築地初セリ、青森「大間」産クロマグロ1億5千万円で落札!

築地初セリで青森県「大間」産のクロマグロが過去最高値の1億5540万円で落札された。 ちなみに、今までの史上最高値は去年(2012)1月5日の築地初セリでの「大間」産クロマグロの5649万円だ。 今回のこの落札値は去年の史上最高値のほぼ三倍の値段だ! 去年の落札者はは築地に本店を持つ寿司チェーン「すしざんまい」だった。 NHKニュースは今回の落札者を「築地に本店を持つ寿司チェーン店」とだけ報じて名前をを明かしていないが、恐らく同じ「すしざんまい」だろう。 チェーン店「すしざんまい」を運営する「喜代村」の木村清社長は、中国・香港の寿司チェーンに日本のマグロを落札される訳にはいかぬと言って競り勝っている。 以下、「1億5千万円で落札」のNHKニュース、昨年の初セリのニュースクリップ、億越えを予想した昨年末の日経記事クリップ(追加情報: 今回のマグロを釣り上げるところをTV東京は密着取材し撮影していた。1月6日夜7時の2時間番組「巨大マグロ戦争2013」で放送される)――

追記1月6日: 「大間マグロ「初セリ史上最高値1億5540万円」始末記、減る本マグロ回遊量、増える養殖マグロ」投稿記事追加、題名クリックでリンク)

大間産マグロ1億5千万円 1マグロに1億5000万円 築地初せり
(NHK 1月5日7時17分)

水産物の取扱量が全国で最も多い東京の築地市場で5日朝、新春恒例の初せりが行われ、青森県の大間港に水揚げされたクロマグロが、過去最高値を大幅に上回る1億5000万円余りで落札されました。

大間産マグロ1億5千万円 3大間産マグロ1億5千万円 4東京・中央区の築地市場では、5日朝、新春恒例の初せりが行われ、マグロの卸売り場で、せりを前に卸売業者の代表が「ことしこそ、去年までの不況を脱して明るい1年になるよう、努力していきたい」と新年の抱負を述べました。

このあと、午前5時すぎからさっそくマグロの初せりが始まりました。 マグロは、全国の港に水揚げされた近海ものや、海外から空輸されたものも並べられ、鐘が鳴らされたあと、卸売業者の掛け声に合わせてどんどん値段が上がっていき、次々に落札されました。

このうち、青森県の大間港で水揚げされた222キロのクロマグロが、去年の値を3倍近く上回る1億5540万円で築地に本店があるすしチェーン店によって競り落とされ、過去最高値を大幅に更新しました。

大間産マグロ1億5千万円 2高級なクロマグロは中国でも人気が高まり、ここ数年、日本のすし店などとの間で落札競争が激しくなっていて、市場関係者からは過剰な競争になっていると懸念する声も上がっています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130105/t10014596491000.html

続報
NHKのニュースは7時17分の配信だったので電子版では恐らく一番早かったと思うが、そのご9時台になって各社が電子版記事を配信し始めた。 それによると、競り落としたのはやはりチェーン店『すしざんまい』を運営する『喜代村』の木村清社長(60)だった。

すしざんまい社長2産経と時事通信の記事によると――

午前5時半すぎ、競り人の威勢のいい掛け声とともに生鮮マグロの競りがスタートし、222キロとひときわ大きい大間産クロマグロが注目を集めた。競り落としたのは昨年も最高値で落札した、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(東京)。喜代村の木村清社長(60)は「良いマグロで日本を元気づけたい」と話した。マグロは築地にあるすしざんまい本店で解体。1貫128~398円の通常価格で提供するという….(産経2013.1.5 09:32 「大間マグロ、1億5540万円なり! 築地初競りで最高値」 http://sankei.jp.msn.com/life/news/130105/trd13010509340002-n1.htm

午前5時すぎ、鐘の合図で始まったマグロの競りは、この日1番のマグロを狙う仲卸と競りに参加する権利を持った「すしざんまい」を展開する喜代村との一騎打ちに注目が集まった。 お互い譲らず徐々に競り値は上昇、昨年の1キロ当たり21万円をあっさり突破。通常、あっという間に値決めされるが、両者の競り合いは数分間に及び、キロ70万円という超高値で喜代村に軍配が上がった...(時事 2013/01/05-09:00 「大間のマグロ、1億5540万円=初競りで史上最高値更新-築地市場」 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013010500093

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すしざんまい本店☛ 株式会社喜代村(きよむら)は、東京都中央区築地に本社を構え、すしざんまいを関東中心に49店舗展開する寿司チェーン店。代表取締役・木村清(千葉県野田市出身、1952年生)、従業員数・700名。1979年(昭和54年)9月創業。1985年(昭和60年)10月に法人化して、株式会社喜代村設立。すしざんまいは、2001年(平成13年)に、築地に第1号店がオープン。以後、東京都内を中心にヨドバシカメラマルチメディアAkibaに回転寿司店を持つなどして急成長した。東京以外では、福岡県に3店舗、神奈川県と北海道に2店舗ずつ、栃木県と大阪府に1店舗ずつがある。 展開店舗: 喜よ寿司、すしざんまい、廻るすしざんまい、すしざんまい得得、まぐろざんまい、喜代村フィッシュマーケット(鮮魚店)、コンビニエンスストア、弁当販売店。 (参照 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E4%BB%A3%E6
%9D%91
) (賢者TV「株式会社喜代村 木村清」 http://www.kenja.tv/detail_10510.html
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大間の漁師・竹内さん(x0.8)☛史上最高値のマグロは誰が釣ったのか?
史上最高値の222Kgのクロマグロは、昨年12月29日に第38美吉丸(19トン)で青森県大間町の漁師・竹内大輔さん(36)がを釣り上げたものだ。 (朝日朝刊1月6日、29面の記事クリップ)
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TV放送番組『巨大マグロ戦争2013』(TV東京、1月6日夜7時)
史上最高値のクロマグロを釣り上げる瞬間にテレビ東京が独占密着していた6日放送の3時間スペシャル『日曜ビッグバラエティ 決定版! 巨大マグロ戦争2013』(後7:00)で、その瞬間が放送される。 昨年の初競りでも、大間のマグロに史上最高額5649万円がついた。同番組は、翌年の初競りに向けて取材を開始。最高額の栄誉を大間から取り戻すべく、新たな船団長を迎えて挑む北海道戸井の延縄船団、さらに第3勢力として名乗りを上げた長崎県壱岐のスゴ腕漁師たち、三つ巴の闘いの裏側でマグロに命をかける男たちの悲喜こもごもをカメラに収めた…(47ニュース http://www.47news.jp/topics/entertainment/oricon/culture/122295.html)(TV東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/sun/
280Kgマグロ釣り上げの瞬間1280Kgマグロ釣り上げの瞬間2===================================================

1億5540万円と聞けば「なんでそんな競り値になってしまうんだ?」と誰しもが思って不思議ではない。 実はこの億を突破する史上最高値を予想した記事を日経新聞が去年の末、12月28日に掲載していた。 尖閣問題を背景にした日中の業社の意地の張り合いでセリ値は飛び跳ねる…セリ負けるのとセリ勝のとでは今回は全く違う――「日中間の国民感情が緊張感を増す中、競り勝てばこれまで以上のイメージアップにつながる半面、競り負ければ相当のイメージダウンになる。これまでは競り勝った時のみ好影響があったが、来年は競り負ければ客離れなどの悪影響も考えざるを得ず、これまで以上に双方が意地を張り合う展開になるだろう」、最高値のマグロを入札し、テレビなどで大々的に取り上げられる宣伝効果は「数億円は下らない」。 その日経の記事を後段に掲載する。 一読の価値あり…

これは去年の築地初セリのニュース――

すしざんまい社長すしざんまい落札!築地マグロ初競り史上最高5649万円
(スポニチ 2012年1月6日)

東京・築地の中央卸売市場で5日、今年初の取引となる「初競り」が行われた。“目玉”となる国産クロマグロが昨年の最高値を2400万円上回る5649万円(1キロ当たり21万円)で競り落とされた。最高値の更新は2年連続。落札したのは築地に本店を持つ寿司チェーン店。ここ数年、最高値を落札してきた香港の寿司チェーン店らに競り勝っての購入に、関係者もえびす顔だった。

初競り前に市場関係者が集まり、卸売業者の代表が「水産に従事する多くの仲間を震災で失ったが、できることをしっかりやっていこう」とあいさつ。手締めで商売繁盛を祈願し、カランカランと鐘の合図とともに競り開始。競り人の威勢の良い値決めの声が響いた。

全国各地から届いた生マグロは560本。1本ずつ入札が進められ、269キロの青森県大間産クロマグロの番に。値段はグングン上昇。最後は3人が競り合い、史上最高値だった昨年を2400万円上回る5649万円にまで跳ね上がった。

落札したのは寿司チェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(東京)。近年は香港の寿司チェーンによる落札が目立っていたが、木村清社長(59)は「海外に持っていかれるより、国内で良いマグロを食べてほしい。東日本大震災や経済低迷があるが、日本みんなで頑張ろうと景気づけをしたい」と話した。

握り寿司は赤身が134円、中トロが313円、大トロと「あぶりとろ」は418円(いずれも1貫)の通常価格で提供する大盤振る舞い。木村社長は「赤字覚悟だが、日本を元気づけたい」と笑顔を見せた。ある市場関係者は「元を取るには赤身で1万円、中トロで1万5000~2万円、大トロで2万~3万円にしないと。ご祝儀とはいえちょっとやり過ぎだなあ」と話した。

最高級マグロの代名詞・大間産。しかし、昨年は津軽海峡を挟んだ対岸の北海道戸井産に3249万円(342キロ)の値が付き、記録の残る1999年から12年連続で守ってきた最高値の座を明け渡した。敗因は魚の鮮度。大間漁協はこれまで年末に取れたマグロを初競りに出していた。指定席“奪還”のため築地の初競りに間に合わせようと、例年1月5日までの休漁日を2日繰り上げ、3日夕に初出漁。4日朝までに水揚げされた計4本のうち、最も大きな1本が最高値となった。トップ返り咲きのニュースに漁協関係者も喜びに沸いた。売り上げの8割は漁師に渡るという。  http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/06/kiji/K20120106002376150.html

以下は前置きで述べた「億越えを予想した」日経記事――

築地・マグロ初セリ1尖閣問題でマグロ初セリ緊迫 来年は大台突破か
(日経 2012/12/28)

正月恒例となる東京・築地市場でのマグロの初セリが近づいてきた。2011年が1本3249万円(1キロ9万5000円)、12年が5649万円(同21万円)と2年連続で過去最高値を更新し、世間を騒がせた“マグロ狂想曲”。3年連続の高値更新はあるのか。展望してみる。

3つの条件で相場が上昇

インドマグロ、メバチマグロなど世界各地から日本にやって来る数あるマグロの中で頂点に立つのが日本近海のクロマグロ。大間に代表される津軽海峡産は中でもトップブランドだ。サンマやイカなどの餌を追って大海を周遊するマグロが津軽海峡に集まり始めるのが夏。気温の低下とともに寒さから身を守るために脂が乗り、海峡の荒波にもまれて身が引き締まっていく。漁は1月中旬まで続く。

日常的にしける極寒の津軽海峡での漁は過酷を極め、水揚げ量は減る。一方、12月は「最終週になると3日間で閑散月の1カ月分ぐらいの売り上げがある」(築地の仲卸)という需要最盛期。最高の身質と水揚げの減少、需要の最盛期という3つの要素が重なり、相場が上がる条件がそろう。今年もクリスマス過ぎから1キロ2万円を超える今季最高値を連日更新した。

そんなクライマックスのフィナーレを飾るのが年明けの初セリだ。シーズン最後に設定された一大イベントという点では正月の箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)をも思わせる。

夢の舞台に海外勢参入で高騰

学生ランナーが箱根に特別な思いを抱くように、初セリは産地にとっても特別な存在だ。大間漁業協同組合の伊藤幸弘販売課長は「初セリには夢がある。漁師はみんな、最高値は自分が取りたいと思っているはず」と話す。11年の最高値は北海道の戸井で揚がったマグロが獲得した。大間では今年、新年の出漁開始を昨年までの1月6日から3日に前倒し。それまでは12月中に揚がった魚を初セリ用に送っていたが、4日早朝までに揚がったものも初セリに間に合うようにした。結果は4日未明に水揚げした大物が最高値を奪還し“定位置”に返り咲いた。

近年、初セリの高騰が目立つようになったきっかけは海外勢の参戦だ。2008年、香港で40店舗を展開するチェーン店「板前寿司」が1本607万円で最高値のマグロを競り落とした後、10年にはマカオ資本のすし店が参戦して1628万円まで高騰した。この間、銀座の高級すし店「久兵衛」が「日本の威信に関わる」との考えから、同じ仲卸と取引がある板前寿司と連合を組むようになる。

今年は「すしざんまい」を展開する喜代村(東京・中央)が板前寿司を抑えて落札。木村清社長は「海外に持っていかれるより、国内で良いマグロを食べてほしい」と気勢を上げ、「よくやってくれた」と喜ぶ来店客もいた。実際は板前寿司も日本で5店舗を展開しており、落札者に関わらず国内で最高値のマグロを食べることはできたのだが……。

築地・マグロ初セリ2尖閣問題で意地の張り合いも

国際対決色が強まっているのを考えると、来年の初セリは今年以上の高値を付ける可能性が高い」とみるのは消費者心理に詳しい電通総研の四元正弘研究主席だ。背景にあるのは尖閣諸島を巡る問題だ。「日中間の国民感情が緊張感を増す中、競り勝てばこれまで以上のイメージアップにつながる半面、競り負ければ相当のイメージダウンになる。これまでは競り勝った時のみ好影響があったが、来年は競り負ければ客離れなどの悪影響も考えざるを得ず、これまで以上に双方が意地を張り合う展開になるだろう」

最高値のマグロを入札し、テレビなどで大々的に取り上げられる宣伝効果は「数億円は下らない」(四元氏)ともみられ、費用対効果からみた上値の余地はありそう。今年の大間のマグロ漁は小型が多いうえに水揚げも少なく「200キロを超える大型が揚がれば例年以上に希少価値が高い」(伊藤販売課長)ともいう。

卸業界では半分冗談、半分本気で「来年の初セリは1億円が出るんじゃないか」との会話が交わされている。初セリの鐘は来年1月5日、午前5時半に鳴る。(吉野浩一郎)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDJ2601O_W2A221C1000000/

追記、1月6日
● 「大間マグロ「初セリ史上最高値1億5540万円」始末記、減る本マグロ回遊量、増える養殖マグロ」投稿記事追加、題名クリックでリンク)

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