<関越・高速バス事故|運転手、無許可営業の疑い▼「陸援隊」往復15万円安値受注> ずさんな実態が次々と…まだまだ出てくるでしょう。

■ 河野化山(こうのかざん)容疑者は自分で大型バスを所有し、バス会社「陸援隊」から名義借りして日常的に中国人観光客向けバスツアーを運行していた。 事故当日は自分のバスが故障し修理中だったため、陸援隊の代替バスを運転していた。

■ 河野化山容疑者は千葉県浦安市から金沢市へ向かうツアーの「往路」では運転していなかった。 往路に同乗した別の運転手が往路を一貫して運転した。

■ バス会社「陸援隊」は安浦~金沢を往復15万円で間接受注。 旅行会社「ハーヴェストホールディングス」は17万円で仲介業者に発注、そこから別のバス運行会社を経て「陸援隊」への発注という契約形態だった。  国土交通省は、バス事故が起きた金沢市から千葉県浦安市までのルートについて、バス会社が運行する際の参考価格の下限を片道約22万円としている。

なんとも恐ろしき高速バスツアーの実態だ。 このようなことは他でもあると思った方がいいのではないか?

[名義貸しの問題]

逮捕の運転手、無許可営業の疑い 陸援隊名義借り「白バス」
(共同通信 2012/05/04 20:54)

群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡したツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕・送検された運転手河野化山容疑者(43)が、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の名義を借りて、日常的に中国人観光客向けツアーを自分で手配し、自分のバスを走らせていたことが、同社の代理人弁護士の証言で4日分かった。

道路運送法に違反する「無許可営業」(白バス)に当たる疑いがあり、国土交通省関東運輸局が運行実態をさらに調べている。 事故当日は自分のバスが故障し修理中だったため、陸援隊の代替バスを運転していたことも判明した。

http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012050401001340.html

群馬県警が北陸で捜査
(KNB News 2012年 05月04 日 20:00)

高岡市の女性3人を含む7人が死亡した高速バスの事故をめぐり捜査にあたっている群馬県警は4日、事故を起こしたバスが出発した石川県に捜査員を派遣し、運転手の出発までの行動を調べています。

事故を起こしたバスを運転していて、群馬県警に自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕された河野化山容疑者は、大型バスを1台所有していて、千葉のバス運行会社「陸援隊」の名義を借りて、個人でも中国人向けのバスツアーを運行していました。

この中国人向けのバスツアー業務が、疲れによる居眠り運転につながった可能性もあることから、警察は、河野容疑者が先月28日の夜にバスで金沢を出発するまでの行動を詳しく調べるため4日、石川に捜査員を派遣しました。

このうち、河野容疑者が事故の前日の28日に、仮眠をとるため滞在した白山市内のホテルには、午後1時半すぎ捜査員2人が訪れました。

河野容疑者はこのホテルに8時間半ほど滞在していますが、「寝たり起きたりしていた」と話しています。

また捜査員は、河野容疑者にバスを停める場所を提供したバス会社にも訪れ、変わった様子はなかったのかなどについて話を聞いていったということです。

一方、2日と3日、石川県と富山県で営まれたバス事故の犠牲者7人の葬儀に、乗客を募集した大阪府のハーヴェストホールディングスとバスを運行した千葉県の陸援隊の役員らが訪れていたことがわかりました。ただ、参列を断る遺族も多かったということです。

http://www2.knb.ne.jp/news/20120504_32277.htm

[復路のみ運転]

事故前の往路は同僚が運転 関越道バス事故
(日テレNEWS24 5/4 20:28)

群馬・藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速バスの事故で、往路の千葉県から石川・金沢市までは同僚が運転し、運転手・河野化山容疑者は運転していなかったとみられることがわかった。 河野容疑者の運行業務は、24~26日は休養、27日夜に千葉県を出発、金沢市に到着した28日朝から市内で仮眠を取り、28日夜に金沢市を出発して東京都経由で浦安市の東京ディズニーランドに向かうというものだった。 河野容疑者は事故前に3日間の休暇を取り、前日も運転していなかったにもかかわらず、居眠り運転で事故を起こしたことになり、警察は勤務以外の行動を詳しく調べている。

http://news24.jp/nnn/news89035530.html

関越道バス事故:「往路」は運転せず
(毎日新聞 2012年05月04日 22時41分)

群馬県藤岡市の関越自動車道で起きた高速ツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山容疑者が、千葉県浦安市から金沢市へ向かうツアーの「往路」では運転していなかったことが4日分かった。捜査幹部によると、往路に同乗した別の運転手が群馬県警の聴取に、往路は一貫して自分が運転したと証言したという。

河野容疑者はこれまでの調べに、「復路」の事故時に「疲れて居眠りをした」と供述。出発前に滞在したホテルでは「寝たり起きたりしていた」と説明しており、県警はホテルで十分な休息をとらなかったことが疲れの原因となった可能性が高いとみて、出発前の行動などをさらに詳しく調べる。

捜査幹部によると、往路では別の運転手が上信越道を通るルートをたどった。復路で河野容疑者は往路と異なる関越道ルートを走った。

また河野容疑者は調べに、バスを運行した「陸援隊」(千葉県印西市)に「アルバイトで勤務していた」と供述。大型バスの運転歴は約2年で、それ以前は約7年、トラックの運転手をしていたと説明しているという。

バスの車内からは運行ルートや休憩場所が書かれた運転日報が発見され、数回の休憩をとっていたことも確認された。

県警は5日にも、千葉市内の河野容疑者の自宅などを同容疑で家宅捜索する方針。

http://mainichi.jp/select/news/20120505k0000m040037000c.html

[格安受注の問題]

高速バス事故 参考下限価格を大幅に下回る受注
(テレ朝News 05/04 18:31)

バス会社は、破格の安さで業務を受注していました。 国土交通省は、バス事故が起きた金沢市から千葉県浦安市までのルートについて、バス会社が運行する際の参考価格の下限を片道約22万円としています。 しかし、河野容疑者が勤めるバス会社「陸援隊」が仲介業者2社を通して、往復15万円で受注していたことが国交省の特別監査で分かりました。警察は、こうした格安の受注が安全面での管理不足に結びついた可能性もあるとみて、近く陸援隊の社長からも事情を聴く方針です。

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220504041.html

事故バスツアー、2業者仲介し安値受注 往復15万円
(朝日新聞デジタル  2012年5月4日7時7分)


群馬県の関越自動車道で46人が死傷した高速ツアーバス事故で、ツアーを企画した旅行会社とバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の間に、2業者が介在していたことが国土交通省の特別監査で分かった。事実上の仲介料が発生したため、陸援隊は相場より安い料金で受注。短期雇用の運転手の河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)を乗務させていた。国交省は無理な受注・運行が事故の背景にあったとみて調べている。

国交省の調べでは、旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)は、千葉県と金沢市を3日間で往復するツアーバスを企画。運行を17万円で千葉県内の仲介業者に発注した。この業者は同県内のバス運行会社に16万円で発注し、さらにこの会社が陸援隊に15万円で発注していた

こうした契約は「傭車(ようしゃ)」と呼ばれ、中小のバス会社の間では常態化しているという。ただ、ツアーバスを請け負う別のバス会社によれば、このルートの相場は18万円前後。国交省も「かなり安く、原価を考えれば赤字にもなりかねない料金」とみている。

http://www.asahi.com/national/update/0504/TKY201205030597.html

[営業許可、名義貸し]続報5/4

ナンバープレート貸し 業界で問題化
(産経 2012.5.5 10:29)

 関越道の高速ツアーバス事故で、逮捕された河野化山容疑者が陸援隊から営業許可を名義借りして、違法にツアーを行っていた可能性が浮上した。バス業界に詳しい業界関係者によると、こうした手法は「ナンバープレート貸し」と呼ばれており、業界内で以前にも問題になることがあったという。

バス会社の道路運送法の営業許可は、全長12メートル以上の大型バスを保有している場合、そのバスを含めて計5台のバスをそろえないと認可されない

だが、大型バスは新車価格で4千万円前後とされる。個人での新規参入は資金面で踏み込めないことが多いという。

このため「緑ナンバー」となる営業許可を取れない「白ナンバー」のバス運転手が、営業許可を持つ会社に雇用される形で名義を借りて営業することがあり、これを「ナンバープレート貸し」と呼んでいるという。

運転手を雇った会社側は、ナンバープレート料として運転手から代金を徴収するほか、自社が受注した業務を割安な人件費で運転手側に割り振ることが多いという。「ナンバープレート貸し」について業界関係者は「いわばフランチャイズチェーンのような形態」と解説する。

関係者によると、印西市にある陸援隊の駐車場には、社名の違うバスも止まっていた。河野容疑者もナンバープレート貸しで陸援隊で運転手を務めていた可能性が指摘されている。

また、バス業界関係者は「陸援隊に点呼簿などの書類がないのは、採用された運転手が個別に営業活動をしていたからではないか」と話し、ナンバープレート貸しによって、運転手の健康管理などが適正に行われていない問題点を指摘した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120505/dst12050510290009-n1.htm

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