非正規雇用⇒正社員になる上限、5年から10年に延長へ

政府は、雇用分野の規制緩和の一環として、非正規労働者が同じ企業で5年を超えて働いた場合、希望すれば期限のない雇用契約に切り替えることを企業に義務づけた労働契約法について、非正規で雇用できる期間を10年まで更新できるよう改正を目指す方針を固めました。

非正規雇用10年まで更新へ

非正規雇用10年まで更新へ

政府は、大胆な規制緩和を行う「国家戦略特区」の創設にあたって、雇用分野も対象にすることを検討してきましたが、全国一律の規制を求める厚生労働省が難色を示していたことから、安倍総理大臣や新藤総務大臣ら関係閣僚が、16日会談し、対応を協議しました。その結果、企業の競争力を強化するためには、雇用分野の規制の緩和を進める必要があるとして、当初の方針を転換して、国家戦略特区ではなく、全国一律に規制緩和を進める方針を確認しました。
非正規雇用10年まで更新へ02そして、非正規労働者が同じ企業で5年を超えて働いた場合、希望すれば期限のない雇用契約に切り替えることを企業に義務づけた労働契約法について、非正規で雇用できる期間を10年まで更新できるよう改正を目指す方針を固めました。
非正規雇用10年まで更新へ03また、労使間の紛争を防ぐため、政府が過去の労働裁判の判例を分析し、解雇が認められるケースなどの目安をガイドラインとして、企業に示すとともに、企業向けの相談窓口を設ける方針を確認しました。
非正規雇用10年まで更新へ04(NHKニュース「非正規雇用10年まで更新へ」(10月17日5時11分)をクリップ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131017/k10015335791000.html)

◇      ◇

では、非正規雇用の現状はどうなっているのか?> 厚生労働省HPに掲載されている総務省「労働力調査」(平成24年平均)統計情報によると――

● 非正規雇用は労働者全体の3分の1を超え、過去最高の水準となっている。
● 特に15~24歳の若年層で、1990年代半ばから2000年代初めにかけて大きく上昇している。
● また、雇用形態別にみると、近年、契約社員や派遣社員が増加している。

非正規雇用の現状はどうなっている01

正規・非正規雇用の推移グラフ

非正規雇用の現状はどうなっている02

非正規雇用・年齢別の状況グラフ

非正規雇用の現状はどうなっている03

非正規雇用・雇用形態別のグラフ

● 一言に「非正規雇用」といっても、フリーターや契約社員、派遣社員のほか、高齢者の再雇用、家計の補助などを目的にパートとして働く者や、学生のアルバイトなど、その雇用形態はさまざまだ。
● また、非正規雇用の大半に共通する特徴として、有期労働契約であることが挙げられる。

非正規雇用労働者の全体像 図解

非正規雇用労働者の全体像 図解

非正規雇用労働者の動向

非正規雇用労働者の動向

有期契約労働者の状況

有期契約労働者の状況

● 正社員として働く機会がなく、非正規雇用で働いている者(不本意非正規)の割合も上昇傾向にあある。

正社員として働ける会社がなかった者の割合・グラフ

正社員として働ける会社がなかった者の割合・グラフ

年齢別にみた「正社員になりたい者」の状況・表

年齢別にみた「正社員になりたい者」の状況・表

(出典: 厚生労働省「非正規雇用の現状はどうなっているの?」 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/genjou/

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中