<政治塾>ブーム過ぎ去り応募者減も(産経)|正念場を迎える乱立政治塾、老舗の「松下政経塾」にいたっては最盛期の9分の1の応募者に減っている…

産経が「正念場の『政治塾』 ブーム過ぎ去り応募者減も」という記事を今朝配信した。 参院選を控え「維新塾」、「減税日本」、「未来政治塾」、「小沢一郎政治塾」は正念場をを迎えたようだ。 昨年の12月14日の朝日は「松下政経塾、ひっそり 希望者、ピークの9分の1」と記事を掲載し、老舗の「松下政経塾」の衰退を報道していた。 レベルの高いと思われていた「松下政経塾」はその出身者である民主党議員・首相、閣僚らの無能露呈によって、設立40年にしてその存在意義が問われている。 レベルの高いと思われていた「松下政経塾」でさえそうななのだ、雨後の竹の子のように乱立した政治塾のレベルなどたかが知れている。 選挙民も賢くなってきている、よーく考えて投票する。

ところで、いつも疑問に思うのだが「小沢一郎政治塾」では一体何を教えているのか――政治献金の集め方だろうか? 「努力で稼ぐのがイチロー、企業献金で稼ぐのが一郎」、イチローと一郎の違いを述べたものには傑作が多い、例えば….

「ヒットが話題になるのがイチロー、秘書が話題になるのが一郎」
「心・技・体のイチロー、審・疑・逮の一郎」
「投手の隙をつくのがイチロー、法律の隙をつくのが一郎」
「野球の神おりるのがイチロー、厄病神が一郎」
「壁を越えたイチロー、金で肥えた一郎」
「世界の一位を奪ったのがイチロー、政界の地位を失ったのが一郎」

「やった」と言うのがイチロー ・「秘書がやった」と言うのが一郎。
九回の裏に活躍するのがイチロー・政界の裏で暗躍するのが一郎。
イザというとき決めるのがイチロー・イザというとき逃げるのが一郎。
努力で稼ぐのがイチロー・企業献金で稼ぐのが一郎。

余談はここまでにし、今日の産経の記事をクリップ、前述の昨年の12月14日朝日記事クリップも併載する――

正念場の「政治塾」 ブーム過ぎ去り応募者減も
(産経 2013.2.18 08:26)

国会議員や地方自治体の首長が主宰する「政治塾」が、正念場を迎えている。昨年の「政治塾ブーム」の火付け役となった日本維新の会の「維新政治塾」は2期生の募集を開始、他の政治塾も候補者発掘に躍起になる。ただ、既成政党と一線を画し、新たな政治家の育成を目的とする政治塾は、先の衆院維新政治塾第一期終了式選で自民党が圧勝したことでブームが過ぎ去り、存在意義が問われている。

「2ケタの国会議員が誕生し、新しい政治グループの作り方のひとつの例になった」。維新共同代表の橋下徹大阪市長は今月上旬、維新塾2期生の募集に当たり、こう胸を張った。

維新塾は昨年3月に開講した。「三バン」(地盤=組織、看板=知名度、鞄(かばん)=資金)に頼らず政界進出を目指せるとあって、3千人を超す応募者が殺到した。

ただ、888人に絞り込まれた塾生のうち、衆院選に立候補したのは69人で、当選したのは16人にとどまった。候補者の選考基準の不透明さが批判され、塾生からは「選挙のノウハウも教えてほしかった」などの不満の声が上がる。「年間12万円」という受講料に、維新の資金集めに利用された側面も否めない。

橋下氏は今月9日、大阪市内で開いた1期生の修了式で「参院選が始まるし、地方選挙にもどんどん出てほしい。衆院選の際、選考で漏れた漏れないがあったが、次のステップに向かって新たなスタートを切ってもらいたい」と奮起を呼びかけた。

維新塾に刺激されるように昨年4月、嘉田由紀子滋賀県知事や、地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長も政治塾を開講し、ブームを牽(けん)引(いん)した。

しかし、嘉田氏の「未来政治塾」は、衆院選敗北や日本未来の党の分党騒動が尾を引いているようで、約670人(オンライン受講生含む)いた1期生に比べ、20日に締め切る2期生の応募者は約200人(同)にとどまっている。

一方、“元祖”政治塾の小沢一郎・生活の党代表による「小沢一郎政治塾」は、3月に開講する第13期(1月末締め切り)に定員30人の数倍の応募があった。「昨年より増えた。昨今の政治塾ブームとは違う」(党関係者)と“老舗”の意地をみせる。

もっとも、「小沢塾」はこれまで約300人が“卒塾”したが、先の衆院選により塾出身の現職国会議員は2人のみとなった。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130218/stt13021808270001-n1.htm

(朝日デジタル 2012年12月14日)松下政経塾、ひっそり 希望者、ピークの9分の1
(朝日デジタル 2012年12月14日)

松下政経塾が岐路に立っている。かつて900人を超えた入塾希望者は約100人。1期生23人に対し、今春に入った塾生は4人だ。日本維新の会などの「第三極」を目指す政治塾が乱立するなか、野田佳彦首相ら多くの国会議員を送り出してきた名門に何が起きているのか。

神奈川県茅ケ崎市の海岸近くに、松下政経塾はある。2万平方メートルの敷地に研修棟や塔、茶室……。食堂付きの寮は100人が収容可能だ。

松下政経塾。シンボルの「黎明(れいめい)の塔」のほか研修棟(中央奥)、寮(手前右)などが並ぶ=神奈川県茅ケ崎市汐見台

松下政経塾。シンボルの「黎明(れいめい)の塔」のほか研修棟(中央奥)、寮(手前右)などが並ぶ=神奈川県茅ケ崎市汐見台

現在の塾生は12人。体育館では塾生が一人で竹刀を振っていた。

「政治家になれるという打算で入ろうとする人もいる。OBへの光の当たり方で、増えたり減ったりしているだけ。右往左往する必要はない」。参議院議員の中西祐介氏(33)は2010年までの3年間を政経塾で過ごした。

元銀行員。震える手で辞表を書いて、入塾試験に臨んだ。課題の一つは便所掃除。洗剤とスポンジを渡され「2時間でぴかぴかにするように」と言われた。

入塾後は寮での共同生活。午前6時の掃除に始まり、海沿いのランニング。朝会では塾是を唱和し、塾歌を斉唱する。工場で3週間ペンキ塗りを体験し、熊野山中で林業研修をした。

卒業後、故郷の政党関係者から声がかかり、参院入りして2年。いまの政経塾をどうみるのか。「捨て身で入り、同期と議論を重ねたことが財産。思いを持った人が学べる場であることが重要で、極端に言えば、ゼロの年があってもいい」

今春、いくつも政党が政治塾をつくり、衆院選の候補者を促成した。

ある松下政経塾OBは維新政治塾に入って日本維新の会から立候補した。野田首相がしたためた故・松下幸之助氏の哲学「素志貫徹」の書は選挙事務所には飾らなかった。「裏切りじゃないですよ。志を磨き、国家とは何かを考えるのが政経塾。維新塾は全く別です」

政 経塾は全寮制。仕事は続けられない。月20万円ほどの生活費が支給されるが、政治家になれる保証もない。維新政治塾では逆に塾生が年12万円の受 講料を払うが、仕事も続けられるし、うまく選ばれれば党公認で選挙に出られる。「不景気だし、退路を断ってチャレンジしようという人が減った面はあると思 う」

維新公認の候補の事務所。松下政経塾の出身者から贈られた「祈必勝」が張られていた=12日午後

維新公認の候補の事務所。松下政経塾の出身者から贈られた「祈必勝」が張られていた=12日午後

東京都内の30代の男性は今年、維新政治塾に入った。政経塾の知人にも話を聞いたが、魅力を感じなかった。「今の日本には変革が必要。OBが民主党の要職についている政経塾では実現できない」

維 新政治塾には多くの塾生が詰めかけた。講話で手を挙げても、一度もあててもらえない。話題は選挙対策が増え、人集めが目的のように思えてきた。塾 は辞め、今回の衆院選はあきらめた。「今、思えばミーハーだった」。次はつてを頼って自民党から立候補することを考え始めている。

「人間作り」に回帰

松下政経塾は、松下電器産業(現パナソニック)の創業者で「経営の神様」と呼ばれた故・松下幸之助氏が1979年、私財70億円を投じて設立した。自民政権が続くなか、「国家観や人間観を持った政治家を育てる」のが目標だった。

日本新党ブームにわいた93年の衆院選で塾出身者の多くが政界入り。民主政権の野田首相、前原誠司国家戦略相、玄葉光一郎外相らのほか、自民党でも逢沢一郎元外務副大臣や高市早苗元少子化担当相らが元塾生だ。塾出身の国会議員は衆院解散前、過去最多の38人に達した。

だ が、松下氏の側近で塾開設に携わった江口克彦氏(72)は批判的だ。「松下さんの思いはかなったように見えるが、国民不在で党利党略にとらわれる 今の政治を苦々しく思っているのではないか。塾は人間を作るべき場なのに、政治家になりたい人の『看板』になってしまっている」

松下氏が亡くなった89年以降、入塾希望者は激減し、ここ数年は200人前後。当初5年だった研修期間を4年、3年と短くしてきたが、昨年から4年に戻した。松下氏の研究にあてる時間も増やした。塾関係者は「いま一度原点に立ち返りたい」と言う。

今年は政治塾が相次いでつくられた。河村たかし政治塾、未来政治塾などで、中でも維新政治塾には約3千人が応募した。過去には経営コンサルタントの大前研一氏がつくった一新塾(94年)、小沢一郎政治塾(01年)などがある。

政 策研究大学院大学の飯尾潤教授(政治学)は「政治塾が、新たな政治勢力が仲間を集めるための手段になってしまっている。裏返せば今の政治への行き 詰まりがあり、政党が空疎だからとも言える。選挙向けではなく、長期的に有権者と対話していかなければ、不安定な政治はかわらない」と指摘する。

http://www.asahi.com/national/intro/TKY201212131002.html?id1=2&id2=cabcbcbe

(この朝日の記事は当ブログ投稿記事「松下政経塾出身国会議員の興亡、次は誰が落ち誰があがるのか…」 Posted on 2012/12/22 より転載)

桜吹雪

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