宮崎駿監督が引退! アニメ「風立ちぬ」が最後の作品に…

宮崎駿監督がアニメ「風立ちぬ」を最後に引退するという。 引退理由は明らかにされていないが、スタジオジブリの星野康二社長は「『風立ちぬ』の中で創造的な期間は10年しか続かないという意味のせりふがあるが、宮崎さんは『自分の10年はとっくに終わっている』と語っていた」と話している。 宮崎監督本人が6日に東京都内で記者会見する予定だという。

ムムムムム、しかし、宮崎監督は過去に引退を口にし、その後撤回したことがあるのも事実…  だが、72才、集中力を必要とするあの宮崎流アニメ制作に体力と精神力の限界を感じたのか???  実は1997年の「もののけ姫」以来、これまでも体力的な限界から何度か引退を示唆。 が、映画がヒットする度、子供たちに夢を見せ続けたいと踏みとどまってきた。  当初は、過去最多の17万枚の作画を描き上げた前作「崖の上のポニョ」が“最後の長編”の予定だったが、興行で前々作「ハウルの動く城」に及ばなかったこともあり、「もう1本」と決断。 そして挑んだのが、零戦設計者、堀越二郎を描いた「風立ちぬ」だった。

宮崎駿監督引退の電子版配信記事を2、3掻き集めて掲載――

宮崎駿 : 長編映画製作から引退へ 「風立ちぬ」が最後の作品に
(毎日新聞デジタル 2013年09月01日)

宮崎駿監督が引退1風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」など数々の人気アニメを手がけてきたスタジオジブリの宮崎駿監督が長編映画の製作から引退することが分かった。同社の星野康二社長が、開催中の「第70回ベネチア国際映画祭」の会見で明かした。半世紀にわたってアニメに携わり、監督としても約40年活動し、世界中の子どもたちやアニメファンに夢を与えてきたが、現在公開中の「風立ちぬ」が長編映画として最後の作品となる。

宮崎監督は、1941年生まれ。63年にアニメ制作会社の東映動画に入社。間もなく頭角を現し、高畑勲さんらと「太陽の王子 ホルスの大冒険」(68年)などを手がけた。その後、いくつかの制作会社を経て「アルプスの少女ハイジ」(74年)、「未来少年コナン」(78年)などに携わり、「ルパン三世 カリオストロの城」(79年)で初めて劇場版アニメの監督を務めた。「風の谷のナウシカ」(84年)でアニメ作家として広く知られるようになり、85年にスタジオジブリを設立。「天空の城ラピュタ」(86年)、「となりのトトロ」(88年)、「もののけ姫」(97年)など数々のヒット作を手がけ、2001年の「千と千尋の神隠し」は、アカデミー賞の長編アニメ賞やベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞など数々の賞を受け、興行収入も国内歴代最高の304億円を記録した。

「崖の上のポニョ」(08年)以来5年ぶりの監督作品となった「風立ちぬ」は、実在のゼロ戦の設計者、堀越二郎の生涯と、堀辰雄の小説「風立ちぬ」をイメージした作品。公開から6週連続で観客動員ランキング首位を獲得しており、37日間の累計で動員640万人、興行収入80億円を突破している。宮崎監督は、初めて自分の映画で涙を流したことを告白。鈴木敏夫プロデューサーも同作品を「宮崎監督の遺言」と発言するなど話題を集めていた。

http://mantan-web.jp/2013/09/01/20130901dog00m200038000c.html

宮崎駿監督が引退へ アニメ「風立ちぬ」を最後に
(朝日新聞デジタル 2013/9/1 23:19)

宮崎駿監督が引退2【ベネチア=安斎耕一】 日本を代表するアニメ映画監督の宮崎駿(はやお)さん(72)が、第70回ベネチア国際映画祭のコンペ部門に参加しているアニメ「風立ちぬ」を最後に引退する。9月1日午後(現地時間)にベネチアで開かれた公式会見で、スタジオジブリの星野康二社長が明らかにした。

記者会見の最後、星野社長は「世界に大変友人の多い宮崎駿に関しての発表をします」と切り出し、「『風立ちぬ』を最後に、宮崎駿監督は引退することを決めました」と話した。宮崎監督本人が6日に東京都内で記者会見する予定という。星野社長は「くれぐれもよろしく」との宮崎監督からのメッセージを披露した。記者会見まで引退に関する質問は一切受けないという。

宮崎監督は1941年、東京生まれ。79年「ルパン三世 カリオストロの城」で映画初監督を務める。85年スタジオジブリ設立に参加した。「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「崖の上のポニョ」など、数多くのアニメ映画を送り出した。2001年公開の「千と千尋の神隠し」は、日本映画の興行収入1位を記録。ベルリン国際映画祭金熊賞、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した。05年にはベネチア国際映画祭の栄誉金獅子賞を受けた。

http://www.asahi.com/culture/update/0901/TKY201309010145.html

宮崎駿監督が引退3宮崎駿監督が引退4「72歳で引退、若すぎる」 宮崎駿監督惜しむ声
(朝日新聞デジタル 2013/9/2 00:36)

数々の名作アニメを生み出してきた宮崎駿監督が引退することになった。映画関係者やファンの間には、驚きの声や、これまでの仕事をたたえる声が相次いだ。

「風立ちぬ」完成後のインタビューで、宮崎監督は「世界がギシギシ音を立てて変化している時代に、今までと同じファンタジーを作り続けるのはもはや無理があると思った」と語っていた。次回作については「僕もこの年齢ですから、そんな長期計画は立てていません」と話していた。

今後の活動がどうなるかは不明だが、関係者によると「宮崎監督は『これからはボランティアだ』と話している」という。

7月の「風立ちぬ」公開前後に宮崎監督と2度対談した作家の半藤一利さん(83)は、「そのときすでに『これで終わり』と盛んに言っていたので、驚かなかった」と明かす。半藤さんは監督が引退を決めた理由を、「日本の美しい緑や昭和の東京の町を、今のアニメーターが描けなくなっていることにあきらめを感じているのではないか」と推し量った。「早すぎるよと伝えたが、そのときから決意を固めていたと思う」と話した。

また、「風立ちぬ」でヒロイン菜穂子の声を務めた俳優の瀧本美織さん(21)はベネチアで、「とてもびっくりしました。笑顔がすてきで元気で、もっともっと作品を作られると勝手に思っていました」と話した。

映画評論家の秋山登さん(75)は「72歳で引退は若すぎる」と驚いた。「世界には100歳を超す映画監督もいる。映画界では引退すると言ってまた撮る人も多いので、今後も監督を続けてほしい」

漫画評論家で映画にも詳しい石子順さん(78)も「以前も『これで終わり』と言ったことがあり、まだ半信半疑。『風立ちぬ』が過去の作品と違い、実在の人をモデルにして恋愛を扱った大人のアニメだったので、制作に相当な精力を使ったのかとは思っていました」と話した。

1日夜、東京都港区の映画館で「風立ちぬ」を見た三鷹市の会社員、笹本みのるさん(31)は「引退は残念で寂しいが、次世代のスタッフが志を継いでほしい。宮崎監督の作品は人間と自然の関わりや戦争など、大事なテーマを感動しながら考えさせてくれた」と惜しんでいた。

最新作「風立ちぬ」を上映中の大阪ステーションシティシネマ(大阪市)。娘と一緒に宮崎作品はほとんど見たという大阪府吹田市の福祉施設経営佐々木弥生さん(60)は「毎回、新作を楽しみにしてきたのに……。今回も、夢は成し遂げられるということをきれいに描いていた。まだまだ見たいのに残念」と話した。

「やっぱり」というのはフリーター橋本直樹さん(29)=大阪市淀川区。「零戦が飛び立った時の、風が止まったような描写」に、監督の「もうやり尽くした」という心境をみたような気がしたという。

「崖の上のポニョ」の舞台として注目を集めた広島県福山市の景勝地「鞆(とも)の浦」。埋め立て中止を求める訴訟の原告団事務局長を務めた松居秀子さん(62)は「全国的に鞆の浦への関心を集めてもらい、保存につながる成果をもたらしてくれた大きな存在だった」と振り返った。

監督は鞆の浦に滞在中、松居さんの経営する喫茶店にしばしば立ち寄り、「僕、一生働きます」と話していた。「風立ちぬ」封切り前の6月にも、電話で鞆の浦の近況について話したばかり。その時も変わった様子はなかったといい、「ちょっとさみしいけど、自由になりたかったのかな。新しいことに期待します」と語った。

アニメ評論家・藤津亮太さんの話 「もののけ姫」制作後の「引退」表明は、記者会見のやり取りの中で飛び出し、後に撤回して長編を作り続けたが、今回はスタジオジブリの社長が公式な会見の場で明らかにし、宮崎監督本人も会見の場を設けるというのだから、重みが違う。ただ、三鷹の森ジブリ美術館で上映する短編はこれからも作るつもりがあるのではないか。生きている限り、芸術家に引退はない。今後も、何らかの形で創作は続けるだろう。

http://www.asahi.com/culture/update/0901/TKY201309010243.html

宮崎駿監督の主な作品と受賞歴

1979年 「ルパン三世 カリオストロの城」で映画初監督

1984年 「風の谷のナウシカ」

1986年 「天空の城ラピュタ」

1988年 「となりのトトロ」

1989年 「魔女の宅急便」

1992年 「紅の豚」

1997年 「もののけ姫」

2001年 「千と千尋の神隠し」

2002年 「千と千尋」でベルリン国際映画祭の最高賞「金熊賞」、全米アニメ賞

2003年 「千と千尋」でアカデミー賞長編アニメーション賞

2004年 「ハウルの動く城」

2005年 監督本人にベネチア国際映画祭栄誉金獅子賞

2008年 「崖の上のポニョ」

2010年 「借りぐらしのアリエッティ」(企画・脚本)

2011年 「コクリコ坂から」(企画・脚本)

2012年 文化功労者

2013年 「風立ちぬ」

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■ 風立ちぬ⇒堀越二郎⇒零戦⇒宮崎駿監督「零戦設計者の夢」 (投稿日: 2013/07/21)

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