高速バス事故|「陸援隊」針生裕美秀社長・記者会見まとめ

群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡したツアーバス事故で、バス運行会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀(はりうゆみひで)社長が6日、東京都内で記者会見した。 記者会見は午前11時から開かれた。 電子版各紙とも部分的な報道なので、それぞれ拾ってまとめると――

■ (過労運転) 「(今回の乗務の前に)3日間休養させていた。日常業務についても今年は月に100時間程度なので、過労運転になるようなものではない」

■ 河野容疑者は翌日、同社の事務所を訪れ、「道が分からない」と話した。このため、社長は金沢へ向かう往路に別の運転手を同乗させ、同容疑者に「道を覚えるように」と指示。

 (名義貸し) 陸援隊の事業用バス19台のうち4台が河野容疑者の所有であることを認め、「河野容疑者は河野交通との屋号で個人営業していた。名義貸しにあたるとの認識がなかった」と釈明。

■ (運行指示書) 「2つの仲介業者が間に入り、旅行会社からの指示書が仲介業者のところでストップしたため作成できなかった」

■ (36の法令反) 「約20については自分でも認識していた」

■ (雇用形態) 「日雇いではないが、正式な雇用契約もない」

■ 「河野容疑者が事件前日の宿泊先のホテルで、中国人向けのバスツアー手配をしていたことは知らない」

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参照
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120506-OYT1T00300.htm
日テレ http://news24.jp/nnn/news89035594.html
時事 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012050600053
毎日 http://mainichi.jp/select/news/20120506k0000e040143000c2.html
NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120506/t10014917291000.html
[追加。 産経の会見詳報記事リンクは下段、追加情報5/7に掲載]
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バス会社社長“過労運転はない”
(NHK 5月6日 12時1分)

群馬県の関越自動車道で大型バスが道路脇の壁に衝突して乗客7人が死亡した事故で、6日、バス会社の社長が記者会見し、遺族やけがをした人に謝罪したうえで、運転手の居眠り運転について、「会社として過労運転をさせたことはない」という認識を示しました。

この事故で、バスを運行した千葉県印西市のバス会社「陸援隊」の針生裕美秀社長が、6日、都内で記者会見しました。はじめに針生社長は「事故で亡くなられた7人の方と遺族の方に心からお悔やみを申し上げるとともに、けがをした38人に深くおわび申し上げます」と謝罪し、頭を深く下げました。

自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕された運転手、河野化山容疑者(43)が「居眠りをしていた」と供述していることについて、針生社長は「運転手は運行直前の3日間、休養していたほか、日常の乗務も月に100時間程度で、過労運転をさせたことはない」と述べました。

また、運転手にバスの運行計画などを示す運行指示書を作成していなかったことについて、針生社長は「2つの仲介業者が間に入り、旅行会社からの指示書が仲介業者のところでストップしたため作成できなかった」と説明しました。

さらに、河野運転手を日雇いの雇用形態で雇っていたと指摘されていることについて、陸援隊の弁護士は「社長自身にその認識はなかったが、外形的事実から日雇いに当たる可能性は大きい」と述べました。

針生社長は、今月27日に金沢市で被害者の説明会を開き、補償などについて説明するとしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120506/t10014917291000.html

[追加情報5/7]  このブログ投稿記事の後、産経電子版に会見の詳報が掲載されている。 会見のやり取りを網羅しているのだ、詳しく知りたい方はそれを読んだ方がいいでしょう。 リンクは――

■ 会見詳報記事の一覧ページは <http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120506/dst12050611360007-n1.htm>。 以下はそれぞれのページにリンクしている。

[追加情報5/8]

河野交通「?」依然残る謎
(産経 2012.5.8 22:41)

「陸援隊」の針生裕美秀社長の記者会見では、逮捕された運転手、河野化山容疑者とのいびつな雇用関係などが次々と明らかになった。群馬県警のこれまでの捜査と針生社長の説明が食い違っている点もみられ、新たな疑問も浮かんだ。

「河野(容疑者)が集金した客の代金を当社に入れてもらっていたのは事実だ」。針生社長は、河野容疑者が「河野交通」の屋号で中国人観光客向けのツアーを企画し、経費を差し引いたツアー料金を受け取っていたと明かした。河野容疑者は自ら所有するバスを運転し、運行収入を独自に得ていた。

ただ、「河野交通」に会社としての実態はなく、河野容疑者は日給1万円を受け取る非正規雇用の運転手として陸援隊に所属していた。実態は道路運送法が禁じた「名義貸し」の可能性が高い。針生社長は「日雇いではない」「名義料はもらっていない」と否定するが、売り上げの取り分など依然として不明点は多い。

県警の調べに対して、河野容疑者は「夜(の運転)は陸援隊に入ってから。不安だった」と供述している。

だが、針生社長は会見で「夜間に長距離トラック、バスの運転経験があると聞いていた。千葉-大阪間を運転したこともある」と、河野容疑者の運転経験に問題はなかったとの認識を示しており、両者の証言は割れている。

河野容疑者は、仮眠のため石川県白山市のホテルに滞在していた8時間半を全て仮眠時間に充てず、自分のバスの修理手配をしていたことも県警の捜査で判明。自ら所有するバスの修理に気をかけるあまり、十分な睡眠時間が取れず疲労を蓄積した可能性がある。針生社長が、こうした“副業”の勤務実態をどこまで把握できていたか疑問だ。

一方、県警の取り調べは中国語の通訳を介して行われており、捜査幹部は日本語能力に疑問を呈すが、針生社長は「もう日本に住んで長いので不自由することはない」と強調した。

会見では同社がツアーの詳細な運行計画を把握しないままバスを運行させていたことも明らかになった。

通常、旅行会社から発着場所や時間を記した「配車指示書」を事前に受け取ることになっていたが、針生社長は受注を仲介した千葉県内のバス会社からファクスが届かず、道路運送法規則で作成を義務づけられた「運行指示書」を作らずにバスを運行させていたとしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120507/dst12050722450022-n1.htm

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