冷凍エビ品薄、飲食店大慌て⇒年越しそばのエビ天を直撃か!? 「イカ天・年越しそば」、いや、「たぬき」か「キツネ」、いやいや、スゴーくシンプルな「年越しそば」になったりして…

冷凍エビが品薄になっている! 料理店では値段の安い小ぶりな品種に切り替えたり、値上げや提供見合わせを検討したりといった動きが出始めた。 ロイヤルホールディングス(HD)は天丼チェーン店「てんや」で、主力商品「上天丼」の販売を休止。 アークランドサービスはとんかつ店「かつや」で、9月下旬からベトナム産エビなどを使った「エビフライ丼」と「エビフライ定食」の提供を休止。

冷凍エビ品薄、飲食店大慌て1価格高騰の主因は東南アジアのエビ養殖場で「早期死亡症候群」(EMS)と呼ばれる病害が広がり、生産が大きく減ったことだ。世界最大の輸出国であるタイで生産する一部銘柄の国内卸値は昨年同時期と比べて約2倍に達し、過去最高となった。外食各社は新メニュー開発や調達ルートの見直しなどの対応に追われている。

この件に関し当ブログでも<海外でエビ大量死⇒輸入冷凍エビの価格が高騰している…エッ!さっそく調べてみた…>を10月6日に投稿し、なぜ「冷凍エビ品薄」「エビ価格高騰」になったのか、その背景を結構詳しく取り上げたが…..

さて、日経の今日(10/24)の記事によると影響はかなり広がっているようだ。 年末の「年越しそば」はどうやら「エビ天・年越しそば」とはいかないかも知れない。 「イカ天・年越しそば」になるのかな~。 いや、「たぬき」か「キツネ」、いやいや、スゴーくシンプルな「年越しそば」になったりして。 妻よ、エビ天を半分に分けて、「エビ天・年越しそば」しようよ。 まてよ、食べるときに持って行かれるのがオチか…. 以下、日経の記事――

そば店は高値のエビに悩む(東京・神田須田町の尾張屋)

そば店は高値のエビに悩む(東京・神田須田町の尾張屋)

冷凍エビ品薄、飲食店大慌
(日経 2013/10/24)

天ぷら、すし、フライ――。日々の生活を彩るこれらの料理に欠かせないエビが品薄になっている。主力供給源である東南アジアからの輸入が、養殖エビの大量死で減少しているのが理由だ。価格上昇を受けて首都圏の料理店では値段の安い小ぶりな品種に切り替えたり、値上げや提供見合わせを検討したりといった動きが出始めた。最大の需要期である年末の「年越しそば」のエビ天を直撃しかねない情勢に、長年の「のれん」を誇る老舗そば店の悩みも深い。

「エビ天小さくなりました?」「いや、そんなに小さくなってないんだけど……。エビの種類を替えたからかな」――。東京・深川、富岡八幡宮近くにあるそば店。天ぷらそばを頼んだお客の率直な質問に、女将は顔を赤らめた。「値上げするといわれてね」と苦しそうに説明を続けた。

背景には冷凍エビの品薄がある。築地市場の仲卸、平井本店は「異常事態。来年にならないと大きなサイズは調達が難しい」と明かす。

仲卸が競り落とす値段である築地市場の取引価格(高値)は22日で1箱4200円と、前年同期より5割高い。需給逼迫は鮮魚のエビにも波及しつつある。

築地場外市場の三宅商店によると「需要のある大きなサイズほど高い」。販売価格の値上げも視野に入れている。

築地市場の冷凍エビ取引価格のグラフ

築地市場の冷凍エビ取引価格のグラフ

■ 年越しそばに値上げ懸念

懸念されるのが年末の風物詩であるエビ天入りの「年越しそば」だ。並木藪蕎麦(東京・台東)の担当者は「エビの仕入れ値は20%高くなった。まだ上がるなら天ぷらそばの値上げも検討せざるをえない」と話す。

更科堀井(東京・港)も悩みは同じ。同店は年末年始で1500本のエビが必要だというが「これから仕込みという時期に仕入れ値が上がると困る。来年4月の消費増税を前に天ぷらそばを値上げするのは無理だ」。室町砂場(東京・中央)も「上がる前に多めに仕入れておくしかない」と準備を急ぐ。

対応に苦慮するのは、他のジャンルの料理店も同様だ。

さいたま市に本社を置く回転ずし大手のカッパ・クリエイトホールディングスでは、3カ月間の契約でエビを発注しているため、現時点で直接的な影響は出ていない。次回の価格交渉は11月下旬から始まる予定だ。

価格交渉の結果を受け、エビだけ価格を上げたり、エビのにぎりを1皿1貫(現状2貫)で提供したりといった対応を検討する。全店でエビの販売を一時休止する可能性もあるという。

■ 特大エビフライ「採算あわない」

JR水道橋駅近くの洋食店、菩提樹(東京・文京)。「特大」サイズのエビフライが売り物の一つだが、品種を中国産のクルマエビから比較的割安なバングラデシュ産のブラックタイガーに改めた。それでも「単品では採算が合わない」。

エビは品薄の状態で今後、対応を検討する(かっぱ寿司蕨店=埼玉県蕨市)

エビは品薄の状態で今後、対応を検討する(かっぱ寿司蕨店=埼玉県蕨市)

和食店を展開する一幸(千葉市)は、11月から天ぷら用のエビを特に品薄なバナメイからブラックタイガーに切り替えることを検討している。

エビ天はコース料理に必ず入っており「品切れは避けたい」。品種の切り替えで品切れを防ぐとともに、値上げも実施してコストを吸収したい考えだ。

名物「シウマイ」で知られる崎陽軒(横浜市)も、売れ筋弁当の「横濱チャーハン」や「海鮮チリソース丼」にエビを使っている。すでに「一定量の在庫は確保した」ものの、「代替品の活用なども含めて対策を検討している」と話す。

http://www.nikkei.com/article/DGXNNSE2INK01_T21C13A0000000/?dg=1

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