STAP細胞、DNA解析で遠藤高帆上級研究員らが更なるトドメ ⇒ 理研の改革委員会は「発生・再生科学総合研究センター」にチェックメイト

更新6/16、記事追加】 <STAP細胞>「別の2種類のマウスの細胞だった疑い」の研究報告書で、小保方STAP細胞論文を撤回に追い込んだ理研の遠藤高帆(たかほ)上級研究員らは、さらなるトドメ――遺伝子データの矛盾を指摘する分析結果――を突き付けた。 一方、理研の改革委員会は「発生・再生科学総合研究センター」(CDB)の解体を求める提言を6月12日発表した。 改革委員会は竹市雅俊(たけいち・まさとし)センター長と、小保方氏の指導役だった 笹井芳樹(ささい・よしき)副センター長の退任なども求めている。 小保方STAP細胞論文問題での笹井芳樹・副センター長の責任は限りなく重い….。 では、遠藤高帆上級研究員らによる更なるトドメのクリップ記事から始めて ⇒ 理研・改革委が発表した提言 ⇒ 笹井芳樹・副センター長の責任糾弾へと話を進めたいと思います――

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点
(NHK 6月11日18時09分)

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_1理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表したSTAP細胞の論文を巡っては、新たな疑義が次々と指摘されていますが、STAP細胞のものだとしている遺伝子のデータにも、これまでの説明と矛盾する不自然な点のあることが専門家のグループの分析で新たに分かりました。

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_2この分析を行ったのは、横浜にある理化学研究所統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員らと東京大学の2つのグループで、それぞれ独自に行いました。

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_3それによりますと、小保方リーダーらがインターネット上に公開しているSTAP細胞のものだとする遺伝子の情報を分析したところ、ほぼすべての細胞に8番目の染色体が通常の2本より1本多くなる「トリソミー」と呼ばれる異常のあることが分かったということです。

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_48番目の染色体がトリソミーを起こしたマウスは、母親のおなかの中にいる胎児の段階で死んでしまい、通常、生まれてこないということで、専門家グループは、小保方リーダーらが生後1週間ほどのマウスからSTAP細胞を作ったとするこれまでの主張と矛盾するとしています。

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_5また8番染色体のトリソミーは、すでに研究で広く使われている万能細胞「ES細胞」を長い間培養すると起きることがある異常としても知られています。

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_6 STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_7

今回の分析結果について、細胞の遺伝情報の分析に詳しい東京大学の菅野純夫教授は「通常、生まれてくることがないマウスからどうやって作ったのか。STAP細胞の存在を根底から揺るがす結果でこの細胞が本当は何だったのかという強い疑問を感じる。専門家ならSTAP細胞はES細胞の混入ではないかと疑うと思う。STAP細胞があると発表した研究チームは遺伝子解析や残っている細胞の分析などの調査を行い、きちんと説明すべきだ」と話しています。

STAP細胞 遺伝子データに説明と矛盾する点(NHKニュース6月11日)_8これについて、小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人を務める三木秀夫弁護士は「正確な情報を把握していないのでコメントできない」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/k10015134871000.html

STAP細胞_DNA解析_8番-トリソミー_画像===================================
遠藤高帆(たかほ)上級研究員について】 横浜にある理化学研究所統合生命医科学研究センターの上席研究員。 遺伝子研究の専門家。 東北大学大学院で博士号取得(平成10年)。 「kahoの日記」の執筆者と思われる。 詳細はこのブログ記事 ⇒ <STAP細胞全論文撤回へ、トドメを刺した理研・遠藤高帆上級研究員らの研究報告書「STAPは別のマウスの細胞の疑い」>(投稿日:2014/6/4)
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この件は、以下に掲載する2本の毎日新聞の記事が詳しいようだ――

STAP細胞:論文ではあり得ない染色体 研究員ら解析
(毎日新聞 2014年06月11日 19時43分)

小保方・STAP細胞論文発表会見の写真理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーらが公開しているSTAP細胞の複数の遺伝子データに、STAP論文に書かれた作製法ではあり得ない染色体異常があることが、理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆(たかほ)上級研究員らの解析で分かった。見つかった特徴は、既存の万能細胞「胚性幹細胞(ES細胞)」に多く見られるため、専門家の間では「STAP細胞は存在せず、ES細胞だった可能性も出てきた」との声が上がっている。

論文では生後1週間のマウスから取り出したリンパ球を使い、STAP細胞を作製したと説明している。だが解析では、8番染色体が通常(2本1組)より1本多く3本ある「トリソミー」と呼ばれる状態だった。8番染色体がトリソミーのマウスは胎児の段階で死んでしまい、生まれてこSTAP細胞_論文ではあり得ない染色体、遠藤高帆・上級研究員ら解析ないため、生きたマウスを使ったとする論文の記述と矛盾する。

一方、長期培養するES細胞では、8番染色体のトリソミーが生じやすい。菅野純夫・東京大教授(ゲノム医科学)は「解析結果を信じるならば、生きたマウスから作ったとは考えにくく、ES細胞をSTAP細胞として使った可能性もある」と話す。

これまでに、STAP細胞から作ったSTAP幹細胞の分析で、元のマウスと異なる不自然な特徴が指摘されているが、小保方氏側は「詳細はSTAP幹細胞を樹立した若山照彦氏(現・山梨大教授)に聞いてほしい」と反論していた。一方、STAP細胞は基本的に小保方氏が1人で作製していたとされる。小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士は取材に「主治医より『静養に努めること』と指示を受けている」として回答しなかった。【須田桃子】

http://mainichi.jp/select/news/20140612k0000m040044000c.html

STAP細胞:致命的データ、理研は詳細な解析を
(毎日新聞 2014年06月12日 00時02分)

「STAP細胞」が、受精卵から作る万能細胞「胚性幹細胞(ES細胞)」だったのではないか、という指摘は以前から出ていた。STAP細胞として公開されている遺伝子データに、ES細胞によく見られる8番染色体の「トリソミー(通常2本の染色体が3本ある状態)」が見つかったという解析結果は、その指摘の裏付けになる。理化学研究所は、論文全体の内容や残された試料の調査に消極的だが、不正の全容解明が一層求められる結果といえる。

東京大の研究チームも同じ結果を出しており、解析の信頼性は高い。論文で記述されているSTAP細胞だった可能性を否定するデータとも言え、STAP細胞の存在を疑問視する専門家は「致命的なデータ」と批判を強める。

解析した理化学研究所の上級研究員らは、他のSTAP細胞の公開データの解析も実施しており、そこではSTAP細胞の特徴である万能性を示す遺伝子の働きをほとんど確認できなかったという。また、STAP細胞から樹立したとされる「FI幹細胞」のデータの解析では、ES細胞と、胎盤の細胞に変化する「TS細胞」とが9対1の割合で混ざっていた可能性があるとの結果が出た。膨大な容量の遺伝子データを複数誤って登録することは現実的ではなく、計画的な捏造(ねつぞう)行為があった可能性もある。

理研はこれまで、論文の再調査や研究の生データなどの解析を先送りしてきた。今回の解析は、STAP細胞の真偽を見極めるうえでも、詳細な解析が必要であることを示す結果だ。理研は現在、STAP細胞を作り直す検証実験を優先させ、上級研究員が5月下旬に解析の概要を報告していたにもかかわらず、報道されるまで認めてこなかった。

ある国立大教授は「仮にSTAP細胞がES細胞であるなら、検証実験をやる意味もない」と指摘する。外部識者による理研の改革委員会は12日に提言書をまとめ、公表する。改革委は再三、理研に論文の再調査を求め、提言書にも盛り込む見通しだ。理研には改めて「幕引きを急ぐな」とのメッセージが突き付けられている。【須田桃子】

http://mainichi.jp/select/news/20140612k0000m040127000c.html

毎日の記事が詳しいと思っていたら、さらに詳しいのが日経サイエンスが号外のPDF(6月1日版)―「STAP細胞 元細胞の由来 論文と矛盾 。 リンクは ⇒ http://www.nikkei-science.com/wp-content/uploads/2014/06/20140611STAP.pdf 一応、画像に変換し以下に掲載します――

STAP細胞_元細胞の由来、論文と矛盾(日経サイエンス号外6月11日_1)   STAP細胞_元細胞の由来、論文と矛盾(日経サイエンス号外6月11日_2)

関連投稿記事】 タイトルをクリックでジャンプ
STAP細胞全論文撤回へ、トドメを刺した理研・遠藤高帆上級研究員らの研究報告書「STAPは別のマウスの細胞の疑い」>(投稿日:2014/6/4, 6/7更新)


では、TAP細胞の問題で、理研の「改革委員会」が12日に発表した、研究不正の再発防止のための提言についてのニュースクリップ――

STAP問題でセンターの解体求める
(NHK 6月12日21時37分)

STAP問題でセンターの解体求める_NHKニュース6月12日STAP細胞の問題で、理化学研究所の改革委員会は12日、研究不正の再発防止のための提言をまとめました。 論文の発表に至るまでの経緯は極めてずさんで、問題が起きた研究センターには、不正を誘発する構造的な欠陥があるとして組織の解体を求めるとともに、理化学研究所に対し、STAP細胞そのものがねつ造ではなかったか確かめるよう提言しています。

STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_NHKニュース6月12日STAP細胞の問題を受けて、ことし4月に設置された理化学研究所の外部の有識者で作る改革委員会は12日、最後の会合を開き、研究不正の再発防止に向けた提言をまとめました。

STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_NHKニュース6月12日.jpg_1 STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_NHKニュース6月12日.jpg_2

その中では、論文を執筆した小保方晴子研究ユニットリーダーが採用された経緯について、「必要なプロセスをことごとく省略する異例ずくめのもので、日本の代表的な研究機関としてにわかには信じがたいずさんさだ。iPS細胞研究をりょうがする成果を得たいためだった可能性が極めて高い」と厳しく指摘しています。

STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_NHKニュース6月12日.jpg_3 STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_NHKニュース6月12日.jpg_4

そのうえで、問題が起きた「発生・再生科学総合研究センター」には、「研究不正行為を誘発したり抑止できなかったりする構造的な欠陥があった」として、組織を早急に解体し、新たに立ち上げる場合はトップを交代して体制を抜本的に見直すべきだとしています。

STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_1STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_2 STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_3
STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_4STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_5 STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_6
STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の会見_個人の処分について_NHKニュース6月12日.jpg_7また提言は、理化学研究所本体についても、「事実の解明に対する積極性を欠き、問題をわい小化しようとしている」などと厳しく批判しています。 そして新たに見つかった疑義についても十分な調査を行うよう要請するとともに、STAP細胞そのものが本当に存在するのか、それともねつ造だったのかを確かめるため、熟練した研究者の監視のもとで小保方リーダーに再現実験を行わせるよう求めています。

1STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の提言_NHKニュース6月12日.jpg_ 11STAP問題でセンターの解体求める_理研改革委の提言_NHKニュース6月12日.jpg_

さらに提言は「理化学研究所が改革を十分に実行しないのではないかと危惧を感じている」として、外部の有識者による監視委員会の設置も求めました。

提言は最後、「日本の代表的な研究機関である理化学研究所が問題を真摯(しんし)に総括し、再発防止策を実行することができるのか国内外から注目されている。研究不正を巡る不祥事は科学者みずからによって解明されなければならない。理化学研究所が日本のリーダーとして範を示すことが期待される」と結ばれています。

改革委員会がまとめた提言について、理化学研究所の野依理事長は「提言については、私自身を本部長とする研究不正再発防止改革推進本部で、高い規範を再生するための糧として真摯(しんし)に受け止め、内容をしっかりと吟味したうえで研究不正を抑止するため実効性ある計画を策定し、早急に実行に移していきます」とするコメントを発表しました。

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人を務める三木秀夫弁護士は12日夜、大阪市内で報道関係者の取材に応じ、「非常に厳しい内容で、特に小保方氏本人に対する指摘については非常に厳しく真摯(しんし)に受け止めなければいけないと認識している」と述べました。 その一方で、小保方リーダーとはまだ連絡が取れていないということで、提言の詳しい内容や今後の対応については明言を避けました。

■ 理化学研究所とは

理化学研究所は、大正6年に設立された自然科学系の総合研究所で、平成15年に文部科学省が所管する独立行政法人となりました。 国から配分された資金で研究活動に取り組んでいて、今年度は研究費や人件費、施設の運営費などとして834億円余りの予算が計上されています。 本部のある埼玉県和光市など国内の9か所に拠点を構え、常勤と非常勤合わせて2800人余りの研究者が在籍しています。

理化学研究所のトップは、平成13年にノーベル化学賞を受賞した野依良治理事長で、この10年余り理事長を務めています。 組織運営は野依理事長と5人の理事で作る理事会が担っていて、理事の内訳は文部科学省出身が2人、元の研究者が2人、研究所の事務職出身が1人となっています。 5人の理事は研究、人事、経営企画、コンプライアンスなどそれぞれ担当を持ち、研究不正が起きた場合の対応は、ふだん研究そのものを担当する川合眞紀理事が総括することになっています。

しかしSTAP細胞の問題を受けて、ことし4月に設置された理化学研究所の外部の有識者で作る改革委員会の議論では、理事の役割やその資質を問題視する意見が相次ぎました。

特に問題となったのが、5人の理事のなかにSTAP細胞のような生命科学の研究に詳しい理事が1人もいなかったことです。 改革委員会は「研究の7割を占める生命科学を専門とする理事がいないのは普通の常識では考えられない。もっと適材適所の理事体制を作るべきだ」と指摘しています。

また、研究不正問題に責任を持って取り組む理事を新たに置くべきだという指摘や、経営に関する第三者の意見を定期的に聞くために新たに「経営会議」を設置すべきだという意見が出されていました。

さらに、改革委員会はSTAP細胞の問題が起きた「発生・再生科学総合研究センター」の組織運営についても議論を進めてきました。 「発生・再生科学総合研究センター」は平成12年に神戸市に設立された研究拠点で、再生医療の実現に向けた研究などに取り組んでいます。 組織のトップは、「カドヘリン」と呼ばれる分子の研究で世界的に知られる竹市雅俊センター長です。

そして、竹市センター長のもとで今回のSTAP細胞の論文を発表したのが、笹井芳樹副センター長と小保方晴子研究ユニットリーダーらの研究グループです。

改革委員会は「研究不正の再発を防止するためには、組織と個人の責任を明確にしなければならない」などとして、組織のトップである竹市センター長や、STAP細胞の論文に著者として大きく関与した笹井副センター長ら幹部を交代させ、組織を大幅に刷新するよう求める方針を示しています。

■ 改革委員会 6人の外部委員で構成

理化学研究所の、外部の有識者で作る改革委員会は、ことし4月初め、STAP細胞の論文にねつ造や改ざんの不正が認定されたことを受けて設置されました。 正式には、「研究不正再発防止のための改革委員会」という名で、大学教授や弁護士、公認会計士など、6人の外部委員で構成されています。 委員長は新構造材料技術研究組合の岸輝雄理事長が務めています。

この改革委員会の役割は、第三者の視点から改革に向けた提言をまとめ、理化学研究所の野依良治理事長に提出することです。 提言は当初、議論の開始から1か月程度をめどにまとめられる予定でした。

しかし、理化学研究所を「特定国立研究開発法人」に指定する法案の今の国会への提出が見送られたことから、拙速に結論を出すことを避け、2か月余りにわたって議論が続けられてきました。

この間、STAP細胞の論文を巡っては、新たな疑義が次々と明らかになりました。 先月21日には、不正と認定された2つの画像以外にも、複数の画像やグラフに疑義があるとする調査内容の文書を、研究所内のチームがまとめていたことが分かり、改革委員会は研究所に対し、この件の調査を求めました。

しかし、研究所は一部の著者から論文を取り下げる意向が示されていることを理由に、現在も調査を行っていません。 また、今月3日には、STAP細胞を培養してできたという細胞を詳しく分析したところ、この細胞は、実験に使っていないはずの別の種類のマウスの細胞だった疑いが強いとする研究結果を、国内の複数の研究チームがまとめていたことも分かりました。

この件についても、改革委員会は調査が必要だとしていますが、研究所は調査しない方針を示しています。 こうした理化学研究所の姿勢について、改革委員会の岸委員長は今月2日の記者会見で、「内容に区切りがついていないときは、調査は継続しなければならない。中途半端にトカゲのしっぽを切って逃げるようなことをすると、いちばん損するのは理研そのものではないか」などと述べ、厳しく批判していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140612/k10015179931000.html

STAP問題発生の原因は8つと指摘
6月12日 21時47分

理化学研究所の改革委員会がまとめた今回の提言では、STAP細胞の問題が発生した原因として次の8つの問題が上げられ、詳細に分析されています。

1つ目は小保方晴子研究ユニットリーダーの採用に関する問題です。小保方リーダーの採用に当たっては、過去の論文や応募書類の審査や、推薦書の確認が行われず、英語によるセミナーも省略して採用の内定が出されていました。

提言では「必要とされるプロセスをことごとく省略する異例づくめの採用で、日本の生命科学研究の代表的機関で実際に起こったとはにわかには信じがたいずさんさである」と指摘しています。

2つ目は、STAP細胞の論文の作成過程に関する問題です。

提言は、論文の著者の1人でデータの検討を行う立場にあった笹井芳樹副センター長が検討を全く行うことなく、みすからの職責を果たさなかったことなどが研究不正が見逃される結果を招いたと批判しています。

3つ目は、小保方リーダーの研究データの記録や管理が極めてずさんだった問題です。

提言では、今回の問題が起きた「発生・再生科学総合研究センター」は、そうしたデータ管理を許容する体制にあったとして、竹市雅俊センター長が責任を果たしていなかったと批判しています。

4つ目として、「発生・再生科学総合研究センター」には、研究不正行為を誘発する、あるいは不正行為を抑止できない構造的な欠陥があった問題を指摘し、トップ層の責任は極めて重いと言わざるをえないとしています。

このほか、理化学研究所本体の研究不正防止に対する認識の不足や、組織統治のぜい弱さなどが問題の原因として指摘されました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140612/k10015184981000.html

STAP細胞論文発表のバカ騒ぎは誰が演出したのか? それに乗ったマスコミも同罪である。マスコミが、今さら正義面(せいぎづら)して、小保方晴子ユニットリーダーのみを指弾するのは片手落ちというものだろう。 未熟な彼女にどれだけのことができただろうか。 STAP細胞論文1月29日発表まで話を持ってきたのは、その演出家「笹井芳樹・CDB副センター長」に他ならない。 ノーベル賞に最も近い男は、利権に最も近い男でもあったのではないか? 6月13日の朝日新聞朝刊の「時時刻刻」の記事の中から抜粋して笹井芳樹という利権科学者を糾弾してみよう――

STAP細胞_理研、成果主義の果ての不正_改革委の糾弾検証阻んだ秘密主義

「一回更地になって、考えて下さいということです」。改革委の岸輝雄委員長は記者会見で、現在のCDBの組織では、研究不正の防止は難しいと明言した。

提言書は、成果を求めるCDB側が、小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの採用や論文作成、発表方法をめぐり、異例の対応を重ねてきたことを明らかにした。

小保方氏のCDBへの就職は、研究内容を知っていた西川伸一副センター長(当時)側から打診された。小保方氏は重要書類の提出が締め切り日に間に合わず、選考にあたる人事委員会は過去の論文や応募書類を精査しないまま、推薦書も確認せずに面接。また応募者全員に行っている英語の公開セミナーを省略しただけでなく、非公開セミナーも行わずに採用した。

改革委は「iPS細胞研究を凌駕(りょうが)する画期的な成果を獲得したいとの強い動機に導かれ、小保方氏の採用は最初からほぼ決まっていたものと評価せざるを得ない。こうした成果主義が有する負の側面が、STAP問題を生み出す一つの原因となった」と指摘した。

笹井芳樹副センター長の方針で、秘密保持は採用後も続いた。提言書は、笹井氏が共著者との連絡を十分に行わなかったため、共著者が十分にデータを検証できなかったと指摘。また笹井氏だけでなく、CDBのトップ層が論文発表まで秘密とすることを容認したため、通常行われている研究者間の討論会などでも情報が共有されず、チェック機能が働かなかったとした

STAP細胞を巡る経緯_表論文の報道発表の際も、割烹着(かっぽうぎ)姿で研究する小保方氏を公開するなど派手な広報が展開され、「必要以上に社会の注目を集めることになった」と指摘した。

笹井氏は、論文をめぐる疑惑が指摘された後は、不正の発覚を避けるような行動をした小保方氏からSTAP論文の画像に博士論文の画像を使ったことを聞いた後も、調査委員会にはこれを伝えず、小保方氏に画像の撮り直しを命じ、「STAP現象は有力な仮説である」と繰り返した

こうした行為について改革委は「一般国民、特に再生医療への応用を期待した難病患者に大きな期待を抱かせた」と指摘。「笹井氏の行動は、理研CDBの成果主義の負の側面を端的に表している」と強く批判した

防止策、理研本体も不十分

提言書は、研究不正が起きた原因には、CDBおよび理研本体の「貧弱すぎるガバナンス体制」があると強く批判した。

CDBは2000年の発足以来、退任者をのぞき、運営にかかわるグループディレクターは1人しか代わっていない。提言書は、こうした「トップ層のなれ合い関係」が研究不正行為を誘発したり、抑止できなかったりする構造的欠陥を生み、STAP問題が生じたと指摘した。

その一つの例が、小保方氏の実験ノートやパソコンにおける記録や管理のずさんさだ。理研の研究不正防止規定によると、研究データの管理の責任は所属長が負う。しかし、直属の所属長である竹市雅俊センター長は全く指導しなかった。CDBでは研究データの管理は研究者任せで、組織としての取り組みはほとんどなかったと認定した。

CDBを管理すべき理研本体も、研究不正を防ぐ体制が機能していなかった。STAP細胞論文の報道発表の際、笹井副センター長の仕切りによりiPS細胞との比較について不適切な表現を含む資料が配布されたが、理研広報室はCDB広報をコントロールできないなど、ガバナンス上の問題点が表面化した。

また、監査・コンプライアンス室も十分に機能していなかった。同室は研究不正防止の研修受講を管理職に義務づけているが、受講率は4割にとどまる状態で放置されてきた。

さらに、理研本体はSTAP問題が生じて以降、生データに基づく論文の詳細な検証を指示していないなど、「研究不正の背景および原因の解明に及び腰」と指摘。理研のガバナンス体制が脆弱(ぜいじゃく)なため研究不正行為を止められず、STAP問題への正しい対処を難しくしていると批判した。

6月15日追加記事】 このSTAP細胞論文の一連の騒動は、改革委が指摘するまでもなく、論文に名を連ねた責任著者らが科学者としての責務を全うしていれば起きなかった。 ところが、誰もまともに論文をチェックしていなかった。 あの稚拙な小保方氏の実験ノートをチェックさえしていなかった。

小保方・実験ノート「テラトーマ解析について」 小保方・実験ノート_画像1 小保方・実験ノート_画像2 小保方・実験ノート_画像3

論文責任著者の一人、笹井芳樹・CDB副センター長は逃げ回って責任逃れに徹するばかり。もう一人の責任著者・若山照彦・山梨大教授は笹井氏よりはかなりまともで、科学者としての不明を恥じている。 今さら遅きに逸っしてはいるが、若山教授は毎日新聞のインタビューに応(こた)えて「小保方・実験ノートを一度でも見ていれば信頼性に疑いを持てたかもしれない。申し訳なかった」と、小保方氏のずさんさを見抜けなかったことを謝罪している――

STAP細胞:「小保方氏ノート見ていれば」 若山氏謝罪
(毎日新聞 2014年06月15日 08時54分)

STAP細胞_論文発表時の小保方晴子、笹井芳樹、若山照彦、三氏の写真_2014年1月28日STAP細胞論文の責任著者の一人、若山照彦・山梨大教授(47)が、毎日新聞のインタビューに応じ、自らの研究室で実験していた小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーの実験ノートを確認したことがなかったことを明らかにした。「一度でも見ていれば信頼性に疑いを持てたかもしれない。申し訳なかった」と、小保方氏のずさんさを見抜けなかったことを謝罪した。小保方氏は2011年4月?13年2月、当時理研にあった若山氏のSTAP細胞_若山照彦山梨大教授・論文論文取り下げ提案の記者会見の画像_2014年3月10日研究室に客員研究員として在籍していた。【須田桃子】

STAP細胞にかかわるさまざまな解析結果で不自然さが指摘されていることを踏まえ、「(論文には)信じられるデータは一つもないような気がする」と述べ、STAP細胞の存在に疑問を投げかけた。

STAP細胞を巡る経緯一覧表_2014年1月30日から6月12日若山氏は小保方氏との共同研究で、小保方氏が作製したSTAP細胞をマウスの受精卵に注入し、STAP細胞由来の細胞が全身に散らばる「キメラマウス」を作る実験を重ねた。若山研では通常、全員が同じ部屋で実験し、生データを口頭で報告し合っていたため、実験ノートを見る習慣がなかったという。

だが、小保方氏は別のスペースで実験していた。若山氏は「小保方さんのノートを見ることを思いつかなかった。チラッとでも見ていたら、疑う心が浮かんだかもしれない」。11年11月にキメラマウスの作製に成功したことがSTAP細胞の万能性の根拠となり、理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の竹市雅俊センター長ら幹部が信じたとされる。若山氏は「価値のある研究と思った。僕が『おかしい』ということを突き止めておけば、他の人が信じるのを防げたかもしれない」と悔やんだ。

一方、若山氏は13年3月に山梨大に移った後、STAP細胞の再現実験に数十回取り組んだものの、一度も成功しなかった。小保方氏にも、アドバイスを求めるため何度も状況を伝えた。「共著者である責任と、自分の研究室は再現性を重視してきたことから、論文が受理されるまでに何とか再現したかった。しかし、成功できず焦りが強くなった」と当時を振り返った。また、今年1月末の記者発表時、「作製は簡単」と説明されたことでさらに不安が募り、3月10日に論文撤回を呼び掛ける直前まで実験を繰り返したという。

若山氏は「失敗を経験した僕が一番、真剣におかしいと思える立場にいた」と、いち早く撤回を呼びかけた背景を説明した。一方、共著者の笹井芳樹・CDB副センター長らは、不正認定後も記者会見でSTAP細胞研究の有望さを主張している。

若山氏は今後について、「捏造(ねつぞう)行為があったとしたら税金の無駄遣いをしたことになる。論文に携わった研究者として、社会に役立つ研究成果を出していくことで償いたい」と話した。

若山氏は、STAP細胞から樹立した「STAP幹細胞」の解析を第三者機関に依頼しており、16日に山梨大で記者会見を開き、分析結果を発表する

http://mainichi.jp/select/news/20140615k0000e040155000c.html

6月16日追加情報】 若山照彦・山梨大学教授が会見⇒「STAP細胞の存在示す証拠がない」。16日午後に会見を行った。若山教授は、小保方晴子氏から預かっていたSTAP細胞由来とされる幹細胞などについて、第三者機関に解析を依頼していた。その結果、STAP細胞由来とされた細胞は、遺伝子の特徴が若山教授が提供したマウス由来のものではないことがわかったという。解析を行った第三者機関は、千葉市にある放射線医学総合研究所。

詳細は当ブログの6月16日の投稿記事 ⇒ 「分析結果、STAPの存在否定<若山教授・記者会見>」 (タイトルをクリックで記事にジャンプ。)

▼ 8月13日追記 ▼

コメントで指摘がありましたので、遅ればせながら上記6月16日の発表に対する理研の訂正発表の記事を追加します。 コメント投稿は「神戸っこ」さんが8月12日に「この件の追記がないのはアンフェアに見えます→http://sankei.jp.msn.com/science/news/140722/scn14072221140002-n1.htm」というものでした。 確かに、理研の訂正発表も併載すべきですね。 では、以下に関連記事を掲載します――

理研HP_CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について(7月22日訂正)_キャプチャ画像若山照彦・山梨大学教授が上記の会見記者会見発表をした同日に理研も同じ内容の発表をしました ⇒ 「CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について」(理研HP掲載6月16日版発表のPDFにリンク)。 しかし、その後、7月22日に訂正版を発表しています ⇒ 「CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について (6月16日)の訂正(2014年7月22日訂正版)」(理研HP掲載7月22日版発表の訂正版PDFにリンク)。それに関して、「神戸っこ」さんご指摘の産経記事はこのように報じています――

理研が解析結果を訂正 若山教授のマウスの可能性も
(産経 2014.7.22 21:14)

理化学研究所は22日、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が作製したSTAP(スタップ)細胞から培養された幹細胞の解析結果を訂正した。共著者の若山照彦山梨大教授が提供したマウスから作製されたものではないとした6月の発表は誤りで、若山研究室のマウス由来だった可能性も否定できないとしている。

若山氏が目印となる遺伝子を18番染色体に挿入したマウスを作製し、これを受け取った小保方氏がSTAP細胞を作り、若山氏が培養して幹細胞を作った。

この幹細胞について理研は当初、遺伝子は15番染色体に挿入されており、若山氏が提供したマウス由来ではないと発表。だが詳しい調査の結果、この細胞には別の遺伝子も挿入されており、染色体の挿入場所は分からなくなったという。同じ遺伝子の特徴を持つマウスは大阪大が作製し、若山研究室で飼育されていた。

また若山氏は同日、英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP論文の撤回理由書が、共著者の合意がないまま書き換えられた問題について、締め切り間際に他の共著者と自分の文章の差し替えが交錯したことが原因とするコメントを発表した。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140722/scn14072221140002-n1.htm

この産経記事では概略しか報道していませんので、詳しく説明している日経メディカルの記事「理研がSTAP幹細胞の解析結果を訂正、若山研由来の可能性も」(7月23日)を合わせて以下に掲載します――

小保方氏が樹立したSTAP細胞から誘導したSTAP幹細胞
理研がSTAP幹細胞の解析結果を訂正、若山研由来の可能性も
(日経メディカル 7月23日)

理研がSTAP幹細胞の解析結果を訂正、若山研由来の可能性も_日経メディカル_20140723理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)は2014年7月22日、先日発表したSTAP幹細胞の第三者機関による解析結果に一部誤りがあったと発表した。誤りがあったのは、当初の解析で、山梨大学生命環境学部生命工学科教授の若山照彦氏が提供したマウスから樹立されたものではないとされたSTAP幹細胞株の解析結果。今回の訂正により、同STAP幹細胞株が若山研究室のマウス由来である可能性も出てきた。

2014年6月16日、若山氏は、研究室に保存していたSTAP幹細胞の第三者機関による解析結果を発表した。同じSTAP幹細胞を保存していた理研CDBも同日、同じ内容の解析結果を発表していた。その後の調査により、解析結果に一部誤りがあることが発覚したという。誤りがあったのは、最初に樹立されたFLS株と名付けられたSTAP幹細胞株の解析結果だ。

FLS株は若山氏が維持している129/Sv×B6のF1マウス由来のSTAP幹細胞とされていた。当初の解析の結果、FLS株の系統はいずれも129/Sv×B6のF1由来ではあったものの、実際に若山氏が維持している129/Sv×B6のF1マウスとは、GFP遺伝子の挿入部位が異なっていた。若山氏129/Sv×B6のF1マウスのGFP遺伝子が18番染色体に挿入されていたのに対し、FLS株のGFP遺伝子は15番染色体に挿入されていることが判明。若山氏によれば、研究室には15染色体にGFP遺伝子が挿入されたマウスはいないため、解析結果に基づき、FLS株は若山氏が提供したマウス由来ではないとされた。

ところがその後の調査で、FLS株には1種類のGFP遺伝子(CAG-GFP遺伝子)が挿入されていたのではなく、2種類の遺伝子(CAG-GFP遺伝子、Acr-GFP遺伝子)が連なって共挿入されていたことが発覚した。CAG-GFP遺伝子が挿入されていさえすれば、GFP遺伝子が全身で発現し、全身が発光するが(Acr-GFP遺伝子が挿入されていれば、精子でもGFP遺伝子が発現する)、「若山研究室で維持している全身が発光するマウスには、CAG-GFP遺伝子のみが挿入された系統しか存在しない」という誤った前提で解析が行われていたという。

GFP遺伝子がどの染色体に挿入されたかは、GFP遺伝子挿入部位の前後の遺伝子配列を解析し、各染色体に特異的な配列があるかどうかで決める。当初の解析結果では、CAG-GFP遺伝子の直後に15番染色体に特異的な配列が見つかり、15番染色体にGFP遺伝子が挿入されたと結論されていた。しかし、その特異的な配列は、CAG-GFP遺伝子に連なって共挿入されていたAcr-GFP遺伝子のプロモーター配列であることが分かった。これにより、FLS株が若山氏が提供したマウス由来のSTAP幹細胞株ではないとする根拠が薄弱になった。

今回の発表では、2種類の遺伝子(CAG-GFP遺伝子、Acr-GFP遺伝子)が共挿入されたマウスは、大阪大学微生物病研究所附属生体応答遺伝子解析センターの岡部勝特任研究員で樹立され、若山氏に分譲されて維持されていたことも明らかになった。CAG-GFP遺伝子とAcr-GFP遺伝子の挿入部位やコピー数、ホモかヘテロかは現在解析中。仮にそれらが、岡部特任研究員が分譲したマウスと一致すれば、FLA株は若山氏が提供したマウスから樹立された可能性が出てくる。

FLS株のほかにも、第三者機関はAC129株、FLS-T株を解析済みで、解析結果は2014年6月16日に発表された。AC129株のマウスの系統が想定と異なっていた点や、いずれの株もオスであり不自然な点などが明らかになっており、今回の訂正でもそうした点に変更はない。加えて、今回の訂正を考慮しても、FLS株を含めたSTAP幹細胞が、同じ遺伝的背景を持つES細胞に由来する可能性は依然として否定できない。

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/hotnews/int/201407/537643.html

記事末尾にあるように――「AC129株のマウスの系統が想定と異なっていた点や、いずれの株もオスであり不自然な点などが明らかになっており、今回の訂正でもそうした点に変更はない。加えて、今回の訂正を考慮しても、FLS株を含めたSTAP幹細胞が、同じ遺伝的背景を持つES細胞に由来する可能性は依然として否定できない。」――訂正を踏まえても、大勢は覆らないとHashigozakuraは認識している次第です。

STAP細胞、DNA解析で遠藤高帆上級研究員らが更なるトドメ ⇒ 理研の改革委員会は「発生・再生科学総合研究センター」にチェックメイト」への2件のフィードバック

    • 貴重なコメントありがとうございます。 確かに、理研7月22日の訂正発表も併載した方がフェアですね。 という事で今日(8月13日)にこの投稿記事と6月16日の若山教授会見記事に対し、遅ればせながら追記致しました。 ただ、大勢は覆らないかと認識ております。 またご意見がありましたら御遠慮なくコメント投稿して頂ければ幸いです。  Replied by Hashigozakura

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