<スペースX社のイーロン・マスクCEO、どんな人物なのか?> ウォール・ストリート・ジャーナルが詳しく紹介している。 ペイパルの共同創業者だったのか…

民間宇宙事業新時代を切り開く「スペースX」社のイーロン・マスクCEOとは一体どんな人物なのか? 興味を持ったのだが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を見てみたら彼と「スペースX」社のことを詳しく書いていた。 ペイパルの共同創業者だったのだ。 電気自動車メーカーのテスラ・モーターズも設立している。 未開拓の分野に果敢に挑戦する、そういう人物のようだ。

スペースXの無人宇宙船、国際宇宙ステーションとのドッキングに成功
民間宇宙事業に新時代
(WSJ 2012年5月26日18:25JST)

 米宇宙企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が開発した無人宇宙船が25日、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。民間の宇宙船によるISSとのドッキングは初めてで、宇宙開発は新たな時代に突入した。

22日に打ち上げられた無人宇宙船「ドラゴン」は推進システムとセンサーの作動が確認され、その後、地球から240マイル(約390キロメートル)離れたISSにゆっくりと近づいた。最後はISSがロボットアームを使ってドラゴンを捕らえた。

スペースXはISSに物資を運ぶ任務を確実に実施するため、これまで数年をかけて準備を進めてきた。米航空宇宙局(NASA)はISSまでの物資や人員の運搬を民間企業に委託する方針で、今回のドッキング成功はNASAの計画を支えるものでもある 。

スペースXはISSに物資を届けるミッションの開始で既にNASAと契約しており、契約額は16億ドル(約1270億円)。10年前に同社を立ち上げたイーロン・マスク最高経営責任者(CEO、40)は米電子決済サービス大手ペイパルの共同創業者

「失敗したかもしれない要素はいろいろあったが、うまくいった」――ドッキングから数時間後に行われた記者会見でマスク氏はこう語った。マスク氏は「多くの人の疑念が解消されることを望む」と述べた。

スペースXが今後、今回のこれまでの成功を長期的なビジネスとして発展させるにはまだいくつもの大きな課題がある。宇宙航空業界の当局者や専門家によると、最大の問題は、スペースXの経営陣が同社を小規模な開発会社から低コストで比較的大量生産できる企業に変えることができるかどうかだという。

NASAの元幹部で現在はジョージ・ワシントン大学の宇宙政策研究所の責任者、スコット・ペース氏は「(スペースXは)今回の成功を確実に繰り返すことができるだろうか。約束した価格でそれができるだろうか」と述べた。

スペースXはNASAのミッションについてはフロリダ州ケープ・カナベラルにある政府所有の宇宙関連施設を使用する予定だが、自前でも発射施設の設置を計画している。場所はメキシコ湾沿岸になる可能性が高い。民間企業や外国政府、調査会社からの受注総額は既に10億ドルを超えている。

スペースXを含む民間企業数社は2010年代後半に宇宙飛行士の輸送のための有人宇宙船の開発に向け、NASAによる資金拠出を求めている。スペースXの競合にはXCOR・エアロスペースやシエラネバダ、それにアマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏が経営する宇宙開発振興企業などがある。

 スペースXのマスクCEOは南アフリカ生まれで、ペンシルベニア大学で学ぶために米国にやってきた。マスク氏は仲間とともにペイパルを設立し、2002年に15億ドルでイーベイに売却した。その後、マスク氏は電気自動車メーカーのテスラ・モーターズを設立、トヨタも出資した。テスラは10年6月に株式公開を果たした。

マスク氏は02年、1億ドルの私財を投入してスペースXを設立したが、6年もしないうちに雲行きが怪しくなった。マスク氏が他社より安く打ち上げられるとして受注した最初の3回のロケットの発射は失敗に終わった。また、マスク氏が使用を認められた施設は米国本土から遠く離れた太平洋上のクェゼリン環礁にあるミサイル試験場だった。これによって、打ち上げまでの費用は膨れ上がり、準備も複雑を極めた

また08年秋ごろまでに、マスク氏は離婚問題を抱え、テスラ・モーターズは財務問題に苦しんでいた。マスク氏はさらに多くの時間を奪われた。

霧が晴れ始めたのはスペースXのロケット「ファルコン1」が衛星模型を軌道に乗せることに成功した08年9月だ。マスク氏はさらに多くの顧客を引き付け、NASAからの受注による収益も上向き始めた。

マスク氏はスペースXの戦略として、エンジンなどの主要システムの設計と製造を外部に委託するという宇宙開発業界の従来のやり方と決別した。

スペースXは大手のライバル企業から引き抜くなどして自前のエンジニアをそろえ、作業のほとんどを社内で行うことに専念した。

宇宙政策専門家でアメリカン大学で公共政策を教えるハワード・マッカーディー教授は、スペースXは今後、同社の事業モデルが長期的に強力であることを示す必要があると述べた。同教授によると、「(宇宙開発の)商業市場が広がり、スペースXが製造コストを分散できれば」、NASAは期待したコスト削減を実現できるという。

マスク氏は生産や打ち上げを増やすことの重要性を認識しており、少なくとも月に1度のペースで打ち上げを目指す意向だ。マスク氏は25日の記者会見で、「一定したペースで打ち上げを行うこと」はスペースXの将来にとって極めて重要だと述べた。

<http://jp.wsj.com/Business-Companies/Technology/node_449481&gt;

関連記事
■ <米スペ―スX社の無人宇宙船ドラゴン、ドッキング成功>打ち上げロケットはファルコン9…日本H2Aロケットの強力なライバル! (投稿日 2012-5-26)

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中