新出生前検査⇒3500人受診、陽性67人、人工妊娠中絶53人….

妊婦の血液を分析して胎児に染色体の病気があるかどうか判定する新しい出生前検査を受けた妊婦は、ことし4月からの半年間に全国でおよそ3500人に上り、陽性と判定された67人の妊婦のうち診断が確定するなどし流産もしなかった少なくとも53人が、人工妊娠中絶をしたことが産婦人科医などのグループの調査で分かりました。

新出生前検査 53人が人工妊娠中絶新しい出生前検査は、妊婦の血液を分析して胎児にダウン症など3つの染色体の病気があるかどうかを高い確率で判定できるもので、ことし4月から国内でも受けられるようになりました。

新出生前検査 53人が人工妊娠中絶2この検査を実施する全国26の病院の産婦人科医などのグループは、22日、開かれた学会のシンポジウムで、ことし4月からの半年間に検査を受けた妊婦はおよそ3500人に上り、67人が、胎児に病気がある可能性が高いことを示す「陽性」と判定されたことを明らかにしました。

新出生前検査 53人が人工妊娠中絶3このうち、羊水検査などで胎児の染色体の異常が確定するなどし流産もしなかった少なくとも53人が、人工妊娠中絶をしたということです。 また、中絶を選択した妊婦に理由を尋ねたところ、育てる自信がないことや、家族への負担が大きいこと、将来への不安などを挙げていました。

妊娠中絶の条件などを定めた母体保護法では、胎児の病気や障害を理由にした中絶は認められていませんが、現場の医師などによりますと母体への悪影響や経済的な理由といった法律の条件を理由に中絶手術が行われているということです。

■ 関沢教授「サポート態勢など充実を」

調査をまとめた昭和大学産婦人科の関沢明彦教授は「検査そのものを受けるかどうかや、病気が分かったときに妊娠を続けるかどうかを自律的に判断できるようにするために、妊婦やその家族へのサポート態勢や社会福祉を充実させていくことが今後とも必要になる」と話しています。

■ ダウン症協会「本人納得すれば」

これについて、日本ダウン症協会の玉井邦夫理事長は「決断が、本人や家族にとって納得のいくものであればそれ以上のことを言うことはありません。紙の資料と口頭の説明でダウン症を理解するのは相当難しいことなので、今後も、偏らない情報の提供を続けてほしい」と話していました。

新出生前検査 53人が人工妊娠中絶4NHKニュース 「新出生前検査 53人が人工妊娠中絶」(11月22日12時22分)のクリップ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131122/k10013253551000.html

 「新出生前診断を実施している全国の医療機関一覧図」はこのブログ記事で ⇒ 「新・出生前診断の希望殺到 3カ月で1000人超受診」

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