<大津市・中二いじめ自殺>滋賀県警、学校と教育委員会を捜索

ネットでたたかれて、警察も動かざるえなくなったということだ。 大手メディアの報道よりもネットの動きの方が大きいと思う、2ちゃんもさることながらニコ動の報道のインパクトも大きいのではないか。 いじめの主犯格とその仲間と思われる中学生らは、ネットで晒されている、さらにスライドショウになってその親達の情報もYoutubeにウップされている、それを是とする訳ではないが。 教育委員会の怠慢、警察の怠慢、プライバシーの問題、冤罪、etc、その他諸問題を含めてネットは動き出している。

この1年、警察と検察の信用の失墜は甚だしい。 原発事故とその後の混迷で政府の信用は奈落の底だ。 国家権力の信用の凋落は空前絶後と言えよう。 そこに起きた「大津市・中二いじめ自殺」、一連の報道は多くの人々に「うやむやにするのか?」と怒りを覚えさせた….ならばネットで出来ることをしよう。 こういうネットの動きはどんどん起きてくるだろう….

大津いじめ・民事訴訟第2回口頭弁論 (7月17日)

大津いじめ・民事訴訟第2回口頭弁論(7月17日)

大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとして、両親が加害者とされる同級生ら3人と保護者、市を相手取り約7720万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が17日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)であった。市側の弁護士は「いじめと自殺の因果関係は今後認められる可能性が高い。市として和解の意思表示をしていくことになる」として和解の意向を明らかにした一方、3人の同級生側はすでに提出している答弁書で「いじめではなく遊びだった」などとして訴えを全面的に否認しているが、この日は主張はしなかった。 第3回弁論は9月18日。 (読売・関西 2012年7月17日…サムネイル画像クリックで記事全文表示。) http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120717-OYO1T00823.htm?from=top

■ 中二生徒は自殺の3ヶ月前から40万円前後工面を工面していた、アンケートには「いじめている生徒から金銭の要求があった」との回答が伝聞として15件あった…(東京新聞2012年7月15日朝刊)――

「大津のいじめ 自殺の中2 40万円工面 3カ月前から貯金などで」

大津市の市立皇子山(おうじやま)中二年の男子生徒が昨年十月にマンションから飛び降り自殺した事件で、男子生徒は亡くなる三カ月前から自分の貯金から現金を引き出したり、親戚の財布から抜き取ったりし、これらの総額が四十万円前後に上っていた。生徒を知る関係者が十四日、明らかにした。自殺直後に中学校が全生徒に実施したアンケートには、いじめたとされる同級生から男子生徒に「金銭の要求があった」との回答が伝聞として十五件あった

関係者によると、男子生徒は昨年七~八月、三回にわたって、お年玉などをためていた郵便貯金から十二万四千円を下ろしていた。ほかにも数回にわたって引き出したり、親戚の財布や親戚が経営する店のレジから金を取ったという。

アンケートでは、同級生が「お金を持ってくるように脅していた」「キャッシュカードの暗証番号を教えろと言った」とする回答があった。いずれも伝聞だが、六人は実名を記しての回答だった。

滋賀県警は「通帳などからお金が引き出されていることは把握している。自殺した生徒が引き出したかどうか裏付けが必要。まずは捜索した暴行容疑で調べ、その後、付随して出てきた容疑を調べる」と恐喝や強盗容疑の可能性も含めて捜査する方針

「いじめでなく けんかと判断」校長が会見

この事件では、生徒が自殺する前に二回、女子生徒が「男子生徒がいじめられている」と担任に声を掛けたものの、学校側は「けんか」と判断するなどして生かせていなかった。藤本一夫校長(59)は十四日、昨年十一月以来、八カ月ぶりに会見し「その場できちんといじめを疑えば、被害は軽減できた可能性があった。自殺した生徒と保護者に申し訳ない」と謝罪した。

一回目は昨年九月三十日の放課後、二回目は自殺する六日前の昨年十月五日の午後、それぞれ女子生徒が担任に「いじめです」などと声を掛けた。だが担任は男子生徒といじめたとされる同級生に個別に話を聞き、「けんかです」と答えるなどしたため、いじめではないと判断した。

この後、学校側は、担任や学年主任、教育指導担当の教師ら五人ほどで緊急の会議をしたが、「けんかはいじめにつながる可能性があるので注意が必要」と申し合わせた程度にとどめた。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012071502000121.html#print

会見する大津市教委の沢村憲次教育長(右)と市立中学の藤本一夫校長=14日午後4時2分、大津市

■ 自殺6日前に複数教諭がトラブルを認知し。いじめの可能性疑っていた…(読売新聞2012年7月14日15時29分)――

「中2自殺6日前、複数教諭がいじめの可能性疑う」
大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題で、担任ら複数の教諭が、自殺6日前の同月5日、男子生徒と加害者とされる同級生らとの間のトラブルを認知し、いじめの可能性を疑っていたことが、市教委への取材でわかった。市教委や学校はこれまで「男子生徒が亡くなるまで、いじめの認識はなかった」と説明していた。▽市教委によると、昨年10月5日、校内のトイレで同級生が男子生徒を殴り「やり返してこなければ、もっとひどいことをするぞ」と挑発。このため男子生徒も殴り返したという。▽目撃した女子生徒から連絡を受けた学年主任と担任は、同級生と男子生徒から事情を聞いた結果、2人とも暴力を振るったことから、けんかと思い、双方に謝罪させた。その後、男子生徒に「大丈夫か」と尋ねたところ「大丈夫。仲良くする」と答えたという。▽しかし、担任らは女子生徒らから「あれはいじめ」との指摘を受け、以前にも同様の情報があったため、この時点で「いじめの可能性もある」と判断。同月11日に当事者から事実確認を行う予定だったが、同日朝、男子生徒は自宅マンションから飛び降り、亡くなった。<http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120714-OYT1T00546.htm>

☛ この件に関し、NHKは「直前にいじめ連絡も認識せず」(7月14日 19時45分)と報じているが、読売の記事といささかニュアンスが違う。 <http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120714/k10013594611000.html>

■ 自殺2日前に加害者とされる同級生3人に会うのを恐れ、「登校したくない」と家族に相談していたことが、関係者の証言でわかった...(読売新聞2012年7月14日)――

「大津いじめ、自殺2日前「登校イヤ」家族に相談」
大津市で昨年10月11日、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、男子生徒が自殺する2日前、加害者とされる同級生3人に会うのを恐れ、「登校したくない」と家族に相談していたことが、関係者の証言でわかった。滋賀県警もこの証言を把握、男子生徒が同級生らと顔を合わせる学校に行くのを嫌がり、最終的に死を選んだとの見方を強めている。▽関係者によると、男子生徒が自殺する2日前の同9日の日曜に家族と量販店に出かけた際、同級生らと出会わないか不安げに辺りを見回し、家族に「どういう風にしたら(ずる休みと)わからないように学校を休めるだろうか」と相談したという。▽男子生徒が自宅マンション(14階建て)から飛び降りたのは、祝日の「体育の日」を含む3連休が終わり、4日ぶりの登校となる11日の火曜の午前8時頃だった。<http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120714-OYT8T00561.htm?from=popin>

今朝の中日新聞電子版は、暴行を目撃した生徒が中日新聞に証言したとして以下の記事を配信した――

教員がいじめ注意 生徒目撃「強くは言わず」
(中日新聞 2012年7月14日 09時13分)

 大津市立皇子山(おうじやま)中2年の男子生徒=当時(13)=が昨年10月に飛び降り自殺した事件で、前月に男子生徒が受けた捜索容疑の暴行を目撃した生徒が、本紙に証言した。女性教員は加害者を注意していたが、強い調子ではなかったという。13日は市議会にアンケート内容が配布され、教師の事情聴取なども始まった。

 加害側とされる同級生3人が昨年9月29日に、大津市の陸上競技場で開かれた体育大会で、男子生徒を後ろ手に縛り、女性教員が3人を注意していた様子を、男子生徒(15)が目撃していた。

昨年10月に中学校が全教員を対象にした聞き取り調査では、いじめを認識したと答えた教員はいなかった。

証言によると、3人が自殺した生徒の手を後ろに回し、鉢巻きやガムテープでフェンスに縛り付け、通りかかった女性教師が「やめときや」と注意した。男子生徒は「先生の注意は強い言い方ではなかった」と振り返った。

昨年10月に学校が全生徒を対象にしたアンケートでも、自殺した生徒が「体育大会の時などに手をロープで縛られる」などと書かれた目撃回答が複数あった。

県警は、これが暴行容疑に当たるとして中学校や市教委を家宅捜索している。13日からは中学校の教員から事情聴取を開始。7月下旬からの夏休みには、アンケートに名前を書いて回答した生徒をはじめ、匿名で答えた生徒からも協力を得て容疑を裏付ける。

また、取材に応じた男子生徒は、加害側とされる3人が体育大会の競技中に、自殺した生徒に「おまえが万引したから土下座せえ」と強要し、学校近くの商業施設の方向に土下座させたことも目撃したことを明かした。

生徒15人が伝聞として、アンケートに自殺した生徒が「万引させられている」と回答している。

生徒の父親(47)は刑事告訴の意向があり、代理人弁護士と検討している。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012071490091304.html

自殺の前日に中2生の自室が加害者とされる同級生らに荒らされたと、同学年の生徒が全校アンケートに回答していたことがわかった…(読売2012年7月13日14時41分
<http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120713-OYT1T00820.htm?from=popin>

読売は前日としているが、NHKニュースは自殺3日前と報じている….(NHK 7月13日18時50分)。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120713
/k10013574581000.html

大津市教育委員会・澤村憲次教育長
市議会での質問に「警察との連携が不十分だった」という認識を示した (NHK 7月13日19時31分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120713
/k10013576171000.html

大津市教委が市議会で傍聴者らに配布した1回目のアンケート集計結果の一部画像
昨年10月17~19日に実施した1回目のアンケートには約8割が回答。「殴る蹴る」「ハチを食べさせる」といった暴力行為が約150件あり、半数近くは生徒が直接確認した記名回答だった。「自殺の練習をさせられていた」(16人)▽金銭を要求したり、キャッシュカードの暗証番号を教えるよう求めたりする「恐喝・金品の要求」(13人)▽メールなどでの「自殺の予告」(8人)といった伝聞の回答も含まれていた。 <http://www.asahi.com/national/update/0714/OSK201207130191.html

学校のアンケートで、「体育大会での暴行などを直接見た」と答えた生徒が19人とNHKは報道し、毎日は20人だと報道。 他紙は調べていないが、やはり人数は違くのだろうか? 目撃者は一体何人なんだ? 報道とはいい加減なものだ。 いずれにしても、多数の目撃者がいることは確からしい。 とことん調べて欲しい。 以下サムネイルはNHKと毎日の記事キャプチャ、画像クリックで拡大して読める。

      

生徒動揺/大津いじめ
(朝日>マイタウン・滋賀 2012年07月12日)

8月にも立件判断

大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、滋賀県警は8月中にも、いじめをしたとされる同級生3人から事情を聴き、暴行や強要などの容疑を視野に立件可否を最終判断する方針を固めた。

県警は11日夜、大津市教委事務局が入る市役所と、中学校を捜索。捜索容疑は、昨年9月29日に学校近くの陸上競技場であった体育大会で、同級生3人が男子生徒を鉢巻きで後ろ手に縛ったというもの。この時、死んだハチを食べさせられそうになる様子も目撃され、少年の自殺後に学校側が全校生徒を対象に実施したアンケートに記名回答があった。

一方、男子生徒が昨年9月から10月にかけて、トイレや運動場で繰り返し殴られるのを多くの生徒が目撃。県警はこうした経緯も確認し、いじめの実態把握を進める。

11日午後7時半に始まった捜索は、翌12日未明に学校の捜索を終えるまで5時間近くに及んだ。暴行の目撃情報があったアンケートの提出を受けた県警は、学校側が生徒から聞き取った内容も確認するため、教師の日誌やノートを押収した。

県警は学校生活への影響を極力抑えるため、目撃した生徒や教職員を中心に話を聞き、立件容疑を絞ったうえで、いじめたとされる同級生3人から事情を聴く方針だ。

教育長「いじめ自殺の一因」

中学2年が自殺した問題で、沢村憲次教育長は12日朝の会見で、、「いじめも一つの要因ということを否定したことはない」「プライバシーに関わることで申し上げられないが、さまざまな要因がある」とも述べた。滋賀県警が市教委や中学校を捜索してから一夜明け、中学校周辺では登校する生徒たちを教職員らが見守り、緊張した雰囲気が漂った。

県警による捜索はテレビで繰り返し報道され、ほとんどの生徒が知っていた。男子生徒の同級生で3年の女子生徒(15)は「ちゃんと事実が解明されてほしい。何があったのかすべてを知りたい」と話した。一方、1年の女子生徒(12)は「学校は何も隠していないと言っているのに、警察が入って何ができるのか疑問に思う」と言った。

学校での捜索は11日午後7時半から5時間近くに及び、学校と市教委事務局から、教師の日誌やノート類、ファイルや出席・出勤簿など約130点が押収された。

大津市の越直美市長は市教委の調査が「ずさんだった」として、第三者による調査委員会を立ち上げる意向。

沢村教育長は12日朝の会見で「強制捜査で、原本だけでなく、コピーも含めて全ての資料が押収された」と話した。市側は、資料の複写を県警に求める。

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001207120004

大津・中2自殺:学校と市教委を捜索 いじめ巡り滋賀県警
(毎日新聞 2012年07月11日 22時22分)

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、滋賀県警は11日夜、同級生3人が男子生徒に暴行した疑いがあるとして、市教委と中学校を家宅捜索した。県警は計25人の専従捜査班を県警大津署に設置し、この日、校長や市教委幹部の事情聴取も始めた。今後、男子生徒の同級生や卒業生から話を聴き、いじめの実態や男子生徒の自殺の原因を慎重に調べる方針。学校でのいじめを巡り、警察が学校などを捜索するのは極めて異例だ。

県警は、男子生徒へのいじめや加害行為に関する複数の生徒のアンケート回答の大半を、市教委側が非公開にしていたことなどを重視し、実態の解明には強制捜査が不可欠と判断したとみられる。

県警によると、捜索の容疑は、同級生3人(当時13歳と14歳)が昨年9月29日ごろ、男子生徒に暴行したという内容。捜査員24人が午後7時20分ごろ、中学校の校長室と職員室、市役所庁舎別館2階にある市教委学校教育課などで捜索を始めた。アンケートなど、市教委側が実施してきた調査内容などの資料を押収したとみられる。

男子生徒の自殺後に全校生徒に実施したアンケートで、複数の生徒が男子生徒について、(1)蜂の死骸を食べさせられそうになった(2)万引きを強要された(3)お金を脅し取られた(4)殴る蹴るの暴行を受けた??などと回答した。生徒16人は「自殺の練習をさせられていた」とも答えた。しかし、市教委側は一部を公表していなかった。

県警は今後、いじめに関わったとされる同級生を含めた生徒や教職員から事情を聴き、加害行為の有無を調べる。暴行などの容疑が固まれば、家裁送致や補導をするとみられる。

この問題では、男子生徒の遺族が3回にわたり、暴行容疑で被害届を出そうと大津署に相談したが、いずれも受理されず、県警にも批判が寄せられていた。

男子生徒の父親(47)は毎日新聞の取材に「市教委では調査に限界があるのではないか。同じようないじめが二度と起きないためにも、県警は真相を明らかにしてほしい」と話した。

http://mainichi.jp/select/news/20120712k0000m040085000c.html

⇒ 滋賀県警・満重昭男生活安全部長は「(自殺までに)何があったのか、自殺を未然に防げなかった原因は何かなどを徹底的に究明すべきだと考えた。市教委、学校の対応や調査実態の全容も明らかにしていく」とのコメントを出した。 (時事通信 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012071100876

中学生自殺 学校と市役所捜索
(NHK 7月11日 19時54分)


大津市で中学2年生の男子生徒が自殺したことを巡り、滋賀県警察本部は、生徒が受けていたとされるいじめと自殺との関連を調べるため、生徒が通っていた中学校と教育委員会が入っている大津市役所を捜索を始めました。

去年10月、大津市で中学2年生の男子生徒がマンションから飛び降りて自殺し、大津市教育委員会は、男子生徒が、複数の同級生からいじめを受けていたことを認めています。 滋賀県警察本部は、事実関係の解明のため、大津警察署に11日、専従の捜査班を設け、生徒が通っていた中学校と、教育委員会が入っている大津市役所の捜索を始めました。

警察によりますと、捜索の容疑は去年9月に複数の同級生が男子生徒に暴行した疑いだということです。 警察は、男子生徒が受けたとされるいじめと自殺との関連などについて、詳しく調べることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/t10013514481000.html

中学生自殺 滋賀県警が専従捜査班
(NHK 7月11日 12時13分)

大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、滋賀県警察本部は専従の捜査班を設け、男子生徒が受けたとされるいじめの実態や自殺との関連を詳しく調べることになりました。

去年10月、大津市で中学2年生の男子生徒がマンションから飛び降りて自殺したことを巡っては、学校側が全校生徒へ行ったアンケートで、複数の同級生からいじめを受けていたことが明らかになっています。

この問題で滋賀県警察本部は、大津警察署におよそ20人から成る専従の捜査班を設けました。 捜査班は、男子生徒が受けたとされるいじめに犯罪に当たる行為がないかや、自殺との関連を詳しく調べることにしています。

この問題では、男子生徒の父親が「警察に相談したのに、被害届を受理してもらえなかった」と不満を示し、警察は「犯罪事実の認定に難しいところがあった。被害届を拒否する意図はなかった」と説明していました。 一方、男子生徒の両親が損害賠償を求めた裁判では、訴えられた同級生側は「いじめではなく、遊びの範囲内だった」と、訴えを退けるよう求めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/k10013499921000.html

ニコニコ動画が大津警察署に電話で取材しネット生中継した。 もちろん上記ニュースの前の話である。 ニコ動、やるな~。 聴いてみては――

ニコ動には「【大津市】中2いじめ自殺事件 加害者まとめ【拡散希望】 」というタイトルでスライドショウがウップされた。 更に、そのコピーがYoutubeにウップされ主犯格思われる少年とその仲間と思われる少年達とその親達の情報がネットに流れた。 検索すれば出てくるでしょう。

この是非は当然、論議の的なるだろう。 既成の一般通念で言えば、いわゆる「晒し」はありうべからざることだろう。 しかし、このネット情報が日常の一部となってしまった今の社会では「既成の一般通念」は過去のものとなりつつあるのではないか。 誰もが情報を発信することができ、あっという間に世界に広まってしまう。 恐るべし、ネット社会。 ネット情報が何処へ行くのか、どうあるべきなのか、ネットに倫理はあるのか、我々が解決していかなければならない事は多い…..