<米中露の情報収集、空の戦い> 北朝鮮ミサイル発射前日の東シナ海上空には各国の偵察機が飛び交っていた…

北朝鮮ミサイルの発射予告期間の初日となった12日、ロシア軍と中国国家海洋局の航空機が発射時間帯(午前7時-正午)に合わせて東シナ海で挑発飛行を行った。

いずれもミサイル発射時の日米のミサイル防衛(MD)システムの対処能力を収集する狙いがあるとみられる。

防衛省によると、ロシア軍のTU142哨戒機2機が12日午前8時からウラジオストク北方から日本海上空を南下、沖縄本島西方沖の東シナ海を繰り返し周回した。 空自のF15戦闘機と空中警戒管制機(AWACS)が緊急発進して警告。 2機は午後5時すぎにロシアに戻った。

一方、中国国家海洋局の多用途小型プロペラ機Y12が12日正午すぎ、東シナ海の日中中間線の日本側海域で警戒・監視中の海自の護衛艦「あさゆき」に水平距離、高さとも約50メートルまで異常接近し、2回周回した。

 あさゆきはミサイル発射対処任務とは異なる通常の監視業務に当たっていたが、中国側はミサイル対応として活動していると判断して写真撮影などの情報収集を行ったとみられる。日本政府は、航行上危険な行為をしないよう中国政府に申し入れた。


米軍は北朝鮮ミサイル監視のため「ミサイル防衛局・高高度観測機」1機と、保有する全ての電子偵察機RC135S(コブラボール)3機を沖縄・嘉手納基地に急派し監視飛行を行っていた。 RC135S(コブラボール)3機はそれぞれ空中給油機を伴っており、空中給油によって長時間の監視飛行を可能にする態勢をとっていた。 ミサイルの航跡を観測し、北朝鮮のミサイル開発の進展度を分析する予定だった。


[付録] 自衛隊・沖縄撤収開始

沖縄県の石垣空港で、航空自衛隊の輸送機に乗り込む陸上自衛隊員=14日午後4時すぎ

 北朝鮮のミサイル発射に備え、沖縄県の本島や宮古島などに展開した陸上自衛隊員が14日、田中直紀防衛相による「破壊措置命令」の解除を受け、撤収を始めた。 万一の迎撃のために配備した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を含め、19日までには沖縄県から全て引き揚げる見通し。 [14日午前6時30分ごろ、那覇港で鹿児島行きのフェリーに積み込まれた自衛隊の車両]

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