方言チャート、出身県鑑定!⇒やってみた、当たってるゾ~|東京女子大・篠崎ゼミ

東京女子大・篠崎ゼミがウエブで公開した「方言チャート」をやってみた。 ズバリ、出身県を当てた! 確かにスゴイ! 皆さん、チャレンジして見ては如何(いかが)? 事の発端は、たまたま「グーグル・トレンド」をチェックししたところ「方言チャート」が今日(2013年9月1日日曜日)のトップでリストされていた。 リンクされている『方言チャート:「家におらん」はい?いいえ? 出身地的中率8割 東京女子大学生らがサイト』(毎日新聞)をクリックしてその記事を読み、東京女子大・篠崎ゼミ公開の「方言チャート」サイトに行ってみた。 さっそく質問に答えて私の出身県が当たるかどうか試し見たという訳だ。

● グーグル・トレンド ☛ http://www.google.co.jp/trends/

グーグルトレンド_方言チャート

● 毎日の記事はこうだ――

方言チャート: 出身地的中率8割 女子大生らがサイト
(毎日新聞 2013年09月01日 13時12分)

方言チャート(毎日)方言に関する二者択一の質問に答えていくだけで「言語形成期」(3~4歳ごろから13~14歳ごろ)に暮らしていた都道府県を導き出す「出身地鑑定!!方言チャート」を、東京女子大の篠崎晃一教授(社会言語学)とゼミの学生11人が開発し、インターネット上に公開した。的中率は8割以上といい、試した人たちはツイッターやフェイスブックで「すごい」と絶賛。先月27日の公開から3日で約350万人が挑戦する人気だ。

「家に不在の時『家におらん』と言うことがあるか」という質問からスタート。ここで東日本か西日本か分類してから徐々に絞り込み、鑑定が終わると「あなたの出身地は○○県ですね」と表示される。

質問は全部で110問を用意。「開けたら閉める」という意味で「あとぜき」と言う(熊本県)▽「鶏の空揚げ」のことを「ザンギ」と言う(北海道)▽中学の時に実施する学力テストのことを「ア・テスト」と言う(神奈川県)??などピンポイントで特定できる質問もあり、最短2問で結果が出る。

ゼミ生は昨年4月に作業を開始。ツイッターやフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービスを駆使して方言に関する情報を収集し、聞き取り調査などで実際に使われているか確かめた。当初の的中率は6割程度だったが、質問の順番を工夫することで精度がアップ。ただ、方言の使用地域を単純に県境で線引きするのは難しく、隣県にたどり着いてしまう人もいるという。

ゼミ長で3年生の庄司浩菜(ひろな)さん(21)は「苦労もあったが、ネット上で『当たった』『すごい』という率直な感想を見るとうれしい」と喜ぶ。篠崎教授は「方言はアイデンティティーを確認する手段の一つ。その価値をもう一度見直すきっかけにしてほしい」と話している。

「出身地鑑定!!方言チャート」のアドレスは<http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/>。 【戸上文恵】

http://mainichi.jp/select/news/20130901k0000e040160000c.html

● 調べてみると、東京新聞の方が毎日より三日早い8月28日に記事を配信していた――

方言チャートで出身県当てます 大学生らネットで公開
(東京新聞 2013年8月28日)

方言に関する二択質問にいくつか答えるだけで、出身都道府県を割り出す-。そんな「方言チャート」を東京女子大学の篠崎晃一教授(社会言語学)と十一人のゼミ生が開発し、二十八日、インターネット上で公開した。一年以上にわたる試行錯誤の結果、出身都道府県にたどり着く的中率が八割以上に高まった自信作だ。 (清水俊介)

方言チャート(東京新聞)チャートは「翌日、家に不在の時、『明日、家におらん』と言いますか」という質問から始まる。「おらん」を使うのは主に西日本。そこからいくつかの質問で、関東や東海、九州といった地方を絞り込んでいく。

さらに進めると、その県でしか使われない方言を扱う質問になる。例えば、模造紙のことを「ガンピ」と言うのは富山県だけ。かさぶたが干からびた状態を「かんぴんたん」と言うのは三重県だけ。こうして、十問程度の質問に答えれば、出身県を判定する画面にたどり着く。

「方言はお年寄りだけが使うのではない。若い人が方言と気付いていない言葉遣いを、チャートを通じて掘り起こしてみようと思った」。篠崎教授は二〇〇八年にもチャートの作成に挑んだが、的中率が不十分だった。より精度の高いチャートの完成を目指し、昨年春、ゼミ生と再び作業を開始した。

質問は教授と学生が考案。その上で、学生が各都道府県出身者から、本当にその地方だけで使われるか、他では使われていないかといった確認を行い、百十問からなるチャートが完成した。

難しかったのが関東地方。特に東京、神奈川にたどり着かせるのに苦労した。神奈川に導く質問の一つは「中学時の実力テストを『ア・テスト』と言うか」。こうした学校現場で使われる地域性のある言葉も、広い意味で方言だ。

完成したチャートを三百人に試してもらったところ、的中率は83%に達した。ただ、県境付近の出身者は隣県の方言が混在することもあるため、チャートでは隣県にたどり着く人もいる。こうしたケースも含めると、チャートの的中率は九割になるという。

ゼミで統括役を務めた三年生の小野梨紗子さん(20)は「多くの人に試して、楽しんでもらいたい」と話す。方言チャートのアドレスは http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013082802000218.html

ともかく、「方言チャート」のサイトに行ってみよう ⇒ http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/index.php

☛ こういう画面が出る――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)01☛ 下にある「ご利用にあたって」を一応クリックして読んで見た、こういう内容だ――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)02
出身地鑑定!! 方言チャート

ご利用にあたって

「出身地鑑定 方言チャート」は方言に関する質問に答えるだけで、自分の出身の都道府県がわかるチャートです。東京女子大学篠崎晃一教授の指導のもと、11人のゼミ生たちによって開発されました。
下記の注意事項を読んでから、ぜひ挑戦してください。

■ ここでいう出身地とは、3~4歳から13~14歳の言語形成期と呼ばれる時期に生活していた地域を指します。したがって、その時期に複数の土地で生活経験のある場合は出身地の特定が困難になる場合があります。

■ 質問項目の赤字に注意してお答えください。

■ 質問項目には、世代を問わず、現在の日常生活においてできるだけ使用頻度の高い語を選んでいます。同じ出身地の親しい人とくだけて話す場面をイメージしながら、お答えください。

(篠崎晃一プロフィール)
千葉県出身。東京女子大学教授。社会言語学。主な著書・監修書は、『出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言』(毎日新聞社との共著)、『えっ?これって方言なの!?~マンガで気づく日本人でも知らない日本語~』『アレ何?大事典』『ウソ読みで引ける難読語辞典』『小学館ことばのえじてん』(以上監修)、『三省堂例解新国語辞典』編集主幹。日本テレビ「ワーズハウス」監修者。Web日本語で『女子大生でも気づかない方言』『共通語な方言』連載中。

「ご利用にあたって」を読んだ後、「戻る」をクリックしてメインの画面に戻り、その画面をクリックすると質問が始まる――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)03最初の質問は意図的に違う回答をしてみた。 次の質問はこれだったが、あえて違う回答をしてみた――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)04三番目からは正直に回答した。 ネタバレになるので質問は載せないが、 全部で10問答えた。 そして、8番目の質問はこれだった。 これが私の場合はキーの質問だったと思うが――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)05jpgそして、三番目の質問から最後の質問まで正直に答えた結果、最後にこう表示された――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)06jpgこれが大当たり~なのだ。 「はい、合ってます」をチェックして「出身地を送信」をクリックした。 そうすると――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)07このイラストいいですね~。 女子大生の「やった!」という声が聞こえてきそうな雰囲気が出ている。 篠崎教授が壁から顔を出して様子を見ているのが、ほんわかとしてゼミの雰囲気と人柄が伝わってくる。

これは「凄い!」と素直に認める。 篠崎ゼミとその統括役を務めた三年生の小野梨紗子さん、もちろんゼミの11人の女子大生の面々には参った、参った…「感服つかまつった」と称賛の声を送りたい。 これは、久々(ひさびさ)のスグレものゼヨ~。 是非、「会えぬ君」の貴方に試してもらいたと思いブログに書いた。

最後に、「篠崎ゼミ」の方言のサイトも公開されているので是非一度覗いて見て欲しい。 面白い! ――

http://www.web-nihongo.com/wn/j_hougen/00.html/

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)08そのサイトに行くと、左側にコラム記事の目次が載っているが、それが面白い。 ちなみに、第2回の「あめる」(岩手県)をクリックするとこのような4コマ漫画が出てくるが、それぞれのコマの下に音声再生メニューがあり、(多分その地方出身の)女子大生が録音したセリフを視聴できる。――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)094コマの一番下に「→解説のページに進む」とあるが、これをクリックすると篠崎教授のその方言に関する解説が出てくる。 この解説がまたいい――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)10

篠崎教授とそのゼミの女子大生の皆さん、いい仕事してますね~。 Hashigozakura も応援しますョ。 これは久々の桜吹雪だ~! 特大サイズで――

桜吹雪

P.S.  妻にもやってもらった。 妻の場合は出身県の隣の県が表示された。 返信欄で正解の出身県を選んで送信した。 そうするとこういう画面になった――

方言チャート(篠崎ゼミのサイト)11隣接する県と方言がかなり似ているのはアチコチにある話だ。 方言は江戸時代の国境(くにざかい)で識別されるものが大多数だろう。 だが、明治維新で敗者になった藩の国境は寸断され、かつて同じ領内だったものが他県になってしまったりしている。 ともかく、「方言」…日本人の本質的Identityを認識する最も身近なものではないか。 若い世代の方言離れは残念なことだ。 とは言え、アマちゃんの「じぇ、じぇ、じぇ」が流行るのをみると、日本人のDNAに方言への郷愁が残っているような気がする。 ジェッ?ジェ、ジェ、ジェ…..

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