東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ

半導体の製造装置メーカーで世界3位の「東京エレクトロン」は、国際的な競争力を一段と強化するため、世界シェアトップでアメリカの「アプライドマテリアルズ」と経営統合することで合意したと発表しました。

東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ1発表によりますと、半導体製造装置メーカーの「東京エレクトロン」は、世界シェアトップでアメリカの「アプライドマテリアルズ」と早ければ来年後半にも経営統合することで合意しました。

東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ2半導体製造装置の世界での出荷額シェアは、アプライドマテリアルズが首位、東京エレクトロンは3位で、今回の統合によって世界市場の25%余りを占める企業が誕生することになります。

東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ5統合は両社が持ち株会社を設立する形で行われ、東京エレクトロンから持ち株会社の会長を、アプライドマテリアルズからはCEO=最高経営責任者を出す予定です。

東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ3東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ4この業界を巡っては、スマートフォンなど通信向け半導体市場の一段の拡大が見込まれる一方、市場の変化が早く、技術革新に伴う半導体の製造装置の開発には、ばく大なコストがかかるとされています。 このため、両社は経営統合によって互いの技術を組み合わせるとともに、投資コストの負担を減らして国際競争力を一段と高めるねらいがあるものとみられます。

■ 「規模の面で相乗効果ある」

東京エレクトロンとアプライドマテリアルズは24日夜、都内で記者会見し、この中で、東京エレクトロンの東哲郎会長兼社長は「半導体の分野は世界を支える産業だが、開発費などは膨大な費用がかかるため、コスト競争力や技術面でリードする会社を日米で作るのがベストだ。いろんな形で相当、規模の面での相乗効果があると考えている」と述べました。

(【東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ】 NHK 9月24日20時15分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130924/t10014769741000.html

では、他メディアの記事をクリップ――

東京エレクトロン、経営統合 半導体装置世界1位と オランダに持ち株会社設立
(朝日 2013年9月25日)

東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ6半導体製造装置大手の東京エレクトロンは24日、業界最大手の米アプライドマテリアルズと2014年後半にも経営統合することで合意したと発表した。共同持ち株会社をつくり、両社が傘下に入る。統合後の売上高は2位を大きく引き離し、断トツの1位となる。大手同士の統合で技術力を高め、競争に勝ち残りを図る。

東京エレクトロンの東哲郎会長兼社長は24日夜に都内で会見し、統合について、「お互いの商品が補完的で、統合で相乗効果が見込める。技術力の強化や、相当なコスト削減効果も期待できる」と説明した。アプライド社のゲイリー・ディッカーソン社長兼最高経営責任者(CEO)も「業界の急速な変化に対応し、新しい技術を生み出せる」と話した。

スマートフォンの普及などにより、半導体を小型で高機能にするため、製造工程もより細かい加工技術が求められている。製造装置メーカーの開発費負担も増しており、東京エレクトロンは重複する製品が少ないアプライド社との統合で、開発費もより効率的に投入できる、と判断した。

東社長は、国内に6カ所ある製造拠点の統廃合については、「効率性を考える必要はあるが、現時点では今ある拠点を最大限生かしたい」と述べた。

米調査会社VLSIリサーチ社によると、世界の半導体市場は00年~12年に約4割拡大したが、性能が高まる製造装置の市場は更新サイクルが長くなり、横ばいが続く。

80年代に世界を席巻した日本の半導体産業とともに成長した日本の製造装置メーカーは今も世界上位を占めるが、欧米企業との競争激化で地盤沈下が進む。調査会社テクノロジー・パートナーズの林一則・主席アナリストは「戦ってきた2社の統合は、業界の厳しさを物語る。今後さらなる統合の動きが加速する可能性がある」と指摘する。

両社は統合に際し、現金を使わず、合併で無くなる企業の株主に対し、存続企業の親会社の株式を渡す「三角合併」の手法を採用する。東京エレクトロン1株に対し、持ち株会社の株3・25株を交付する。

持ち株会社の本社はオランダに置く。対等な統合という観点から、日米以外の第三国から選んだという。アプライド社のディッカーソン社長がCEOに、東京エレクトロンの東社長が会長に就く。東京証券取引所と米ナスダック市場に上場する予定だ。(田幸香純)

東京エレクトロン

本社・東京都港区。1963年創業。半導体基板の洗浄装置や電子回路の加工装置に強い。東京放送(TBS)ホールディングスが約4%出資する。グループ従業員は約1万2千人。液晶パネル製造装置なども含めた連結売上高は4972億円(2013年3月期)。

アプライドマテリアルズ

本社・米国カリフォルニア州。1967年に設立。アジアや欧州各地に製造拠点を持ち、半導体製造装置を幅広く手がける。グループの社員は約1万4千人。グループ全体の売上高は87億ドル(約8500億円、12年10月期)。

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201309240575.html

統合の東京エレクトロン、東北の拠点「変わることない」
(日経 2013/9/26 0:00)

東京エレクトロンは25日、東北地区にある複数の子会社工場について、米アプライドマテリアルズとの経営統合後も当面は現状の生産体制を変えない見通しを示した。東北では岩手、宮城両県に半導体エッチング装置など同社の主力品の生産工場がある。立地自治体では世界首位の企業と統合を決め成長を目指す同社に期待が高まりそうだ。

統合による東北拠点の影響について同社は「今すぐに変わることはない」(総務部広報グループ)と回答。現在は子会社の東京エレクトロン宮城(宮城県大和町)で半導体エッチング装置を、東京エレクトロン東北(岩手県奥州市)で熱処理成膜装置を製造する。エッチング装置などはアプライド社でも生産しているが「統合による変化はない」と強調した。

工場が立地する大和町は「人員整理は考えてないとのことなので懸念は特にない」(産業振興課)という。統合会社が世界一のシェアになり「宮城の担う部分がどう変化するか、推移を見守りたい」と期待感を込める。

奥州市の子会社は2006年に、大和町は10年に発足し、地元での存在感を高めてきた。宮城県は08年度から宮城県民会館(仙台市)のネーミングライツを同社と契約し「東京エレクトロンホール宮城」の愛称が定着。今年度は1年契約だが「認知度が高まっている」(消費生活・文化課)といい、愛称が変わってほしくないという本音がにじむ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB2505C_V20C13A9L01000/

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