阪急阪神ホテルズ⇒出崎社長が辞任表明、食材偽装問題で…ほらね「誤表示」強弁のツケが廻ってきた~

大阪の「阪急阪神ホテルズ」がメニューの表示と異なる食材を使っていた問題で、会社側は、28日午後8時から記者会見を開き、「阪急阪神ホテルズ」の出崎弘社長は来月1日付けで社長を辞任する考えを表明した。 問題発覚から1週間で、トップの責任問題に発展したが、当然だ!
阪急阪神ホテルズ⇒出崎社長が辞任表明

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出崎弘(でさき・ひろし)略歴出崎弘(でさき・ひろし)
☛ 80年(昭55年)慶大経卒、阪急電鉄入社。07年取締役。11年常務、阪急阪神ホテルズ取締役専務執行役員。東京都出身。53歳(2012/1/27時点で)。 (出典: 日経記事「(新社長) 阪急阪神ホテルズ社長に出崎弘氏」(2012/1/27) http://www.nikkei.com/article/DGXNZO38352060X20C12A1TJ1000/ )
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「あの記者会見」でのメニュー「誤表示」の強弁では、当然の結果だ。 あの記者会見での会社側のしどろもどろの説明にもかかわらず、白々しくも「誤表示」と強弁した出崎弘社長は、感覚が全くずれており、「私は危機管理能力ゼロです」と全国にプレゼンしたようなものだ。 阪急阪神ホテルズ系を利用したことのない人間でさえ唖然としたのだ、顧客はサゾカシ「唖然!」としただろう。 あそこで「終わったな」と思った人は多いはずだ。 あれでは、どのみち辞める羽目になるなるのは自明の理だ。 あれで切り抜けるとでも思っていたなら、あの会社の経営陣は相当痛んでいる。 まっ、さっさと辞任表明したところが唯一の救い。

阪急阪神ホテルズの10月24日の記者会見で露呈した「危機管理能力ゼロ」に関しては、元検事で現・関西大学特任教授の郷原信郎(ごうはら のぶお)氏がそのブログ「郷原が斬る」で<阪急阪神ホテルズ問題、「自爆」を招いた会社側の「無神経」>と言う投稿を26日にされているが、これがさすがにいい内容だ。 一読をすすめます。

さて、阪急阪神ホテルズ・出崎弘社長の辞任表明に関しては日経が速報の中では一番詳しいのでそれをクリップして掲載。 その記事の後に、問題の10月24日の記者会見ノーカット版のYoutube動画を掲載した。 13分ほどの動画だが、危機管理を勉強している大学生諸君や会社員の人は見ておいた方がいいかと思いますよ~、こうやって会社が傾いて行くという典型的な例証として――

阪急阪神ホテルズ社長が辞任(FNN)阪急阪神ホテルズ社長が辞任 「偽装ととられても仕方ない」
(日経 2013/10/28 21:09)

阪急阪神ホテルズ(大阪市)の出崎弘社長は28日夜、大阪市内で記者会見し、一連のメニュー虚偽表示問題の責任を取って辞任する考えを示した。「阪急阪神ブランド全体の信頼失墜を招いた責任の重さにかんがみて決めた」と説明した。辞任は11月1日付。後任は29日の取締役会で選出する。

会見で出崎社長は「お客様への裏切り行為にほかならず、表示を誤ったという範囲を超えている」と謝罪。「偽装と受けとめられても仕方がない」と述べた。同時に「悪意をもってお客様をだまそうという事実はなかった」との見解を改めて示した。

出崎社長によると、24日の会見後の再調査の結果、一般ネギを九条ネギとして提供していたケースで、食材の変更を購買担当者がメニューを考案するサービス担当者に伝えていたことが新たに判明。サービス担当者は「メーンの原材料の変更ではない」と判断し、メニュー名を変えていなかった。

また、バナメイエビを芝エビとして提供していたケースでも「不適切な表示があった」と認めた。一方、豚肉の産地が実際と異なっていたケースでは「仕入れ業者が産地が異なることをホテル側に伝えていなかった」と釈明した。

出崎社長は問題公表から2日後の24日に初めて記者会見し、「従業員が意図的に表示を偽って利益を得ようとした事実はない。偽装ではなく誤表示」との見解を表明していた。

一方で「従業員が本音で回答したかつかめていない」などとし、「手作り」としながら既製品のチョコソースを使用したり、バナメイエビを芝エビと表示したりした6メニューについて、再調査する意向を表明。出崎社長自らが25日以降、調理担当者ら22人から直接、聞き取って経緯などを調べていた。

同社のメニュー虚偽表示問題を巡っては、運営するホテルのレストランなど23店舗の47メニューで、表示とは異なる食材を提供していたことが判明。提供期間は最長約7年間、利用客は約7万9千人に及んだ。28日午前9時までに、1万494人に対し、2263万円を返金したという。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG28050_Y3A021C1CC1000/

動画】 「偽装でなく誤表示」阪急阪神ホテルズ出崎社長会見(10/24)ノーカット

産経2013.10.28 20:40の記事は、出崎社長が26人の担当者を直接聞き取り調査したあたりの記述が詳しい。 これもクリップして掲載――

阪急阪神ホテルズ社長が辞任表明 「偽装と受け取られても仕方ない」
(産経 2013.10.28 20:40)

阪急阪神ホテルズ社長が辞任表明阪急阪神ホテルズ(大阪市)がメニュー表記と異なる食材を使っていた問題で、同社の出崎弘社長は28日、記者会見を開き、不祥事の責任を取って社長を辞任することを明らかにした。表記と実際の産地が異なったエビや豚肉、ネギなどを含めた6種類の再調査結果も公表。一部メニューについて「偽装と受け取られても仕方がない」と述べた。問題の発覚から29日で1週間。混乱が続いた一連の不祥事は経営トップの辞任という事態に発展した。

出崎社長は「偽装とは故意に人を欺くことが前提。客を欺く意図をもって不当な利益を得ようとする考えはなかった」と改めて偽装の意図を否定したが、「阪急阪神ブランドへの信頼の失墜を招いた責任は重い」とし、11月1日付で社長と阪急阪神ホールディングス取締役を辞任するとした。

阪急阪神ホテルズ社長が辞任表明2

阪急阪神ホテルズがメニューと異なる食材を使っていた問題で、記者会見で説明する調理担当者(右)と出崎弘社長=28日夜、大阪市

同社は表記と実際の産地が異なったエビや豚肉、ネギなどを含めた6種類について、調理担当者や購買担当者ら延べ26人を対象に、出崎社長が直接、経緯などを聞き取る再調査を実施。大阪新阪急ホテルで「芝エビ」の代わりにバナメイエビが使われていた事例では、調理担当者が「小さなエビは『芝エビ』と認識していた」という。

このほか、「手作り」をうたいながら既製品のチョコレートソースを使ったデザートの事例では、チョコレートリキュールにコーヒークリームを混ぜる「一手間」に着目し、担当者が「手作り」としたという

出崎社長はこれまで「偽装」ではなく「誤表示」と強調していたが、再調査した6種類について「すべてお客さまに誤解を与えかねないものだった。前回の私の説明は不適切だった」と修正。これまでの姿勢から一転し、一連の表示について「お客さまにおいては偽装と受け取られても仕方ない」と認めた。

http://sankei.jp.msn.com/economy/photos/131028/biz13102820400022-p1.htm

阪急阪神ホテルズがが報道関係に配布した説明資料のPDFを阪急阪神ホールディングスHPのニュースリリースより取得。 以下にJPG版を掲載――

メニュー表示と異なった食材を使用していた件について(調査の流れ及び個別のメニューに関する詳細な調査内容に関するご説明資料)」(阪急阪神ホテルズ 10月28日)

阪急阪神ホテルズ・配布説明資料1  阪急阪神ホテルズ・配布説明資料2
阪急阪神ホテルズ・配布説明資料3

出典: http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/HH201310281N1.pdf

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