脊髄損傷でまひのサル、人工神経で動き回復|この「人工神経接続」技術は脊髄損傷のほか脳梗塞で体が不自由な人にも応用できる、治療への実用化が待たれる!

脊髄損傷でまひのサル、人工神経で動き回復|この「人工神経接続」技術は脊髄損傷のほか脳梗塞で体が不自由な人にも応用できる、治療への実用化が待たれる!

脊髄損傷でまひのサルでの実験で成功したというこの「人工神経接続」技術、まるでSFのアンドロイドを彷彿させるが、凄い技術だ! この技術を使えば、将来的には小型のコンピューターチップを体内に埋め込み、マヒした体を動かすことができる可能性があるという。 脊髄損傷のほか、脳梗塞(こうそく)で体が不自由な人にも応用できるとしている。 脳梗塞で体が不自由なるのは誰にでも起こりうるのだから、早期の実用化を期待したい。 iPS細胞といい、日本の学者・研究者の皆さんは本当に頑張っていると思う。

この「人口神経接続」の脊髄損傷でまひのサルでの実験成功のニュースはNHKのオンラインニュースで目にしたのだが、調べてみると朝日新聞の記事もあった、また、「自然科学研究機構」(NIPS)のサイトのプレスリリースで研究成果が発表されていた。 その辺のところをクリップして、投稿掲載しよう――

脊髄損傷でまひのサル 人工神経で動き回復
(NHK 4月12日4時37分)

脊髄損傷でまひのサル人工神経で動き回復1 脊髄損傷でまひのサル人工神経で動き回復5 脊髄損傷でまひのサル人工神経で動き回復4 脊髄損傷でまひのサル人工神経で動き回復3 脊髄損傷でまひのサル人工神経で動き回復2脊髄を損傷して手が動かせなくなったサルに、人工の神経を取り付け、動きを回復させる実験に成功したと、愛知県にある生理学研究所などのグループが発表し、脳こうそくや脊髄損傷で体がまひした患者の治療に役立つ技術として注目されています。

実験を行ったのは、愛知県岡崎市にある生理学研究所の西村幸男准教授と、ワシントン大学などのグループです。 実験では、脊髄損傷で手が動かせなくなったサルに人工の神経を取り付けることで、手でレバーを動かすことができるかどうかを確認しました。 人工神経は脳からの信号を伝える電子回路を、脊髄の損傷部分をう回させるように、正常な機能が残っている部分につないでいます。 電子回路の電源を入れると手でレバーを動かすことができましたが、電源を切るとレバーを動かすことができなくなったということです。 グループでは、電極と小さなチップ状の電子回路を使った人工神経を開発できれば、残った機能を生かして、まひした体の動きを取り戻す治療につながるとしています。 西村准教授は「今後、安全性を確認する必要はあるが、患者のためにこの治療法を早く実用化したい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130412/k10013859391000.html

脊髄損傷でまひのサル人工神経で動き回復6脊髄損傷でも手足動く新技術 人工回路、サル実験成功
(朝日 2013年04月11日11時34分)

手足を動かすための脳からの電気信号を、脊髄(せきずい)の傷ついた部分を迂回(うかい)して伝える「人工神経接続」技術を開発したと、自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県岡崎市)が発表した。サルでの実験に成功し、将来、脊髄損傷などで手足が不自由な患者の治療に役立つ可能性があるという。11日付の欧州の専門誌電子版に掲載される。

同研究所の西村幸男准教授(40)によると、脳と手足を結ぶ信号の経路となる脊髄が傷つくと、脳からの電気信号を手足に伝えることができず、自由に動かすことが難しくなる。

西村准教授らの研究者のチームは、傷ついた部分を迂回して、特殊な電子回路を使って機能が残る脊髄に電気刺激を伝える技術を開発。脊髄を傷つけて手がマヒしたサルで実験したところ、手の力を調整してレバーを動かせるようになった。電子回路を切ると、脳からの信号は確認できても手を動かせない状態に戻った。

これまでは、脳からの信号を取り出してロボットアームを制御する方法などが注目されていた。今回は、大脳と脊髄を人工的な回路で結ぶ方法を新たに開発したという。

この技術を使えば、将来的には小型のコンピューターチップを体内に埋め込み、マヒした体を動かすことができる可能性があるという。脊髄損傷のほか、脳梗塞(こうそく)で体が不自由な人にも応用できるとしている。

西村准教授は「ロボットアームによる機能代替や再生医療よりも、現実的な方法ではないか」と話している。 【北上田剛】

http://digital.asahi.com/articles/NGY201304110001.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_NGY201304110001

■ 自然科学機構(NIPS=National Institute of Physiological Sciences)・生理学研究所のプレスリリース(2013.04.11) http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2013/04/post-242.html

■ 独立行政法人・科学技術振興機構(JST=Japan Science and Technology Agency)のプレスリリース(平成25年4月11日) http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130411/

上記で研究成果が発表されているのリンクから閲覧することができるが、クリップして掲載しよう――

「傷ついた脊髄を人工的につないで手を自在に動かす『人工神経接続』技術を開発」

—————————————————————————————————————
脊髄は、脳と手や足をつなぐ神経の経路となっています。脊髄が損傷し、その経路が途絶えると、脳からの電気信号が手や足に届かなくなり、手や足が動かせなくなってしまいます。今回、自然科学研究機構 生理学研究所の西村 幸男(にしむら ゆきお) 准教授と、米国ワシントン大学の研究グループは、脊髄損傷モデルサルの損傷された脊髄の部分を人工的にバイパスしてつなぐ「人工神経接続」技術を開発。これにより、脳の大脳皮質から出る電気信号により、麻痺した自分自身の手を自在に動かすことができるようにまで回復させることに成功しました。神経回路専門誌「Frontiers in Neural Circuits」(4月11日号電子版)に掲載されます。
—————————————————————————————————————

研究内容

研究グループは、脊髄損傷においては、脊髄の神経経路が途絶えているだけで、脳の大脳皮質からの電気信号を、損傷部位をバイパスして、機能の残っている脊髄に伝えてあげれば、手を健常に動かすことができると考えました。そこで、特殊な電子回路を介して傷ついた脊髄をバイパスし、人工的につなげる「人工神経接続」の技術を開発しました(図1)。

人工神経接続(図1)実際、脊髄損傷モデルサルの損傷した脊髄を人工神経接続によってバイパスさせたところ、手の筋肉を思い通りに動かすことができるようにまで回復しました(図2)。

人工神経接続(図2)西村准教授は、「運動麻痺患者の切なる思いは、自分自身の体を自分の意思で自由自在に動かしたい、これにつきます。今回の手法はこれまでの研究とは異なり、ロボットアームのような機械の手(義手)を自分の手の代わりに使っていません。自分自身の麻痺した手を人工神経接続により、損傷した神経経路をブリッチして自分の意思で制御できるように回復させているところが新しい点です。従来、考えられてきた義手やロボットを使う補綴より実現の可能性が高い(早道である)のではないかと考えています」と話しています。

本研究は、JST 戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)の「脳情報の解読と制御」研究領域(研究総括:川人 光男 (株)国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 所長)における研究課題「人工神経接続によるブレインコンピューターインターフェイス」(研究代表者:西村 幸男)の一環として行われました。

また、今回の動物実験に関しては、動物実験の指針を整備するとともに、研究所内動物実験委員会における審議を経て、適切な動物実験を行っております。

今回の発見

1.脊髄を損傷したサルの損傷部位をバイパスして、脳の大脳皮質の信号を脊髄の運動神経に人工的につなげて送る「人工神経接続」技術を確立した。

2.「人工神経接続」によって、麻痺した手を自在に動かすことができるまで回復した。

この研究の社会的意義

脊髄損傷患者の手足の運動回復に応用へ

今回の手法はこれまでの研究とは異なり、ロボットアームのような機械の手(義手)を自分の手の代わりに使わずに、自分自身の麻痺した手を人工神経接続により、自分の意思で制御できるように回復させているところが新しい点です。従来、考えられてきた義手やロボットを使う補綴より実現の可能性が高い(早道である)のではないかと考えています。

http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2013/04/post-242.html

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中