旧日本軍の大型潜水艦・伊400、ハワイ沖で発見⇒先端技術に世界が驚嘆!戦後、伊400を押収した米国は技術漏えいを恐れ破壊、海に沈めた。米弾道ミサイル原潜のモデルとなった帝国海軍の脅威の潜水艦…

原子力潜水艦が就航するまでは世界最大だった、旧日本帝国海軍の大型潜水艦「伊400」がハワイ・オアフ島南西沖の深さ約700メートルの海底で発見された。 発見したのは米ハワイ大学の海洋調査研究所(HURL= Hawaii Undersea Research Laboratory)。

旧日本軍の大型潜水艦伊―400、ハワイ沖で発見海洋調査研究所(HURL)は今年8月に発見していた、しかし、米国務省と日本政府に通知し確認を取るまで発表を伏せていた。 HURLは伊―400の発見を米国時間の12月2日に発表した。

HURLがYoutubeに掲載している伊-400発見時の海底調査動画

旧日本軍の大型潜水艦伊―400、ハワイ沖で発見_1 旧日本軍の大型潜水艦伊―400、ハワイ沖で発見_2

この発表は世界を駆け巡り、欧米の有名なメディアはこぞってウェッブ版に英文記事を掲載している、アメリカでも、イギリスでも、そしてフランスでも。 日本のメディアより、米英仏の方がこの「伊400の発見」のニュースに関心があるのだ。 なぜか?

その理由は「伊400」に取り入れられていた当時としては世界最先端の高度な技術と脅威の性能にある。 終戦直後、伊400型潜水艦3隻を押収したアメリカは徹底的に調査・研究し、その巨大さ、そして驚異の設計思想と世界最先端の性能に驚愕した。 伊400は米国による弾道ミサイル原子力潜水艦の開発へとつながって行く。 伊400潜水艦の世界最先端技術のソ連への漏えいを恐れたアメリカはハワイ・オアフ島沖で、伊400を演習用標的艦として魚雷攻撃で海底に沈めた。当時、連合国側には、敵国から押収した兵器の技術・性能を連合国で開示・共有するという取り決めがあったため、ソ連は米国に伊400の技術情報開示を強く要求していた。 しかし、米ソの対立が始まった中で、将来敵国になるであろうソ連にアメリカは驚異の技術情報を渡すつもりはさらさらなかった。 伊400はアメリカ海軍によって海深くしずめられた。 アメリカが恐れたその技術と性能とはこうだ――

伊400型潜水艦は:

  • 全長122m、全幅12m、基準排水量3,530トン(常備:5,223トン、水中:6,560トン)で世界最大。
  • 速力18.7kt(水上)、水中で6.5kt
  • 1分以内での潜水
  • 航続距離37,500海里(69,450Km)。 一度給油すると無給油で地球を一周半航行することができる。 ディーゼル・エンジンの通常型潜水艦では、この性能は未だ破られていない。
  • 特殊攻撃機『晴嵐』を3機搭載。 潜水艦浮上後3分以内の攻撃機発艦。

旧日本軍の大型潜水艦伊―400ハワイ沖で発見_(伊-400の写真)1 旧日本軍の大型潜水艦伊―400ハワイ沖で発見_(伊-400の写真)2

この伊400潜水艦の技術情報はアメリカが独占し、その後のアメリカの潜水艦開発に取り入れられていった。 特に、潜水艦からの航空攻撃力という設計思想は米弾道ミサイル原子力潜水艦へと発展して行く。 欧米各紙は「伊400潜水艦の発見」を、世界最先端の驚異の性能と米国がひた隠しにするため破壊し海底に沈めたという当時の歴史的背景を織り交ぜて、詳細な記事を配信している。

では、日本メディアはどうか? 残念ながら、各紙はほぼ以下の共同通信の配信記事を転載しているだけのようだ――

旧日本軍の大型潜水艦発見 ハワイ沖、戦後米が破壊
(2013/12/04 09:25)

【ロサンゼルス共同】 米ハワイ大の海洋調査研究所は3日までに、旧日本軍の潜水艦の残骸をオアフ島沖の海底で発見したと発表した。原子力潜水艦が建造されるまでは世界最大級だった「伊400」で、第2次大戦の終結直後に米軍が押収、高度の技術がソ連の手に渡るのを警戒し、破壊して沈めた。

オアフ島南西沖の深さ約700メートルの海底で、同研究所の有人潜水艇が見つけた。

伊400は全長約120メートルで、翼を折り畳んだ攻撃機を3機搭載できた。給油無しで地球を1周半連続航行する能力があったとされる。

(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013120401000947.html

日本のメディアの記事は物足りない! 一方、欧米の電子版英文記事を読んでいると、日本人として気分がいい。 なぜなら、伊400の先端技術と高性能を称賛する文章がごろごろ出ているからだ。

Giant World War II aircraft-carrying submarine discovered off Oahu coast (HURL)今回の「伊400潜水艦発見」に関しては、米ハワイ大学の海洋調査研究所(HURL= Hawaii Undersea Research Laboratory)のHPに詳細な記事が掲載されている。

☛ 「Giant World War II aircraft-carrying submarine discovered off Oahu coast」(Posted: Dec 2, 2013) http://manoa.hawaii.edu/news/article.php?aId=6166

このブログ投稿記事を書くにあたって読んだ英文記事――

参考: Wikipedia 「伊四〇〇型潜水艦」(リンク済み)

(なぜ「伊―400」が帝国海軍によって建造されたかはWikipediaをみましょう。)

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旧日本軍の大型潜水艦・伊400、ハワイ沖で発見⇒先端技術に世界が驚嘆!戦後、伊400を押収した米国は技術漏えいを恐れ破壊、海に沈めた。米弾道ミサイル原潜のモデルとなった帝国海軍の脅威の潜水艦…」への1件のフィードバック

  1. 共同通信の記事がそっけないのは、共同通信自体の出自があやしいからです。(wikiでしらべて見ましょう!)

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