アシアナ機事故、韓国が米に異例の書簡(NHKニュース)|アメリカ側に対して調査した内容を一方的に公開しないよう求める異例の書簡を送った⇒韓国の報道では「調査めぐり米韓が真っ向から対立」…

アシアナ機事故に関し韓国の事故調査委員会は、アメリカ側に対して調査した内容を一方的に公開しないよう求める異例の書簡を送った。 操縦ミスとの印象を与えるという国内の不満を反映した対応とみられるが、朝鮮日報7月12日の電子版は「アシアナ機事故:調査めぐり韓米が真っ向から対立」という報道をしている。 一方、米国メディアは人為的な事故に力点をおいた報道をしており、韓国パイロットの緊急時対応の問題が事故の背景にあると指摘している――いわく、「上下関係を重んじる韓国特有の文化が災いして韓国パイロット間の緊急時の意思の疎通がうまく行かず、対応が遅れたために事故につながったのではないか」と。 (この件に関しては当ブログ投稿記事「アシアナ航空機事故、『原因は韓国文化にある』と米メディア⇒反発する韓国」と参照。)

さて、前述のNHKニュースと朝鮮日報記事を以下にクリッップして掲載する――

アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)1アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡
(NHK 7月14日16時14分)

アメリカ・サンフランシスコの空港で韓国の旅客機が着陸に失敗した事故で、韓国の事故調査委員会は、アメリカ側に対して調査した内容を一方的に公開しないよう求める異例の書簡を送り、操縦ミスとの印象を与えるという国内の不満を反映した対応とみられています。

アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)2サンフランシスコ国際空港で、韓国のアシアナ航空機が着陸に失敗した事故で、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会の調査では、これまでのところ機体に大きな異常があったことを示す情報はなく、操縦士が適切に操縦をしていたかどうかが焦点となっています。

アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)3 アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)5 アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)4 アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)6こうしたなか、韓国の事故調査委員会は、NTSBに対して委員長名義で書簡を送ったことを14日、明らかにしました。 書簡は、情報を韓国側にも定期的に提供するよう要請するとともに「事故調査は、国際基準に沿って客観的かつ公正に行わなければならない」と指摘し、直接的な表現は避けながらも、調査した内容を一方的に公開しないよう求めています。

これについて、事故調査委員会の関係者はNHKに対し、「事実かどうか分からない、あるいは、議論になりうる事柄は、事前に、発表するかどうか互いに話し合うべきだ」と述べています。

アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡(NHK)7韓国では、NTSBが事故原因は操縦士のミスだとの印象を与えているという不満が政府やメディアの間から出ており、異例の書簡送付はこうした不満を反映した対応とみられています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130714/k10013036671000.html

アシアナ機事故_調査めぐり韓米が真っ向から対立(朝鮮日報)

<アシアナ機事故、調査めぐり韓米が真っ向から対立> アシアナ航空機事故の調査を巡る米韓の意見相違・比較図

アシアナ機事故:調査めぐり韓米が真っ向から対立
(朝鮮日報 2013/07/12 10:13)

米国サンフランシスコ国際空港で今月6日(現地時間)に発生したアシアナ航空機事故の調査をめぐり、韓米が真っ向から対立している。両国は事故原因の共同調査を行っているが▲事故後の避難指示▲操縦士からの聞き取り内容の公表▲航空機の速度を自動で調整するオートスロットルの作動有無▲機長の座席位置―などでことごとく異なる見解を示している。主に米国国家運輸安全委員会(NTSB)のハースマン委員長が「先攻」すると、韓国国土交通部(省に相当)の崔政浩(チェ・ジョンホ)航空政策室長がこれに反論するという形だ。

■ 事故直後の避難指示

11日には、事故直後に操縦士が乗客の避難を迅速に指示したかどうかをめぐり意見が対立した。

NTSBによると、旅客機が滑走路に衝突した直後に停止すると、キャビンマネジャーのイ・ユンヘさんは操縦室に行き、乗客を緊急脱出させてもいいかどうかを尋ねたが、機長は「まだ脱出を始めるな」と指示したという。このため、イさんは3回にわたり機内放送で乗客に待機案内を出した。機長は別の乗務員から右のエンジンから火が出たという報告を受け、ようやく脱出を指示。このとき、旅客機が停止してから90秒が過ぎていた。

NTSBのハースマン委員長は「航空機で緊急事態が発生したときは90秒以内に乗客全員を脱出させなければならないが、事故直後、機長は乗務員たちに即時の脱出を指示しなかった」と説明した。

これに対し、国土交通部の崔室長は「機長が乗客の避難を遅らせた事実はない」とした上で「すぐ後ろから別の飛行機が来る可能性もあり、管制官との交信などを行う必要もあった」と反論した。また「現地報道や乗客たちの証言を踏まえ、乗務員たちが迅速かつ忠実に乗客を避難させたと判断すべきでは」とも述べた。アシアナ航空の関係者は「一般的に航空機の停止後90秒ではなく、機長の脱出指示後90秒が(脱出時間の)基準だ」と話している。

■ 操縦士の証言公表の是非

NTSBは事故後、連日会見してフライトレコーダー(飛行記録装置)や操縦室の音声記録装置などのデータ、操縦士からの聞き取り内容までを公表している。

これについて、崔室長は11日の会見で「操縦士の証言は事実と照らし合わせるべきだ。証言内容をすぐに公表することは事故調査に役立たない」と批判した。また「政府の事故調査発表は国際民間航空機関(ICAO)の規定に基づき、徹底して事実に立脚していなければならない」とも述べた。

崔室長はNTSBが公表した操縦士の証言内容の大半について「証言は証言にすぎず、事実ではない。証言内容をフライトレコーダーのデータなど正確な事実と照らし合わせた上で公表するかどうかを判断する」としている。一方、ハースマン委員長は「NTSBは何よりも透明性を重視している。われわれが公表する資料は時間が過ぎたからといって変わるものではない」と述べ、NTSBのやり方に問題はないとの考えを示した。

■ オートスロットルの作動有無

今回の事故原因を究明する鍵となる「オートスロットル」がきちんと作動していたかどうかをめぐっても、両国で説明のニュアンスが異なる。オートスロットルが「待機」状態になっていたという点では一致しているが、その意味について互いに異なる解釈を示している。

ハースマン委員長は「『待機状態』は必ずしもアクティブ(有効)を意味するものではない。オートスロットルは車のオートクルーズ機能と似ているが、操縦士は設定をした上で実際にそうなっているか(きちんと作動しているか)監視する責任がある」と指摘した。

これに対し、崔室長は「事故調査団が操縦席を確認したところ、オートスロットルのレバーは待機の状態だった。レバーは待機とオフの二つだけで、待機状態は『オン』と同じだ」と説明した。一方で「オートスロットルが作動していたかどうかはフライトレコーダーの解析で確認されるだろう」と慎重な姿勢も見せた。NTSBの説明は操縦士の過失に重きを置いているのに対し、国土交通部の説明には機体の欠陥の可能性も除外できないというニュアンスが込められている。

■ 機長の座席位置

韓米当局はさらに、操縦席の位置についてももめている。ハースマン委員長は「事故の際、責任機長が教官機長だったが、責任機長の席である左ではなく右の席に座っていた。さらに調査が必要だ」と述べた。これに対し、崔室長は「(操縦かんを握っていた)習熟訓練中の機長が左の機長席に座るのが当然だ。飛行のテキストにも載っていることで、ハースマン委員長がどういうつもりでそんなことを言ったのか分からない」と反論した。

記者たちの間から「NTSBの発表と国土交通部の発表が違い過ぎる」との声が上がると、崔室長は「政府を信じてほしい。事故調査はパズルをはめ込んでいく作業と同じで、今は一つ一つのピースについて使えるものかどうかを判断しているところだ」と答えた。また、事故調査には1年以上かかるとの見方を示した。

崔鍾錫(チェ・ジョンソク)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/12/2013071200911.html

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