<建築界のノーベル賞>プリツカー賞授賞式、坂茂氏に授与 ⇒ 日本人のプリツカー賞2年連続受賞を「また日本か」「なぜ日本なのか」と嘆く韓国

建築界のノーベル賞」といわれ、優れた建築家に贈られる米プリツカー賞を、災害被災地を支援する建築を世界規模で手掛けてきた日本の坂茂(ばん・しげる)さん(56)に授与する式典が6月13日、オランダのアムステルダム国立美術館で開かれた。受賞演説で坂さんは「人は地震自体ではなく建物の崩壊で亡くなる。建築家の責務として被災地での仕事を始めた」と語り、受賞で認められた自身の道筋をこれまで通りに歩んでいくと誓った。今回の授賞では、フランスの「ポンピドーセンター・メッス」など独創的な一般建築の業績に加え、東日本大震災の被災地、宮城県女川町など各地で、低コストの材料を使い、居心地の良い建築を提供してきた坂さんの取り組みが評価された。プリツカー賞は米ハイアット・ホテルチェーンの創業家一族が運営する財団が主宰。1979年に始まり、日本人の受賞は昨年の伊東豊雄さんに続き2年連続で7人目。 以下、授賞式を伝えるニュースのクリップと、日本人のプリツカー賞2年連続受賞を「また日本か」「なぜ日本なのか」と嘆く韓国の報道を伝えたい――

建築界のノーベル賞」 坂さんに授与
(NHK 6月14日5時52分)

建築界のノーベル賞_プリツカー賞授賞式_坂茂氏に授与(NHKニュース6月14日)画像1建築界で最も権威があるとされ、「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー賞の授賞式がオランダのアムステルダムで行われ、日本人建築家の坂茂さんに賞が授与されました。 プリツカー賞の授賞式は毎年、世界を代表する建築物が会場に選ばれており、ことしは13日、オランダの「アムステルダム国立美術館」で行われました。

建築界のノーベル賞_プリツカー賞授賞式_坂茂氏に授与(NHKニュース6月14日)画像2授賞式にはオランダの王族や過去の受賞者などが出席し、主催者側が「美しさと実用性、人間性が1つのプロジェクトに共存することを示し、被災地の支援においてもすばらしい建築物が可能なことを証明した」と述べて、坂さんの業績をたたえたのに続いて、坂さんにメダルが手渡されました。

建築界のノーベル賞_プリツカー賞授賞式_坂茂氏に授与(NHKニュース6月14日)画像3このあと坂さんが受賞スピーチを行い、「この賞は、世界中の人々に愛されるすばらしい建築物を作り続けていくことへの励みになります」と述べました。

建築界のノーベル賞_プリツカー賞授賞式_坂茂氏に授与(NHKニュース6月14日)画像4坂茂さんはこれまで、フランス北東部のメッスにある大規模な文化施設、「ポンピドー・センター別館」など、世界各地で文化施設や教会などの設計を手がけてきました。

建築界のノーベル賞_プリツカー賞授賞式_坂茂氏に授与(NHKニュース6月14日)画像5また、日本国内や海外での被災地の支援に精力的に取り組んでおり、東日本大震災では、不足しがちな土地を有効利用するために海上輸送用のコンテナを使った仮設住宅を作ったり、避難所でのプライバシーを守るため紙と布でできた個室を作ったりしました。

プリツカー賞を受賞した日本人建築家はこれまでに丹下健三さんや安藤忠雄さんなどがいて、坂さんが7人目となります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140614/k10015216351000.html

坂茂氏が設計した「紙の大聖堂」、「ポンピドーセンター・メッス」、「紙の教会」、「コンテナ多層仮設住宅」、避難所に設置した「紙管の間仕切り」の画像 ☛

坂茂さん設計の「紙の大聖堂」画像 坂茂さん設計のポンピドーセンター・メッス_画像 坂茂さん設計の「紙の教会」_画像
坂茂さん設計のコンテナ多層仮設住宅_画像 坂茂さんが避難所に設置した紙管の間仕切り_画像

建築のノーベル賞_米プリツカー賞に坂茂氏_災害支援「紙の住宅」評価」(産経2014年3月25日)坂茂氏の受賞発表を伝える3月25日の記事は ⇒ 「“建築のノーベル賞”米プリツカー賞に坂茂氏 災害支援「紙の住宅」評価」(産経 2014.3.25 08:19) http://sankei.jp.msn.com/life/news/140325/trd14032508250002-n1.htm リンク切れがあるかもしれませんので、念のため記事キャプチャ画像を掲載   ☛

プリツカー賞 (The Pritzker Architecture Prize)】とは

  • ☛ プリツカー賞とは、アメリカのホテルチェーン「ハイアットホテルアンドリゾーツ」のオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団 (The Hyatt Foundation) から建築家に対して授与される賞。 1988年、ニューヨーク・タイムズの記事が、「建築家にとってこの賞は、科学者や作家たちにとってのノーベル賞のようなものだ」と書いて以降、「建築界のノーベル賞」と呼ばれるようになったようだ。 プリツカー賞は、1979年にアメリカ人実業家でハイアットの事実上の創業者であるジェイ・プリツカーと妻のシンディによって設立された。「建築を通じて人類や環境に一貫した意義深い貢献をしてきた」存命の建築家を対象とする。国籍・人種・思想・信条を問わず、原則として一年に一人表彰している。 副賞として10万ドルとブロンズのメダルが授与される。
  • ☛ プリツカー賞は今年の坂茂氏の受賞が36回目となり、坂氏を含めて39人が受賞している。 最多の受賞国はアメリカで8回8人が受賞しているが、移民して国籍を取得した二人を除くと6回で6人の受賞となる。 日本人の受賞は坂氏を含めて6回7人で、アメリカと並んで最多の受賞国と言える。 次に多いのがイギリスの3回3人、フランスの2回2人、イタリアの2回2人。 これを見ると、日本人の6回7人がいかに凄いかがよく分かる。
  • ☛ 日本人の受賞者は1987年 丹下健三、1993年 槙文彦、1995年 安藤忠雄、2010年 妹島和世・西沢立衛 (建築ユニットSANAA)、2013年 伊東豊雄、2014年 坂茂、という順序になる。 日本人は2013年、2014年と連続受賞している。
  • ☛ アジア人で、日本人以外の受賞者は二人おり、一人は2004年に受賞したイラク人女性建築家のザハ・ハディッド(イギリス国籍取得でイギリス在住)。 物議を呼んでいる2020年東京オリンピック「新国立競技場」をデザインしたのは彼女ある。 もう一人は、2013年に受賞した中華人民共和国の中国人建築家「王澍(おうじゅ)」氏である。 韓国人建築家の受賞はないのだが、プリツカー賞の発表があり日本人が受賞すると「また、日本人が受賞。なぜ、韓国人は授賞できないのか」という新聞記事が出る。 この件に関して、以下にいささか書いておこう――

昨年3月、伊東豊雄氏のプリツカー賞受賞の発表があった際に朝鮮日報・電子版(3月24日)は「建築界のノーベル賞」 プリツカー賞に伊東豊雄氏>と題して以下に抜粋するような記事を配信した――

伊東氏の受賞で日本の建築界は、フィリップ・ジョンソン氏やリチャード・マイヤー氏を輩出した米国と並び、プリツカー賞受賞者の最多輩出国となった。34年に及ぶプリツカー賞の歴史の中で、実に6人もの受賞者(丹下健三、槙文彦、安藤忠雄、西沢立衛、妹島和世の各氏)を輩出したわけだ(受賞回数としては5回)。昨年は中国の建築家、王ジュ氏(50)もこの賞を受賞した。一方、韓国人の受賞者はまだいない。伊東氏の受賞で日本の建築界は、フィリップ・ジョンソン氏やリチャード・マイヤー氏を輩出した米国と並び、プリツカー賞受賞者の最多輩出国となった。34年に及ぶプリツカー賞の歴史の中で、実に6人もの受賞者(丹下健三、槙文彦、安藤忠雄、西沢立衛、妹島和世の各氏)を輩出したわけだ(受賞回数としては5回)。昨年は中国の建築家、王ジュ氏(50)もこの賞を受賞した。一方、韓国人の受賞者はまだいない。 (朝鮮日報2013/03/24 09:17の記事抜粋)

上記の朝鮮日報の記事へのリンクは<http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/24/2013032400079.html>なのだが、1週間を過ぎると有料会員でないと閲覧できない。 しかし、当ブログの投稿記事で全文でを読むことができる ⇒ <「建築界のノーベル賞」プリツカー賞に伊東豊雄氏(朝鮮日報)⇒ノーベル賞を取れない韓国の嘆き…「プリツカー賞、今回も「また」日本の建築家が受賞…一方、韓国人の受賞者はまだいない。」>(投稿:2013/03/24)。

今年の坂茂氏受賞に際しては朝鮮日報の記事を見かけた記憶がなかったが、坂氏の授賞式が近づいた6月8日にプリツカー賞に関する記事が朝鮮日報・電子版に掲載された。 毎度のことだが、悔しくて悔しくてしょうがない「韓国の嘆きと負け惜しみ」の記事である。 それを以下にクリップして掲載しよう――

「韓国の建築、30年前の日本と似た状況」
(朝鮮日報 2014/06/08 09:28)

建築家・隈研吾氏が語る日本建築の力
1980年代に外国の建築家が流入、競争の下でレベルが高まる
「韓国の建築は富裕層の占有物、日本は庶民の小さな家も建築家に依頼」

プリツカー賞・坂茂氏受賞_韓国の嘆き「また日本か」「なぜ日本なのか」_朝鮮日報記事2014年6月8日「また日本か」。今年3月、「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞の受賞者に、日本の建築家・坂茂氏(56)が選ばれたとき、韓国の建築家たちの間ではため息が漏れた。 昨年、伊東豊雄氏(73)が受賞したのに続き、日本の建築家が続けざまに同賞を受賞したからだ。日本人が同賞を受賞したのはこれで6回目となり、世界有数の受賞者輩出国となっている。しかし、こんな疑問が湧いてくる。 「なぜ日本なのか」と。

先月23日、自叙伝『建築家、走る』の韓国語訳の出版記念講演のため来韓した日本の建築家、隈研吾氏(59)に会ったとき、まずこの質問をぶつけてみた。世界の舞台で活躍する日本の代表的な建築家の一人で、日本のエリート建築家を多数輩出してきた東京大学工学部建築学科の教授も務める隈氏なら、何か答えを得られると考えたからだ。

「日本の建築が30年以上にわたり、外国の建築に対抗する力を付けてきた結果だ。1980年代のバブル経済のころ、日本では何か建物を建てるのに、外国の建築家に依頼するのが流行した。だが日本の都市環境を考慮しない建築物に対し、建築界で批判が高まった。そして日本で、日本人と外国人の建築家が競争する構図が生まれた。それによって日本の建築のレベルが自ずと高まっていった」

「数え切れないほど韓国に来た」という知韓派の隈氏は「今の韓国は30年前の日本と似たような状況だと思う」と語った。そう考えたのはDDP(東大門デザインプラザ)を見たからだという。「DDPに行ってみたが、窓がなくて閉鎖的で、物足りない感じだった。あれは建築家(イラク出身の女性建築家ザハ・ハディッド氏)の過ちではなく、あのようなデザインを決定した行政の過ちだ。プロセスについて詳しく調べる必要がある」と隈氏は語った。その上で「1980年代の日本のように、外国の建築が流入している今こそ、韓国の建築家たちが世界的な競争力を高めていく機会だ」とアドバイスした。

隈氏は現在、韓国で五つのプロジェクトを同時に進めている。そんな隈氏の目に、韓国の建築は富裕層の占有物のように映るという。「韓国ではお金持ちが別荘や邸宅を建てる。一方、日本では一戸建てを好むため、庶民も建築家に家の設計を依頼するのが普通だ。建築家たちは小さな家を通じて「建てる」という経験を積む機会が多い」。日本の建築の力は「蓄積された建築文化」から湧き上がっているというわけだ。

一方、韓国の建築が日本にとって参考になる面もあるという。隈氏は著書の中で、韓国の建設業界の国際化に言及し「日本は田舎ののんびりとした村で、こたつに足を突っ込んでいる」として、日本の安逸さを批判した。「教壇に立っていると、外国に留学しようという学生が見当たらない。外から見てこそ、自国の文化もよく分かる」として、海外に出ていこうとする韓国の学生たちの姿勢を高く評価した。

隈氏は若いころ、右手をガラスで切ったことがあり、その後左利きになった。この試練があったからこそ、2011年の東日本巨大地震後には、被災地の手に職を持つ人たちと共同で「EJP(East Japan Project)」というプロジェクトを展開することができた。災害について話すうち、旅客船「セウォル号」沈没事故にも言及した。「社会的に大きな事件が起これば、すぐに克服しようとするが、それでは駄目だ。もう一度、社会を冷静に見詰め、よい方向に向かうきっかけをつかむこと、それが災害によって与えられる教訓ではないだろうか」

金美理(キム・ミリ)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/08/2014060800461.html

私は韓国と韓国人に対しなんの敵愾心もない。 実のところ韓国人や在日の友人もいる。 しかしながら、彼らにもハッキリ言っている事なのだが、韓国人がノーベル賞やプリツカー賞を取ることは後100年はない。 いや、それ以上かもしれない。 DNAにまで浸みこんだ李朝500年の文化的軛(くびき)、思考的軛(くびき)から韓国が国を挙げて脱しようとしない限りその致命的欠陥に決別できないのだ。 それに気付いていなが、韓国という国と韓国人は変えようとしていない。 それが、韓国の最大の悲劇なのだが。 セォル号沈没事件もしかり、誰かを重罪人にし糾弾することに国中が血眼(ちまなこ)になっているが、結局、抜本的改革は出来ず仕舞いになりそうだ。 行政改革もするだろうし、法律も作るだろう、しかし、韓国人が変わらない限り何も変わらないという本質的問題には目をつぶっているようだ。 それが、韓国の悲劇の連鎖を生んでいるのだが…..。

<板茂氏の授賞を祝して、桜吹雪で締めくくろうっと!>
桜吹雪

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