<利根川水系の原因物質が判明|その後の情報を追う>

利根川水系のホルムアルデヒド問題で原因物質が判明した―「ヘキサメチレンテトラミン」という化学物質。 これを年間1トン以上扱っている事業所は、埼玉県2か所、群馬県3か所の計5か所。 25日にも立ち入り調査をするようだ。 環境省と厚生労働省によると(産経電子版)、『千葉県流山市の北千葉浄水場で、ホルムアルデヒドが検出されていた19日午前5時~午後6時半にかけ採取した水道原水9検体を国立医薬品食品衛生研究所が分析。 すべての検体から1リットル当たり0・041~0・2ミリグラムのヘキサメチレンテトラミンを検出した。ほかに東京都へ水を供給する三郷浄水場(埼玉県三郷市)の水道原水からも検出されたという。  [ 5月24日 21時7分] 

[続報5/25]  埼玉県本庄市の化学メーカー「DOWAハイテック」が廃液の処理を委託した群馬県高崎市の産業廃棄物処理業者によって流出したようだ。

[続報5/28] DOWAテック社が委託した高崎市の産業廃棄物処理業者・高崎金属工業の廃液処理が原因とみられているが、DOWAテック社はヘキサメチレンテトラミンについて高崎金属工業に説明していなかった事実が判明。 さらに、排出元から処理業者に運搬した横浜市に本拠を置く運搬業者が詳しい事情を知っているとみられ、埼玉県は委託内容の報告求めるようだ。 東京新聞、朝日新聞の記事を追加。

[続報5/29] DOWAハイテック、埼玉県に報告書提出

化学メーカーが廃液処理の経緯報告
(NHK 5月29日 22時7分)

利根川水系の浄水場の水道水から国の基準を超える化学物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、原因となった化学物質を含む廃液の処理を業者に委託していた、埼玉県の化学メーカーが、埼玉県に対して処理を委託した際の詳しいいきさつを報告した。▼利根川水系の浄水場の水道水から国の基準を超えるホルムアルデヒドが次々に検出された問題では、埼玉県本庄市の化学メーカー「DOWAハイテック」が、原因となった化学物質のヘキサメチレンテトラミンを含む60トンの廃液について、成分を正しく知らせずに群馬県の廃棄物処理業者に処理を委託し、川の汚染が進んだとみて、埼玉県などが調べを進めている。▼これに対して、「DOWAハイテック」の仁科正行取締役が埼玉県庁を訪れ、業者との契約書を提出し、処理を委託した際の詳しいいきさつを報告した。▼この中で会社側は、業者側には廃液中に含まれる窒素の量を伝えていて、これを参考にすれば窒素化合物の一つであるヘキサメチレンテトラミンも処理できることや、業者側が「処理ができる」と回答したことなどを主張し、適切な手続きは踏んだという認識を示した。▼報告を終えた「DOWAハイテック」の仁科取締役は「今後も行政からの要請に基づいて事実解明の努力を続けたい」と述べた。▼一方、処理を委託された群馬県の産業廃棄物処理業者は、これまでの取材に対し「ホルムアルデヒドが発生するような物質が入っていることが分かっていれば受け入れなかった」と説明している。 <http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120529/k10015465451000.html&gt;

運搬業者からも聴取へ/利根川水系汚染
(朝日>埼玉 2012年05月28日)

【埼玉】 ◇県、委託内容を調査◇利根川水系の汚染問題で、県は原因物質とされるヘキサメチレンテトラミン(HMT)を含んだ廃液を、排出元から処理業者に運搬した横浜市に本拠を置く業者が詳しい事情を知っているとみて、廃棄物処理法に基づき委託内容の報告を求める方針を固めた。▼県は、排出元を本庄市の化学メーカー「DOWAハイテック」と特定。同社から工場廃液の処理を依頼された群馬県高崎市内の産廃業者が処理を十分しないまま、利根川支流に流したとみている。▼これまでの県などの調べに、DOWAは「原因物質が廃液に含まれていることは産廃業者に伝えなかった。告知しなくても、業界の常識で当然知っていると考えていた」と主張。これに対し、産廃業者は「HMTが含まれていると事前に聞かされていれば、処理は断った」としている。▼県は、DOWAに廃棄物処理法で定めた告知義務違反がなかったかどうかを調べる一方で、実際に廃液を運んだ業者が何らかの事情を知っているとみて、本格調査に乗り出す。▼DOWAは流出元とされた産廃業者と同時期に、同じ高崎市内の別の産廃業者にも廃液処理を依頼した。だが、こちらは問題が起きていない。この別の産廃業者は朝日新聞の取材に「運搬業者からは廃液処理に関し、河川には放流せず、最終処理には焼却が必要と言われ、そう対処した」と説明している。一方、こうした手順について、流出元とされた産廃業者は県などの調べに「DOWAだけでなく運搬業者からも聞かされていない」と話している。▼二つの産廃業者に廃液を運んだ業者は同じ。このため県は、運搬業者が異なる対応を取った可能性もあるとみて理由を聞いた上で、排出元からの委託内容のくわしい報告を求め、全容解明を目指す。▼県から排出元と名指しされたDOWAは、25日に社名を公表されてから「社内調査中」として27日夕までに社としての正式な見解を示していない。◇DOWAハイテック◇非鉄金属大手「DOWAホールディングス」(東京都千代田区)のグループ企業。電子部品に使う銀粉製造やめっき加工を手がけ、従業員は約200人。工場周辺の環境美化活動が評価され、2010年度には県「さいたま環境賞」を受賞している。<http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001205280003&gt;

県「委託時 確認すべき」 ホルムアルデヒド原因物質
(東京新聞>埼玉 2012年5月26日)

【埼玉】 首都圏の浄水場で基準を超える有害物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、県は二十五日の会見で、原因物質が川に排出されたとみられる経緯を説明し、全容の解明に乗り出した。一方、原因物質を含む廃液の処理を群馬県高崎市の産廃業者に委託していた本庄市の化学製品会社「DOWAハイテック」には動揺が走り、関係者が対応に追われた。▼県庁では午前、担当の県職員が会見で「なぜ原因物質が排出される事態になったのか、今後の調査で明らかにしたい」と厳しい表情で話した。▼県は、ハイテック社が廃液の処理を委託した産廃業者にヘキサメチレンテトラミンについて説明していなかったと指摘。担当者は「経験も知見もある業者なら、まずいと気づいて当然。ちゃんと処理してもらうよう確認して出すべきだったのではないか」と述べた。▼県は同日、ハイテック社に通算四度目の立ち入り検査をし、委託経緯などの報告を求めた。今後は高崎市と連携しながら産廃業者にも事情を聴くとしている。◆◆ハイテック社では午前十一時ごろ、立ち入り検査のため県職員二人が到着。同社関係者に案内されて社屋に入り、約一時間、処理委託の内容などを調べた。▼同社の敷地前には午前から大勢の報道陣が詰め掛け、同社関係者は「記者会見を検討する」と話した。立ち入り検査が終わった直後も、問い合わせに「会見を開かざるを得ないのではないか。今、話し合っている」と答えた。▼ しかし、午後になると「今日は混乱しているので会見は開けない。明日以降に開くかも未定」などと態度を一転させた。 <http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120526/CK2012052602000124.html&gt;

高崎市、書類提出求める ホルムアルデヒド検出問題 原因物質の流出業者に
(東京新聞>群馬 2012年5月26日)

【群馬】 利根川水系の浄水場で有害物質ホルムアルデヒドが検出された問題は二十五日、廃液処理を委託された高崎市の産業廃棄物処理業者に波及した。業者は化学反応して有害物質となる原因物質ヘキサメチレンテトラミンが廃液に混入していた事実を「知らなかった」と説明。市は同日、廃棄物処理法に基づき関係書類を提出させる「報告徴収」を業者に求めた。▼業者は高崎市倉賀野町の高崎金属工業。約二年前に設立され、周辺の金属関連企業や市内外の他の業種からも廃液処理を引き受けているという。▼廃液の処理を委託したDOWAハイテック(埼玉県本庄市)とは今月、取引先企業の紹介で初めて仕事を受けた。十日ごろから廃液約六十トンが六回ほどに分けて運び込まれ、半日程度で中和処理し、随時近くの烏川に流したという。▼しかし、問題が発覚し、流出を中止。廃液は他の業者に委託し、損失が出た。高崎金属工業の赤穂好男社長は「損失はDOWAに請求したい」、茂木博保会長は「当社は被害者。発覚後にDOWAから説明はなく、不正義な会社との印象だ」と述べた。▼高崎市は県や埼玉県と共同で十九、二十一両日に高崎金属工業に任意で訪問調査。既に同社の説明は把握し、問題の重大性から契約書や産廃管理票などを二十九日までに提出させる。市環境部幹部は「原因物質などの規制はなく、今後は何らかの対応が必要だ」と話している。▼県環境森林部の山口栄一部長は「国に規制を求めていくが時間がかかる。それを待たずに水源県としてできることをやりたい」と話し、再発防止策に取り組む意向を示した。 <http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120526/CK2012052602000144.html&gt;

利根川水系の汚染問題、埼玉県が「DOWAハイテック」に対し報告徴収
(ロイター 2012年05月25日16:08)

埼玉県は25日、利根川水系の浄水場で基準を超えるホルムアルデヒドが検出された件で、原因物質ヘキサメチレンテトラミン(HMT)を取り扱う「DOWAハイテック」(埼玉県本庄市)に対し、産業廃棄物処理法に基づく報告徴収を行うと発表した。提出期限は30日。▼「DOWAハイテック」の産業廃棄物処理の実態を明らかにし、不適正な行為が行われていた実態が判明した場合には、必要な措置を講じるとしている。▼「DOWAハイテック」は、DOWAホールディングスの事業子会社DOWAメタルテック傘下の製造子会社。▼埼玉県によると、HMTを取り扱っている「DOWAハイテック」に立ち入り調査を実施した結果、HMTを高濃度に含む廃液を、産業廃棄物として、利根川流域にある産業廃棄物処理業者に処理を委託していたことが判明した。「DOWAハイテック」は、5月19日以降、この業者への委託を取り止めている。▼また、埼玉県は、HMTを取り扱っている残る業者に対しても、立ち入り調査を実施している。 <http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE84O03Y20120525>

利根川・化学物質検出:群馬の産廃業者が排出か 埼玉の化学工場が委託
(毎日新聞 2012年05月25日 東京夕刊)

利根川水系の浄水場で水質基準値(1リットル当たり0・08ミリグラム)を超える有害物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、埼玉県は25日、金属加工メーカー「DOWAハイテック」(同県本庄市)の化学工場が原因物質を含む廃液の処理を群馬県高崎市の産業廃棄物処理業者に委託していたと発表した。埼玉県はこの廃液が十分に処理されないまま利根川に注ぐ烏川へ排出された可能性が高いとみている。

原 因物質とみられるのはアミン類の化学物質ヘキサメチレンテトラミン(HMT)。県によると、18、19、21日にD社を立ち入り調査した結果、5月10日 から、濃度37万ppm(37%)のHMTを含む廃液計約150トンの処理を高崎市内の産廃業者2社に委託していたことが判明した。

約60トンを委託された業者は廃棄物処理法に適合した処理施設があるが、水質汚濁防止法などによる法規制のないHMTを完全に分解する能力はなかった。また、残る約90トンを委託された業者は更に別の業者に再委託し、焼却処理されていた。

廃棄物処理法は、委託に当たっては廃棄物の性質などを書面で告知するよう定めており、違反した場合、3年以下の懲役か300万円以下の罰金が科される。産廃業者2社は県の調査に対し「D社からは廃液にHMTが含まれているとは知らされていなかった」と話しているという。

DOWAハイテックは毎日新聞の取材に「処理を依頼する際にHMTそのものの数値は業者に説明していない。ただ廃液の分析値は示しており、その中に(HMTが含まれている)全窒素があるので、通常の業者ならHMTが含まれていることは分かると思っていた」と話している。

D社は03年11月にも利根川にHMTを流出させ、ホルムアルデヒドが検出されたことがあった。埼玉県は25日もD社の立ち入り調査を実施。廃棄物処理法に基づいて委託の実態の報告を求める。また、群馬県は同日、委託先の2社を調査した

D 社は世界有数の銀粉メーカーで、携帯電話やパソコンなどに使われる銀粉の製造過程でHMTを使用する。HMTは水の消毒に使われる塩素と反応してホルムア ルデヒドが生成される。埼玉県の調査で18日に烏川で取水した検体から1リットル当たり0・032ミリグラムのHMTが検出されたため、同県は烏川流域が 排出源の可能性が高いとみていた。厚生労働省と環境省もホルムアルデヒドの濃度がピークだった19日のデータに基づき、原因物質をHMTと推定する見解を 示していた。
<http://mainichi.jp/feature/news/20120525dde041040007000c.html>

処理業者が事情知らずに川に排出か
(NHK 5月25日 12時12分)

利根川水系の浄水場の水道水から国の基準を超える化学物質のホルムアルデヒドが 検出された問題で、埼玉県は、原因とみられる化学物質について、埼玉県の化学メーカーから処理を委託された群馬県の廃棄物処理業者が、事情を知らずに川に 排出した疑いがあると発表しました。▼利根川水系の浄水場の水道水から国の基準を超えるホルムアルデヒドが検出され、一時、断水や取水停止の影響が広がっ た問題では、ヘキサメチレンテトラミンという化学物質が川に流れ出し、浄水場の塩素と反応してホルムアルデヒドができたとみられています。▼この問題で埼玉県は、25日、埼玉県本庄市の化学メーカー「DOWAハイテック」が、今月10日からヘキサメチレンテトラミンを含むおよそ60トンの廃液の処理を群馬県高崎市の産業廃棄物処理業者に委託し、 この業者が事情を知らずに利根川の支流の烏川に流した疑いがあると発表しました。▼埼玉県の調べに対し、高崎市の処理業者は「必要な処理方法の説明がなく 川に流した」と説明しているということです。▼廃棄物処理法では、事業者がほかの業者に処理を委託する際に廃棄物の性質や注意事項を伝えるよう義務づけて いて、埼玉県は、高崎市と協力して「DOWAハイテック」を改めて立ち入り調査し、処理業者にも書類の提出を求めて詳しいいきさつを調べることにしていま す。▼これについて「DOWAハイテック」は、「処理を委託した業者には廃液の成分を分析した結果を伝えていて、対応は十分と考えていた」と話していま す。 <http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120525/t10015370081000.html>

利根川水系の原因物質が判明
(NHK 5月24日 21時7分)

利根川水系の水道水から、国の基準を超える化学物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、原因となった主な物質は、川に排出された「ヘキサメチレンテトラミン」という化学物質だったことが分かりました。

この物質を扱っている事業所は埼玉県と群馬県に5か所あり、厚生労働省と環境省はそれぞれの県に対し、25日にも立ち入り調査するよう求めました。

この問題は、利根川水系の千葉、埼玉、東京、群馬の各自治体が管理する浄水場の水道水から、国の基準を超えるホルムアルデヒドが検出され、一時、断水などの影響が広がったものです。

ホルムアルデヒドは河川の原水からは検出されていないことから、厚生労働省は、原因となる別の化学物質が浄水場で塩素と反応して発生したとみて、原因物質の特定を進めていました。

その結果、流域の浄水場で採取された水から、「ヘキサメチレンテトラミン」と呼ばれる化学物質が検出され、この水に塩素を加えるとホルムアルデヒドが生成されたということです。

このため、厚生労働省は原因となった主な物質はヘキサメチレンテトラミンとみています。また、これまでに検出された濃度から、利根川水域に流出したヘキサメチレンテトラミンの量は全体で0.6トンから4トン程度と推定されるということです。

この物質を年間1トン以上扱っている事業所は、埼玉県に2か所、群馬県に3か所の合わせて5か所あり、厚生労働省と環境省はそれぞれの県に対し、25日にも立ち入り調査するよう求めました。

ヘキサメチレンテトラミンとは

ヘキサメチレンテトラミンは、樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤や発泡剤、医薬品、火薬などに使われる有機物質です。平成21年度の国内の生産量と輸入量は合わせておよそ5500トン。 常温では無色の結晶か白い粉末状をしています。 塩素やオゾンと反応すると、ホルムアルデヒドやアンモニアなど、有毒なガスが発生するということです。 繰り返し吸入すると、ぜんそくを引き起こすおそれのあることが報告されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120524/k10015358221000.html

利根川水系の原因物質が判明
(NHK 5月24日 20時5分)

利根川水系の水道水から国の基準を超える化学物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、厚生労働省が原因物質を調べたところ、ホルムアルデヒドは河川の原水からは検出されておらず、何らかの原因で川に排出された「ヘキサメチレンテトラミン」と呼ばれる化学物質が浄水場の塩素と反応してホルムアルデヒドが生成されたことが分かりました。 <http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120524/k10015358221000.html>

原因物質は硬化剤成分か=流入量は0.6~4t-利根川水系汚染で推定・厚労省など
(時事通信 2012/05/24-19:57)

利根川水系の浄水場から基準値を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、厚生労働、環境両省は24日、原因物質が樹脂やゴム製品の硬化促進剤などに使われるヘキサメチレンテトラミンとみられ、流入量は0.6~4トン程度だったとする推定結果を発表した。
<http://jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012052400959>

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【ヘキサメチレンテトラミン(hexamethylenetetramine)】

4個の窒素原子がメチレンによってつながれた構造を持つ複素環化合物である。ヘキサミン (hexamine) あるいは1,3,5,7-テトラアザアダマンタンとも呼ばれる。無色で光沢のある結晶もしくは白色結晶性の粉末である。

☛ 医療においては、膀胱炎、尿路感染症、腎盂腎炎の治療に用いられ、日新製薬からヘキサミン注「ニッシン」として販売されている。これは、ヘキサミンが尿内でホルムアルデヒドに分解し、尿が防腐性を持つことを利用したものである。▼産業面では化学工業において樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤として用いられる。▼また、生物学の分類学や生態学の研究現場では、石灰質(リン酸カルシウムや炭酸カルシウム)によって硬化した硬組織を持つ、脊椎動物や甲殻類の標本をホルマリン固定で保存するときに用いることがある。ホルムアルデヒドは水溶液であるホルマリンの中で酸化して徐々にギ酸に変化するが、ヘキサメチレンテトラミンは水中でアンモニアとホルムアルデヒドに分解し、このアンモニアがギ酸を中和して標本の脱灰を防止する。通常ホルマリンの原液にヘキサメチレンテトラミンを飽和させ、これを3~5%に希釈して使用する。▼食品の保存料としての使用法もあり、海外ではチーズに添加される場合があるが、日本では食品への添加は法律で禁止されている。RDX爆薬を製造する際の原料となる。▼1,3,5-トリオキサンと合わせて棒状に固めたものは、野外で使う固形燃料として用いられる(en:hexamine fuel tablet)。
(Wikipedia  http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘキサメチレンテトラミン)
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