【北朝鮮】米無人偵察機グローバルホーク、三沢基地に配備か?

産経新聞電子版によると、「米軍三沢基地(青森県)に無人偵察機グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)を暫定配備する方針」を米政府が3月中旬に日本側に伝えていたとういう。 その時点では6~9月の暫定配備ということことだったようだが、北朝鮮の動きがエスカレートしてきたので前倒して配備する可能が出てきたようだ。 この件に関しネットで海外英文ニュース記事をあたってみたが、笑ってしまったのが、海外の英文ニュース記事は「The Global Hawk will be stationed at the US airbase in Misawa, northern Japan, in the first ever deployment of the aircraft in the country, according to Japan’s Sankei Shimbun newspaper.」と産経新聞の記事を引用している事だ。 この時点ではどうやら、米政府筋から米メディアには情報は流れていないようだ。

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追加情報 2013-4-7】 小野寺防衛相は6日、訪問先の那覇市内のホテルで記者会見し、米政府が近く、米軍三沢基地(青森県三沢市)に無人偵察機「グローバルホーク」の配備を検討していることを明らかにした。 小野寺防衛相は、グローバルホークの三沢配備について「米側にそのような計画があることは承知している。正式に申し入れがあったわけではない」と述べた。 (2013年4月7日11時55分  読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130406-OYT1T01237.htm)
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無人偵察機・グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)は現在、グアムのアンダーセン空軍基地に3機常駐しているが、そのうちの1機を青森県にある米軍三沢基地に暫定配備するこということらしい。 米軍三沢基地は北朝鮮のミサイル標的の一つになっている基地でもある。

グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)三沢配備か1

グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)三沢配備か? (画像クリックで拡大)

グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)三沢配備か2  グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)三沢配備か3

下図右側の地図をクリックして拡大して頂ければヨーク分かるかと思うが、北朝鮮の日本海側の核施設やミサイル発射基地などは米軍三沢基地から直行するのが最短距離だ。 青森県の日本海側の自衛隊車力駐屯地には米陸軍X-バンドレーダー部隊も派遣されており常時、北朝鮮のミサイルを監視している。

グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)三沢配備か4  

以下、産経電子版の記事――

米、三沢に無人偵察機 3月伝達  北ミサイル警戒で暫定配備へ
(産経 2013.4.6 07:27)

米政府が3月中旬、米軍三沢基地(青森県)に無人偵察機グローバルホークを暫定配備する方針を伝えてきたことが分かった。複数の日本政府高官が5日、明らかにした。日本国内に配備するのは初で、ミサイル発射準備を進める北朝鮮への警戒監視強化が狙い。米側は、伝達してきた時点では6~9月の暫定配備としていたが、4月に入り発射準備が発覚したことで配備を前倒しする可能性もある。

三沢に暫定配備されるグローバルホークは、グアムのアンダーセン空軍基地に常駐している3機のうちの1機。

同基地を拠点にした通常任務では、太平洋から東シナ海、南シナ海、日本海の広域を飛行。情報収集の対象は中国と北朝鮮の2本柱。中国は周辺国との摩擦を強める海洋活動や海・空軍基地の偵察、北朝鮮に関しては核・ミサイル活動の把握にあたっている。

だが米軍は三沢に配備する1機については、飛行エリアを日本海に絞り、「対北朝鮮シフト」の任務に特化させる。

グローバルホークは30時間の滞空時間と、搭載機器による高い情報収集能力が特徴。真上からだけでなく、斜めの角度からも鮮明な画像を撮影でき、ミサイル発射時に放出される熱も赤外線センサーで探知できる。

とりわけ今回、北朝鮮が発射準備を進めているとみられる弾道ミサイル「ムスダン」への対処にはグローバルホークが欠かせない。

ムスダンは発射台付き車両で移動可能だが、日米両国の情報収集衛星は地球を周回するため、特定地点を監視することは1日数回に限定される。北朝鮮がミサイルの保管場所を転々とさせれば、捕捉することは困難との指摘もある。

その弱点を補うのがグローバルホークで、同じ地点に滞空し、ミサイルの移動や発射準備を継続的に監視する上で有効となる。

米軍は台風通過時にグアムから飛行できない場合への備えとしても三沢配備を重視。ミサイル発射の際もグアムが荒天という状況が想定され、三沢配備が「保険」となる形だ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130406/plc13040607280006-n1.htm


海外英文ニュース記事の話を前段で書いたが、一例を出そう。 例えば、the Times はこう報じている――

US to deploy spy plane for surveillance over North Korea
4:51AM, April 6 2013

The US is to deploy an unmanned spy plane in Japan to boost surveillance over North Korea as tensions continue to ratchet up on the Korean peninsula.

The Global Hawk will be stationed at the US airbase in Misawa, northern Japan, in the first ever deployment of the aircraft in the country, according to Japan’s Sankei Shimbun newspaper.

Washington is also reportedly pressuring China to crack down on the increasingly belligerent North Korean regime or face a heightened US military presence in the region.

White House officials told The New York Times that there had been a series of exchanges…..

http://www.thetimes.co.uk/tto/news/world/asia/article3732952.ece?CMP=OTH-gnws-standard-2013_04_06

ちなみに、北朝鮮のミサイルは朝鮮半島東部の日本海側に移動している。 以下、韓国・聯合ニュースと朝鮮日報の記事をクリップ――

北朝鮮のミサイルが東海側へ移動=韓国国防部長官
(韓国・聯合ニュース 2013/04/04 23:46)

韓国国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官は4日、北朝鮮がミサイルを朝鮮半島東部の東海側に移動させたことを確認したと明らかにした。

国会国防委員会で開かれた業務報告・政策質疑に出席して発言した。ミサイルについて、日本メディアで報じられた新型の長距離弾道ミサイルKN08ではないとした上で、「相当な射程距離を持つが、米国本土までは届かない」と述べた。

また金長官は、北朝鮮が3回目の核実験実施後、さまざまな方法の威嚇と軍事的示威で戦争への雰囲気づくりを行っていると指摘した上で、「強力な軍事態勢を維持することだけが敵の挑発の抑止になる」と述べた。

さらにテロや要人の暗殺などについても警戒していると話した。一部で報道された故金日成(キム・イルソン)主席や故金正日(キム・ジョンイル)総書記の銅像を攻撃する計画については、「銅像攻撃計画はない」と否定した。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/04/04/0300000000AJP20130404004800882.HTML

グローバルホーク(RQ-4 Global Hawk)三沢配備か5

North Korean vehicle carrying a missile

北朝鮮、新型ミサイル2基を移動式ランチャーに搭載
(朝鮮日報 2013/04/06 09:32)

北朝鮮が射程3000-4000キロのムスダン・ミサイル2基を列車に乗せて東海(日本海)方面に移動させた後、このミサイルを移動式ランチャーに搭載し、特定施設に移したことが5日までに分かった。韓国軍は、早ければ数日中に北朝鮮がミサイルを奇襲的に発射することもあり得ると見て、東海と西海(黄海)に探知距離1000キロのレーダー(SPY1D)を積んだイージス艦を出動させた。

米国のニュース専門チャンネルCNNは4日(現地時間)、米国政府当局者の言葉を引用し、北朝鮮の通信を傍受した結果、北朝鮮がムスダン・ミサイル級の移動式ミサイルを数日、または数週間以内に発射する可能性があると報じた。

北朝鮮がこれまで発射したテポドン2号や銀河3号のような長距離ミサイル・ロケットは、平安北道東倉里にある発射場のような、固定式の発射台を持つ場所でのみ発射が可能だった。ロケットの1段目から3段目までをばらばらにして運んだ後、発射場で組み立てることから、発射の準備に数週間かかるなど、韓米は発射場所や発射時期を予測することができた。しかしムスダン・ミサイルは移動式ランチャーに載せて運び、発射数時間前に燃料を注入しさえすればすぐに発射可能だ。このため、発射の場所や時間をあらかじめ予測するのは難しい。

韓国軍の消息筋は「常識的に考えれば、飛行禁止および航海禁止区域を設定した後、今月15日の故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日前後にミサイルを発射する可能性が高い。しかし、奇襲的に発射する可能性にも備えている」と語った。

韓国軍は北朝鮮が偽装戦術を使う場合に備え、東海だけでなく西海にもイージス艦を派遣し、両方の海域で監視活動を強化した。また米国は、西太平洋に配備した海上レーダー基地SBX1(探知距離4800キロ)や偵察衛星を動員し、北朝鮮東部沿岸などを細かく監視している。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/06/2013040600393.html

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