新法王はフランシスコ1世、米・サンフランシスコの名の由来はそこにある

新しいローマ法王を選ぶためにバチカンで行われていた「コンクラーベ」で、アルゼンチン出身のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿が第266代のローマ法王に選ばれ、フランシスコ1世と名のることになった。 このTVニュースを妻と見ていたが、ついつい蘊蓄(うんちく)を並べてしまった、こんな具合に――

  •  「フランシスコ1世」、1世ということは今まで聖フランシスコの名を継承したローマ―法王がだれ一人していなかったという事だ。 ナゼだと思う? 「聖フランシスコ」はカトリックの権力構造からいくと異端の存在だったからだ。
  •  君は知らないかい、「聖フランシスコ」は何度も映画の題材になってるんだよ。 映画音楽でも知っている人は知っている「Brother Sun, Sister Moon」、あれはイタリア映画の「Brother Sun, Sister Moon」の主題歌だ。 「聖フランシスコ」の青年期を扱った映画だが、曲を聞けば「あれ、なんか聞いたことがある…」と思うんじゃないかな?
  •  「聖フランシスコ」は動物と会話したと言われてる。 キリスト教の「説教」を動物たちにも一生懸命したそうだ、不思議なことに動物たちが集まり聖フランシスコの説教を真面目に聞いたそうだ。
  •  もともとが裕福な家庭に育ったひとだが、その生活を投げ打って清貧な修道士の生活を送り、貧しい人たちを助けたそうだ。 キリスト教の数ある聖人の中でも、庶民の人気ランキングではトップクラスだろう。 あのマザーテレサも「聖フランシスコ」を鏡とし、彼女の祈りは「聖フランシスコ」の祈りと言われた。
  •  アメリカのサンフランシスコに何度か君を連れて行ったよね。 その時に言ったはずなんだが覚えててないかな~。 サンフランシスコのあるカリフォルニアはもともとスペインの植民地だった、戦争に勝ってアメリカがスペインから分捕ったんだが。 サンフランシスコを英語表記すると「San Francisco」、でもその名前はスペイン語の「San Francisco」をそのまま付けただけだ。 スペイン語の「Sun」は「聖」と言う意味、「Francisco」はフランシスコ、そう「聖フランシスコ」が名前の由来なのだ。
  • ついでだけど、ロサンジェルス(Los Angeles)もスペイン語だ。 英語にすると「The Angeles」、つまり「天使たち」と言う意味なんだよ。 アメリカのカリフォルニア州にはスペイン語のままの地名が殆どだ、それもキリスト教絡みが多い、州都のサクラメント(Sacrament)――「キリスト教において神の見えない恩寵を具体的に見える形で表すこと」を指すそうだが、なんのこっちゃい? と、思ってしまう。

「ハイハイ、分かりましたです~」と妻は言ったが、何も聞いていなかったようだ….   以下、NHKニュース――

新ローマ法王・フランシスコ1世

新法王はフランシスコ1世
(NHK 3月14日4時51分)

新しいローマ法王を選ぶためにバチカンで行われていた「コンクラーベ」で、日本時間14日未明、アルゼンチン出身のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿が第266代のローマ法王に選ばれ、フランシスコ1世と名乗ることになりました。

コンクラーベが行われていたバチカンでは、日本時間14日午前3時過ぎ、礼拝堂の煙突から法王が選出されたことを示す白い煙が上がり、アルゼンチン出身のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿が第266代のローマ法王に選ばれ、フランシスコ1世と名乗ると発表されました。

このあと、フランシスコ1世がみずから大聖堂のバルコニーに姿を見せ、集まった数万人の信者を前に、「世界すべての友情と愛と信頼のために祈りをささげ、実りある旅を続けることができることを期待したいと思います」とあいさつをしました。

フランシスコ1世は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス出身の76歳。1997年にブエノスアイレスの大司教に就任したあと、2001年に2代前のヨハネ・パウロ2世から枢機卿に任命されました。

南米出身の法王はバチカン史上初めてで、世界でカトリック信者が最も多い南米地域の出身の法王を望む声を反映したものと受け止められています。
日本時間13日未明に始まった今回のコンクラーベは、開始から2日目に新しい法王が選出される結果となりました。

■ ベルゴリオ枢機卿とは

ベルゴリオ枢機卿は聖職者としてのほとんどの期間をアルゼンチンで過ごし、1997年にブエノスアイレスの大司教に就任したあと、2001年に枢機卿に任命されました。
前回のコンクラーベでも有力な候補として名前が挙がり、前の法王のベネディクト16世の次に多くの票を獲得したとも伝えられています。 人工中絶や同性愛などには反対の立場を示しているものの、最も保守的とされる南米のカトリック教会を穏健的な思想へと導いていると評価されてきました。

■ 名前の由来は

新しくローマ法王となったフランシスコ1世の名前は、平和や摂理の象徴とされた12世紀の現在のイタリアの聖フランチェスコに由来します。 裕福な家に生まれた聖フランチェスコは、富を捨て修道会の1つフランシスコ会を創設したことで知られ、神から教会の再建を託されたとも伝えられています。 法王の名前は、コンクラーベで選出された枢機卿がみずから決めることになっており、今回、フランシスコを名前に選んだ背景には、さまざまなスキャンダルに揺れるカトリック教会に平和と静けさをもたらすことを望んだからではないか、という見方も出ています。

■ 2日目での選出

コンクラーベはこの100年間で、今回も含め9回行われています。 このうち、最も早く法王が決まったのは、1939年のピウス12世で、2日目に3回目の投票で選ばれました。続いて、1978年のヨハネ・パウロ1世と、前回、2005年のベネディクト16世が、いずれも2日目に4回目の投票で選ばれました。 2日目に5回目の投票で新しい法王が決まった今回のコンクラーベは、それに続く早さです。 一方、この100年間で最も時間がかかったのは、1922年にピウス11世が選ばれたコンクラーベで、5日目に14回目の投票で決まりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130314/k10013185941000.html

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