相手は世界1位のジョコビッチ、勝機はある、2011年に勝っている相手だぞ!!!

凄いぞ、錦織圭!<全米オープンでベスト4>、次の相手は世界1位のジョコビッチ、勝機はある、2011年に勝っている相手だぞ!!!  錦織とジョコビッチは2011年11月のスイス室内・準決勝で対戦。ジョコビッチが肩の故障を抱えていた影響もあり、当時世界ランキング32位の錦織が2―6、7―6、6―0で世界1位を破る大金星を挙げた。10年5月の全仏オープンでは2回戦で激突し、1―6、4―6、4―6のストレート負け。通算成績は1勝1敗で、今回が3度目の対戦となる――

全米オープン錦織勝利でベスト4
(NHKニュース 9月4日9時26分)

テニスの四大大会の最終戦、全米オープンの男子シングルス準々決勝で、錦織圭選手がスイスのスタニスラス・バブリンカ選手にセットカウント3対2で勝ち、準決勝進出を決めました。

全米オープン錦織勝利でベスト4四大大会の男子シングルスで、日本選手がベスト4に進むのは81年ぶり、全米オープンでは96年ぶりとなります。

前の試合で4時間を超える試合を制し、四大大会では自身2年ぶりの準々決勝に進んだ第10シードの錦織選手は、世界ランキング4位でことしの全豪オープンを制した第3シードのバブリンカ選手と対戦しました。

錦織選手は、相手の210キロを超える高速サーブとバックハンドからの強力なショットに苦しみ、第1セットを3-6で落としました。 それでも第2セットを7-5で奪い、第3セットも正確なショットで粘り強く攻めてタイブレークの末に7-6で取ってセットカウント2対1とリードしました。 第4セットはタイブレークの末に6-7で落としましたが、最終の第5セットは、コートの両サイドを突くショットや巧みなドロップショットを織り交ぜた多彩な攻めで6-4で取り、セットカウント3対2で4時間15分の接戦を制し、自身初の準決勝進出を決めました。

四大大会の男子シングルスで、日本選手がベスト4に進むのは、1933年のウィンブルドン選手権の佐藤次郎さん以来、81年ぶりで、全米オープンでは、1918年の熊谷一弥さん以来、96年ぶりとなります。

全米オープン錦織勝利でベスト4_2■ 攻める気持ち失わずに戦った

テニスの全米オープン男子シングルスで、四大大会で自身初となるベスト4進出を決めた錦織圭選手は、「今はことばが出ないが、競り勝ったのはよかったしうれしい。第3セットを取ってセットカウント2対1とリードしてから第4セットをタイブレークで落とした。それでも集中力を切らさずに最後までできたので、ほっとしている。勝てるとは最後まで思っていなかったが、急にマッチポイント来たので攻める気持ちを失わずに戦った。まずは休んで次の準決勝に備えます」と、疲れのなかにも時折、笑顔を交えて喜びを語りました。

■ 日本男子初の世界トップ10入り

錦織圭選手は島根県松江市出身の24歳。 5歳でテニスを始め、13歳でアメリカに留学し名門のテニスアカデミーで指導を受けました。 2007年、17歳の時にプロに転向し、よくとしアメリカで開かれたツアー大会で初優勝しました。

ここ数年の活躍は特に目覚ましく、2011年、スイスで開かれたツアー大会で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手を破ったほか、2012年には全豪オープンで初めてベスト8に進み、四大大会では日本の男子として松岡修造さん以来17年ぶりとなる快挙を成し遂げました。

また世界ランキングは、2011年10月に日本の男子の過去最高となる30位をマークし、その後は徐々に順位を上げて、ことし5月には9位となり、日本の男子として初めて世界のトップ10入りを果たしました。

■ 日本選手の主な成績は

テニスの四大大会は、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、それに全米オープンの4つを指します。 日本の男子シングルスで過去、四大大会でベスト4以上に勝ち上がったのは、96年前の1918年、全米オープンの熊谷一弥さんが最初で、1920年、ウィンブルドンの清水善造さん、1931年から1933年にかけて全仏オープン、全豪オープン、それにウィンブルドンで合わせて5回進出した、佐藤次郎さんの3人です。 また女子シングルスでは1973年、全豪オープンの沢松和子さんと、1994年の全豪オープン、1995年の全仏オープン、それに1996年のウィンブルドンで勝ち上がった、クルム伊達公子選手の2人です。

男女を通じてシングルスで優勝した日本選手はまだいません。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014331441000.html

錦織「次も勝ち決勝に行きたい」
(NHKニュース 9月4日14時08分)

テニスの全米オープン、男子シングルスでベスト4進出を決めた錦織圭選手は、試合後の記者会見で「強い相手を破ってここまで来たことが評価できるし、次も勝って決勝まで行きたい」と話しました。

会見の中で、錦織選手は2試合連続で4時間を超える戦いになったことについて、「きのうは体が硬くて『大丈夫かな』という不安があったが、けさは試合をするには十分な体の軽さはあった。第4、第5セットは体に重さがあったが思ったよりもよかった」と振り返りました。

さらに第1セットを落とす試合展開のなか、接戦を制したことについて「出だしが悪くても自分で考えて調子を戻した。最後にギアをさらに一歩上げて、疲れているなかでも集中出来ていたのが前回なかったことだと思う。諦めずに最後まで戦うことができた」と話しました。 そのうえで、準決勝に向けて「相手がこれからどんどん強くなるので『勝てる』と思うことがこれからもっと重要になる。強い相手を破ってここまで来たことは評価できるし、油断せずに次も勝って決勝まで行きたい」と意気込んでいました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014340111000.html

錦織の準決勝 相手は世界1位のジョコビッチ
(NHKニュース 9月4日15時19分)

テニスの全米オープン、男子シングルスでベスト4に進んだ錦織選手は、現地時間の6日に行われる準決勝で、世界ランキング1位の第1シード、セルビアのノバク・ジョコビッチ選手と対戦することになりました。 四大大会で通算7回優勝のジョコビッチ選手は、全米オープンでは、去年まで4年連続で決勝に進み、3年前に優勝をしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014343621000.html

錦織 チャンコーチの下でショット正確性向上
(NHKニュース9月4日20時58分)

錦織 チャンコーチの下でショット正確性向上_福井烈・日本テニス協会常務理事日本テニス協会常務理事の福井烈さんは錦織選手の躍進について、現役時代、全仏オープンを制したマイケル・チャンコーチの下、ショットの正確性が高まったことが要因だと分析しています。

福井さんは錦織選手の準々決勝について、「相手の出方によって作戦を変えたり、長いラリーを避けるためにネットプレーを増やすなど対応力の高さを感じた。また最終セットは自分のサービスゲームを落としそうになった場面でも守らず、攻めに出ていた」と高く評価しました。 躍進の理由については「錦織選手はもともと相手の驚くような技のあるショットを得意としているが、去年から指導を受けているマイケル・チャンコーチが厳しい反復練習を課すことでショットの正確性が高まった。さらに相手のリズムになったときでも、その正確なショットのおかげで我慢できるようになった。 チャンコーチの現役時代は、ストロークのよさなど、錦織選手と特徴が似ているのでアドバイスも説得力があるのではないか」と分析しています。 そして4大大会でのベスト4について、「4大大会のタイトルが夢ではなく、手の届くところに来たことが証明できた。日本のスポーツ界全体に勇気を与えたと思う。準決勝は大変な戦いになるだろうが、体の疲れを取って、自分のテニスを100%出してほしい」と話し初の決勝進出へ期待を寄せました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014354941000.html

錦織圭
祝、全米オープン・ベスト4!
ジョコビッチを倒して決勝進出だ!
桜吹雪でお祝いだ~
桜吹雪