がん幹細胞⇒新治療の可能性|胃がん根本治療へ、初の臨床研究

今年に入って「がん幹(かん)細胞」の研究成果が次々と発表されている。 このブログで「世界初・がん再発防止の新薬、臨床試験申請へ|大日本住友製薬」(2013/1/25)というのを投稿したが、これも「がん幹細胞」の研究成果の一つである。 さて、昨日は「がん幹細胞」関連のニュースが二つあった。 一つは、九州大学・生体防御医学研究所のグループの研究成果なのだが、がん幹細胞の特定のたんぱく質の働きを抑えて抗がん剤の効果が増すことを確認した。 有効な新治療法の可能性がでてきた。 もう一つは、千葉県にある国立がん研究センター東病院が、「がん幹細胞」を死滅させ、がんの根本的な治療を目指す、国内で初めての臨床研究を胃がんの患者を対象に開始したというのだ。

この二つ記事を紹介したい。 国立がん研究センターの記事の方が短いのでそちらを先にし、九州大学・生体防御医学研究所の記事は長くなるので二番目に掲載する(ちなみに、九大の研究成果は18日に米国科学雑誌「Cancer Cell」オンラインに掲載された。 詳しくは後段で。)――

胃がん根本治療へ 初の臨床研究
(NHKニュース 3月19日16時38分)

がんを作り出すと考えられている細胞「がん幹細胞」を死滅させ、がんの根本的な治療を目指す、国内で初めての臨床研究を、千葉県にある国立がん研究センター東病院が、胃がんの患者を対象にスタートさせました。 がんの新たな治療法の開発につながるか注目されます。

がんを作り出すと考えられているがん幹細胞は、乳がんや大腸がん、脳腫瘍など、さまざまながんで報告されていますが、抗がん剤や放射線が効きにくく、転移や再発の原因になっているとみられています。 千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院と慶応大学のグループは、倫理委員会の承認を受け、胃がんのがん幹細胞を死滅させ、がんの根本的な治療を目指す、国内で初めての臨床研究を今週からスタートさせました。

研究グループは、胃がんのがん幹細胞の表面に抗がん剤の作用を抑える物質を取り込む特殊なポンプがあることをすでに突き止めていて、今回の臨床研究では、このポンプを詰まらせる薬を投与し、がん幹細胞を死滅させる計画です。 まず、患者数人で治療の効果を調べ、有効性が確認できれば、健康保険が適用できるよう、さらに臨床試験を行って、5年後をめどに実用化したいとしています。

国立がん研究センター東病院消化管内科の土井俊彦科長は、「薬が開発されれば、がんが根本的に治る可能性があり、期待している」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130319/k10013312071000.html

(【追加情報】 朝日3月25日紙面版にこの件に関する記事が載っていたので後段に追加した。 より詳細な内容だ…スルファサラジン(いわゆる下痢止めの薬)が、がん幹細胞の抑制に効果があるという。

さて次に、九州大学生体防御医学研究所のグループの「『がん作る細胞』に新治療の可能性」というNHKニュースだが…がんを作り出すと考えられている大本の細胞(がん幹細胞)に抗がん剤が効きにくく、また増殖しない。 それを遺伝子操作で増殖させ抗がん剤投与して、今まで効果のなかった抗がん剤が効くことを実験で確認した、というすばらしい成果だ。 先に解説画像を掲載し、記事へと進めたい――

がん幹細胞⇒新治療の可能性1そこで、九州大学生体防御医学研究所のグループはこのような研究・実験をした。

がん幹細胞⇒新治療の可能性2その結果、慢性骨髄性白血病のマウスは2か月後の生存率は
「Fbxw7」たんぱく質の働きを抑えない場合の8倍に高まった。

がん幹細胞⇒新治療の可能性3

「がん作る細胞」に新治療の可能性
(NHKニュース 3月19日4時26分)

がんを作り出すと考えられている大本の細胞で特定のたんぱく質の働きを抑えると、抗がん剤の効果が増すことを九州大学のグループが白血病のマウスを使った実験で確かめたと発表しました。 がんの根本的な治療法の開発につながる可能性があるとしています。

九州大学生体防御医学研究所のグループは、がんの新たな治療法を探るため、がんを作り出すと考えられている「がん幹(かん)細胞」に注目しました。

がん幹細胞は抗がん剤が効きにくく、再発や転移に関わる一方で、ほとんど増殖しないとされています。

研究グループは、血液のがん、慢性骨髄性白血病のマウスの遺伝子を操作し「Fbxw7」というたんぱく質の働きを抑えるとがん幹細胞が増殖を始めることを確かめました。

そして、抗がん剤を投与したところ、2か月後の生存率はたんぱく質の働きを抑えない場合の8倍に高まるなど効果が増したということです。

研究グループでは、がん幹細胞が抗がん剤の効きやすい状態に変化したとみていて、この特定のたんぱく質の働きを抑える物質を見つければ、がんの根本的な治療法の開発につながる可能性があるとしています。

がん幹細胞⇒新治療の可能性4研究に当たった中山敬一教授は「ほかのがんにも応用できる可能性がある。5年から10年で患者に届くよう薬の開発を進めたい」と話しています。

がん幹細胞⇒新治療の可能性5 がん幹細胞⇒新治療の可能性6http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130319/k10013294071000.html

☛ この九州大学・生体防御医学研究所の中山敬一教授らの研究成果は米国科学雑誌「Cancer Cell」オンラインに掲載されている。 “Ablation of Fbxw7 Eliminates Leukemia-Initiating Cells by Preventing Quiescence”(Fbxw7阻害は静止期を破綻させることにより白血病幹細胞を根絶する)という題名で掲載されている ⇒ http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1535610813000457

がん幹細胞⇒新治療の可能性7(米国科学雑誌Cancer Cell)
☛ 科学技術振興機構(JST)のHPにもの「がん幹細胞の撲滅による新しいがん治療法の開発に成功」と題して掲載されている。 その掲載ページの参考図と解説が分かりやすかったので、クリップして掲載させていただく――

がん幹細胞⇒新治療の可能性8_図1図1 がん幹細胞によるがん組織の維持 ⇒ がん組織を構成している細胞は、がん幹細胞から生み出されます。このがん幹細胞は抗がん剤治療などの従来のがん治療に抵抗性を示すことが知られています。従って、抗がん剤治療によってがん細胞が死滅し、がんが治癒したと思われる場合でも、その多くにおいてごく少数のがん幹細胞が残存しています。この残存したがん幹細胞から再びがん細胞が生じ、再発や転移を引き起こします。

がん幹細胞⇒新治療の可能性8_図2図2 がん幹細胞の治療抵抗性の原因 ⇒ 多くのがん細胞(黒)は異常な増殖能を獲得して、増殖期に存在しています。それに対して、がん幹細胞(緑)は増殖期から脱出して静止期にとどまっており、細胞増殖をほとんど行っていません。従来のがん治療はがん細胞の増殖を抑制することを目的として開発されてきたために、静止期に維持されているがん幹細胞には効果を発揮できないと考えられています。

がん幹細胞⇒新治療の可能性8_図3図3 がん幹細胞の静止期維持におけるFbxw7の役割 ⇒ 白血病マウスにおいてFbxw7を人工的に欠損させると、静止期に維持されているがん幹細胞(緑色の部分)が減少し、通常がん細胞と同様の静止期の割合になりました。このことは、Fbxw7ががん幹細胞の静止期を維持するための必須の分子であることを意味しています。

がん幹細胞⇒新治療の可能性8_図4図4 Fbxw7の欠損とイマチニブの併用効果 ⇒ イマチニブ投与のみ(青)でも白血病マウスの生存期間は延長しましたが、イマチニブ投与を中止すると、ほとんどのマウスにおいて再発が認められました。一方、Fbxw7を欠損させた後にイマチニブを投与する(赤)と、イマチニブ投与中止後もほとんどのマウスで再発が見られず、イマチニブ投与のみの場合と比較して生存率が大幅に改善しました。

がん幹細胞⇒新治療の可能性8_図5図5 Fbxw7を欠損したがん幹細胞の性質 ⇒ Fbxw7を欠損させると、がん幹細胞が静止期を維持できなくなることが明らかになりました。そして、この静止期から追い出されたがん幹細胞は、抗がん剤に対して感受性を示すことを突き止めました。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130319/

追加、朝日新聞3月25日朝刊の記事】 国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)が開始する「胃がん根本治療」の件がNHKニュースより若干詳し報道されている――

がん幹細胞 狙い撃ち治療1「がん幹細胞 狙い撃ち治療」 再発・転移させず根治図る
国立版センター 初の臨床研究へ
(朝日朝刊 2013年03月25日)

がん幹細胞 狙い撃ち治療2がんの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を狙い撃ちする臨床研究が4月上旬、国立がん研究センター東病院(千葉県)で始まる。がん幹細胞を標的にする治療の臨床研究は国内で初めて。手術で切れないがんでも根治できる治療法につながる可能性がある。

がん幹細胞はがん細胞を生み出す「親玉」のようなもので、さまざまながんの中に存在することがわかっている。盛んに分裂するがん細胞は、抗がん剤や放射線の攻撃を受けやすいが、多くのがん幹細胞はあまり分裂しない「休眠状態」。抗がん剤や放射線が作る活性酸素などから身を守って生き残る性質もあり、再発や転移を起こす。

東病院と慶応大のチームは、胃がんの幹細胞の表面にある特徴的なたんぱく質CD44vの働きを抑えると、活性酸素の攻撃に弱くなることを発見。潰瘍(かいよう)性大腸炎の治療薬として長年使われているスルファサラジンという飲み薬で、このたんぱく質の働きを抑えられることも見つけた。

臨床研究ではまず、末期の胃がん患者数人に1日4回、最低2週間、スルファサラジンを飲んでもらい、安全性と有効性を調べる。

東病院の大津敦・臨床開発センター長は「がんの大元を攻撃する治療は、従来の治療を超える効果が出る可能性がある」と話す。

大腸がん幹細胞を狙い撃ちする大日本住友製薬の新薬は、北米での臨床試験(治験)が最終段階。また、赤司浩一九州大教授のチームは、サルで実験中の白血病治療を2年以内に患者を対象に臨床研究する計画だ。

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☛ 胃がんの幹細胞の表面にある特徴的なたんぱく質CD44vの働きを抑える効果のあるスルファサラジン(サラゾスルファピリジン)とは潰瘍性大腸炎に使われるいわゆる腸の炎症をしずめる「下痢止め」の薬だ。 サラゾスルファピリジン ⇒ http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se62/se6219001.html
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今回のニュースの目玉は国立がん研究センター東病院で「初の臨床研究」が開始されるということで、記事本文中に出てくる東病院と慶応大のチームの研究成果は昨年発表されている。 日経はそれをこのように報道していた――

がん幹細胞狙い撃ち、臨床研究相次ぐ 慶大・阪大など
(日経電子版 2012/9/18 1:12)

がん細胞を生み出すもとである「がん幹細胞」を標的とした臨床研究が相次いで始まる。慶応義塾大学などは胃、大阪大学は肝臓が対象で、いずれもがん幹細胞の表面にある物質の働きを抑える。現在の治療でがんが治りにくく再発しやすいのは、がん幹細胞まで叩(たた)けていないからだと考えられている。新手法で効果が確認できれば、治療の大きな進展が期待できる。

慶大の佐谷秀行教授、永野修講師と国立がん研究センター東病院の大津敦臨床開発センター長らは、年内にも胃がん患者を対象にした臨床研究を始める。患者の体内に潜むがん幹細胞の表面にあり、抗がん剤などに対する防御能力を高める働きを持つたんぱく質「CD44v」に着目した。

マウスの実験では炎症を抑える薬「スルファサラジン」と抗がん剤を一緒に投与。たんぱく質の働きを抑え、がん幹細胞が死滅しやすくなった。増殖だけでなく、転移や再発も抑えられた。臨床研究ではまずスルファサラジンを投与し、効果や安全性などを調べる。

阪大の森正樹教授らは肝臓がんのがん幹細胞を対象にした臨床研究を来年にも始める。がん幹細胞表面の「CD13」という酵素の働きを抑える白血病治療薬「ウベニメクス」を、抗がん剤「5―FU」とともに投与する計画だ。

マウスの実験では、がんは縮小して確認できなくなった。従来、5―FUを単独で投与し続けると効き目が徐々に薄れてしまうなどの課題があった。

一方、骨のがんや乳がんでもがん幹細胞を狙った治療に向けた基礎研究成果が出ている。国立がん研究センターの藤原智洋医師は骨肉腫のがん幹細胞の内部で働き、病状の悪化を招く微小RNA(リボ核酸)を3種類特定した。

このうちの1つの働きを抑えた実験では通常、抗がん剤が効きにくいがん幹細胞でも薬の効果が表れた。がん幹細胞の数が大幅に減るのを確認した。研究チームは動物実験を続け、3年後をめどに臨床試験(治験)を始める計画だ。

東京大学の後藤典子准教授は乳がん幹細胞が増殖するために作る3種類のたんぱく質を見つけた。これらはがん幹細胞の近くまで血管が伸びるよう促す役割を持っていた。この働きを妨げることができれば、がん幹細胞を兵糧攻めにできるとみている。

臨床研究や成果については19日から札幌市で始まる日本癌(がん)学会で発表する。

http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNZO46233970X10C12A9TJM000

● 日経記事の研究成果は「科学技術振興機構(JST)」のHPで昨年の6月7日に共同発表されおり、その内容はこのリンクで閲覧することができる ⇒ http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120607-2/

● また、JST News 2012-9月号で特集1「がん治療薬開発の新展開」として掲載されておりPDF版で読むことができる――
☛ 2012-9月号Index ⇒ http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/backnumber1209.html
☛ 特集1「がん治療薬開発の新展開」 ⇒ http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/pdf/2012/2012_09_p03.pdf

既存薬「「スルファサラジン」が効果あることを発見するまでの経緯の部部を抜粋したので読んでみては(画像クリックで拡大)――

既存薬スルファサラジンの発見

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がん幹細胞⇒新治療の可能性|胃がん根本治療へ、初の臨床研究」への15件のフィードバック

  1. 癌再発患者です。もし今の抗がん剤が効果なかったら後は緩和療法だと思います。出来ればスルファファラジンの治験が出来ればと思っております。条件はあるのでしょうか。リスクは覚悟の上です。わらをもつかむ重いです。

    • あくまでも私は素人ですが、何かお役に立てればと思います。 国立がんセンター東病院の場合、このリンク http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/clinical_trial/index.html#03 へ行くと東病院で実施している実施している治験一覧が表示され、リストされている対象疾患名をクリックすると、治験に参加する条件と問い合わせ先が書かれています。 スルファサラジンを使用する臨床試験に関しては国立がんセンター東病院に直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。

      また、国立がん情報センターの「ガン情報サービ」サイト http://ganjoho.jp/public/dia_tre/clinical_trial/ へ行きますと「臨床試験(治験)について」というのがありまして。 その中の「国内で行われている臨床試験(治験)の情報」 からたどって行くと「がんの臨床試験を探す」 http://ganjoho.jp/public/dia_tre/clinical_trial_new/index.html というページに行けます。 そこで該当する項目をチェックして検索すると、全国または地域を絞って臨床試験をしている医療機関と試験名の情報が検索出来ます。

      私が知りうるのはここまでの情報です。 このブログでは癌に関する新薬や新治療法・臨床試験の関連記事が割と多いです。 それには理由がありまして…私は現在58才ですが、24才の時に母を癌で亡くしました。 膀胱癌の手術を大学病院で受けた後、半年ぐらいで肺へ転移し、術後10ヶ月間の入院闘病の末54才で亡くなりました。 当時は付添いが許されていましたので、私は仕事を辞めて病院に寝泊まりして母の付き添いをしました。 そういう経験に加え、ここ数年、高校時代からの友人で癌で亡くなったり、また現在癌で闘病中の者もおります…という訳で癌関連の投稿記事が多いのかと思います。

      癌を再発されたとのことですが、私の母の時の34年前に比べれば医学の進歩や医療技術の進歩は目をみはるものがあります。 おこがましいですが、私の母の看病の経験から、「生きる」という意思がもっとも大事かと思います。 可能性がある限り闘えると思います。 余りお役に立てませんでしたが…. 最後に、私の好きなイタリアの詩人の言葉です――「光は闇の中で見える…」 Hashigozakura

  2. がん幹細胞増殖因子が発見されてます。肝細胞癌の全症例で陽性になっています。

    • 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

      「転移腫瘍マーカー」の検査について受診患者に知らせない治療医は即刻クビ(変える)にしなさい。このマーカーが陽性となっているときはすでにがん細胞が全身に拡散しています。放っておいても死なない患者は陰生になっています。
      転移腫瘍マーカーは血中循環がん細胞から分泌されています。国内外の著名な学会誌に発表されています。

      • 転移腫瘍マーカーが他の腫瘍マーカーと異なるのはカットオフ値を必要としない(閾値の無い)腫瘍マーカーのことです。がん情報サービス(国立がん研究センター)に掲載されていません。掲載しない理由は定かでありませんが転移腫瘍マーカーの開発プロジェクトに国立がん研究センターのスタッフが参加していないからである。との理由を何度か聞かされてはいます。国立がん研究センターとは誰のためになんのために存在しているのでしょうか?。理解に苦しみます。

  3. 日本分子腫瘍マーカー研究会 工藤憲雄 より:

    国立がん研究センターを即刻解体し日本版NIHの設立を急ぎたい。

  4. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    転移腫瘍マーカーを分泌している血中循環がん細胞のすべてにドライバー遺伝子が変異しています(11p11.2)。がんが発見された時点では変異か未変異かのいずれかになっています。未変異のがんは血中を循環していません。未変異である限り非浸潤癌にとどまっています。

  5. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    急性転化しないCMLの患者さんは死にません。急性転化CMLに全く効能がないイマチニブなど論外です。CMLの特効薬とは急性転化CMLに効果がある薬剤のことです。CMLに急性転化をもたらしているのは胎児造血器官増殖因子です。これによる急性転化の発生メカニズムを知る日本血液学会会員は誰もおりません。情けないことに国立がん研究センターおよびがん研究会(有明病院)にも知る研究員が皆無です。患者さんはこの事実をよく知っておく必要があります。

  6. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    転移腫瘍マーカーは人類に一つしか存在しないことが確定しています。最終的にがん患者を死に至らしめている実に90%に転移腫瘍マーカー(truncated MidKine)が陽性になっている転移なのです。

  7. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    緊急のお知らせ。
    手術前に再発・転移を知ることが出来るバイオマーカーが発見されました。

  8. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    HER-2阻害剤が犯す三つの大罪→HER-2阻害剤が産性の胎児肝臓成長因子が三つの大罪を犯す。
    一つ:乳管(上皮細胞)・小葉を囲んでいる基底膜を破壊する。二つ:基底膜の破壊と造血管によりがん細胞が血中を循環する。事実、胎児肝臓成長因子が検出薬(特許取得)によって血中から検出されている。三つ:細胞内基質分子の恒常的リン酸化亢進による制御なき腫瘍増殖。

  9. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    転移で死に至っているがん患者さんのすべてにtMK(胎児肝臓成長因子)の発現が認められていますが、患者さんたちには知らされていません。知らされない理由はハッキリしています。tMKを標的にした治療薬が現在世界に存在しないからです(開発されていない)。患者さんは治療を選択するにあたってはtMKが発現しているか否かを医師に必ず検査を要求しなければなりません。tMKは血中から検出できます(検出薬が特許取得)。tMKが陽性の場合にはいかなる治療をもってしても死に至っています。tMKが陰性の場合には抗がん剤・放射線療法・手術療法等によってtMKを発現する遺伝子変異(11p)を起こすことが判明しています。
    チロシンキナーゼ阻害剤の投与が遺伝子変異(11p)を惹起しtMK(胎児肝臓成長因子)を産生していることが判明しています。

  10. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    癌転移標的遺伝子が同定・単離されています。転移で死に至っている全てのがん患者に発現しています。癌転移標的遺伝子産物の検出薬が特許成立しました。

  11. 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) より:

    「がんもどき」のエビデンスを証明する遺伝子が同定されています。がんもどき論争に決着がつきます。

  12. 工藤憲雄 日本分子腫瘍マーカー研究会会員 より:

    血液検査で転移性がんが発見できます。

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