<零戦を祖国の空に>修復され飛行可能なゼロ戦を日本に戻そうと試みる人がいる。こういう話があったのか…

修復され飛行可能なゼロ戦を、米国から「祖国日本」に戻そうと試みる人がいる。 栃木県出身で、いまはニュージーランド在住の石塚政秀さん(52)とういう方だが、朝日電子版の記事で初めて知った。 心より応援する。 問題は年間3千万円かかるという維持費だ。 かつての製造元・三菱重工はスポンサーになってくれのか~。 この話は是非、皆さんに知ってもらいたい――

零戦を祖国の空に1零戦を祖国の空に 修復され米現存の1機、「帰国」探る
(朝日 2013年3月28日12時26分)

【野村周】1945年の終戦までに約1万機が製造された零戦。今も空を飛べるのは4機とされる。ただ、そのすべてが今はアメリカ国籍だ。このうちの1機を日本に「帰国」させようと試みる人がいる。

零戦を祖国の空に2 栃木県出身で、いまはニュージーランド在住の石塚政秀さん(52)。パイロット用ジャケットの製造会社を経営するかたわら、航空専門誌などで執筆活動も続けている。

太平洋戦争の初期、零戦は高い運動能力、長い飛行距離、高速の3要素を実現し、日本のものづくりの力を世界に示した。2008年、「かつての日本の財産を日本に」と石塚さんは動き出した。1年後、米法人を設立し、世界の戦闘機を収集す零戦を祖国の空に3る米国人コレクターから約3億5千万円で購入した。

所有するのは、三菱重工業製の22型。70年代にパプアニューギニアで発見され、米国人コレクターが回収。ロシアなどで飛行できるまでに機体が修復された。ただし、搭載されていた国産のエンジンでは飛ぶことができず、米メーカーのものを使っている。
零戦を祖国の空に4
飛行機は各国の航空当局に登録することが義務づけられている。石塚さんは、いまは米国にある登録を日本に移そうと計画する。

ただ、日本の空を飛ぶには、いくつかのハードルが立ちはだかる。

まずは航空当局の許可の取得だ。国交省航空局によると(1)一定条件以上に機体の安全性が零戦を祖国の空に4証明されていること(2)操縦するパイロットが必要な知識と技能を有していること――などが求められる。「実際に申請を受けてみないと分からないが、戦闘機の復元機であれば、一般機以上に条件のクリアは難しくなると思う」(国交省航空局)。

パイロットについては、水産航空(東京都調布市)社長の野口武彦さん(40)が協力を申し出ている。日本でプロペラ機からジェット機までの操縦教官の資格を持ち、米国でも零戦を操縦する資格を持っている。

次は資金面。維持費は年約3千万円かかる。各地の航空ショーなどでの飛行を想定しているが、継続的に十分な費用を得られるかは見通せていない。

このため、スポンサー探しを続けている。リーマンショックや東日本大震災などで中断を余儀なくされてきたが、今春からあらためて本格化させた。

零戦は戦争を象徴するものという見方もある。石塚さんは「戦争を記録する歴史的遺産でもあるはず。平和を訴えることにもつなげたい。かつて日本が誇った航空技術を保存するためにも、なんとか飛べる零戦を里帰りさせたい」と話す。

■ ふくらむ期待「技術者育成につながる」

零戦の帰国を期待する声は多い。

所沢航空発祥記念館の学芸員、近藤亮さんは「力の小さなエンジンしかない中、機体を軽くし、性能を頂点まで高めた。限られた条件のなかで高い技術を詰め込むという、日本の伝統工芸のひとつと言える」と語る。

航空ファン編集長の三井一郎さんは「日本が世界に誇った飛行機が、本来の姿と動きで空を飛ぶのを見ることは、将来の優秀な技術者やパイロットの育成につながっていくのではないか」と話す。

零戦を設計・製造した三菱重工業は、子会社の三菱航空機が国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の開発を進めている。

愛知県豊山町にある三菱重工の史料室に20年以上在籍する岡野允俊さん(84)によると、MRJの開発者も時おり史料室を訪れ、展示されている零戦を細かく眺めているという。

「『ここはこうやったのか、うまいことやったなあ』とか、ブツブツ言いながら見てますよ」と岡野さん。「かつてのものづくりの誇りが、いまにつながってくれるといいですね」

MRJの開発が進むのは、戦前に建てられた名古屋市港区のビル。70年以上前、ここで零戦の開発が行われた。

☛ 〈零戦〉 正式名称は零式艦上戦闘機。旧日本海軍の依頼を受け、1930年代後半に三菱重工業が開発。終戦までに同社と中島飛行機が約1万機を製造した。機体が軽く、上昇力や空中での機敏性に優れていたとされる。開発の段階によって21型、22型、52型などがある。飛行できない復元機体は、国内で約10機が保存・展示されている。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201303280092.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201303280092

☛ (朝日電子版・「零戦」フォトギャラリーはこちら http://www.asahi.com/national/gallery/2013zerosen/

☛ Wikipedia 「零式艦上戦闘機」(れいしきかんじょうせんとうき、大日本帝国海軍の主力艦上戦闘機。 零戦(ぜろせん、れいせん。“ゼロ戦”とも)の略称で呼ばれる。零戦は米陸軍のP-51マスタング、独空軍のメッサーシュミットBf109、英空軍のスピットファイアなどとともに、第二次世界大戦期の代表的な名戦闘機として知られている。)

☛ Wikipedia 「堀越二郎」(ほりこし じろう、1903年6月22日-1982年1月11日)、群馬県藤岡市出身、東京帝国大学工学部航空学科を首席で卒業。日本の天才的航空技術者。 零式艦上戦闘機の設計主任。 七試艦上戦闘機、九試単座戦闘機、九六式艦上戦闘機、零式艦上戦闘機、雷電、烈風など数々の名戦闘機の設計を手掛けた、また戦後はYS-11の設計に参加した。 宮崎駿の漫画「『風立ちぬ』(かぜたちぬ)の主人公のモデル。)

<零戦を祖国の空に>の動画――「帰国させたい」 日本人所有の零戦

関連ブログ投稿記事

■ 「ゼロ戦」展示期間延長、8月末まで(所沢航空発祥記念館)!まだ見てない人、この機会を逃さないように… (投稿日:2013/03/24)

■ 「<零戦、日本への里帰り>ついに実現!9月4日横浜港到着、祖国の空を飛ぶのは2015年か…」(投稿日: 2014/09/03)

ネットをよく調べてみると「零戦里帰りプロジェクト」というものがあった。 朝日の記事に出てくる石塚政秀さんによるプロジェクトだ。 これに関する記事をクリップして掲載――

■ 日本人が零戦のオーナーに、そして里帰りを目指す (航空ファン 2012-09-19 16:11:58)

9月19日午前、都内のホテルで零戦ファン大喜びの記者説明会がありました。 8月号P.16掲載のプレーンズ・オブ・フェイム航空ショーの本誌記事で一部既報のとおり、アメリカとロシアで修復・再製され、現在はアメリカで飛ぶ零戦22型(N553TT)がニュージーランド・クライストチャーチ在住の日本人実業家、石塚政秀氏がCEOを務める米デラウェア州のゼロ・エンタープライズINC.の所有であることが正式に発表され、合わせて来年4月以降に同機を日本に里帰りさせ各地で飛行させようというプロジェクト、「零 Reset」(仮称)構想の概要が発表されたのです。

日本人が零戦のオーナーに、そして里帰りを目指す1石塚氏によれば、里帰り計画は2008年春にスタートしたものの諸般の事情から一時中断、
しかし2010年春、機体の入手に合わせて同機を管理するゼロ・エンタープライズINC.を設立、その後はプロジェクトの実現に向けて関係者などへの働きかけを行ないつつついに今日、正式発表の日を迎えたのだそうです。

今後は日本への輸送、組み立て、飛行、展示に関する各方面との交渉ごとを本格化させ、
2013年4月から翌14年3月までの間を目処にプロジェクトを実現させたい、とのことでした。

プロジェクトに要する莫大な費用や、Nナンバーの大戦機を日本で飛ばす困難さなど、実現までの道のりは遠く厳しかろうと思いますが、こうした「飛行機野郎」の夢を『航空ファン』は応援していこうと思います。詳しくは、次号で!

日本人が零戦のオーナーに、そして里帰りを目指す2http://blog.goo.ne.jp/koku-fan/e/76b05f699623f70464512e96fac91a52

零戦里帰りプロジェクト2012年9月20日
株式会社AGENCY ONE

当社が広報事務局となり、2012年9月19日に以下の内容で記者説明会を開催いたしました。
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ゼロエンタープライズ、米国で所有する零式艦上戦闘機(零戦)のご紹介
ならびに里帰りプロジェクト「零Reset」(仮称)構想について 世界に4機とされる飛行可能且つ、レストア(修復)された零式艦上戦闘機の里帰りプロジェクトで日本を元気に!
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当社は、同時に当日発表いたしました
「零Reset」構想の日本事務局として窓口を担当することになりました。
各お問合せ先については次の通りです。
取材希望やプロジェクト詳細についてご関心のある方はお問合せください。

●報道関係者お問合せ先
担当:荒木、田端、TEL.080-5443-1922、090-4189-5378 (田端)、e-mail: press@agency1.co.jp

●その他企業・団体・個人からのお問合せ先
担当:大久保、TEL. 080-3708-450、e-mail: h.okubo@agency1.co.jp

http://agency1.co.jp/zerosen.html


<零戦よ、祖国の空に戻ってこ~い>
石塚政秀さん、がんばって~!
桜吹雪

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