<AIJ|高橋成子取締役の写真はNHKニュースのこれだけか?>この事件の影の存在…報道でやっと出てきたのはNHKニュースのこれっきり???

更新2013-10-28 「AJI事件その後」後段に追加】 AIJ1取締役の高橋成子容疑者(53)…入院中のため警視庁捜査二課は逮捕するかどうか慎重に検討中というのが先週土曜深夜の報道だったが、結局6月19日(火)にはAIJ浅川和彦社長(60)、アイティーエム証券社長・西村秀昭容疑者(56)、アイティーエム証券役員小菅康一容疑者(50)らともども逮捕された。 浅川社長、西村社長は参院参考人質疑や衆院証人喚問で飽きる程その厚顔を飽きるほどみたが、影の存在またはAIJの「女帝」と言われたりしている高橋成子取締役のお顔は謎に包まれままだった。 逮捕の報道があっても写真の一枚も出てきていない…唯一、NHKニュース6月19日のニュースにちっちゃく出てきたこの写真以外は――

(NHKニュース「AIJ浅川社長ら4人を逮捕」(6月19日11時52分)掲載動画より http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120619/k10015934731000.html

何分にも元の写真があまりに小さすぎるので、2倍に拡大したが解像度が悪くて…
今週の週刊誌には一杯出てくるのかもしれないが、これだけ写真が出て来ないのも不思議と言えば不思議。

ちなみに、高橋成子取締役の略歴と役割は――

「AIJ取締役・高橋成子」  大手証券会社の投資信託販売をしていたが、浅川和彦氏の外資系ペイン・ウェーバー証券での営業時代に知り合う。その後、一吉証券で佐川氏の秘書となる。 佐川氏のAIJ社長就任にともなって同社役員となる。 また、平成17年2月から19年6月まで旧社保庁OB・石山勲氏の東京年金経済研究所の役員も兼務し、実印を預かり、会社の庶務については実質的な決定を行い実務全般を取り仕切っていた。

浅川社長の略歴は――

「AIJ社長の浅川和彦氏(59)」は横浜市立大学卒業で、75年に野村證券に入社。個人営業部門で実績を積み上げてきた凄腕で、「成績はトップクラスの伝説の営業マンだった」というのが野村OBの評。京都支店営業次席、熊本支店長と出世階段を上っていったが、突然、退社した。バブル崩壊で、個人的な株投資で失敗し借金を抱えたためといわれている。

94年に個人顧客を引き連れて外資系の米ペイン・ウェーバーに転じ、一介の営業マンとして日本株を売る個人向け営業に携わった。この時の上司がオリンパス事件で指南役として逮捕された野村證券OBの中川昭夫容疑者(61)。同じ指南役を務め、所在が不明となっている野村OBの佐川肇・アクシーズ・アメリカ元社長は同僚だった。運命のいたずらというほかはない。

中川氏はペイン社を辞めたあと、佐川氏とともにアクシーズ・ジャパン証券を設立し、オリンパスの損失隠しの指南役を務めることになる。一方、浅川氏は、96年頃に歩合外務員として一吉証券に移った。営業マンとして抜群の成績をあげ、個室と秘書を与えられるという破格の待遇を受けた。当時の一吉証券での女性秘書がAIJの高橋成子取締役である。

その後、独立してAIJの前身の投資顧問会社を買い、2004年ごろから企業年金を扱うようになる。AIJの実質支配下にあり、信託銀行を通じて募集した年金資産をタックス・ヘイブン(租税回避地)のケイマン諸島で運用していたアイティーエム証券(同一ビルに入居)の西村秀昭社長は、山一證券の国際部門の出身。山一が破綻しため98年に同社を設立。浅川氏が外資系証券会社にいた当時からアイティーエムの西村氏とは盟友だったという。営業一筋の浅川氏が企業年金を集め、国際業務に精通した西村氏が運用する役割だ。

以上は当ブログ投稿記事「<あえぐ年金基金、むらがる野村OB、はびこる社保庁OB天下り>」(投稿日:2012/03/06)より転載。

このブログにはAIJ関連の記事が一杯載っているがその記事のリンクをリストアップするのは大変なので、こうやってググってみては。

グーグルの検索欄に以下をそのままコピペして検索 ⇒  site:hashigozakura.wordpress.com  AIJ

又はその検索結果の以下のリンクをクリックする:
http://www.google.co.jp/search?sugexp=chrome,mod=19&sourceid=chrome&ie=UTF-
8&q=site%3Ahashigozakura.wordpress.com+AIJ#hl=ja&sclient=psy-
ab&q=site%3Ahashigozakura.wordpress.com++AIJ&
oq=site:hashigozakura.wordpress.com++AIJ&aq=f&aqi=&
aql=&gs_l=serp.12…17080.17080.0.18131.1.1.0.0.0.0.68.68.1.1.0…0.0.U4i3I_Ep6LA&
pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_qf.,cf.osb&fp=d9ed50342ed998f0&biw=1169&bih=940

 AIJ投資顧問取締役、高橋成子(しげこ)容疑者(53)の役割が捜査の焦点となっている。ファンドの運用実績を水増しして私募投資信託を販売したとして、同社社長、浅川和彦容疑者(60)ら他3人と共に逮捕されたが、ファンドの残高を閲覧できるパスワードは浅川、高橋両容疑者が共有していたといい、警視庁捜査2課は「AIJの実態を熟知するキーパーソン」とみている。

AIJ浅川・高橋容疑者、10年にわたり“水増し”
(ANN 06/22 11:38)

AIJ投資顧問の巨額年金消失事件で、運用実績の書き換えは社長の浅川和彦容疑者(60)の指示で行われ、経理担当の高橋成子容疑者(53)が10年にわたって水増ししたデータを作成していたことが分かりました。

AIJは、2002年に年金基金を運用するファンドを海外に設立しました。運用実績の確認にはパスワードの入力が必要でしたが、AIJの社内では、浅川容疑者と高橋容疑者の2人だけで管理していたことが捜査関係者への取材で分かりました。

運用実績の書き換えは浅川容疑者の指示で行われ、高橋容疑者が水増ししたデータを作成していました。警視庁は、ファンド設立の翌年から10年にわたってデータを改ざんしていたとみて、運用の実態を詳しく調べています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220622020.html

小菅容疑者が調整役か AIJ巨額年金消失事件
(ANN 06/23 11:48)

 AIJ投資顧問の巨額年金消失事件で、傘下のアイティーエム証券の小菅康一容疑者(50)が新規の顧客から集めた資金を別の顧客の解約金に充てる調整役を担っていたことが分かりました。

AIJを巡っては、経営が破綻状態にあった2009年4月以降も92の年金基金と契約し、約600億円を集めていました。そのほとんどは運用されず、社長だった浅川和彦容疑者(60)の指示で、解約を希望する顧客への払い戻しに充てられたとみられています。その後の捜査関係者への取材で、AIJ傘下のアイティーエム証券の取締役だった小菅容疑者が払い戻しの対象や金額を決める役割を担っていたことが新たに分かりました。AIJの資産状況や水増しの実態については、経理担当の高橋成子容疑者(53)が把握していたとみられ、警視庁は、小菅容疑者と高橋容疑者が連絡を取り合い、自転車操業の実務を取り仕切っていたとみて実態の解明を急いでいます。

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220623008.html

AIJ浅川社長ら3人起訴、70億円詐欺で
法人は見送り 東京地検
(日経 2012/7/9 12:26)

AIJ投資顧問による年金詐欺事件で、東京地検特捜部は9日、東京都と長野市の年金基金から総額約70億円をだまし取ったなどとして、同社社長、浅川和彦容疑者と同社取締役、高橋成子容疑者(53)、同社傘下のアイティーエム証券社長、西村秀昭容疑者の3人を詐欺と金融商品取引法違反(契約に関する偽計)の罪で起訴した。法人としてのAIJと、同証券取締役(50)の起訴は見送った。

これに先立ち証券取引等監視委員会は同日、浅川被告ら3人とAIJを金商法違反容疑で特捜部に告発した。

契約に関する偽計の禁止規定を適用した告発・起訴は初めて。特捜部は被害者弁済に充てる残余資産をできる限り多く確保するため、罰金の求刑につながる法人の起訴を見送ったとみられる。  (http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09028_Z00C12A7CC0000/

AIJ浅川社長を詐欺容疑で再逮捕 立件額100億円に
(日経 2012/7/9 20:26)

AIJ投資顧問(東京・中央)による年金詐欺事件で、警視庁捜査2課は9日、東京都内の厚生年金基金など4つの基金から計30億円をだまし取ったとして、同社社長の浅川和彦容疑者(60)、同社傘下のアイティーエム証券社長の西村秀昭容疑者(56)ら4人を詐欺容疑で再逮捕した。

東京地検は同日、浅川社長ら3人を約70億円の詐欺と金融商品取引法違反(契約に関する偽計)の罪で起訴しており、一連の事件の立件額は約100億円となった。

再逮捕容疑は2010年10月~11年10月の間、都内の厚生年金基金に私募投資信託の虚偽の運用報告を示して約10億円の投資一任契約を結ばせるなど、4つの基金から計30億円を詐取した疑い。

捜査関係者などによると、AIJは09年春以降、新規顧客から集めた資金を別の顧客の解約払戻金に充てる「自転車操業」を続けていた。警視庁は10年中の契約についても実質破綻状態を隠しながら資金を集めた詐欺容疑に当たると判断したもようだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0904D_Z00C12A7MM8000/?dg=1

AIJ事件のその後】(2013-10-28追加)

で、この事件はどうなったか――

AIJ事件、その後(2013-10-28)AIJ事件、審理再開=次回結審へ――東京地裁
(WSJ 2013年10月11日 12:30)

AIJ投資顧問の年金資産詐欺事件で、詐欺と金融商品取引法違反(契約の偽計)罪に問われた元社長浅川和彦被告(61)ら3人の公判が11日、東京地裁(安東章裁判長)であった。判決言い渡しの予定だったが、年金基金への被害弁償に関する追加証拠が提出されたため、審理が再開された。判決期日は指定されず、次回期日の30日に改めて結審する。

検察側は論告で、浅川被告に懲役15年、元役員高橋成子(54)、傘下のアイティーエム証券元社長西村秀昭(57)両被告に懲役8年、3人に追徴金計約218億円を求刑している。

浅川被告の弁護側は最終弁論で、詐欺罪については無罪主張に転じ、金商法違反は認めた。高橋被告は全面無罪を訴え、西村被告はいずれも認めていた。

[時事通信社]

http://jp.wsj.com/article/JJ11251640617794984064016552372382648549329.html

<AIJ社長、ITM証券社長・幹部ら強制捜査へ>浅川社長を任意で事情聴取していたが、どうやら強制捜査をするようだ。高橋成子取締役はまだ入院中のようで…

15日深夜までの報道によると、警視庁捜査2課がAIJ・浅川社長を任意で事情聴取したというところまでだった。 しかし、今朝の朝日新聞の朝刊1面左下には「AIJ社長ら強制捜査へ」という見出しで一歩踏み込んだ内容の記事だ。 アイティーエム(ITM)証券の社長と幹部やAIJ・高橋成子取締役のことまで書いている。 記事はこう報じている――

AIJ社長ら強制捜査へ
(朝日朝刊2012-6-16 紙面版1面)

AIJ投資顧問(東京都中央区)による年金消失問題で、警視庁は、同社の浅川和彦社長(60)と同社傘下のアイティlエム証券(同区)の西村秀昭社長
(56)、同証券幹部の3人について、詐欺と金融商品取引法違反(契約の偽計)の疑いで来週にも強制捜査する方針を固めた。 AIJの会計担当の取締役(53)については、入院中のため、強制捜査に踏み切るかどうか慎重に検討している。

捜査2課は、すでに浅川社長を任意で事情聴取。 証券取引等監視委員会や東京地検特捜部と連携し、「高利回りで運用ができている」などと偽り、顧客の年金基金などに投資一任契約を結ばせたとする金商法違反容疑とともに、詐欺容疑での立件を目指して捜査を進めてきた。

これまでの調べで、AIJが2009年春以降は新規の契約で得た資金の多くを運用に回さず解約を申し出た基金への払い戻しにあてる「自転車操業」を繰り返
していた疑いが浮上。 同課などは虚偽の運用実績を示して契約を結ばせた行為が詐欺にあたると判断した。

AIJと投資一任契約を結んだ年金基金などは、AIJと国内の信託銀行を通じて、アイティーエム証券に買い付けを申し込む仕組みだったことから、同証券についても詐欺が成立すると判断した。

まだ入院しているらしいAIJ・高橋成子取締役を強制捜査するかどうか気に掛かるところだが、それじゃー入院している訳でもないこの人はどうするの――

東京年金経済研究所・石山勲代表は結局、無免許で年金コンサル業をやっていたわけで、彼の紹介でAIJを使った年金基金も確認されている。 片棒は担いでるんじゃないですか! 高橋成子取締役を強制捜査するときには、当然、石山のオッサンも…と思うがね~。

関連ブログ記事
■ <AIJ社長を任意聴取 警視庁、詐欺容疑など立件視野>捜査2課、浅川和彦社長から任意で事情聴取した…  (投稿日:2012/06/16)

 

<AIJ社長を任意聴取 警視庁、詐欺容疑など立件視野>捜査2課、浅川和彦社長から任意で事情聴取した…

高橋成子取締役はどうなんだろうか? 彼女から任意で事情聴取しないのか?

[続報、6/16 08:34 今朝の朝日朝刊は「AIJ社長、ITM証券社長・幹部らを強制捜査」と報じている。 詳細は続報ブログ投稿「<AIJ社長、ITM証券社長・幹部ら強制捜査へ>浅川社長を任意で事情聴取していたが…」]

<AIJ社長を任意聴取 警視庁、詐欺容疑など立件視野>
(産経 2012.6.16 00:11)

AIJ投資顧問による年金資産消失問題で、警視庁捜査2課が、AIJの浅川和彦社長(60)=写真=から任意で事情聴取したことが15日、捜査関係者への取材で分かった。勧誘方法や取引の実態について説明を求めたとみられる。捜査2課はすでに、資産を預けた年金基金関係者からの事情聴取や資料分析に着手しており、詐欺や金融商品取引法違反(契約の偽計)容疑での立件を視野に捜査を進める。

AIJをめぐっては、証券取引等監視委員会が今年3月、虚偽の運用実績を示して基金側と投資一任契約を結んでいたとして、同法違反の疑いで強制調査。この結果、AIJは平成21年以降、新規契約で得た委託料の大半を運用せず、解約を申し出た年金基金への払い戻しに充てる「自転車操業」だった疑いが強いことが判明した。

これに対し、浅川社長は国会の証人喚問などで、虚偽の運用実績を示して勧誘していたことは認めたものの、「だますつもりはなかった」などと一貫して主張。

捜査2課は、この一連の行為が詐欺罪に当たる疑いがあるとみており、他の関係者についても任意で事情を聴く方針。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120616/crm12061600140001-n1.htm

AIJ浅川社長を任意で聴取
(NHK 6月15日 21時58分)

AIJ投資顧問が企業年金の運用に失敗して巨額の損失を出した事件で、浅川和彦社長が警視庁から任意で事情聴取を受けたことが関係者への取材で分かりました。 集めた資金の運用方法などについて説明を求められたものとみられ、警視庁は損失を隠して勧誘を行った行為が詐欺などに当たる疑いがあるとみて捜査を進める方針です。

AIJ投資顧問は企業年金の基金などから預かった資金の運用に失敗し、1000億円を超える巨額の損失を出していたのに利益が出ているとうそを言って年金基金から資金を集めていたとして、ことし3月、証券取引等監視委員会が強制調査しています。 この事件でAIJの浅川和彦社長が警視庁から任意で事情聴取を受けたことが関係者への取材で分かりました。

事情聴取では、顧客にどのような説明を行って勧誘をしていたのかや集めた資金の運用方法などについて説明を求められたものとみられます。 浅川社長はこれまでの国会の証人喚問や参考人質疑でうその運用実績を顧客に報告していたことを認める一方で、「顧客をだますつもりはなかった」などと主張していました。 警視庁は、損失を隠して勧誘を行い資金を集めた行為が詐欺や金融商品取引法違反に当たる疑いがあるとみて捜査を進める方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120615/k10015868661000.html

<AIJ・沈黙続ける高橋成子取締役 浅川社長がかばう2つの理由> 二人三脚は15年を超えている、配慮なのか保身なのか?

AIJ投資顧問・浅川和彦社長は参考人質疑、証人喚問でひたすら高橋成子取締役が経理事務が役割だったと強調し、この事件での関与が極めて小さかったがの如く証言し続けた。 なぜか?

配慮か保身か 沈黙続ける女性取締役 AIJ社長がかばう2つの理由
産経 2012.4.28 18:00

AIJ投資顧問(東京都中央区)による年金資産消失問題で、浅川和彦社長(59)の側近、高橋成(しげ)子(こ)取締役(53)が証人喚問に応じず“沈黙”を続けている。高橋氏は一連の不正スキームで年金資産の出し入れを行う実行役で、金融・捜査当局は実態解明のキーマンとの位置づけを崩していない。喚問で浅川社長は高橋氏をかばう発言が目立ったが「核心を曝露されないための防御策」との見方も出ている。

■ 不自然な反論

「事務係をしているだけ。取締役といっても名ばかり。何で(高橋氏が)ここに呼び出されるのか、私には考えが及びません!」

「AIJでも別の会社も全部雑務をやっただけ。経理関係は全て私がやっています」

計4回の参考人招致と証人喚問で、浅川社長が色をなして否定した質問が2つある。1つは浅川社長自身の詐欺の認識。もう1つは高橋氏の「関与」だ。委員長に「聞かれたこと以外に答えないで」とたしなめられるまで反論を続けた。

今後の捜査にも影響する喚問での犯意否定は、金融・捜査当局も織り込み済みだった。一方、過度に高橋氏を守る姿勢に、不自然さを感じた関係者は多い。

■ 二人三脚15年超

浅川社長と高橋氏の「二人三脚」は15年以上に及ぶ。浅川社長は昭和50年に野村証券に入社。平成6年に退社後は外資系証券、国内中堅証券を経て、16年にAIJの前身となる投資顧問会社を買収、社長に就任している。

関係者によると、浅川社長は外資系証券時代、オリンパスの損失隠し事件で逮捕、起訴された中川昭夫被告(61)の部下、高橋氏は中川被告の秘書だった。2人はここで知り合い、浅川社長が会社を替えるたび、数字に強く海外ファンド事情にも明るい高橋氏を引き抜く形で重宝してきた。

一部で「女帝」とも評された高橋氏。だが、高橋氏を知る関係者によると、実態はやや異なる。「性格は控え目で、普段の服装も派手ではない。浅川社長に帯同する時もほとんど口を開かず、物静かな印象」(関係者)という。

営業を担当するアイティーエム証券(ITM)の西村秀昭社長(56)も喚問で高橋氏について、AIJとITMの会議に高橋氏が同席することもあったと証言したが、「居ただけと言っちゃ失礼だが、そんな感じ」と説明した。

だが、浅川社長は高橋氏を愛着を込めて「シゲちゃん」と呼び、常に傍らに置いていた。その理由は、AIJで担ってきた役割の重要性にある。

■ 配慮か保身か

警視庁と証券取引等監視委員会による今後の捜査・調査は平成21年4月以降、AIJが行ってきた「転売スキーム」が詐欺罪にあたるかどうかが焦点となる。「転売スキーム」は自転車操業と同義で、年金基金から集めた委託料を本来のファンド運用に回さず、解約者のファンド持ち分の払い戻しに充てた手口を指す。

資金移動は、浅川社長の支配下にある2つの投資事業組合などを通じて行われていたが、組合からの金の出し入れは高橋氏が一手に担当していた。

【疑惑の濁流】

また、高橋氏は英領バージン諸島にあるファンド管理会社「エイム・インベストメント・アドバイザーズ」(AIA)の取締役でもある。 同社には香港の銀行から実態に即した運用実績が送られてきたが、浅川社長が虚偽の運用実績を作り、高橋氏が書面化していた。こうした「転売スキーム」や運用実績の水増しはいずれも浅川社長が主導、高橋氏が実務を担っており、高橋氏は浅川社長による不正の「すべて」を知りうる立場にいた。

このため、ある金融・捜査関係者は「仮に高橋氏が浅川社長からの指示内容や説明などを詳細に話せば、浅川社長の犯意が裏付けられる可能性がある」と話す。さらに、浅川社長が喚問で高橋氏の関与を否定した理由をこう推測した。

「長年、仕事上の相棒としてきた高橋氏に迷惑をかけたくないという一定の配慮が1つ。もう1つは自らの保身だろう。つまり、全部話してはだめだという高橋氏に対する“圧力”なのではないか」。

別の関係者によると、高橋氏は1月から始まった監視委による検査の際は連日、AIJに出勤していたが、3月23日の強制調査以降、姿を見せなくなった。証人喚問では病気で1カ月の入院治療が必要との診断書を提出。現在も入院中とされている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120428/crm12042818010001-n1.htm

<いま年金に何が~AIJ事件・そして公的年金~>NHKスペシャル・今夜9:30、必見! AIJなどの一任投資顧問が展開する無謀な、バクチに等しいハイリスク投資手法をあばく。

NHKの取材班がシンガポールに飛んだ。 AIJなどの一任投資顧問が展開する無謀な、博打(ばくち)に等しいハイリスク投資手法を暴(あば)く。 さらに、年金制度のひずみに迫る。 いま「年金に何が起きているのか?」、この番組を見逃してはいけない! 

(番組紹介の後に、4月24日の衆院証人喚問後の動きを報道した今日現在までの記事を掲載した。)

NHKスペシャル 「いま年金に何が~AIJ事件・そして公的年金~」
2012年4月28日(土) NHK総合 午後9時30分~10時28分

中小企業の社員の老後を支えるはずの年金資金が消えたAIJ事件。 1500億円にものぼる巨額の資金はなぜ失われたのか。 浅川社長の運用の実態に迫るため、取材班はシンガポールに飛んだ。そこで見たのは、手元の資金をハイリスクな取り引きに注ぎ込む、博打(ばくち)のような投資手法だった。

 

さらに番組は、年金制度そのものが抱えるひずみにも迫る。 今年度、国は増え続ける年金の支払いに対応するため、虎の子の「積立金」から9兆円を取り崩す予定だ。 想定をこえて進む取り崩しに、国の年金財政の見通しに疑問を投げかける関係者の声が上がり始めている。 AIJ事件をきっかけに、この国の年金制度が直面している現実に迫る。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0428/index.html

初回放送(NHK総合)
2012年4月28日(土) 午後9時30分~10時28分

再放送予定(NHK総合)
5月3日(木)午前0時25分~1時23分(5月2日深夜)

年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF = Government Pension Investment Fund)
URL:  http://www.gpif.go.jp/index.html
平成18年4月1日
主管省庁 厚生労働省(年金局総務課)

[目的]  年金積立金管理運用独立行政法人(以下「当法人」という。)は、厚生年金保険法(昭和29年法律第115号)及び国民年金法(昭和34年法律第141号)の規定に基づき厚生労働大臣から寄託された積立金の管理及び運用を行うとともに、その収益を国庫に納付することにより、厚生年金保険事業及び国民年金事業の運営の安定に資することを目的とする。

[業務内容]  年金積立金の管理及び運用に関する具体的な方針を定めた「管理運用方針」を策定し、信託銀行や投資顧問会社へ運用委託を行う。

ポートフォリオに基づく運用 ― 分散投資を基本として、長期的な観点からの債券・株式等による資産構成割合(ポートフォリオ)を定め、これを適切に管理する。

年金給付のための流動性の確保 ― 年金財政の見通し及び収支状況を踏まえ、年金給付等に必要な流動性(現金等)を確保するとともに、効率的な現金管理を行う。

◇ 4月24日の衆院証人喚問後25日~28日までに報道されたAIJ関連記事 ◇

AIJ社長らの刑事責任追及、5月から本格化 警視庁など
(日経 2012/4/25 0:20:25)

証券取引等監視委員会と警視庁捜査2課などはAIJ投資顧問の浅川和彦社長(59)らの刑事責任追及に向けた協議を続けている。同社は2009年春以降、新規契約で預かった資産の大半を運用せず、解約に伴う支払いに充てていたとされる。警視庁などはこうした行為が顧客を欺いたとの見方を強めており、連休明け以降、詐欺容疑での捜査を本格化させるとみられる。

警視庁はすでに専従班を設置し、AIJ関連の財務資料や口座の解析に着手した。今後の捜査の焦点は浅川社長らに運用の意思がなかったことの立証に絞られる。詐欺容疑を適用するには「運用の失敗」ではなく「故意に顧客を欺いていた」ことを裏付ける必要があるからだ。警視庁は監視委などと連携しながら、関係者の事情聴取など同容疑での立件に向けた捜査を進める。

金融庁は2月下旬、AIJ問題を受けて、AIJと同様に投資一任を手掛ける投資顧問会社265社に対する一斉調査に着手。運用実態を広く把握する。第2のAIJとなる恐れのある先には、証券取引等監視委員会が特別検査に入る。

http://www.nikkei.com/news/special/side/article /g=96958A9C93819694E0E6E2E2868DE0E6E2E6E0E2E3E09797E3E2E2E3; q=9694E0EAE2E0E0E2E3E0E4E7E3EA;p=9694E0EAE2E0E0E2E3E0E4E7E3E1; o=9694E0EAE2E0E0E2E3E0E4E7E3E0

警視庁 AIJ委託の基金側から聴取
(NHK 4月25日 11時41分)

AIJ投資顧問が企業年金の運用に失敗して多額の損失を出した問題で、警視庁がAIJに運用を委託した年金基金側から事情聴取を始めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

警視庁は、AIJが損失が出ている実態を隠して勧誘した行為が詐欺に当たる可能性もあるとみて証券取引等監視委員会と連携して全容の解明を進める方針です。

AIJ投資顧問は企業年金の基金などから預かった資金の運用に失敗し、1000億円を超える巨額の損失を出していたのに利益が出ているとうそを言って客と契約していたとして証券取引等監視委員会の強制調査を受けました。 この事件で、警視庁はAIJに運用を委託した年金基金の担当者から事情聴取を始めたことが捜査関係者への取材で分かりました。 警視庁は、基金がAIJと結んだ契約の内容や契約にあたってAIJ側からどのような説明が行われたかなどについて説明を求めているということです。

AIJの浅川和彦社長は、24日、参議院で行われた証人喚問で「運用の実績を実際より水増ししたが顧客をだますつもりはなかった」などと主張しました。

警視庁は証券取引等監視委員会と連携し、AIJが損失が出ている実態を隠して勧誘した行為などが詐欺や金融商品取引法違反に当たる可能性もあるとみて全容の解明を進める方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120425/k10014700721000.html

アドテスト「AIJに賠償請求」 「ヘッジファンド投資せず」
(日経 2012/4/26 23:43)

アドバンテストの松野晴夫社長は26日の決算発表記者会見で、AIJ投資顧問による年金消失問題に関し「被害にあったメンバー(企業)と共同で訴える」と表明した。損害賠償請求を5月にも起こす考えだ。今後の年金運用を巡っては「今後ヘッジファンドへの投資はしない」とも述べた。AIJ以外で少額、契約していたヘッジファンド1社を解約したという。

アドバンテストの企業年金基金では約17億円をAIJに運用委託していた。3月末時点の残高16億円について、米国会計基準に基づき2013年3月期から16年間で償却する方針だ。同社では運用担当者を交代させるなど、運用管理体制の見直しにも着手している。

一方、AIJ問題に関連し12年3月期の連結決算で69億円を特別損失に計上した富士電機は、提訴に関し「現時点ではコメントできない」(松本淳一取締役)と述べるにとどめた。

http://www.nikkei.com/tech/news/article /g=96958A9C93819591E0E4E2E3838DE0E4E2E6E0E2E3E09797E0E2E2E2; da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

AIJ問題で監視委、投資一任業者を集中検査へ
「運用ホットライン」で情報収集
(日経 2012/4/27 16:58)

証券取引等監視委員会は27日、2012年度の証券会社などに対する検査の基本方針を公表した。AIJ投資顧問による年金消失問題をふまえ、投資一任業者に対する集中的な検査を実施する。併せて、年金運用に関する情報収集体制を強化するため「年金運用ホットライン」を同日付で設置。幅広く情報提供を求め、検査実施の優先度や着眼点の判断に活用する。

証券検査基本計画によると、投資一任業者への集中検査を含め、12年度の検査対象数は150社。ただ、監視委はこのうち何社の投資一任業者が検査対象になるかについては、金融庁の一斉調査の結果をふまえる必要があることなどを理由に具体的な言及を避けた。

また、証券会社の検査に際しては、上場会社の公募増資を巡るインサイダー疑惑が相次いだことを受け、増資などの法人関係情報が適切に扱われているかどうかなども重点的に検査するとしている。

http://www.nikkei.com/news/headline/article /g=96958A9C9381949EE0E5E298988DE0E5E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

AIJとコンサル契約の会社に警告
(NHK 4月28日 10時51分)

企業年金の運用に失敗して1000億円を超える損失を出したAIJ投資顧問の事件に関連して金融庁は一時、AIJとコンサルタント契約を結んでいた旧社会保険庁のOBが経営する会社が年金基金の運用について、登録のないまま投資の助言をしていたとして直ちにやめるよう警告したことを正式に発表しました。

警告を受けたのは、旧社会保険庁OBの石山勲氏が経営する年金コンサルタント会社「東京年金経済研究所」です。 金融庁によりますと、AIJと一時、コンサルタント契約を結んでいた東京年金経済研究所は、企業年金を運用する基金から相談を受けた際、投資先としてAIJを紹介するなど、投資に関する助言をしていたということです。

東京年金経済研究所は、金融商品取引法に定められた投資の助言を行う業者としての登録を受けておらず、金融庁は直ちに助言をやめるよう警告するとともに、来月9日までに改善策を報告するよう求めました。

東京年金経済研究所の石山氏は、今月13日の衆議院の委員会の証人喚問の中で、「そういうことに該当するとは思っていなかった」と述べ、違法行為という認識がなかったと強調していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120428/k10014787191000.html

関東財務局は27日、無登録で投資助言・代理業を行っていたとして、厚生年金基金にAIJを勧めていた旧社会保険庁OBの石山勲氏(75)が経営するコンサルティング会社「東京年金経済研究所」(千葉県習志野市)に対し警告書を出している。 同研究所が無登録で複数の年金基金と契約を結び、セミナーなどで運用先を紹介していたことが金融商品取引法違反にあたると判断し、警視庁と千葉県警に情報提供した。 金融庁のホームページで「無登録業者」として27日公表されおり、違反行為をやめなければ捜査当局に告発されることもある。

金融庁の <http://www.fsa.go.jp/news/23/syouken/20120427-10.html&gt; ページへ行くとこのように掲示されている。

そのページには以下のPDF文書へのリンクが掲載されている。

「株式会社東京年金経済研究所に対する警告書の発出について」(関東財務局ウェブサイト)

「警告書の発出を行った無登録業者」

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<AIJ・参院証人喚問4・24・参考人質疑も>やっと松木新平取締役、萩原和男公認会計士が出てくる…参院議員の諸君は原稿を見ないで質問できるだろうか???

参院でもAIJ証人喚問を4月24日にやる。 証人喚問はAIJの浅川和彦社長とアイティーエム証券の西村秀昭社長の2人。 衆院でやったから参院でもぐらいの考えなのだろう。 茶番の二番煎じ、曰くだれも見るきはしない。 あれだけ議員諸氏の無能を見せつけられたは誰が国会中継を見ようか? 国民の政治離れを引き起こしているのは無能議員達のパフォーマンスだけの質疑に他ならない。

今回は社会保険庁OB・東京年金経済研究所代表石山勲氏は呼ばれていない、なぜか? さらに、横浜相原病院医院長・吉田勝明医師から「うつ」のお墨付きをもらった高橋成子取締役は当然でてこない。

唯一の救いはAIJ役員の松木新平取締役・野村OBと虚偽の監査報告書を作成していた公認会計士の萩原和男氏が参考人として出席することだ。 この機会に参院議員諸氏は論理的に究明しなければならない。 ワシならもっとましな質疑ができるのだが….. [追加情報4/20。 この二人は体調不良を理由に欠席する事が4月19日判明した。 末尾追加記事参照。]

参院財金委、24日に「AIJ投資顧問」浅川和彦社長らを証人喚問
(FNN 04/17 15:07)

年金資産を失わせた「AIJ投資顧問」の浅川和彦社長らへの証人喚問が、24日に参議院の財政金融委員会でも行われることになった。

参議院の財金委が24日に証人喚問を行うのは、AIJの浅川和彦社長と、営業を担当していたグループ会社である「アイティーエム証券」の西村秀昭社長の2人。

浅川社長は衆議院の証人喚問の際に、運用報告書の偽造について「だますつもりはなかった」、「水増しだ」などと述べ、多くの質問に答えなかったことから、参議院は、疑惑の解明が不十分と判断した。

また同じ日には、AIJの松木新平取締役や、うその監査報告書を作っていた萩原和男公認会計士への参考人質疑も行う方針。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00221493.html

アホらしくて追加情報を載せる気にもなれないが、知らない人も多いだろうから載せましょう。 そもそもが国会も国会議員もアホな事ばかりやっているから、AIJ参考人にも足元を見られるのとちゅか! 渦中の松木新平取締役、萩原和男公認会計士は体調不良で欠席。 参院参考人質疑は断念。 証人喚問だけする。 ここまで来ると、政治は本当に機能していないのを再確認しただけだ。

24日の参考人招致見送り=AIJ役員ら欠席で-参院
(時事通信  2012/04/19-17:24)

 AIJ投資顧問による年金消失問題を受け、参院財政金融委員会が24日午前に予定していた参考人招致を見送ることが19日、明らかになった。対象者2人から「病気などを理由に出席できない」(関係筋)との連絡があり、実施を断念する。▼このため24日は、AIJの浅川和彦社長と、AIJと連携して営業していたアイティーエム証券の西村秀昭社長に対する証人喚問のみを午後に行う見込み。▼ 参院財金委は、浅川社長と同じ野村証券OBのAIJ運用担当役員と、浅川社長の依頼で虚偽の報告書を作成したとみられる公認会計士の2人を招致する方向で調整を進めてきた。   http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012041900752

続報、2013-4-26

金融庁
平成25年4月26日

公認会計士の懲戒処分について

認会計士が行った下記の行為について、公認会計士法(昭和23年法律第103号)に違反すると認められたことから、本日、同法第31条第1項の規定に基づき、下記の懲戒処分を行いました。

1.処分対象

公認会計士 萩原 和男 (登録番号:第6734号 住所:東京都中央区)

2.処分内容

登録の抹消

3.処分理由

萩原和男公認会計士は、AIJ投資顧問株式会社(以下「AIJ」という。)の社長の依頼を受けて次の(1)から(3)までの行為を行った。この事実は、公認会計士法第26条に規定する信用失墜行為の禁止に違反すると認められる。

(1) 当該公認会計士は、AIJが運用する外国投資信託AIMグローバルファンド(以下「ファンド」という。)の平成20年3月期から平成23年3月期までの4期について、虚偽の基準価額に基づくファンドの運用報告書を作成した。

また、真正なファンドの決算書に対してファンドの監査人が作成した監査報告書について、限定付適正意見を無限定適正意見へと書き換えるなどの改ざんを行い、これを当該運用報告書に添付した。

特に、平成21年3月期については、AIJの顧客である1つの企業年金基金へ交付されることを知りながら当該運用報告書を作成した。

(2) 当該公認会計士は、ファンドの個人顧客であることは知らなかったものの、その者に提示されることを知りながら、ファンドの監査人が作成した平成22年3月期のファンドの監査済決算書について、虚偽の基準価額に基づくファンドの運用報告書と内容が一致するように改ざんを行った。

また、この際、当該監査済決算書に含まれる監査報告書について、限定付適正意見を無限定適正意見へと書き換えるなどの改ざんを行った。

(3) 当該公認会計士は、当該公認会計士が経理を担当していたファンドの管理会社であるAIMインベストメントアドバイザーズリミテッド(以下「AIA」という。)の平成22年3月期の決算において、銀行から受領した預金元帳や入出金伝票などの証憑の改ざんを行うなどして、本来AIAの管理報酬ではない約6億円を不正に売上計上し、約3億2,800万円の利益を過大計上する不正経理に協力した。

http://www.fsa.go.jp/news/24/sonota/20130426-2.html

<AIJ衆院証人喚問>高橋成子取締役は出ない。 喚問は茶番の繰り返し…国会は欺瞞を繰り返す「茶番劇場」と化した。 それにしても、メディアの扱いは日増しに小さくなる、ナゼか?

高橋成子取締役は衆院証人喚問に出ない、当ブログ「<AIJ衆院財務金融委・証人喚問> 高橋成子取締役員は何を話すだろうか?」に追加情報として彼女の体調不良を理由とする出席拒否を掲載した。(追記4/14。 4/13の財務金融委員会・証人喚問の冒頭で海江田委員長は高橋成子取締役の欠席理由の説明をした―「病状『うつ』のため1ヶ月の入院が必要で、横浜相原病院に入院中、診断書は医師・吉田勝明の署名で提出されている」―横浜相原病院は横浜市瀬谷区にある。吉田勝明(よしだ かつあき)・医師は相原病院の医院長だ。4/13の証人喚問は予想した通り惨憺(さんたん)たるもので、ほとんど新聞記事にもなっていない。 衆院中継動画を昨夜検証したので、別途ブログ記事を書く予定。)

よーく、電子版記事を調べてみよう。 あなたはその出席拒否の配信記事を電子版から見つけれるか? もし紙面版の新聞を取っているなら、あなたの新聞にその記事が出ていたか?

この事件のカギを握る高橋成子取締役員は過去3回の参考人質疑を全て欠席している。 そしてこの証人喚問も「体調不良」を理由に出席しない。 なのになぜ、マディアは取り上げない! 北朝鮮のミサイルばかりだ!

過去3回の参考人質疑、国会議員の質問と追求姿勢のレベルの何と低い事か。 また同じことが繰り返されるのだろう。 国会議員の質疑内容とメディアの報道の推移を鑑(かんが)みると、ある種の意図を感じる。 この問題を深く掘り下げようとしない、そんな暗黙の了解だ。

なぜなのか? 1)年金基金制度の根本的矛盾、2)厚生省の怠慢、2)金融庁の怠慢、3)旧社旗保険庁OBの関与、4)政治家達の関与と怠慢、こんな問題を内包している事案をだれも大事(おおごと)ににしたくない、そういうことだ。 しかし、事は我々のこれからの生活に直接かかわってくる「年金」という重大事件だ。 なぜ、新聞の扱いはこんなにも小さいのか?

なぜ、AIJ・松木新平取締役の名前が出て来ないのか?

なぜ、香港上海銀行(HSBC)は実名でメディアに出て来ないのか?

なぜ、海外取引が得意でないAIJ・佐川和彦社長がケイマン経由のスキームを使えたのか?

なぜ、社会保険庁OB石山勲氏を取り込むことができたのか?

なぜ、金融庁は何年間もAIJを放置していたのか?

なぜの連続である。 どうして国会議員は徹底的に調べて、せっかくの参考人質疑で掘り下げて質問できなかったのか?

メディアは断片的に報道し、ある部部だけをもっともらしく報道したが、実は何も報道していない。

明日の衆院証人喚問、やる前から茶番だとわかっている。

少しは良心の呵責(かしゃく)があるのか4月9日の日経「政財界人の関与も AIJを膨張させた影の仲介者 」はようやく一部を報道し始めた。 それをクリップ。  さらに、毎日の「AIJ問題:穴埋めで「会社倒れる」 零細企業悲鳴」を取り上げたい。 アホーな天下りの無能理事たちがやった安易な投資のツケを、なぜ真面目に働いている我々がしょい込まなければならないのか! 無能国会議員達よ、党利党略に明け暮れそして選挙の事しか考えぬのなら議員を辞めてしまえ。 真摯に、聞け、「零細企業の悲鳴」を!

政財界人の関与も AIJを膨張させた影の仲介者
(日経 2012/4/9 7:00)

巨額の年金資金が消失したAIJ問題。多くの企業年金がAIJ投資顧問に運用を委ねた背景には、旧社会保険庁OBである年金コンサルタントの働きかけがあったと見られている。だが、それは全体像のごく一部にすぎない。年金基金の現職理事、大手証券OB、著名経済人、そして元首相……。AIJの膨張を促したのは、クモの巣のように複雑に広がる仲介ルートの存在だ。

衆参委員会の参考人質疑で追求が進むAIJ問題。証券取引等監視委員会による調査などでも問題の構図は徐々に解明されつつある。だが、依然はっきりしないのは、新興の運用会社にすぎなかったAIJがなぜ90を超える年金基金、企業、学校法人から1500億円近い資金の運用を受託できたのか、だ。 

そもそもAIJは野村証券OBの浅川和彦社長が2000年に設立した投資顧問会社が前身。年金基金に本格的に営業を始めた翌年の04年3月期から運用損が生じていたが、顧客に対しては運用成績を水増しして報告していたことが明らかになっている。衆参委員会の参考人質疑での関係者の発言によると、AIJが英領ケイマン諸島に設定した投資信託の傘下にある14の子ファンドの間で損失を付け替え、新規募集分の利回りや資産評価を高く見せかけていた可能性が高い。損失は歯止めなく雪だるま式に膨らんでいった。

■ 見えてきた「ネットワーク」

しかし、なお集金のからくりの全貌(ぜんぼう)は闇の中だ。それをたどって行くと、幾重にも張り巡らされた仲介のネットワークが見えてくる。

東京・墨田区に事務局を置き、約1万3000人、400社以上が加入する東日本文具販売厚生年金基金。2003年5月、年金基金としてAIJを採用した第1号だ。しかし、今回の年金消失問題で、この年金基金は被害を受けていない。なぜか。AIJ採用後、常務理事の交代を機に、後任者がAIJへの運用委託を打ち切ったからだ。

委託を打ち切ったその後任者は語る。「AIJに尋ねても『運用成績がプラスだ』というだけで、どうしてプラスになったのか教えてくれない。それでは信用できない」。AIJを含め前任者が結んだ契約の解除を決めたが、「後始末にずいぶん苦労した」という。

■ 難を逃れたある年金基金

AIJを切って難を逃れた東日本文具販売厚生年金基金。この基金でAIJと密接なかかわりを持っていた「前任者」とは参考人質疑にも登場した石山勲氏だ。東日本文具販売厚生年金基金を去った後、AIJから資金支援を受け、04年に年金コンサルティング会社を設立。AIJ採用を企業年金に提案する側に回った旧社保庁OBである。石山氏はAIJに運用を委託していた大手企業の年金基金の担当者を自らのコンサルティング会社に採用するなどして、AIJ採用の呼びかけを本格化していく。

石山氏はAIJの年金消失問題が表面化した今年2月下旬、こう語っている。「厚年基金の常務理事はほとんど全部が社保庁OB。よく知っている先輩や後輩がおり、お互いにやりやすかった」。社保庁OBのネットワークで口コミ的にAIJの評判が広がったことをうかがわせる。

特に石山氏の人脈が色濃く感じられるのは愛知県だ。同氏の社保庁退職時、最後の赴任地となった土地で、大勢の後輩が年金基金の現役幹部として働いている。

例えば、ある厚年基金の現職理事。やはり石山氏の後輩にあたるこの理事はAIJの販路拡大に関与している。複数の基金関係者はこの理事が「遠く離れた他県にまで出向き、AIJの採用を働き掛けたこともある」と証言する。自らが運用委託するだけでなく、AIJの新たな投資家探しに汗をかいていたというわけだ。

例えば、ある厚年基金の現職理事。やはり石山氏の後輩にあたるこの理事はAIJの販路拡大に関与している。複数の基金関係者はこの理事が「遠く離れた他県にまで出向き、AIJの採用を働き掛けたこともある」と証言する。自らが運用委託するだけでなく、AIJの新たな投資家探しに汗をかいていたというわけだ。

いくら後輩とはいえ、善意だけでわざわざよその県まで足を運ぶとは思えない。AIJから何らかの便宜が図られていたのか……。ある関係者は「仮にAIJから仲介手数料などを受け取っていた場合、厚年基金の役職員が『みなし公務員』と扱われれば、刑事事件に発展する可能性もある」と指摘する。

■ ゴルフコンペには首相経験者も

厚生労働省によれば、全体の3分の2にあたる366の厚年基金に、旧社保庁OBら国家公務員が役員として関与していた。さらに厚年基金で運用を担当する役職員の9割が資産運用業務の経験がないことも明らかになっている。厚年基金は株式相場の低迷で慢性的な運用難に苦しんでいる。ある基金の常務理事は自身が「運用の素人」としたうえで、こう打ち明ける。「億円単位の委託を決める際には、第三者の評価が決め手となることがある」。運用のノウハウがない年金基金の理事たちは運用成績を上げるためにAIJに頼らざるを得なかった構図が浮かび上がる。

社会的にも有名な人物の薦めがあったとしたら、その効果はなおさら大きいだろう。

そのひとりは政府の要職を歴任してきたある財界OB。「社会的にも有名な人物」には適任の人材だ。この財界OBは数年前、AIJと親密な関係があった。AIJ幹部らとともに年金基金の理事長らと接触していた。「私もAIJに大変お世話になっています」。そう相手に伝えることで「AIJは安心」のムードを演出していたのだ。

「広告塔」となった有名人の広がりは財界だけでなく、政界にも及ぶ。AIJが主催するゴルフコンペには首相経験者も顔を出していたという。そのコンペに参加した年金基金の関係者が証言する。「AIJは首相経験者を招くほど政界に太いパイプを持っているのかと驚いた」。AIJに任せておけば大丈夫――。参加者にそんな思いを抱かせる宣伝効果は抜群だった。

浅川社長と同じ野村証券OBが果たした役割も見逃せない。AIJの営業を担当したアイティーエム証券は社長こそ山一証券出身の西村秀昭氏だが、実質的には野村OBが取り仕切っていた。ヘッジファンド投資で有名なある企業年金は04年以来、アイティーエムから勧誘を数回受けた。ファクスで「安定した成績」を示す文書が送りつけられ、営業攻勢が続く。

■ 野村OBによる営業攻勢

「なんでこんな良いファンドをやらないのか。私の友人がやっているから絶対に大丈夫だ」。運用担当者のもとには、野村OBで別の運用会社の幹部が足を運び、AIJを強く推奨したという。

企業年金がAIJへの委託を決めるまでの仲介ルートは巧妙であるとともに、複雑かつ多岐にわたる。新興の独立系運用会社がわずか10年間で、受託実績を一気に膨らましてきた背景には、安定した高利回りという、分かりやすいうたい文句だけが存在していたわけではない。AIJの浅川社長に象徴される強力な営業力は、系列の証券会社、そしてAIJを取り巻く無数の仲介ルートを抜きに語ることはできない。

衆院財務金融委員会は浅川氏や石山氏ら関係者の証人喚問を13日に実施する。議院証言法により、虚偽答弁をすれば偽証罪に問われる。AIJの資金運用の実態にどこまで切り込めるのか。待ち構える闇は深い。

(R&I「年金情報」編集部)

http://www.nikkei.com/biz/focus/article /g=96958A9C93819499E2E4E2E1908DE2E4E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2; p=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E3

AIJ問題:穴埋めで「会社倒れる」 零細企業悲鳴
毎日新聞 2012年04月12日 02時30分(最終更新 04月12日 10時15分)

AIJ投資顧問による企業年金消失問題で、同社の浅川和彦社長の証人喚問が13日に国会で行われる。AIJに委託した企業年金は10年度末で84あるが、このうち中小企業などで作る74の厚生年金基金は公的資金の一部(厚生年金の代行部分)も運用しているため、損失が生じれば加入企業などが「持ち出し」で穴埋めしなければならない。企業の中には個人の預貯金を取り崩して運転資金に充てている零細企業もあり、さらなる負担を懸念しながら喚問を注視している。

84基金(加入・受給者約88万人)のAIJへの委託総額1852億円余のうち、74基金(同約81万人)の委託額は1578億円を超える。委託割合が最も高いのは56.9%の神奈川県印刷工業厚生年金基金。加入企業の一つで、川崎市内の印刷会社の70代社長は、「AIJでなくなったお金は加入者1人当たり260万円と基金から説明を受けた。うちだけで780万円だ」とため息をつく。

従業員9人のうち、既に年金受給者の社長自身と妻、パートを除くと、厚生年金を支払う正社員は長男ら40代の男性3人。30年以上前に工場を始めた際、従業員は25人だった。近年、印刷物は軒並み電子データに置き換わり、売り上げは当初から約4割の減。仕事を依頼してきた同業者が未払いのまま行方不明になったり、倒産したこともあった。

年金受給者となった10年ほど前から自身は無給。土曜日も含めて午前8時半から午後5時までほぼ毎日、役所やなじみ客を回る。だが約6年前、地域の大規模病院から受注していた数万枚のカルテが電子化され、大きな仕事を失った。経理担当の妻も無報酬だ。

自身の月約二十数万円、妻の十数万円の年金収入のほか、預貯金を取り崩して日々の資金や設備投資で生じた数千万円の借金返済に充ててきた。

従業員の給与や正社員の基金掛け金(月約6万円)は一度も穴を開けていないが、社員からは「先の見えない年金の掛け金を払うのはやめたら」との声も上がる。「社員が安心と思えないのがつらい。でも、うちのような小さな会社がなくなれば、従業員の再就職は難しい」と社長は案じる。

年金受給者となった10年ほど前から自身は無給。土曜日も含めて午前8時半から午後5時までほぼ毎日、役所やなじみ客を回る。だが約6年前、地域の大規模病院から受注していた数万枚のカルテが電子化され、大きな仕事を失った。経理担当の妻も無報酬だ。

自身の月約二十数万円、妻の十数万円の年金収入のほか、預貯金を取り崩して日々の資金や設備投資で生じた数千万円の借金返済に充ててきた。

従業員の給与や正社員の基金掛け金(月約6万円)は一度も穴を開けていないが、社員からは「先の見えない年金の掛け金を払うのはやめたら」との声も上がる。「社員が安心と思えないのがつらい。でも、うちのような小さな会社がなくなれば、従業員の再就職は難しい」と社長は案じる。

http://mainichi.jp/select/news/20120412k0000m040152000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20120412k0000m040152000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20120412k0000m040152000c3.html
http://mainichi.jp/select/news/20120412k0000m040152000c4.html

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