子どもの人口1649万人、32年連続減、過去最少(総務省2013/5/4)|このままだと「日本の子ども人口時計」(東北大学)によると98年後に日本の子供の数は1人なってしまう…

昨日(5月4日)、子供の日を前にして、総務省が4月1日時点での子供の数の推計を発表した。それによると、15歳未満の子どもの数は、去年に比べ15万人少ない1649万人で、32年連続で減少。 男子が844万人、女子が804万人で、合わせて1649万人。 去年に比べて15万人少なく、昭和57年から32年連続の減少となっている。 

都道府県別子供の割合・表総人口に占める子どもの割合も、去年を0.1ポイント下回って12.9%となり、昭和50年から39年連続して低下している。 去年10月1日現在で都道府県別の子どもの数を見ると、前の年より増えたのは東京都と沖縄県だけで、そのほかの道府県は横ばいか減少し、最も大きく減った福島県と大阪府は前の年より1万1千人少なくなっている。 子どもの割合は、最も高いのが沖縄県の17.6%、最も低いのが秋田県の11.1%だという。 (この止まらぬ少子化で縮小する国内市場を前にして「学習塾」が海外へ展開し始めているという。 活路を求めて海外進出する学習塾の話が朝日新聞朝刊の記事にあったのでクリップし後段に掲載した。)

このままで行くと、東北大学がネットで公開している「日本の子ども人口時計」の推計では98年後の3011年に日本の子供の数は1人になってしまう(画像クリックで拡大)――

日本の子ども人口時計-推定岩礁曲線

日本の子ども人口時計「日本の子ども人口時計」(東北大学経済学研究科吉田研究室
http://mega.econ.tohoku.ac.jp/Children/

止まらぬ少子化、どうする日本!?

日本の子供人口2013_1 日本の子供人口2013_3 日本の子供人口2013_2 日本の子供人口2013_4 日本の子供人口2013_5


■ 我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)(総務省より)

I-1 こどもの数は1649万人、32年連続の減少

平成25年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口。以下同じ。)は、前年に比べ15万人少ない1649万人で、昭和57年から32年連続の減少となり、過去最低となりました。 男女別では、男子が844万人、女子が804万人となっており、男子が女子より40万人多く、女子100人に対する男子の数(人口性比)は105.0となっています。(表1)

表1 男女別こどもの数

こどもの数を年齢3歳階級別にみると、12~14歳が355万人、9~11歳が340万人、6~8歳が320万人、3~5歳が317万人、0~2歳が316万人となっており、総人口に占める割合は、12~14歳が2.8%、9~11歳が2.7%、6~8歳が2.5%、3~5歳が2.5%、0~2歳が2.5%となっています。(表2、図1)

これを中学生の年代(12~14歳)、小学生の年代(6~11歳)、未就学の乳幼児(0~5歳)の三つの区分でみると、それぞれ355万人(総人口の2.8%)、661万人(同5.2%)、633万人(同5.0%)となっています。(表2)

図1 年齢3歳階級別こどもの数  (平成25年4月1日現在)

表2 男女、年齢3歳階級別こどもの数  (平成25年4月1日現在)

男女、年齢3歳階級別こどもの数 (平成25年4月1日現在)

I-2 こどもの割合は12.9%、39年連続の低下

こどもの割合は、昭和25年には総人口の3分の1を超えていましたが、第1次ベビーブーム期(22年~24年)の後、出生児数の減少を反映して低下を続け、40年には総人口の約4分の1となりました。  その後、昭和40年代後半には第2次ベビーブーム期(46年~49年)の出生児数の増加によって僅かに上昇したものの、50年から再び低下を続け、平成9年には65歳以上人口の割合(15.7%)を下回って15.3%となり、25年は12.9%(前年比0.1ポイント低下)で過去最低となりました。 なお、こどもの割合は、昭和50年から39年連続して低下しています。(図2、図3)

図2 年齢3区分別人口の割合の推移

年齢3区分別人口の割合の推移

図3 こどもの数及び総人口に占める割合の推移

こどもの数及び総人口に占める割合の推移

II-1 こどもの数は東京都及び沖縄県では増加

都道府県別の平成24年10月1日現在におけるこどもの数をみると、前年に比べ増加しているのは東京都及び沖縄県となっており、その他の道府県では同数又は減少となっています。(表3)

II-2 こどもの割合は沖縄県が最も高く、秋田県が最も低い

こどもの割合をみると、沖縄県が17.6%と最も高く、次いで滋賀県が14.8%、佐賀県が14.4%などとなっています。一方、秋田県が11.1%と最も低く次いで東京都が11.3%、北海道が11.7%などとなっています。 全国平均(13.0%)と比べると、23県が上回っており、4府県が同率で、20都道府県が下回っています。(表3、図4)

表3 都道府県別こどもの数及び割合(平成24年10月1日現在)

都道府県別こどもの数及び割合(平成24年10月1日現在)

図4 都道府県別こどもの割合(平成24年10月1日現在)

都道府県別こどもの割合(平成24年10月1日現在

32年連続で減少する日本の子ども人口、少子化で縮小する国内市場を前にして「学習塾」が海外へ展開し始めているという。 活路を求めて海外進出する「学習塾」のことが朝日新聞朝刊の記事にあったのでクリップ――

学習塾、アジア志望 日本式指導で進出、実験ノウハウ提供
(朝日朝刊27面「社会」 2013-5-6)

海外進出する学習塾(朝日)国内の学習塾が相次いで海外に進出している。少子化で国内市場は頭打ち。子どもが多く、教育熱も高まる他国で新たな収益源を求める。主舞台はアジア。日本で培われた指導方法は、現地で通用するか――。

「ベトナムの子どもたちの学力を上げる塾」

「日本式指導方法のトレーニングを受けた教師」

全国で約420教室を展開する大手学習塾・栄光ゼミナール(本社・東京)がベトナム語で作ったチラシには、そんな売り文句が躍る。5月に開塾するハノイ教室のPR用だ。

本格的な海外進出は初めて。「子どもの人口が多く、教育熱も高まっているから」(広報担当者)との理由でベトナムを選んだ。

ハノイ教室では、小学2年~中学4年を対象に国数英理の4教科を教える。約10人のベトナム人講師は日本で模擬授業などを学び、指導法を身につけた。大人数に一斉に話す現地の授業形式と違い、個別に対話して考えさせるのが売りだ。

教材は、地元の教員経験者が作ったプリントをもとに解答欄を広げたり、理論的に学べる順番に変えたりする工夫を重ねた。保護者向けにも、入塾時の面談やこまめな電話連絡などの日本式サービスをする。月謝は4千~6千円。中所得層を念頭にしたという。

学研(本社・東京)は、国内で2002年に始めた子ども向けの科学教室を、09年から海外でもスタート。今はインド、タイ、香港で計37万人に教え、そのうち9割近くをインドが占めている。銅と亜鉛で学ぶ「電池の原理」、鏡を使った「潜望鏡」……。同社が持つ360以上の実験を学校の授業中や放課後に教えている。指導役を担う現地の教育関連会社に学研がノウハウを提供する形。ほぼ日本の小学生にあたる年齢を対象にしている。

「国内の少子化も理由だが、外国で科学教室の魅力を伝える自信があった」。海外事業室のパンディヤ・ラジェシュさんは、進出の理由をそう話す。インド出身で同国での事業を担当。デジタル産業が盛んなインドだが、「アナログな体験型の実験でこそ科学に必要な感動や観察力を覚える。そこが評価されている」。今後、中国やベトナムにも広げる予定だ。

全国約900カ所で個人指導塾「スクールIE」を展開する拓人(本社・東京)も08年から台湾、韓国、中国に進出。個別指導塾「明光義塾」の明光ネットワークジャパン(本社・東京)は、韓国の学習塾と提携し、日本在住の韓国人生徒向けの塾を2月に東京で始めている。

■ 国内市場、少子化で縮む

アジア諸国の子ども人口の割合・グラフ塾が海外に出る最大の要因は、国内市場の縮小だ。

総務省によると、国内の0~14歳人口は、2000年の1851万人(総人口比14・6%)から13年は1649万人(同12・9%)に。国立社会保障・人口問題研究所は、19年に1500万人を割ると推計する。

子ども1人にあてる教育費も伸び悩む。

朝日新聞とベネッセ教育研究開発センターが全国の小中学生の保護者約7千人を昨年~今年に調べたところ、塾などの学校外教育費の月平均は1万4168円で、前回調査の08年と同水準。小5の保護者のうち、中学受験を予定する家庭では3万5907円(08年比2619円減)と大きく減っていた。

首都圏の中学受験生数は09年の6・4万人をピークに、今春は5・8万人まで減った(大手学習塾・日能研調べ)。不況などが原因とみられている。

一方、アジア諸国をみると、総人口に占める0~14歳の割合は、インド29%、ベトナム24%、タイ21%など。経済成長とともに教育熱も年々高まっているとみられ、ベトナムの高校生は03年の259万人から10年には280万人と、1割近く増えている(日越貿易会まとめ)。(岡雄一郎)

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