遠隔操作ウイルス⇒都内の30歳男を逮捕、威力業務妨害容疑|なぜ容疑者を特定できたのか…

「遠隔操作ウイルス事件」または「PC遠隔操作事件」、江の島にいる猫の首輪からマイクロSDが見つかっていたが、猫を発見した周辺の防犯カメラの映像の中に猫のそばで不審な行動をとる男の姿が映っていた。 捜査当局は画像解析して、その男を徹底調査した。 威力業務妨害の疑いで、東京・江東区に住む30歳の男に逮捕状に対し逮捕状をとり、今日、2月10日午前午前6時20分ごろ捜査員10人余りが、男の住むマンションに入り任意同行を求めた。 午前8時39分頃、「遠隔操作ウイルス、都内の30歳男を逮捕」を報じるNHK・TVのテロップが流れた。 逮捕されたのは東京・江東区に住む片山祐輔容疑者(30)。 警視庁などにと片山容疑者は以前、インターネットを使った脅迫事件などで逮捕され、実刑判決を受けているという。 (【追加情報、08:49】 後段に、NHK解説「解説・なぜ容疑者を特定できたのか」を追加。) 以下、NHKのニュース――

遠隔操作ウイルス・逮捕状1遠隔操作ウイルス・任意同行1遠隔操作ウイルス・任意同行2
遠隔操作ウイルス・容疑者逮捕(産経)===========================================================
【2013-2-10 16:33更新】 今朝6時にNHKニュースでこの件を知り、ニュースの続報を見ながら投稿記事を追加した。 追加記事が増えたのでインデックスを加えたほうがよさそうだ。 こういう順番で記事が投稿されています――

      • 「遠隔操作ウイルス 都内の30歳男に逮捕状」 (NHK 2月10日4時7分)
      • 「遠隔操作事件 都内の男に任意同行求める」 (NHK 2月10日7時24分)
      • 「解説・なぜ容疑者を特定できたのか」 (NHK 2月10日7時20分)
      • 「解説・なぜ容疑者を特定できたのか」 (NHK 2月10日7時20分)
      • 「遠隔操作事件 30歳男を逮捕」 (NHK 2月10日 8時51分)
      • 「逮捕の30歳男、平成17年にも逮捕 大手レコード会社社長らの殺害予告容疑」 (産経 2013.2.10 09:45)
      • 「遠隔操作はやっていないと供述」逮捕受け捜査1課長が会見 (産経 2013.2.10 13:06)

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遠隔操作ウイルス 都内の30歳男に逮捕状
(NHK 2月10日4時7分)

遠隔操作ウイルス・逮捕状2遠隔操作ウイルス・逮捕状3遠隔操作ウイルス・逮捕状4遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた一連の事件で、警視庁などは都内に住む30歳の男が関わった疑いが強まったとして、威力業務妨害の疑いで逮捕状を取りました。 10日にも取り調べ、男を逮捕する方針です。 逮捕状が出たのは、東京都内に住む30歳の男です。

この事件はウイルスに感染したパソコンなどが遠隔操作され、無差別殺人などの犯行予告が書き込まれたもので、4人の男性が誤って逮捕されました。 先月5日には真犯人とみられる人物から報道機関などにメールが送りつけられ、警視庁などの合同捜査本部が調べたところ、このメールの内容どおり、神奈川県・江の島にいる猫の首輪から遠隔操作ウイルスのプログラムなどが入った記憶媒体のマイクロSDカードが見つかりました。

警視庁などが猫がいた場所の近くにある防犯カメラの映像を調べたところ、猫のそばで不審な行動をとる男の姿が映っていたことが分かり、この映像などをもとに捜査を進めた結果、都内に住む30歳の男が記憶媒体を取り付けた疑いが強まったということです。 警視庁などは男が一連の遠隔操作事件に関わったとみて威力業務妨害の疑いで逮捕状を取り、10日にも取り調べて逮捕する方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130210/k10015420371000.html

遠隔操作事件 都内の男に任意同行求める
(NHK 2月10日7時24分)

遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた一連の事件で、警視庁などの合同捜査本部は、都内に住む30歳の男が去年8月、インターネット上の掲示板にイベントでの殺人を予告する書き込みをしていた疑いが強まったとして威力業務妨害の疑いで逮捕状を取り、任意同行を求めるため捜査員が男の自宅に入りました。 警視庁などは男の取り調べを進め、10日にも逮捕する方針です。

逮捕状が出たのは、東京・江東区に住む30歳の男で、午前6時20分ごろ捜査員10人余りが男の自宅があるマンションの部屋に入りました。

この事件はウイルスに感染したパソコンなどが遠隔操作され、無差別殺人などの犯行予告が書き込まれたもので、4人の男性が誤って逮捕されました。 先月5日には真犯人とみられる人物から報道機関などにメールが送りつけられ、このメールの内容どおり、神奈川県の江の島にいる猫の首輪から遠隔操作ウイルスのプログラムなどが入った記憶媒体のマイクロSDカードが見つかりました。 警視庁などの合同捜査本部が猫がいた場所の近くにある防犯カメラの映像を調べたところ、猫のそばで不審な行動をとる男の姿が映っていたことが分かり、この映像などをもとに捜査を進めた結果、30歳の男が記憶媒体を取り付けた疑いが強まったということです。

警視庁などは男が去年8月、名古屋市の会社の社員のパソコンを遠隔操作してインターネット上の掲示板にイベントでの殺人を予告する書き込みをしていた疑いが強まったとして、威力業務妨害の疑いで逮捕状を取り男を取り調べて逮捕する方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130210/k10015420701000.html

遠隔操作ウイルス事件の容疑者を、なぜ東京・江東区に住む30歳の男と特定できたの?

遠隔操作ウイルス・なぜ犯人を特定出来たのか解説・なぜ容疑者を特定できたのか
(NHK 2月10日7時20分)

大きく動いた遠隔操作ウイルス事件。警察はなぜ容疑者を特定することができたのか。捜査のポイントを社会部の藤本智充記者が解説します。

最大の決め手となったのは、防犯カメラからの捜査でした。

合同捜査本部は、当初、遠隔操作や犯行声明とみられるメールが、どこから送信されていたのかを調べましたが、発信元の特定を難しくする特殊なソフトが使われるなどしており捜査は難航しました。

しかし、先月になって真犯人を名乗る人物から報道機関などに再びメールが送りつけられたことで、捜査は急展開します。

先月5日のメールには、「新春パズル」という名前のクイズが書き込まれており、これを解いていくと、神奈川県の江の島にいるネコの首輪に記憶媒体を取り付けたことを示す写真が掲載されていました。 合同捜査本部が調べたところ、実際に、江の島でよく似たネコの首輪からマイクロSDカードが見つかり、さらに、近くの防犯カメラに猫に近づく不審な男が映っていたのです。

周辺にある駅などの防犯カメラの映像をさらにたどっていくことで、記憶媒体を取り付けたとみられる男を特定し、裏付け捜査を進めた結果、遠隔操作事件にも関わった疑いが強まったということです。

男の動きがサイバー空間から、警察の従来の捜査手法が生かせる現実の世界に移ったことで、捜査は大きな展開を見せました。

■ 今後の捜査は

今後の焦点は、警察に4人の男性を誤認逮捕させるに至った犯行の詳しい手口と動機の解明です。

まず手口について、合同捜査本部では遠隔操作ウイルスが作られた経緯や、ウイルスを使った遠隔操作の具体的な手口などの捜査を進める方針です。 男の自宅などの捜索を行い、パソコンなどを押収し犯行の詳しいいきさつを調べることにしています。

犯行の動機については、弁護士などに送りつけられた犯行声明のメールの中に、動機をうかがわせる文章があります。 この中では「警察・検察をはめてやりたかった、醜態をさらさせたかったという動機が100%です」などと書かれていました。 さらに、「警察・検察のかたへ、あそんでくれてありがとう。またいつかあそびましょうね」などと、捜査当局を挑発するような内容も書かれていました。

こうしたことから、男は警察や検察に対して何らかの恨みを持っていた可能性があります。 合同捜査本部では男から詳しく事情を聞いて、動機の解明を進める方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130210/k10015420861000.html

遠隔操作事件 30歳男を逮捕
(NHK 2月10日 8時51分)
遠隔操作ウイルス・容疑者逮捕2
遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件で、警視庁などの合同捜査本部は、都内に住む30歳の男が漫画のイベントでの殺人予告をインターネットの掲示板に書き込んだ疑いが強まったとして、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。 警視庁などは4人の男性が誤認逮捕された一連の事件に男が関わったとみて、詳しい経緯や動機などの解明を進めることにしています。

逮捕されたのは、東京・江東区に住む片山祐輔容疑者(30)です。

ウイルスに感染したパソコンなどが遠隔操作されて無差別殺人などの犯行予告が書き込まれた一連の事件では、合わせて4人の男性が誤認逮捕されました。 その後、真犯人とみられる人物から報道機関などに犯行声明のメールが送りつけられ、先月5日には神奈川県・江の島の猫の首輪から遠隔操作ウイルスのプログラムなどが入った記憶媒体のマイクロSDカードが見つかりました。 警視庁などが、猫がいた場所の近くにある防犯カメラの映像を調べたところ、猫に近づく不審な男の姿がとらえられていて、周辺のカメラに映っていたバイクなどの映像などから片山容疑者とみられることが分かったということです。

さらに、その後の捜査で、インターネットの接続記録などから、片山容疑者が去年8月、名古屋市にある会社の社員のパソコンを遠隔操作して、インターネットの掲示板に都内で開かれる漫画のイベントでの殺人予告を書き込んだ疑いが強まったとして、10日朝、自宅にいた片山容疑者を威力業務妨害の疑いで逮捕しました。

警視庁などによりますと片山容疑者は以前、インターネットを使った脅迫事件などで逮捕され、実刑判決を受けています。 江の島で見つかったマイクロSDカードのファイルには、「以前、事件に巻き込まれたせいで、無実にも関わらず人生の大幅な軌道修正をさせられた」と警察や検察への恨みととれる内容が書き込まれていました。 警視庁などは片山容疑者が一連の事件に関わったとみて、詳しい経緯や動機などの解明を進めることにしています。

男が関わった疑いがもたれているのは、名古屋市の自動車部品製造会社の社員のパソコンが遠隔操作され犯行予告が書き込まれた事件です。 インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に去年8月、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催された漫画の大規模なイベントで、「大量殺人する」という犯行予告が書き込まれました。
イベントは開催されましたが、警備員の数を増やすなど業務に支障が出たということで主催者側から連絡を受けた警視庁が、威力業務妨害の疑いで捜査していました。

警視庁は、書き込みが名古屋市にある会社の社員のパソコンから発信されたことを突き止め捜査を進めたところ遠隔操作ウイルスに感染していることが分かったということです。 去年10月に送られた犯行声明のメールの中では、この社員のパソコンを遠隔操作して犯行予告の書き込みをしたことも明らかにしていました。 またこの社員のパソコンをのぞき見て社内のものとみられる多数の文書のタイトルを閲覧できるようにしていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130210/t10015421141000.html

遠隔操作ウイルス・容疑者逮捕3逮捕の30歳男、平成17年にも逮捕 
大手レコード会社社長らの殺害予告容疑
(産経 2013.2.10 09:45)

遠隔操作ウイルス事件で、警視庁などの合同捜査本部に威力業務妨害容疑で逮捕された東京都江東区に住む片山祐輔容疑者(30)が、平成17年にインターネット掲示板に大手レコード会社社長らの殺害予告を書き込んだとして、脅迫容疑などで逮捕されていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

同罪などで起訴され、懲役1年6月の実刑判決を受けた。真犯人は神奈川県藤沢市の江の島で見つかった記録媒体に「以前、事件に巻き込まれたせいで、無実にもかかわらず人生の大幅な軌道修正をさせられた」などと残しており、合同捜査本部は警察などへの逆恨みから犯行を計画したとみて詳しい動機を調べる。

捜査関係者によると、片山容疑者はネット掲示板「2ちゃんねる」に仙台市の女児の殺害予告を書き込んだとして、宮城県警に17年10月に脅迫容疑で逮捕。同様に大手レコード会社社長に対しても殺害予告などをしたとして、警視庁に同年11月に再逮捕されるなどしていた。

真犯人は昨年10月に報道機関などに送った犯行声明メールでも、「私の目的」として「『警察・検察を嵌(は)めてやりたかった、醜態を晒(さら)させたかった』という動機が100%です」とつづっており、合同捜査本部が関連を調べている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130210/crm13021009470005-n1.htm

「遠隔操作はやっていないと供述」逮捕受け捜査1課長が会見
(産経 2013.2.10 13:06)

遠隔操作ウイルス事件で、警視庁の龍一文捜査1課長が10日、東京・霞が関の警視庁本部で記者会見し、片山祐輔容疑者(30)の逮捕を発表した。主な一問一答は以下の通り。

--片山容疑者の浮上のきっかけは

「(神奈川県藤沢市の)江の島のネコに記録媒体の付きの首輪を付けた男が、近くの防犯カメラの解析で浮上した。また、解析の結果、(記録媒体に入っていた、ウイルスの設計図にあたる)『ソースコード』がコミックマーケットへの襲撃予告のときに使われた遠隔操作ウイルス『iesys.exe(アイシス・エグゼ)』であることが確認された」

--事件に関連するサイトの閲覧などの通信記録は確認しているのか

「言えない」

--勤務先は何の会社か

「都内のIT関連会社。社員としての籍が残っていた」

--首輪を付けたのはいつか

「(ネコが発見された2日前の)1月3日午後3時ごろ。防犯カメラに映っていたが、手元までは映っていない」

--逮捕時の様子は

「反抗する様子はなかった。落ち着いている」

--逮捕した場所は

「自宅で逮捕した」

--家宅捜索で押収したものは

「パソコン3台など。家宅捜索は現在も継続中」

--アイシス・エグゼは全て一緒なのか

「全てが一緒ではない。バージョンの違いがある。バージョンがいくつあるかは言えない」

--片山容疑者は首輪を付けたと言っているのか

「遠隔操作についてはやっていないと言っている。首輪を付けたかどうかというのは今回の逮捕事実の中には入っていない」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130210/crm13021013070013-n1.htm

メール送られた弁護士“慎重な捜査を”
(NHK 2月10日15時56分)

真犯人を名乗る人物から、これまで繰り返しメールが送られてきた落合洋司弁護士は「IPアドレスを手がかりにした捜査は難航しているということだったので、きょうの逮捕には驚いた。防犯カメラの映像が逮捕の決め手の一つになったのであれば、容疑者は墓穴を掘ったことになる。一方で、容疑を否認しているということなので、捜査機関は『容疑者イコール真犯人』という思い込みを排除し、きちんと裏づけを取って動機の解明や真相の究明を尽くす慎重な捜査を行ってほしい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130210/k10015425101000.html

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落合洋司弁護士の件を産経もっと詳しはこのように報じていた――

「慎重に捜査し全容解明を」 犯行声明などを送られた落合洋司弁護士
(産経 2013.2.10 12:32)
落合洋司弁護士に送り付けられた電子メール 遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」を名乗る人物から犯行声明や自殺予告などのメールが送られた落合洋司弁護士(48)は10日、威力業務妨害容疑で片山祐輔容疑者(30)が逮捕されたことについて「率直に驚いた。ネコの首輪に記録媒体を付けたのがきっかけだったとしたら、『墓穴を掘ったな』と思う」と述べた。

落合弁護士はサイバー犯罪に詳しく、事件の発覚当初、コメンテーターとして出演したテレビ番組で事件について言及。昨年10月9日に真犯人を名乗る犯行声明メールが送られたほか、同11月13日の自殺予告、今年1月1日と5日のパズルのメールも届けられた。

真犯人は犯行声明メールで、落合弁護士を選んだ理由を「たまたまテレビに出ていたから、また、事情に詳しそうだったので」と説明していた。

落合弁護士は片山容疑者が過去に同様の事件で逮捕されていたことについて、「『スキルを披露したい』という感覚がやめられなかったのではないか」と分析。「これだけのスキルがあるなら良い方向に使うべきだった。世間を騒がせ、誤認逮捕された4人に迷惑をかけた責任を認識し、罪を償うべきだ」と訴えた。 また、警視庁などの合同捜査本部に対しては「サイバー犯罪の捜査能力に疑問や批判の声が集まっていたが、一矢報いたといえる。ただ、誤認逮捕をしているのだから、今後も慎重に捜査し、全容を解明してほしい」と要求した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130210/crm13021012360011-n1.htm
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(続報、追加予定…..)

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