3Dプリンターで銃複製に成功⇒金属製、発砲可能、米企業・ソリッドコンセプツが世界で初めて成功した。試射場面がYoutubeにアップされていた…3Dプリンター、恐るべし!

産経電子版で「3Dプリンターで銃複製 金属製、発砲も可能 世界初と米企業」という記事をみかけた。 エッ、そこまでやるか~! 大変なことになってきた、3Dプリンター、恐るべし! 記事にあるソリッド・コンセプツを英語版GoogleNewsで調べてみた。 あるある。 英語版CNNによると、3Dプリンターで銃複製に成功したソリッド・コンセプツ(Solid Concepts)社は自社のブログで今回の複製成功を公表したという。 さっそくそのブログにも行ってみた。 実射場面を含むソリッド・コンセプツ社の動画がユーチューブに既に掲載されている。 ひな形の拳銃はジョン・ブローニング設計の自動拳銃M1911、通称「コルト・ガバメント」だ。 これはプラスチック製の3Dプリント銃(3Dプリント銃)ではない、金属製で弾丸を発砲できるのだ。 何はともあれ、日本語版の記事クリップから――

3Dプリンターで複製した拳銃(ソリッド・コンセプツ社)

3Dプリンターで複製した拳銃(ソリッド・コンセプツ社)

3Dプリンターで銃複製 金属製、発砲も可能 世界初と米企業
(産経 2013.11.9 12:40)

米テキサス州の企業が8日までに、3次元データを基に樹脂や金属で立体を作る3Dプリンターを使って市販品の拳銃のコピーを金属で製作し、実弾を発射することに成功したと発表した。

3Dプリンターを用いた樹脂製の銃の製造は最近、米国な

どで問題視されている。この企業によると、金属を素材にした市販品の複製は世界初という。高性能な拳銃が手軽に製造できることになり、今後、議論を呼びそうだ。

製作したソリッド・コンセプツによると、金属を加工できる特殊なプリンターを使用し、弾倉など一部を除いて全部品を合金やステンレスで複製して組み立てた。設計図が公開されている軍用拳銃をモデルにした。

これまで50発以上の発射実験に成功。約27メートル先の標的の中心部を狙えるほど精度も高いという。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131109/amr13110912430002-n1.htm

3Dプリンターで複製した拳銃の部品(ソリッド・コンセプツ社)

3Dプリンターで複製した拳銃の部品(ソリッド・コンセプツ社)

▼ (CNN日本語版は産経よりもうちょっと詳しい)

3Dプリンターで金属製の銃 米企業
(CNN 2013.11.09 12:58)

米テキサス州の企業が8日、3Dプリンターを使った世界初の金属製の銃を作ったと発表した。

銃器専門メーカー、ソリッド・コンセプツはブログの中で、この銃を使って実弾50発以上を発射し、約27メートル先の的に命中させたとしている。

この銃は、米国の銃器設計者ジョン・ブローニングが設計した自動拳銃M1911で、米比戦争から生じた戦闘の最終局面で初めて広く使用された。33個の部品で構成され、その大半はステンレス製だが、グリップは炭素繊維でできている。

3Dプリンターの低価格化で利用が広がるにつれ、近い将来、犯罪者が自宅にいながら追跡不可能な銃を量産できるようになるのではとの懸念の声が上がっている。

これについて同社は、この技術は、3Dプリンターを使って銃をより安価に、より簡単に製造できるようにするのが目的ではないとし、3Dプリンターが単にホビーストたちがプラスチック製品を大量生産するための物ではなく、まじめな商業利用も可能であることを証明したかったとしている。

今年5月に同じくテキサス州の非営利団体ディフェンス・ディストリビューテッドが3Dプリンターで作ったプラスチック製の銃で実弾を発射するビデオを投稿し、論議を呼んだ。

開発責任者のコーディー・ウィルソン氏(25)は、3Dプリンターを使った銃の作り方をネット上で公開したが、米国務省の命令で削除され、その後、同団体のホームページも閉鎖された。

しかし、ソリッド・コンセプツは免許を受けた銃器メーカーだ。同社は、3Dプリンターを使って金属製の銃を作る技術の1つの利用例として、拳銃の交換部品の販売を挙げている。

http://www.cnn.co.jp/tech/35039669.html

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 この3Dプリンターでの複製のひな形となった銃はブローニング設計のM1911で、米コルト社によって軍用に開発されてもので、通称「コルト・ガバメント」と呼ばれている。 詳細はWikipedia 「M1911」を参照。

 CNN日本語版に3Dプリンターで作成するプラスチック製の銃の話が出ていたが、いわゆる「リベレーター」(3Dプリント銃または3Dプリンター銃)と呼ばれるもの。 後段で解説ならびに参考記事を掲載。
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これは試射場面(Youtube掲載動画からキャプチャ)
Soid Concepts 複製銃の試射1これは人による実射場面(Youtube掲載動画からキャプチャ)
Soid Concepts 複製銃の試射2

百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず。 ソリッド・コンセプツ社がYoutubeにアップしている動画をみてみよう。 最初にこの複製プロジェクトのエンジニアらが解説し、その後に3Dプリンターで複製製造した部品から拳銃を組み立てる映像が流れ、そして試射場面、さらに人による実射場面と動画が進む――

ユーチューブ動画|Solid ConceptsWorld’s First 3D Printed Metal Gun
ソリッド・コンセプツ⇒3Dプリンターで銃複製 金属製、発砲も可能

日本語の記事には社名をソリッド・コンセプツと書いてあったので、まあ、Solid Concepts でGoogle ニュース英語版で検索して見た。 このようにヒットした――

画像クリックでGoogle検索結果にジャンプ
グーグル・ニュース英語版検索結果_SolidConepts
ヒットした中から取り敢えずCNNの記事を読んでみたところ、ソリッド・コンセプツ(Solid Concepts)社はこのM1991自動拳銃の複製成功を自社のブログで発表したという。 さっそく行ってみた。 ではCNNの記事抜粋から――

metal gun with 3-D printer(CNN)Texas company makes metal gun with 3-D printer
(CNN November 9, 2013 0006 GMT)

A Texas company says it has made the first metal gun using a 3-D printer, taking the debate over people’s emerging ability to create their own firearms to a new level.
Solid Concepts, a specialty manufacturing company, said in a blog post it has fired more than 50 rounds from the handgun, even hitting a few bull’s-eyes at more than 30 yards.

The pistol is a version of an M1911, a handgun designed by John Browning and first used widely in the latter stages of combat stemming from the Philippine-American War. It’s built from 33 mostly stainless-steel parts and has a carbon-fiber handgrip carved with a laser.

“The 3-D-printed metal gun proves that 3-D printing isn’t just making trinkets and Yoda heads,” the company said in the blog post. Solid Concepts went out of its way Friday to point out that producing the metal gun isn’t meant to advance a trend that worries law enforcement and some politicians. As 3-D printers become more widespread and affordable, some envision a near future in which criminals can crank out untraceable weapons without having to leave their homes……(続きはリンクから) http://edition.cnn.com/2013/11/08/tech/innovation/3d-printed-metal-gun/

■ ソリッド・コンセプツ(Solid Concepts)社のブログは http://blog.solidconcepts.com/
で、そのブログのHPには以下のようにこの拳銃複製に関するブログ記事が二つ掲載されている――

SOLID CONCEPTS BLOG上の記事は「Questions Answered: 3D Printed Metal Gun」と題するもので、今回の3Dプリンターでの拳銃複製製造に関するQ&A形式の解説になっている ⇒ http://blog.solidconcepts.com/evolution-custom-manufacturing/questions-answered-3d-printed-metal-gun/

下の記事は「World’s First 3D Printed Metal Gun」と題して、世界で初めて3Dプリンターによる複製で金属製拳銃製造に成功したことを発表している記事だ。 この記事の中に動画も埋め込まれている ⇒ http://blog.solidconcepts.com/industry-highlights/worlds-first-3d-printed-metal-gun/

■ 3Dプリンター銃と3Dプリンターに関する話

前述のCNN日本語版に3Dプリンターで作成するプラスチック製の銃の話が出ていたが、いわゆる「リベレーター」(3Dプリント銃または3Dプリンター銃)と呼ばれるものだ。 この件に関して知りたい人はは以下のリンクから参照記事を読んでみてはいかが――

● Wikipedia日本語版  「リベレーター (3Dプリント銃)」
● Wikipedia日本語版  「Defense Distributed」
● コモンポスト「3Dプリンターで製造された部品を組み込んだ自動小銃の発射テストが行われる!!」(2012年12月14日)
● WikiWep DevBlog  http://defdist.tumblr.com/

さて、ここで以下の日経記事2本をクリップして掲載しよう――

● <米で波紋、「3Dプリンター銃」開発者に聞く ほぼ100%製造可能「日本からも反響多」> (2013/5/6)
● <広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来> (2013/3/8)

米で波紋、「3Dプリンター銃」開発者に聞く
ほぼ100%製造可能「日本からも反響多く」
(日経 2013/5/6)

3D(3次元)の設計データを入力すれば、印刷するような感覚で立体物がつくれる3Dプリンター。オリジナルの小物から実物大の家まで、作り手の夢は広がるが、物議を醸している「ものづくり」もある。米テキサス州の非営利団体ディフェンス・ディストリビューテッドが進める「3Dプリンター銃」の普及プロジェクトだ。

同団体は、ライフル銃などの主要部品の設計図を開発してインターネット上で公開。コンピューターと3Dプリンターがあれば、誰でも自由に設計図をダウンロードして部品を複製できるようにした。

3Dプリンター製の部品を使った銃も、本物と同じように発砲することができるため、憲法で武器を携帯する権利が認められている米国でも波紋が広がっている。

米ワイヤード誌が「世界で最も危険な15人」の1人に選んだ開発責任者、コーディー・ウィルソン氏にプロジェクトの狙いや国内外の反応などを聞いた。

■ 設計データ、世界100カ国から80万ダウンロード

――「ウ米で波紋、「3Dプリンター銃」開発者に聞く1ィキ・ウエポン」と名付けたプロジェクトを始めた理由は。

「1年ほど前、友人と長電話しているときに思いついた。3Dプリンターについても、銃についても特に詳しかったわけではない。3Dプリンターで作れる銃を設計し、それをネットで公開したら、どうなるか。技術が進歩し、誰でもオンデマンドで銃を手に入れられるようになったら、社会はどう変わるか。それを確かめるために立ち上げた」

――進捗状況は。

「ほぼ100%の部品を3Dプリンターで作れるメドがついた。設計データは自分のコンピューターに入っている。テストでうまく動作すれば、近く公開する予定だ。唯一、作れないのが撃針。プラスチックでは十分な強度が得られない」

――反響は。

「あらゆる方面から反響があるが、特に若者には評判がいい。これまでに我々が運営するファイル共有サイト経由だけで世界100カ国以上、合計80万件近くの設計データがダウンロードされた。米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、オーストラリアが中心だが、日本からのダウンロードも6万件を超えている。プロジェクトに興味を持った日本人からメールをもらったこともある。彼らがダウンロードした設計データを使って、実際に銃の部品を作ったかどうかはわからないが、ほかのファイル共有サイトに我々の設計データをアップロードするなどして、普及に一役買ってくれている」

■ 若者から評判、国内外での懸念は「もっとも」

米で波紋、「3Dプリンター銃」開発者に聞く2 ――日本のように銃の所持を法律で禁止している国はもちろん、米国でもプロジェクトへの風当たりは強い。

「オーストラリア政府がカンカンに怒っているのは知っている。米国でも(金属探知機に引っかからないプラスチック製銃を規制する)新たな法案が下院に提出された。我々のプロジェクトが注目されている証拠だが、それ以上のコメントはない」

――米国の反対派は自宅で簡単に作れる「3Dプリンター銃」が普及すれば、これまでなら銃を持てなかった危険人物の手に銃が渡り、昨年12月にコネティカット州で起きた銃乱射事件のような悲劇が増えると懸念している。

「その懸念はもっともだ。3Dプリンターがより手ごろな価格で買えるようになれば、これまで銃を持てなかった人や自分で作ろうと思わなかった人でも、容易に銃を手に入れられるようになるだろう」

「だが、そういう議論をする人々は、権利(武装権)を乱用して人に危害を加える可能性は、誰にでもあるという事実と向き合いたくないだけだ。危害を及ぼす可能性の有無にかかわらず、与えられている権利は守られるべきだというのが、我々の立場だ。さらに言えば、危害を受ける可能性があるからこそ、権利は保障されるべきだと思う」

■ 3Dデータ共有のサイト運営へ移行

――今後の計画は。

「実は月内にもプロジェクトをたたむつもりだ。3Dプリンター銃のプロトタイプがよほど好評で、より多くの資金が集まるなら、もうしばらく続ける可能性もある。ただ、個人的にはこれ以上できることは多くないと考えている。構造やデザインが異なる銃はいくらでもあるが、それは他の人に任せたい」

「今後は3Dプリンター銃の設計データを含め、あらゆる3Dデータを共有するために立ち上げたサイトの運営に力を入れる。専用の検索エンジンの開発も進めており、多少のお金にはなるかもしれない。ただ、これはあくまで政治的な信条に基づくプロジェクトで、金もうけが目的ではない」

銃乱射事件で逆風、「世界で最も危険な15人」

米で波紋、「3Dプリンター銃」開発者に聞く3 テキサス大学法学部の学生であるウィルソン氏が率いるディフェンス・ディストリビューテッドへの逆風が強まったのは、昨年12月にコネティカット州の小学校で多くの児童が犠牲になった銃乱射事件以降だ。

事件後すぐに、3Dプリンターを製造するメイカーボットは運営する3Dデータの共有サイトから、銃関連の設計データを削除。ニューヨーク州選出の下院議員は3Dプリンター銃を規制する法案の成立を精力的に働き掛ける。

もっとも、ウィルソン氏にひるむ様子は全く見られない。むしろ、メイカーボットの行為を「検閲だ」と批判。自ら3D設計データの共有サイトを立ち上げて対抗した。

シリアのアサド大統領らとともに「世界で最も危険な15人」に選ばれたことについて、ウィルソン氏は不敵な笑みを浮かべながらこう答えた。「買いかぶりすぎだと思うが、ほめ言葉として素直に受け止めたい」。

(ニューヨーク=小川義也)

http://www.nikkei.com/article/DGXBZO54574920R00C13A5000000/

恐るべし、3Dプリンター! 3Dプリンターは今、急速に普及している。 製造の可能性を限りなく高める、そして誰でも製造メーカーになり得るのだ。 しかし、この投稿記事のように誰でも武器製造までできてしまうようにになっては… ハクチョウががいればブラック・スワンもいる。 テクノロジーの進歩は良い事ばかりではない。 では、3Dプリンターとは何なのか―チョット時間が経ったが3月の日経の記事をクリップ――

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来
(日経 2013/3/8 7:00)

<自分がデザインしたオリジナルの小物や部品を手軽に造形できる、「3Dプリンター」がにわかに注目を集めている。3Dプリンターは従来、さまざまな産業分野で使われてきたが、昨今の低価格化を契機に個人にも急速に広がっている。「誰でもメーカー」を実現する3Dプリンターの最新動向を追った。>

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 1自分でデザインしたグッズやパーツの3D(3次元)データを形にできる3Dプリンターの販売台数が急速に伸びている(図1)。

 調査会社の米ウォーラーズ・アソシエイツによれば、2000年に世界で約1300台だったのに対し、2011年には3万台を突破。特に2007年に比較的買いやすい価格の個人向け3Dプリンターが売り出されると市場が急拡大し、2011年には前年比389%の販売台数を記録した(図2)。

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 23Dプリンターの先行企業である米3Dシステムズの日本法人は、「3Dプリンターは、日本円で十数万から1億円までさまざまな製品がある」(小林広美ディレクター)と話す。パーソナル機はハードウエアのオープンソース化によって低価格化が進行。3Dシステムズは2012年4月、小型で格安の「Cube」(1399ドル、日本未発売)を投入し、人気を集めている(図3)。

■ 製品の試作や少量部品生産が出発点

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 3 もともと3Dプリンターは、1980年代末から製品のプロトタイプ(試作)や少量の部品を自社で作れる利便性が受けて広まってきた機器。今日では設計、製造、医療、教育などさまざまな分野で導入されている。

米ストラタシスの製品を国内販売する丸紅情報システムズによれば、性能は「100万円クラスの機種でも上位機と仕上がりに遜色がない」ほど向上し、SOHOやデザイン事務所などにも市場を広げつつある。
広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 4
日本でも、2012年10月に出版されたクリス・アンダーソンの『MAKERS――21世紀の産業革命が始まる』(NHK出版)で紹介されたことが後押しとなり、注目度がうなぎ登り(図4)。著者は米国ワイアード誌の元編集長で、『ロングテール』や『フリー』といったベストセラーを世に送り出している。

■ 企業から個人へ波及

個人で3DシステムズのCubeなどを輸入する動きも出てきた。ロボットやプラモデルなどの部品を自作するためだ。出力サービスの東京リスマチックでは3Dデータからの「立体出力サービス」を提供しているが、フィギュアの祭典である「ワンダーフェスティバル」の開催が近づくと、フィギュアの出力申し込みが殺到するという。

企業だけではなく、個人にも3Dプリンターの理解や利用を促す拠点も誕生した。JBCホールディングス傘下のイグアスが、東京・道玄坂にオープンした3Dショールーム「CUBE」だ(図5)。土曜・日曜には、同じ建物内にあるデジタルものづくりカフェ「FabCafe」とコラボして、3Dプリンターのワークショップを開催し、人気を博している(図6)。

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 5 広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 6

■ 国内でも年内に低価格機

CUBEの運営に参画するケイズデザインラボの原雄司社長は、「3Dプリンターは個人に普及するほうが先ではないかと思っている」とまで言う。自分で作りたいというニーズを捉え、店舗数が増加しているものづくりカフェの人気と相通じる動きだからだ。

3Dプリンターの操作方法は、実はイメージほど難しくはない。ベースはインクジェットなどの印刷用プリンターの技術だ。印刷用プリンターが用紙にインクを噴射して描いているのに対し、3Dプリンターは熱で溶かした素材を徐々に積層して造形する仕組み。3Dデータの“PDF”ともいえる標準的なフォーマットが決まっており、互換性の問題で悩まされることもない。
広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 7
3Dデータを作るための3D CAD(コンピューターによる設計支援)ソフトを使いこなせる人はまだ少ないが、米国では3Dデータの販売サイトも登場している。

前出の原氏は、「日本でも3Dデータや3Dデータの作り方を共有するコミュニティサイトが立ち上がるのでは」と期待する。10万円台のパーソナル機も2013年内には国内で発売される見込みで、市場の盛り上がりに弾みが付きそうだ(図7)。

【作成の手順】 インクジェットプリンターの技術を応用して造形

3Dシステムズのパーソナル3Dプリンター「3D Touch」(35万円)で造形の様子を撮影した。素材を少しずつ積層して造形しているのがわかる(図8)。

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 8技術的には印刷用プリンターの延長線上にあるので、使うこと自体は難しくない。素材はABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)を使用している。3D Touchは対応していないが、石膏や光硬化樹脂なども素材として使われる(図9、図10)。

広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 9 広がる3Dプリンター、「誰でもメーカー」時代到来 10

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3Dプリンターで銃複製に成功⇒金属製、発砲可能、米企業・ソリッドコンセプツが世界で初めて成功した。試射場面がYoutubeにアップされていた…3Dプリンター、恐るべし!」への1件のフィードバック

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