タケノコ採りで遭難10日間、親子の絆で奇跡の生還

タケノコ採りで遭難10日間、奇跡の生還をもたらした親子の絆> 秋田県大館市の親子、母の津嶋キサさん(77)と息子の津嶋政喜さん(57)の二人は、6月15日早朝、青森県境近くの大館市の山・田代岳(1178メートル)にタケノコ採りに行ったまま行方が分からなくなった。 警察や消防が捜索に当たったものの見つからず今月20日に捜索はいったん打ち切られたが….25日午前8時ごろ、青森県大鰐町の早瀬野ダムの近くの林道で、山菜採りをしていた男性がうずくまっているキサさんを見つけ、自分の車に乗せて近くの警察に送った。 警察が、キサたけのこ採りの親子_10日ぶり救助_NHKニュース2014年6月25日さんの話をもとにヘリコプターで上空から捜索したところ、午後2時過ぎに、山の中で旗のようなものを振っている政喜さんを見つけ、救助した。 遭難10日間後の奇跡の生還である。 その10日間、山菜のミズで飢えをしのぎ、湧水で水分を補給してしのいでいた――「何があってもお互い助け合って生きて帰ろう」と二人は励ましあった。 体力が消耗して動けなくなったのが息子の政喜さん(57)であり、林道まで辿り着いて救助を求めたのは77歳の母・キサさんなのだから脱帽ものである。 母は強し! この親子の10日間を生き抜いた絆は、我々が忘れがちになっている親子の絆を思い出させてくれたニュースだった。 ニュースから4日も経ってしまったが、ブログ投稿しておこう――

タケノコ採りで遭難10日間、奇跡の生還をもたらした親子の絆_画像1 タケノコ採りで遭難10日間、奇跡の生還をもたらした親子の絆_画像2

タケノコ採りで遭難10日間、奇跡の生還をもたらした親子の絆_親子発見地点の地図_画像1この件に関しては読売新聞オンラインの地域・秋田版のニュースが詳しかったの以下にクリップします――

保護の親子 沢水で命つなぐ…青森で救助
(Yomiuri Online 秋田 2014年06月26日)

タケノコ採りで遭難10日間、奇跡の生還をもたらした親子の絆_画像3「おかげさまで生きて帰れた。ありがとうございました」――。大館市の田代岳(1178メートル)にタケノコ採りに入って遭難し、25日、母の津嶋キサさん(77)とともに青森県大鰐町で10日ぶりに保護された同市岩瀬、団体職員津嶋政喜さん(57)は、搬送先の同町内の病院でこう言って頭を下げた。方角を失った山中で2人は励まし合い、沢水や山菜などで命をつないだという。

「きょうが勝負」

秋田、青森県警の発表によると、津嶋さん親子は15日早朝、田代岳の荒沢登山口の北北東約1・5キロの林道に車を止めて入山し、遭難。政喜さんの勤め先から連絡を受けた親族が16日夕、大館署に届け出た。17~19日、延べ約180人を動員して捜索したが、2人の発見には至らなかった。

キサさんは25日午前8時頃、県境を挟んで大館市の向こう側にある大鰐町の林道でうずくまっているところを、山菜採りに来た北秋田市の男性(67)に保護された。政喜さんは午後2時10分頃、ここから南西約1キロの沢の近くで、雨がっぱを振っているところを青森県警のヘリコプターに救助された。

2人は大鰐町立大鰐病院に搬送され、病室で報道陣の取材に答えた政喜さんは「山の中で、母と『何があっても助け合って生きて帰ろう』と励まし合った」と遭難時の様子を語った。10日間、山菜のミズを食べて飢えをしのぎ、湧き水で喉の乾きを癒やしたという。

政喜さんはこの日、ラジオで天気が良くなると知り、「きょうが勝負」と感じた。ヘリが見えた時は「やった」と思い、着ていた黒い雨がっぱを裏返して目立つ白い面を出し、夢中で振り回したという。

大鰐病院によると、2人とも足の打撲や軽い脱水症状がみられ、2週間ほど入院する見通しだが、命に別条はないという。佐藤新一院長は「山中で何も持たずに10日も生活し、無事に帰って来られたとは信じられない。生きる力が強かったのだろう」と話した。

救助の知らせを受け、2人の地元住民にも安堵(あんど)が広がった。キサさんの山菜採り仲間の斎藤フミさん(81)は「うれし泣きした。帰ってきたら『よく頑張った』と言って抱きしめたい」。津嶋時雄さん(83)は「キサは、千葉から遊びに来る親戚にタケノコを持たせたいと言っていた」と山に入った理由を推し量った。

体力消耗抑える

秋田県山岳連盟の佐藤健理事長(70)によると、田代岳は山頂まで比較的緩やかな登山道が続くが、道を外れると平らな場所が多く、ササやぶで視界が遮られて方角を見失いやすいという。佐藤さんは「かっぱで朝露や雨をしのぎ、低体温症にならなかったからではないか」と生存の要因を推測した。

捜索に関わった大館市の小林淳一危機管理課長(55)は「一緒に行動し、励まし合うことでパニックにならなかったのも、助かった要因。むやみに動き回らず、体力の消耗を抑えていタケノコ採りで遭難10日間<保護の親子、沢水で命つなぐ…青森で救助 _ 秋田_ 読売新聞>2014年6月26日たようにも思える」と話した。

秋田県警地域課によると、今年のタケノコ採り遭難は25日現在、16件(20人)。死者はいないものの、15日に仙北市田沢湖玉川の山に入った秋田市新屋松美ガ丘南町、菅原由春さん(78)が行方不明になっている。

http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20140625-OYTNT50276.html

東北6県をカーバ―する広域新聞「河北新報」のこの記事もいいようだ。 母親のキサさんの冷静な判断を取り上げている――

大館の親子、大鰐で10日ぶり救助 77歳母親、冷静な判断
(河北新報 2014年06月26日)

タケノコ採りで遭難10日間<大館の親子、大鰐で10日ぶり救助 77歳母親、冷静な判断>河北新報2014年6月26日15日早朝、タケノコ採りで秋田県大館市の田代岳山中に入り、行方不明になっていた同市岩瀬、無職津嶋キサさん(77)、団体職員の政喜さん(57)親子が25日、青森県大鰐町高野新田の山中で10日ぶりに発見された。2人とも衰弱しているが、命に別条はない。政喜さんが衰弱し動けなくなったため、意を決したキサさんが政喜さんを沢の近くに残し、助けを求めに出た判断が救助につながった。

キサさんは25日午前8時ごろ、早瀬野ダムから西に約3.5キロの林道で、動けなくなってうずくまっているところを、山菜採りに来ていた北秋田市の男性会社員(67)に発見され、町内の病院へ搬送された。

キサさんから、政喜さんの居場所や状態などを聴いた青森、秋田両県の警察や消防などが捜索。午後2時10分ごろ、青森県警のヘリコプターが政喜さんを見つけて収容し、病院へ搬送した。

大館署によると、キサさんと政喜さんは沢の水を飲み、山菜を食べて飢えをしのいだという。

キサさんは発見時、全身に擦り傷があり、ひどく衰弱して何とか話せる状態だった。政喜さんは外傷はないが、足腰を中心に衰弱が激しい。キサさんが助けを求めにいった23日以降は、ほとんど歩かずにいたという。

2人の捜索は、15日夕から始まり16日に田代岳の登山口付近で車が見つかった後、20日で打ち切られていた。キサさんが見つかった場所は、車が見つかった場所から東に約6キロの地点だった。

秋田県山岳連盟の佐藤健理事長は「田代岳はタケノコ産地で有名だが、同行者と1メートルでも離れると、互いの姿が見えないほどの竹やぶが広がる。助けを求めるために離れた母親の冷静な判断がよかったのではないか」とキサさんをたたえた。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140626_73015.html

ところで、このニュースの「タケノコ採り」の「タケノコ」について少々説明しましょう。 このニュースのタケノコとは「ネマガリタケ」(根曲り竹)と言われるもので、場所によっては「姫竹」とも呼ばれています。 以下のような写真の生え方をしている――

ネマガリタケ_画像皮をむくと、以下の写真のようにみずみずしい。 私の家内も旬の時期(5月~6月)になると、食卓に出します――

ネマガリタケ_画像2

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