ヨーロッパで議論高まる安楽死合法化⇒ベルギーは子供の安楽死を認める世界初の国になるのか…(更新2014・2・14|法律は成立した)

更新2014-2-14 <ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立>記事、後段に追加】 ベルギーは、子供の安楽死を認める世界初の国になるかもしれない。 その背景には重度の難病に苦しむ子供という問題がある。 ベルギー上院の社会問題と司法合同委員会は11月27日、回復の見込みがない子どもの患者と認知症の患者にも安楽死の権利を認める法案を可決した。 今後、上院本会議での審議を経て下院に送られる。 現在ベルギーでは18歳以上の成年には安楽死を認めているが、この法案では安楽死を許可できる最低年齢を定めないとしている。

ベルギーは成人(18歳以上)の安楽死を2002年に合法化。 隣国オランダは既に親の同意があれば12歳以上の未成年にも実施を認めている。 法律が導入された2002年から5人の子供が安楽死を選んだという。

21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、余命数年とされたイギリスの「車椅子の物理学者」スティーブン・ホーキング博士は、今年9月に安楽死の権利を支持すると表明し話題になった。 一方、フランスでは、高齢夫婦の連続自殺を機に安楽死の議論が再燃しているという。 そのフランスのオランド大統領は2012年の選挙戦で、安楽死の法制化についての検討を公約として掲げいた。

以上が今日のブログ投稿の概略。 安楽死は是か非か、貴方はどう思いますか?

以下に列記した電子版記事表題の記事を順次クリップして掲載します。 考えてみましょう、安楽死の是非を。 日本の場合は急速に進む高齢化社会と増加する 認知症と介護という難問を抱えています。 10年以内に、高齢者の認知症と尊厳死という議論は必ず起きてくると思います。 すでに、認知症を抱えた老夫婦 の事件や自殺が徐々に増えてきています。 誰でも老い、そして誰でも直面する問題だと思うのですが――

  • 子供の安楽死も認める ベルギー上院委、法案可決 オランダに続き (産経 2013.11.28 09:00)
  • 子どもの安楽死、法案が上院委通過 ベルギー (CNN 2013.11.28 15:38)
  • 車椅子の物理学者ホーキング博士、安楽死の権利支持 (ロイター 2013年9月18日 10:49)
  • 高齢夫婦2組が自殺、フランスで安楽死の議論再燃 (AFP 2013年11月28日16:30)
  • ベルギー最高齢アスリートが安楽死、シャンパンで乾杯して旅立つ (AFP 2014年01月08日)
  • ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立 (NHK 2014年2月14日6時33分)
  • 安楽死目的のスイス渡航者急増…4年で1.4倍 平均69歳、独英多く (産経2014.8.22)

子供の安楽死も認める ベルギー上院委、法案可決 オランダに続き
(産経 2013.11.28 09:00)

ベ ルギー上院の司法・社会問題委員会は27日、医師による安楽死を未成年の患者にも合法化する法案を賛成多数で可決した。今後、上院本会議での審 議を経て下院に送られる。同国では成人(18歳以上)の安楽死を2002年に合法化。隣国オランダは既に親の同意があれば12歳以上の未成年にも実施を認 めている。

法案は、安楽死を認める最低年齢を定めない一方で患者の「正常な判断能力」と親の同意があることを条件としている。また成人の場合は精神的苦痛を理由として認めているが、未成年には肉体的な苦痛がある場合に限定。死期が間もない患者だけに制限した。

ベルギー紙ルソワールは合法化された場合でも実施は年間約10人にとどまると推測している。法案をめぐっては、治る見込みなく闘病する子供と家族の苦痛に直面する医師らが賛成意見を述べる一方、宗教関係者は反対の声を上げている。

ベルギーでは02年の合法化以降、安楽死の報告件数は徐々に増加し、12年は約1400件。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131128/erp13112809020003-n1.htm

子どもの安楽死、法案が上院委通過 ベルギー
(CNN 2013.11.28 15:38)

子どもの安楽死、法案が上院委通過(ベルギー) 1ベルギー・ブリュッセル(CNN) 生後10カ月のエラルイーズちゃんは、小さな体でただ痛みに耐えていた。神経が破壊される難病、クラッベ病の末期。栄養補給をやめた体は「骨と皮だけだった」と母親のリンダ・ファンロイさんは振り返る。

エラルイーズちゃんはベルギーで2年前に亡くなった。苦痛子どもの安楽死、法案が上院委通過(ベルギー) 2緩和のための鎮静剤を投与されても苦しそうな表情は消えなかったとファンロイさんは言い、「娘は亡くなる前日まで苦しそうな顔をしていた。突然怒りがこみ上げてきた。その痛みを取り除ける薬が存在しないことは分かっていた」と話す。

子どもの安楽死、法案が上院委通過(ベルギー) 3薬剤を投与して、短かかった娘の命をもっと早く終わらせることができていたらという思いは、今でも消えないという。

ベルギーの上院委員会は27日、回復の見込みがない子どもの患者と認知症の患者にも安楽死の権利を認める法案について採決を行い、13対4の賛成多数で可決した。
子どもの安楽死、法案が上院委通過(ベルギー) 4
法案は今後、上院本会議で審議される。成立するためには上下両院を通過する必要がある。

同 国では2002年に制定された法律で、成人の自発的な安楽死を認めている。今回の改正案はこの対象を18歳未満の未成年にも拡大する内容で、未成年の安楽 死について、身体的疾患のために耐えがたい身体的苦痛に苦しんでいて、回復の見込みがない場合にのみ請求できると規定した。精神的な苦しみによる安楽死も 認められる成人とは区別している。

ファンロイさんは、いつ死ぬか決める権利も含めて、子どもや病気の子どもをもつ親にとっての選択肢を増やすべきだと訴える。

小児科医16人も今月、法改正を求める公開書簡を全国紙2紙に掲載した。

隣 国オランダでは2002年に制定された法律に基づき、12歳以上の子どもも保護者の同意があれば安楽死を請求できる。ただ、同法の制定以来、安楽死を選ん だ子どもは5人にすぎない。子どもの場合、自分の命を終わらせることについて論理的な判断ができないという批判もある。

子どもの終末期医療 に携わってきた看護師は、早く死にたいと願う子どもには会ったことがないと話す。安楽死の選択肢を与えれば、家族が自分に望むことを察して心を決めてしま うかもしれず、ただでさえ自分が負担になっていると感じている子どもに多大なストレスを与えかねないと危惧する。
子どもの安楽死、法案が上院委通過(ベルギー) 5
この看護師の患者の1人、イザベラさん(18)は、難病のハンチントン病のために、食べることも、助けなしに歩くこともできなくなった。話すことも難しくなる中で、母親と安楽死について話し合ったという。

子どもの安楽死、法案が上院委通過(ベルギー) 6母親が分かりやすく説明してくれた内容に耳を傾けたイザベラさんは、安楽死についての考えを尋ねられ、ようやく聞き取れるほどの声で、「良くない」と答えた。

http://www.cnn.co.jp/world/35040631.html
http://www.cnn.co.jp/video/11998.html

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クラッベ病 (Krabbe disease (globoid-cell leukodystrophy; GLD))】

1916年フランスのKrabbeにより最初に報告され、1970年に鈴木らにより欠損酵素が同定された遺伝性脱髄疾患。

リ ソソーム酵素、ガラクトセレブロシダーゼの欠損により、中枢、末梢の神経線維の脱髄(髄鞘ないしミエリンが破壊されること)をきたし、中枢、末梢神経障害 を来す疾患。 またこの酵素の主たる基質ガラクトセレブロシドは蓄積しないが、もともと微量な基質サイコシンが蓄積することにより、その細胞障害性により ミエリン形成細胞が障害されると考えられている。

発症時期により3型に分類されている:

  • 乳児型: 生後6ヶ月までに発症し易刺激性、退行などが見られ2‐3年で死亡することが多い。
  • 後期乳児型: 生後7ヶ月から3歳で発症し、易刺激性、精神運動発達遅延、退行がみられる。
  • 若年型: 4‐8歳で視力障害、歩行障害、失調などで発症し、ゆっくり進行する。9歳以降に精神症状などで発症し5‐10年の経過で進行する。

出典: 厚生労働省難治性疾患克服事業 ライソゾーム病(ファブリー病を含む)に関する調査研究班HP http://www.japan-lsd-mhlw.jp/lsd_doctors/krabbe.html
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車椅子の物理学者ホーキング博士、安楽死の権利支持(ロイター)車椅子の物理学者ホーキング博士、安楽死の権利支持
(ロイター 2013年9月18日 10:49)

[ロンドン 17日 ロイター] – 「車椅子の物理学者」として知られる英国のスティーブン・ホーキング博士(71)が、末期症状にある患者が安楽死や尊厳死を選ぶ権利について支持する考えを示した。

著書「ホーキング、宇宙を語る」が世界的ベストセラーとなり、ブラックホールの研究で知られるホーキング博士は、21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、余命数年とされた。

今月20日にドキュメンタリー映画「Hawking(原題)」の公開を控える博士は、関係者がそうすることを選んだ場合にのみ、安楽死の権利を支持すると指摘。

か つて肺炎で生命維持装置を付けた体験にも触れ、妻がスイッチを切るかどうかの選択を迫られたが、自分は死ぬことを求めていなかったと振り返った上で、「末 期症状や激しい痛みにある人に死ぬことを選ぶ権利を与えるべきで、それを支援する人たちは訴追されるべきではない」と述べた。

英国では自殺ほう助は違法だが、こうした行為を犯罪とみなすべきかどうかについては各国で議論となっている。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE98H01O20130918

高齢夫婦2組が自殺、フランスで安楽死の議論再燃(AFP)高齢夫婦2組が自殺、フランスで安楽死の議論再燃 
(AFP 2013年11月28日16:30)

【11月28日 AFP】仏パリ(Paris)で最近、80代の夫婦2組が自殺を図ったことから、同国で禁止されている安楽死についての論争が再燃している。

警察によると、84歳と81歳の夫婦が25日、市内の高級地区にある自宅マンションの1室で死亡しているのが見つかった。2人は薬を飲んで自殺したとみられており、自殺について説明する遺書もあったという。

ビ ルの管理人がAFPに語ったところによると、遺体を発見したのはこの家のお手伝いさんだったという。隣人はこの夫婦について「感じのいい夫婦だった」と話 しており、また別の隣人も、妻はがんを患い松葉づえをついていたが、夫婦は劇場に足を運ぶなど出掛けることが好きだったと述べている。

22日にも、別の夫婦(夫、妻ともに86歳)が市内の高級ホテル「ルテシア(Lutetia)」で自殺している。遺体は朝食を片付けに来た客室係が見つけた。夫婦はビニール袋をかぶり、手をつないで窒息死していた。

ホテルで自殺した夫婦は、第2次世界大戦(World War II)後に出会い、その後の人生を共にしてきた。「尊厳死の権利」を訴えた遺書には、1人残された息子に安楽死の権利を求める運動を促す一文も見られたという。

フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は2012年の選挙戦で、安楽死の法制化についての検討を公約として掲げた。安楽死は、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダで合法化もしくは処罰の対象から外されている。

12 年に実施された安楽死に関する調査では、医師など第三者が意図的に患者の死期を早める「積極的安楽死」を認めるべきでないとの結論が出ている。しかし11 月の仏世論研究所(IFOP)の調査によると、末期疾患の患者や耐え難い苦しみに直面する患者の安楽死について、国民の92%が賛成と答えた。

フ ランスの尊厳死協会(Association for the Right to Die with Dignity)の会長、ジャン・リュック・ロメロ(Jean-Luc Romero)氏は25日、日刊紙パリジャン(Le Parisien)のインタビューで、フランスでは自殺の10%が薬物を使用したもので、残りの90%は何らかの暴力的な行為が伴っていることを指摘し、 「自殺ほう助で悲劇を避けることができる。家族に見守られながら、数分で静かに苦しむことなく旅立つことができる」と説明した。

http://www.afpbb.com/articles/-/3004121

◇  ◇

記事追加 2014-1-9

ベルギー最高齢アスリートが安楽死、シャンパンで乾杯して旅立つ
(AFP 2014年01月08日 18:10)

ベルギー最高齢アスリートが安楽死、シャンパンで乾杯して旅立つ(AFP2014-1-9)画像ベルギーで「最高齢アスリート」として親しまれてきたエミール・パウウェルス(Emiel Pauwels)さん(95)が安楽死を選択し、家族や友人約100人とシャンパンで乾杯をした後に旅立った。

?7日のベルギーのメディアは、前日の6日に自宅で家族や友人、スポーツクラブの仲間たちに囲まれ、微笑みながら乾杯しているパウウェルスさんの姿を伝えた。

フ ラマン語の現地日刊紙ヘット・ラーツテ・ニウス(Het Laatste Nieuws)によると、パウウェルスさんは6日、「後悔はしていないし、死への恐怖感はまったくない。わたしの人生の中で最高のパーティーだ。友人全員 に囲まれて、シャンパンと共に消えていくのが嫌だなんて人がいるかい?」と語った。「注射薬を持って医師が来たとき、わたしは満たされた人生を送ったと思 いながら、この世を去る」

パウウェルスさんは末期の胃がんのため、この数か月間は寝たきりになっていた。昨年3月に行われた高齢者欧州選手権の屋内60メートル走で優勝したのが、アスリートとして残した最後の大きな成績だった。

ベルギーでは2002年に安楽死が合法化され、12年には1432件が報告された。現在は安楽死の対象を、12歳を超える子供にも拡大することが検討されている。

http://www.afpbb.com/articles/-/3006159?ctm_campaign=txt_topics

◇  ◇

記事追加 2014-2-14

ベルギー下院は2月13日、18歳未満の子どもにも安楽死を認める法案を86対12(棄権12)の賛成多数で可決した。 法案は昨年11月に上院を通過しており、ベルギー国王の署名を経て法律は成立する。 以下、NHKニュースのクリップ――

ベルギーで子どもの安楽死認める法律
(NHK 2月14日6時33分)

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_1末期がんなど治る見込みのない終末期の患者に対して、安楽死が合法化されているベルギーで、子どもの患者にも安楽死を認める法律が成立し、議論を呼んでいます。

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_2ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_3ベルギー議会下院は、13日、これまで18歳以上の患者に安楽死を認めてきた法律を改正して安楽死の対象を18歳未満にも広げる法案を賛成多数で可決し、法律が成立しました。
ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_4法律では、末期がんなど終末期の病状がある子どもの患者に対しても、耐え難い肉体的な苦痛が続き、十分な判断能力があることなどを条件に、両親の合意と医師団の承認のもとで安楽死を認めています。

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_5子どもの安楽死を巡っては、2001年に世界で初めて安楽死が合法化されたオランダで12歳以上の患者に認められましたが、年齢制限がないのは今回のベルギーの法律が世界で初めてだということです。

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_6この法律について、ベルギーでは医療関係者などが子どもにも安楽死を選ぶ権利を認めるべきだとして推進し、地元紙の世論調査でも半数以上が賛成していました。

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_7その一方で、宗教関係者などが倫理に反するとして強く反対してきたほか、医療関係者の中からも子どもの判断能力を測る基準があいまいだなどとして批判的な意見が出ており、議論を呼んできました。

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_8ベルギーでは2002年に安楽死が合法化されて以来、安楽死を選ぶ患者が増えており、おととしは1432件と前の年に比べて25%増えて、これまでで最も多くなっています。

ベルギーで子どもの安楽死認める法律成立(NHK2014年2月14日)_9
■ 法律に反対する抗議デモも

ベ ルギーで安楽死を認める対象を子どもにも広げる法律を巡っては、国内でも抗議の声が上がっています。 このうち、11日には雨の中、首都ブリュッセルの広 場に子どもたちを含む大勢の人が集まり、「殺さずに治療を続けるべきだ」とか「さらなる議論が必要だ」などと書かれたプラカードや横断幕を持って、法律に 反対するデモを行いました。

デモを行った男性は「例えば6歳の子どもは死の概念すら持っておらず、子どもが自分の死を決断するという考えは間違っている」と話していました。

ま た、ベルギー国内の医療関係者からも抗議の声が上がっていて、議会に対して小児科医およそ160人が公開の書簡を送り、法律の制定を急がないよう求めまし た。ベルギーの国立病院の小児科医は「さまざまな難病の子どもたちへと法律の適用が拡大解釈されていくだろう。 私たちの社会はどこへ向かっていくのだろ うか」と強い懸念を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140214/k10015232191000.html

◇   ◇

追記2014年月10月6日

今年に入って、自民党の尊厳死に関する検討プロジェクトチーム(PT、山口俊一座長)は「尊厳死法案」―終末期の患者の意思に基づき、延命措置を中止または開始しなかった医師を免責する法案―の国会提出を試みましたが、党内論議が進まなかったため訪販提出を先送りしました(尊厳死法案、今国会提出見送り=自民PT (時事 2014/06/17))。 日本での議論はまだまだ進まないようです。

さて、そういう中で、「安楽死目的のスイス渡航者急増…」というニュースが8月に配信され話題になりましたが、こういう記事です――

安楽死目的のスイス渡航者急増…4年で1.4倍 平均69歳、独英多く (産経2014.8.22)

安楽死を遂げるためスイスに渡航した重症患者らの数が、2008年の123人から12年の172人へと4年間で約1.4倍に急増したとの調査結果を、チューリヒの研究機関が21日までに、英専門誌ジャーナル・オブ・メディカル・エシックスに発表した。 急増の詳しい原因は不明だが、スイスでは医師が薬物を処方し、死を選んだ患者が自ら使用する「自殺幇助(ほうじょ)」が事実上認められており、支援する団体も存在する。 08~12年に31カ国の計611人(23~97歳)が安楽死の目的でスイスに渡航。平均年齢は69歳で約6割が女性。神経疾患の患者が多数を占めていた。国別ではドイツ、英国が多かった。 欧州では安楽死をめぐる対応が国によって分かれており、制度化すべきかどうかの議論が徐々に活発化している。

http://www.sankei.com/world/news/140822/wor1408220029-n1.html

 ヨーロッパでは2002年4月にオランダがはじめて安楽死を合法化し、ベルギーとルクセンブルクがそれに続きましたが、自国民にしか安楽死を認めませんでした。それに対してスイスでは、外国人でも自殺幇助機関に登録でき、不治の病の末期であれば安楽死を受けられます。費用は7000ドル(約70万円)で、現在は60カ国5500人が登録しているといいます。

どういう事かというと、スイスには自殺幇助機関である「エグジット (Exit)」と「ディグニタス(Dignitas)」があります。 登録すれば、不治の病の末期で耐え難い苦痛を伴う場合など、苦しまずに自死することができる仕組みになっています。 約7万人の会員がいる「エグジット」はスイス在住者のみ登録ができ、かかる費用は年会費だけでUSD27(約3千円)。 「ディグニタス」は外国人も登録することができ、入会金と諸費用を合わせて安楽死には約USD7,000(約70万円)が必要です。 この「ディグニタス(Dignitas)」に登録してスイス・安楽死ツアーに行く人が増えているのです。

 

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