<南シナ海領有権紛争、中国vsフィリピン|一触即発>居直る中国…尖閣も同じだ、弱いとみればどんどん踏み込んでくる。 民衆党政権よ、それが現実の外交だ、戦略無き政権では領土は守れぬ!

南シナ海の領有権をめぐる中国とフィリピンの対立が一触即発の状況に至っている。

中国政府は9日、フィリピンと領有権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)周辺海域へのフィリピン漁民の進入を禁止すると宣言した。これに先立ち、中国の傅瑩外務次官はフィリピンのアレックス・チュア駐中臨時代理大使を呼び、スカボロー礁の領有権問題で抗議した。同日付の中国共産党機関紙、人民日報は「これ以上耐えられなければ、耐える必要はない」とする好戦的な内容の社説を掲載した。▼中国は最近、スカボロー礁周辺で武力を誇示している。中国南海艦隊に所属する部隊は、戦闘機、大型艦船、高速揚陸艇などによる上陸演習を実施した。今月6日には太平洋にミサイル駆逐艦2隻、ミサイル護衛艦2隻、大型揚陸艦1隻などの船団を集結させた。海外の華人系メディア、多維新聞網は「中国とフィリピンの対立が深まり、戦争が起きる危機に直面した」と報じた。▼中国の武力誇示がエスカレートし、フィリピン人の反中デモも広がっている。中国中央テレビ(CCTV)によると、11日にはフィリピンの首都マニラをはじめ、米国ワシントン、東京、イタリアのローマなど主要都市の中国大使館前で、スカボロー礁の領有権紛争をめぐる反中デモが予定されている。▼(朝鮮日報 2012/05/10 08:58 <http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/10/2012051000596.html>)


「フィリピンは身の程知れ」 中国が強硬姿勢
南シナ海の領有権紛争
(朝鮮日報 2012/05/11 10:46

「中国の古い言葉に『勢い使い尽くすべからず。事絶を做(な)すべからず』(勢いを使い尽くさず、物事は極端になすべきではない)という言葉がある。フィリピンは身の程を知るべきだ」(人民日報)

「最後まで行けば、誰が先に倒れるか様子を見よう」(環球時報)

南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐる中国とフィリピンの紛争で、中国政府が攻勢を強めている。外交的圧力、武力誇示に続き、経済制裁措置までも講じ、フィリピンを圧迫している。官営メディアの報道もエスカレートしており、中国と領土紛争を抱える日本やベトナムにも強硬姿勢を見せつけるかのような対応ぶりだ。

領土問題がデリケートな事案だということを考慮しても、世界の2大国家としてはふさわしくない高圧的かつ感情的な対応だとの非難も出ている。

高圧的な脅迫攻勢

周辺国との領土、海洋紛争で、中国の強硬姿勢は今に始まったことではない。中国紙・環球時報は昨年10月、韓国とフィリピンが中国の違法操業漁船に対する取り締まりを行ったのに対し「両国が態度を改めなければ、大砲の音を聞く覚悟が必要だ」と脅した。また、インドとベトナムが昨年9月、共同で南シナ海での油田開発に合意すると、同紙は「中国を刺激するならば、代価を払わせる」と主張した。

スカボロー礁をめぐる中国とフィリピンの対立は、4月8日に周辺海域で操業中だった中国漁船を取り締まろうとしたフィリピンの艦船とそれを阻止しようとした中国の哨戒艦がにらみ合ったことをきっかけに、1カ月以上続いている。

こうした領土問題に関するメディアの報道もエスカレートしており、商業的性格から過激な見出しが躍る環球時報だけでなく、これまでトーンを抑えてきた中国外務省、人民日報なども露骨に軍事行動を示唆している。

中国の傅瑩外務次官は今月8日、今回の問題でフィリピンのアレックス・チュア駐中大使を呼び出し「緊張を高めるフィリピン側の行為に対応する万全の準備ができている」と警告した。状況が思い通りにならなければ、武力を行使することもあり得ると示唆した格好だ。人民日報海外版も社説で「これ以上耐えられなければ耐えるな」と一戦を辞さない構えを強調。解放軍報も10日付紙面で「中国が自制しているからと言って、中国を紙でできた竜と考えるのは大間違いだ。いかなる奇計を講じようとも、中国の領土を少しでも奪えると思うべきではない」と主張した。

香港の衛星テレビ局、鳳凰衛視(フェニックステレビ)の解説者、傅暁田氏は「中国がフィリピンを軍事的に攻撃すれば『10歳の男の子が5歳の坊やを殴って、けがをさせた』と言われるはずだ」と述べ、中国国内の過熱したムードに懸念を示した。

経済を武器に

経済制裁も本格化している。9日からは北京、上海、広州などでフィリピンへの観光旅行を中止する措置が相次いで取られた。フィリピンを訪れる年間300万人の外国人観光客の20%を中国人が占めていることを踏まえた圧力だ。さらに、今月初めにはフィリピンからの輸入果物に対する検疫も大幅に強化された。

中国は2010年、日本との尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権紛争がエスカレートした際にも経済制裁を断行した。バッテリー、半導体、ハイブリッド車など先端製品の生産に欠かせないレアアースの輸出を中断し、日本を「降伏」させた。中国は世界のレアアース市場で90%のシェアを握る。

しかし、世界貿易機関(WTO)に加盟する世界最大の貿易国・中国が中東・アフリカの一部国家のように、資源を武器化したことについては、国際社会から非難の声が少なくなかった。

無理な主張も

領土、領海に対する執着が度を過ぎ、無理な論理が登場することもある。2010年に韓中間で排他的経済水域(EEZ)の海上境界画定に関する交渉を行った際、中国は「中国の海岸線は長く、漁業従事者も多いため、韓国が主張する中間線を基準にEEZを定めてはならない」と主張した。これについて、韓国外交通商部(省に相当)は「国際海洋法に根拠がない無茶な論理だ」と反論した。

スカボロー礁をめぐっても、フィリピンは国際海洋法裁判所の仲裁による解決を提案したが、中国はそれを拒否した。北京駐在の外交関係者は「中国は民族主義と力の論理だけで問題を解決しようとしている」と指摘した。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/11/2012051100938.html

関連情報<人民日報【人民網日本語版】より>

中国旅行会社、フィリピン旅行を一時中止
(2012-5-10)

各旅行会社が9日に明らかにしたところによると、フィリピン旅行の安全リスクおよび中国公民の安全を鑑み、中国国内の各旅行会社はフィリピンを目的地とするツアーを一時中止しており、かつ払い戻しの勧告や全額払い戻し等の措置をとっている。新華網が伝えた。

中国最大の総合旅行サイト「携程旅遊」は9日、現在のフィリピン旅行に安全リスクが存在するとし、「観光客の安全と権益を保証するため、ツアー申し込みを行った、もしくは申し込みを予定している観光客に対して日程の調整を勧める。近日中にフィリピン旅行を予定している団体客・個人客に対しては払い戻しの勧告を行う。観光客が自ら旅行を取り消す場合、当社は全額払い戻しに応じる」と発表した。

総合旅行サイト「凱撒旅遊」の関係者は、「観光客の安全を保証するため、緊急協議を経て、フィリピンツアーの一時中止を決定した。すでに申し込みを行った観光客に対してはその全額を払い戻すか、その他の目的地への変更を優遇付きで勧めている」と語った。

中国人観光客のフィリピン旅行の主な目的地はボラカイ島で、マニラ等を経過せず直通便で到着する。凱撒旅遊の1組のツアー客(計19人)が、現在もボラカイ島を観光中だ。同社の関係者は、「フィリピン情勢の変化を注視し、適切な措置を講じ、観光客の安全を保証する」とした。携程旅遊は、「フィリピン滞在中の観光客を注視している。ガイドに対して現地の状況に留意し、予防・緊急措置を講じるよう通達した」と表明した。

http://j.people.com.cn/94476/7813507.html

中国はすでにフィリピンへの対抗策の準備を整えた
(2012-5-10)

傅瑩外務次官は7日、フィリピンの駐中国臨時代理大使と会見し、黄岩島(スカボロー礁)について厳正な申し入れを行い、次のように伝えた。

黄岩島事件の発生からすでに1カ月近くになる。本来できるだけ早く収束させるべきものだ。私は先月あなたと2回会見し、冷静になり、事態の拡大や複雑化を招く行動を二度と取らないよう要求した。だがフィリピン側は現在犯しつつある重大な過ちを明らかに認識しておらず、それどころかさらにひどく事態の拡大を続け、黄岩島の礁湖内での公務船の活動を継続するのみならず、誤った発言を続け、国内外の人々をミスリードし、民衆の感情を煽り立て、両国関係の雰囲気を深刻に損なっている。楽観しがたい情勢だ。

黄岩島は中国固有の領土だ。フィリピン側が情勢判断を誤り、結末を考慮せずに事態をエスカレートさせ続けることのないことを望む。フィリピン側が挑発を続けていることにかんがみ、中国側の公務船は黄岩島海域での警戒を継続する。中国の漁業監視船も中国の法律に基づき漁船を管理し、業務を遂行し、自らの伝統的漁場での中国漁民の操業に良好な環境を提供する。黄岩島海域から船舶を引き揚げるようフィリピン側に促す。再び中国漁船の操業を妨害しては断じてならないし、それ以上に中国政府公務船の法にのっとった公務執行を妨害してはならない。中国側はフィリピン側の事態拡大に対処する様々な準備も整えた

中国側は外交的協議を通じた事態解決という立場を堅持する。中国側の懸念に真摯に応え、正しい道へ速やかに戻ってくるようフィリピン側に再度促す。

http://j.people.com.cn/94474/7812779.html

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■ <南シナ海、波高し|中国vsフィリピン>日本は巡視船供与で中国を牽制するのか…   (投稿日:2012/05/19)

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